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記録ID: 186076
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山滑走
鳥海山

鳥海山(扇子森まで)

2012年04月28日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:05
距離
7.8km
登り
599m
下り
600m

コースタイム

   09:10   鉾立登山口
09:55   秋田・山形県境
09:57   無雪期登山道終点(雪原開始)
10:44   六合目(賽の河原)
11:35   七合目(御浜)
11:55   扇子森(御田ヶ原)
12:50   下山開始
13:00   七合目
13:03   七合目よりスキー滑走開始
13:06   六合目
13:15   スキー滑走終わり(雪原から無雪期登山道へ)
14:00   展望台(〜14:08)
14:15   鉾立登山口

天候 快晴、無風〜微風
過去天気図(気象庁) 2012年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 国道7号、日沿道、県道58号、県道131号(鳥海ブルーライン)経由で鉾立へ。
 鳥海ブルーラインは4月下旬の開通後1ヶ月くらいの間、夜間(17:00〜8:00)通行止めです。
コース状況/
危険箇所等
【登山ポスト】
 登山口(無雪期と同じ。)向いにあります。

【無雪期登山道(夏道)】
 登山口から秋田・山形の県境(無雪期で30分程度)を過ぎて2分程度までは、夏道を足で上ります。部分的に雪が残っていますが、スキーやスノーシューは不便または使用不可です。
 夏道は奈曽渓谷の縁に沿っており、夏季は転落予防のためのロープが張られていますが、今の時期はまだ準備中です。夏道の渓谷側には雪庇が大きく発達します。基本的に雪庇の下は「空間」です。この時期、雪庇は崩落時期となり朝あった雪塊が午後は崩落していることが珍しくありません。景観的には興味をそそられるものがありますが、指導標に従わないと命を落すことになります。

【雪 原】
 夏道が終わり雪原を登ることになりますが、七合目までは夏道に概ね沿って指導標が続いています。結構厳しい登りなので、スキーハイクアップの場合は、大平コースに沿うように迂回した方が楽です。基本的に危険な箇所はありませんが、雪の状況は常に観察すべきだと思います。

【七合目〜扇子森】
 扇子森近くにある岩場は雪が溶けて岩が露出しています。スキーの場合は岩場の右下側を登りますが結構急な部分があります。御田ヶ原標識付近には雪はありません。危険な箇所もありません。

 鉾立から七合目までの標高は1150〜1700Mです。天候は年によって大きく異なります。今回のような暖かで無風の快晴の日も吹雪の日もあります。


鉾立駐車場。思ったよりも空いています。
2012年04月28日 08:54撮影 by  E7600, NIKON
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鉾立駐車場。思ったよりも空いています。
登山口付近は大量の雪の下。登山道は不明で、右の急斜面を登ります。
2012年04月28日 09:10撮影 by  E7600, NIKON
4/28 9:10
登山口付近は大量の雪の下。登山道は不明で、右の急斜面を登ります。
岩手山、秋田駒、森吉山、太平山などが見渡せました。
2012年04月28日 09:11撮影 by  E7600, NIKON
4/28 9:11
岩手山、秋田駒、森吉山、太平山などが見渡せました。
2012年04月28日 09:11撮影 by  E7600, NIKON
4/28 9:11
春霞みの日本海も見えています
2012年04月28日 09:11撮影 by  E7600, NIKON
4/28 9:11
春霞みの日本海も見えています
2012年04月28日 09:15撮影 by  E7600, NIKON
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奈曽渓谷越えの山頂。右に白糸の滝も見えています。
2012年04月28日 09:21撮影 by  E7600, NIKON
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奈曽渓谷越えの山頂。右に白糸の滝も見えています。
シーズン中左側に張られるはずのロープはまだ張られていません。左側に転落すれば…、怖い、怖い。
2012年04月28日 09:21撮影 by  E7600, NIKON
4/28 9:21
シーズン中左側に張られるはずのロープはまだ張られていません。左側に転落すれば…、怖い、怖い。
手前から続いているのは雪庇がほとんどです。縁には近寄らずできるだけ右側(南西側)を進みます。
2012年04月28日 09:22撮影 by  E7600, NIKON
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手前から続いているのは雪庇がほとんどです。縁には近寄らずできるだけ右側(南西側)を進みます。
縁に近づいたのではなく、コースがぎりぎりについているということです。この崩落しそうな雪塊は帰りも残っていました。
2012年04月28日 09:22撮影 by  E7600, NIKON
4/28 9:22
縁に近づいたのではなく、コースがぎりぎりについているということです。この崩落しそうな雪塊は帰りも残っていました。
登山口から40〜50分で雪原に出ます。無雪期の登山道にほぼ沿ってコースが続いていますが、登山道よりはやや右(南西)寄りです。
2012年04月28日 10:11撮影 by  E7600, NIKON
4/28 10:11
登山口から40〜50分で雪原に出ます。無雪期の登山道にほぼ沿ってコースが続いていますが、登山道よりはやや右(南西)寄りです。
六合目の上(南側)から東方向。中央に、登山道に沿ってトレースが続いています。
2012年04月28日 10:44撮影 by  E7600, NIKON
4/28 10:44
六合目の上(南側)から東方向。中央に、登山道に沿ってトレースが続いています。
同じく南、大平コース(吹浦口コース)方向。標識はありませんが、今日のように晴れ渡っていれば、こちら側を選択することも可です。
2012年04月28日 10:45撮影 by  E7600, NIKON
4/28 10:45
同じく南、大平コース(吹浦口コース)方向。標識はありませんが、今日のように晴れ渡っていれば、こちら側を選択することも可です。
稲倉岳(1554M)。鳥海山がなければそれなりの存在感だったはず。
2012年04月28日 10:45撮影 by  E7600, NIKON
4/28 10:45
稲倉岳(1554M)。鳥海山がなければそれなりの存在感だったはず。
大きくへこんでいる部分が六合目(賽の河原)です。今回は賽の河原の上を通りました。
2012年04月28日 10:59撮影 by  E7600, NIKON
4/28 10:59
大きくへこんでいる部分が六合目(賽の河原)です。今回は賽の河原の上を通りました。
七合目(御浜)。後は御浜小屋(夏季営業)。
2012年04月28日 11:35撮影 by  E7600, NIKON
4/28 11:35
七合目(御浜)。後は御浜小屋(夏季営業)。
七合目から扇子森(1759M)を目指します。中央の雪原を登りますが、これが結構キツイのです。
2012年04月28日 11:35撮影 by  E7600, NIKON
4/28 11:35
七合目から扇子森(1759M)を目指します。中央の雪原を登りますが、これが結構キツイのです。
鳥ノ海(鳥海湖)は雪の下。
2012年04月28日 11:35撮影 by  E7600, NIKON
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鳥ノ海(鳥海湖)は雪の下。
長坂道方向。鍋森のすぐ右笙ヶ岳(1635M)。
2012年04月28日 12:51撮影 by  E7600, NIKON
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長坂道方向。鍋森のすぐ右笙ヶ岳(1635M)。
御浜小屋を見下ろす。左のくぼみが鳥ノ海。
2012年04月28日 12:51撮影 by  E7600, NIKON
4/28 12:51
御浜小屋を見下ろす。左のくぼみが鳥ノ海。
御浜小屋の右上にうっすらと飛島。
2012年04月28日 12:51撮影 by  E7600, NIKON
4/28 12:51
御浜小屋の右上にうっすらと飛島。
中央奥に月山。
2012年04月28日 12:56撮影 by  E7600, NIKON
4/28 12:56
中央奥に月山。
御浜の鳥居も半分以上は雪の下です。
2012年04月28日 13:00撮影 by  E7600, NIKON
4/28 13:00
御浜の鳥居も半分以上は雪の下です。
滑走開始。夏道に沿って降りることにしました。
2012年04月28日 13:00撮影 by  E7600, NIKON
4/28 13:00
滑走開始。夏道に沿って降りることにしました。
大きな雪庇がありました。夏道は左手前から左奥方向にカーブしています。
2012年04月28日 13:31撮影 by  E7600, NIKON
4/28 13:31
大きな雪庇がありました。夏道は左手前から左奥方向にカーブしています。
溶けかけている雪庇のすぐ左上が夏道。ここを通ります。
2012年04月28日 13:45撮影 by  E7600, NIKON
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4/28 13:45
溶けかけている雪庇のすぐ左上が夏道。ここを通ります。
転落防止用ロープの支柱はまだブルーシートの下です。
2012年04月28日 13:57撮影 by  E7600, NIKON
4/28 13:57
転落防止用ロープの支柱はまだブルーシートの下です。
朝よりも車がだいぶふえました。
2012年04月28日 14:09撮影 by  E7600, NIKON
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朝よりも車がだいぶふえました。
吹浦口(大平)コース方面。スキーを楽しむなら象潟口よりもこちら。
2012年04月28日 14:22撮影 by  E7600, NIKON
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吹浦口(大平)コース方面。スキーを楽しむなら象潟口よりもこちら。
右端に登山ポスト。その向い、すこしくぼんでいる所から登ります。無雪期は左に見えるTDKの山小屋"東雲荘"方向に進みますが、今の時期は正面の斜面を直登します。
2012年04月28日 14:33撮影 by  E7600, NIKON
4/28 14:33
右端に登山ポスト。その向い、すこしくぼんでいる所から登ります。無雪期は左に見えるTDKの山小屋"東雲荘"方向に進みますが、今の時期は正面の斜面を直登します。
鉾立から吹浦口方向に2分足らず距離にして1.4Kmくらいのところに駐車スペースがあり、春スキーを楽しむならこちらから。
2012年04月28日 14:47撮影 by  E7600, NIKON
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鉾立から吹浦口方向に2分足らず距離にして1.4Kmくらいのところに駐車スペースがあり、春スキーを楽しむならこちらから。
登り口はこんな感じ。
2012年04月28日 14:49撮影 by  E7600, NIKON
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登り口はこんな感じ。
帰りは象潟の道の駅にある"ねむの丘"に入浴。
2012年04月28日 16:44撮影 by  E7600, NIKON
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帰りは象潟の道の駅にある"ねむの丘"に入浴。
道の駅からの鳥海山ですが、このあたりの電柱や電線は何とかならないものでしょうか。
2012年04月28日 16:46撮影 by  E7600, NIKON
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道の駅からの鳥海山ですが、このあたりの電柱や電線は何とかならないものでしょうか。
旧金浦町の勢至公園からの鳥海山。良い眺めと思っていたら、いつの間にか携帯電話の巨大なアンテナがたっていました。
2012年04月28日 17:05撮影 by  E7600, NIKON
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4/28 17:05
旧金浦町の勢至公園からの鳥海山。良い眺めと思っていたら、いつの間にか携帯電話の巨大なアンテナがたっていました。
旧金浦町竹嶋潟から、夕暮れの鳥海山。
2012年04月28日 18:01撮影 by  E7600, NIKON
4/28 18:01
旧金浦町竹嶋潟から、夕暮れの鳥海山。
さくらと鳥海山その2
2012年04月28日 18:09撮影 by  E7600, NIKON
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さくらと鳥海山その2
撮影機器:

感想

 "コース選択の誤り"でした。
 前日、鳥海ブルーラインが開通し天候も期待できたので鳥海山へ。この冬いくつかのスキー場をハイクアップしたり秋田駒でBCごっこをしていたのは、今日のためだったのですが、登りに3時間以上かけたのに、スキーを利用できるのはルートの6割程度、滑走を楽しめるのは4割程度で、時間的には12分程度でした。
 登山口から雪原までの不規則な石段を、スキーを背負ってプラスチックの兼用靴で往復するのは、登りはともかく、下りは相当歩きにくくくたびれます。
 鉾立からのこのコースは途中の景色や眺望もよく、山頂を狙うには良いかもしれませんが、スキー滑走を楽しむのであれば笙ヶ岳方面か矢島口ということになります。とはいえ、七合目からの眺望や七合目〜六合目〜夏道の滑走中の雄大な景色は雄大で気分の良いものでした。
 好天の続く30日までの間に笙ヶ岳方面にとも思いましたが、気温が高すぎて雪の状態が懸念されるため、平年並みの気温に落ち着いてからにすることとしました。

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