燕岳
- GPS
- 32:00
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 1,351m
- 下り
- 1,355m
コースタイム
6:30中房温泉
7:10第一ベンチ
7:50第二ベンチ
8:40第三ベンチ
9:30富士見ベンチ
10:20合戦小屋
11:00合戦沢の頭
12:30燕山荘
13:20燕山荘
14:15燕岳
15:00燕山荘
4月30日
7:20燕山荘
8:00合戦沢の頭
8:10合戦小屋
8:50富士見ベンチ
9:20第三ベンチ
10:00第二ベンチ
10:50第一ベンチ
11:40中房温泉
天候 | 4月29日 晴れ 4月30日 くもり |
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過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山口はそのすぐ上 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト 登山口にあり でもヤマレコから長野県警に事前に出しました トイレ 登山口にあり ほとんどの人が第一ベンチから上でアイゼン装着 合戦小屋から上は尾根上にトレースあり 赤旗もあり 迷うことは無いと思う 下りで木の階段や根っこが見えているところでアイゼンを引っ掛けないよう注意 |
写真
感想
前日は中房温泉に宿泊。硫黄臭くないのが貸切の滝の湯のみ。値段の高い服に硫黄の匂いを付けたくない人は気を着けて。朝食は7時から。弁当にしてもらって前夜に受取り清算も済ませる。翌朝は早めに出発する。トイレは登山口まで向かう間にある外トイレがきれいで便利。
我々は歩みが遅いのだが登りは意外と調子がよく、3時までに山頂まで往復して小屋に入る。
天気は朝方の快晴からだんだんと雲が増えていって、夕方には完全に曇った。でも雲は高く北アルプスは一望できていた。
カメラの液晶を明るくしていなかったため画面が良く見えず、構図がいまいちなのが残念。
小屋は自炊として、食料はいっぱい持って上がった。しかし持って下りたものも多かった。自炊場所は食堂外の廊下のテーブルを使ってよいとのことだった。が、自炊専用というわけではないのでタイミングが難しい。
部屋の込み具合は4人スペースに2人くらい。
下りも途中まで良かったが第三ベンチ以降疲れてペースが落ちてしまった。
花粉症で2月以降、週末は冬眠状態のまま、いきなりの燕岳に臨んだ。燕を選んだ理由は、山渓の正月の燕山行の記事を数年前に読んで行きたくなっていたためで、春になってしまったが雪の燕は初めてだったため。花粉は、全体量が少ないせいか、昨年の鳳凰よりも少なかった。そこで登りはマスクをはずして、思いっきり息を吐いてのぼった。第二ベンチあたりで花粉を感じたが無視していた。頂上で夜に咳が出た。ゲホゲホ。
今年は雪が多く降ったので、第一ベンチの下から雪があり、登山者が多いせいか登りやすい雪道で、思いのほかスチャスチャと進み、合戦小屋へ。ケロ、カエル達と「なっちゃん、りんご」ジュースをいただきリフレッシュ!そこで何かを食べればよかったのだが、冬眠中のダイエットが癖になっていて、食べずに急坂を登坂。翌朝に知ったのだが、柏餅にス甘があったと。なんだ、食べればよかった。で、急坂の後、合戦沢の頭から、小屋が見えてからが長いのを忘れていた。風が無かったから良かったが、合戦小屋でしっかり食べればよかった。頭を出発したときは余裕で見えていた青空が、見る見るうちに雲が出て、結局、小屋についてLumix G1を出したときには、空一面が真っ白。残念だった。燕までは空身で往復。頂上は狭いので、記念撮影は気をつけて。
夜は、別館の二段蚕棚の上の4名定員場所を、2名で快適。4時を過ぎてもドンドン客が着くのでハラハラしたが大丈夫だった。ちなみに28日の宿泊がピークだったそうだ。でも600名の定員に空きがあったというから、28-29日で計700名以上が燕山荘に泊まったのではないだろうか?
下りも第二ベンチまでは順調だったが、そこからがいけなかった。雪が減り、ピッケルが刺さらなくなり、杖の無い状態で、ついに、冬眠のツケがまわってきた。左脚の膝の上、大腿四頭筋に力を入れようとするとフニャっと膝からくずれおちる。膝崩れだ。耐えられていない。これが、第一ベンチより下、はずしたアイゼンとピッケルを背負い、足下に半分凍ったような雪とグチャ土と木の階段がまじりあった坂で、ますます、左脚は効かなくなってきた。借りた杖1本にしがみつく傷病兵のように、右脚から真横に降りる。登山口まで戻った時には、後におられた熟年ご夫婦に「あらあの人、脚が変」と言われ、彼らに自信を与えたようだ。そう、まだまだお元気だよ、皆さん。冬眠からさめる時は、準備山行をしましょう。今回は、大腿四頭筋トラブル。登山靴のことがようやく解決したのに。杖を買うことにした。そうそう、頂上で、記念撮影していたら熟年の方に聞かれた。「そのカエルが写真を撮るのにどのような意味があるのですか?」と。その時の返答が、まことに登山口で思いだされた。「無事、蛙です」。五体満足で、帰れて感謝。
膝崩れについては蛙足同盟へ
http://www.yamareco.com/modules/xhnewbb/viewtopic.php?topic_id=1152
燕岳からの冬景色は最高ですね〜!
槍ヶ岳も山頂ばっちり見えているし、良いときに登られましたね
U_paKaeruさん、花粉症ですか〜。
私もそうなんです。春は泣かされますよね
自分の場合は、花粉症がひどくなるのを覚悟で
毎回、春の山に行きます。その後が大変だけれど、
お山の美しい魅力には勝てません 、、、
まだ、あと少し花粉症シーズンが続きますが、
外出時、へこたれずがんばりましょう。
カエルくん達 =“無事帰る”ですね。
今回はU_paKaeruさんの膝のトラブルがあったようですが、
本当に無事下山できてなによりでした。
コメントどうもです。
GW後半の旅のため返事が遅れてすいません。
燕岳は久しぶりのでかい山で、大変な筋肉痛になりました。
天気に恵まれて景色は良かったですね。でも花は全くありませんでした。まだ冬ですね。
Slowlifeさん、お忙しい中、お返事をありがとうございました。脚は、5日過ぎた現在、すっかり治りました。1日目は安静。2日目は、車で外出するのがやっとでしたが、3日目から、駅の階段もOK、風呂でしゃがめるようになり、後半の鳥見(今回は、シギ、チドリ)もこなせました。とりあえず、注文した杖、LEKI カーボンライトアンチ1300171レッドも届きました。杖の使い方がへたなんですが。これまで、獣式、よつんばい方式で岩場も通っていたので、二足歩行を覚えないと。靴がはけるようになったところですので、文明生活もこれからでしょうか。花粉も、もう終わりが近い。そういえば、雪の牧場に宿泊された山レコ記録見ましたよ。雪崩の跡もあったとか。今年は雪深かったですね。また山でお会いしましょう。
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