赤岳〜天狗岳【硫黄岳山荘泊】
- GPS
- 34:18
- 距離
- 27.7km
- 登り
- 2,674m
- 下り
- 2,675m
コースタイム
【2日目】6:31硫黄岳山荘-6:58硫黄岳-赤岩の頭-(道間違いに気付く)-硫黄岳-8:24ヒュッテ夏沢-10:00東天狗岳(休憩)-10:33西天狗岳-東天狗岳-オーレン小屋-14:25赤岩の頭-15:21赤岳鉱泉(食事)-16:50美濃戸(休憩)-17:41美濃戸口
天候 | 1日目:晴れ時々曇り 2日目:曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
八ヶ岳山荘駐車場:山荘前の舗装された駐車場 蓼科何とか管理事務所の駐車場:手前の未舗装の駐車場 ※到着及び下山時、プレハブに管理人は不在。下山時、ワイパーに「無断駐車禁止」の紙が置かれており、駐車日やナンバーが記載。料金は八ヶ岳山荘の従業員の好意で預かって戴いたが、いつも管理人がいない?と伝えると毎度の事らしく、ちょっとお困りのご様子。 ※料金を徴収するのであれば、もう少し改善が望まれる。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは美濃戸口登山補導所?にあります。 積雪は以外と少なく赤岳〜横岳の稜線上は雪が無い箇所が多い。樹林帯で70〜80cm?程度 オーレン小屋〜赤岩の頭区間の途中、一番踏み抜きが多い。 赤岳鉱泉:ラーメン800円(出来上がるまで結構時間がかかった) 美濃戸山荘:ソフトクリーム400円(抹茶とバニラの二種類)※山荘名の間違い訂正(5/4) |
写真
感想
今週はGW。「雪に馴れよう」シリーズの締めくくりとして赤岳に行ってきました。
前夜車で出かける用事があり家に23時半過ぎに帰宅。
携帯アラームを2:10にセット、0時過ぎに就寝。起床後、準備に手間どり3時頃自宅出発。
急いだ甲斐があり美濃戸口駐車場にちょうど7時に到着。
※埼玉から一般道で4時間は早いが、運転で疲れた。
<美濃戸口〜美濃戸>
普通の林道。車の場合、美濃戸までこられる方が多い。
<美濃戸〜行者小屋>
途中から雪が残っている。アイスバーンもあるが、土がかかっていてほとんど滑らない。
ただ、この日は気温が高く、溶けて表面が綺麗になっている箇所は要注意!
また、何方かのレコにもありましたが、ここで道迷いの貼り紙が。何処を迷うのか?です。
※私は無精でアイゼンを付けませんでしたが、速く歩こうとすると足元が滑り体力を消耗します。(私の場合)
<行者小屋〜赤岳>
ここからアイゼン装着。文三郎尾根を通りました。途中、トレースが三つに分かれており一番左です。
階段箇所は、鎖が露出していて利用しました。頂上直下のハシゴも完全に露出、というか雪がありません。
<赤岳〜横岳>
やはり、雪が無い箇所が多く岩場をアイゼンで歩くのがいやになるほど。
横岳のトラバースは雪が緩んでいて特に危険な感じはありません。
※実際、踏み抜いてしまい谷側に倒れましたが、足が雪に埋まっていて転がり落ちることはありませんでした。なお、後から通る人が歩きにくくなってしまったようです(すみません)
<横岳〜硫黄岳山荘>
鞍部に出ると雪は無くなります。途中、韓国からの登山パーティ24名とすれ違いました。すでに時間は午後2時半を過ぎており、展望荘まででもかなり時間がかかりそうな感じ。無事に辿り着けたのか?
<硫黄岳山荘〜硫黄岳>
雪はありません。
<硫黄岳〜東天狗岳>
硫黄岳頂上は広い。ヒュッテ夏沢方面と赤岩の頭方面に降りる箇所にもケルンがあり、進行方向右がヒュッテ夏沢方面。なお、硫黄岳からの下りや樹林帯はアイゼン装着は分かれるところ。
※ここもアイゼンなし。
<東天狗岳〜西天狗岳>
西天狗岳登りはアイゼンなしだと疲れそうなので、ここで装着。
降りてきて脱着。
<オーレン小屋〜赤岩の頭>
途中、踏み抜きが一番多い区間です。股下までなので積雪80cm程度。
また、登りも結構あり踏み抜くと体力を消耗、場合によっては足が簡単に抜けず、今回一番の勉強になりました。
※踏み抜き跡に比べ、自分の踏み抜く回数が多いので、この辺は今後の課題。なおアイゼンは足裏が痛くなり我慢できなかった為、オーレン小屋手前で早々に脱着。
<赤岩の頭〜赤岳鉱泉>
赤岩の頭からの下りは、何方かが滑りながら下りた痕跡があり、私もそこを普通に降りました。
<赤岳鉱泉〜美濃戸>
この頃には雪にもだいぶ馴れ、アイスバーンも滑るように通過。
※バランス感覚がよくなっている感じ。
今回も、最近の傾向で直ぐにバテバテ。赤岳頂上に着いた頃にはあまり余力は残っていませんでした。が、回復する事を信じ次の横岳へ。しかし、回復する事もなく時間ばかりかかるので、硫黄岳山荘に泊まる事に。
※当初の予定は、硫黄岳まで回わる日帰り。
山小屋では、経験豊富な方ばかりで会話に参加できず、また翌朝の支度している姿を見ると装備の違いが歴然。使う使わないは別としても準備は万全だ。
ダイエットの為に、以前多少たしなんだ山歩きを再開して、この5月で3年目に突入する。
始めた当時、すれ違う時にかけられる言葉は「頑張ってください」、「あと、もう少しですよ」ばかり。登りでは、2〜3m歩いてはハアハア。
2回目の山行で、芦ヶ久保駅から丸山までの往復3時間コースを倍の6時間かかって歩きましたが、無事に歩けた事が自信となり以後の山歩きを続ける糧に。
去年のGWは、日帰りで三峯駐車場〜雲取山往復に挑戦。この時も歩き通せるかかなり不安でしたが、20kmを10時間かけて達成。これが、その後の長い距離を歩くきっかけに。
今回雪は思ったほど無く残念でしたが、二日間に渡る山行で、この時期の雪にはだいぶ馴れてきた感があります。
また、今回の山行が後々「次のステップに進む良い機会」になったと言える山行にしたいと思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
すごいですね〜、赤岳登頂お疲れ様でした!
眺望もよかったようでうらやましいです。
うちも次の雪山シーズンにはもう少し装備をそろえようと思っているのでshadow1100さんの今回と権現岳のレコは大変参考になりました。
ありがとうございました
kamehibaさん、こんばんは。
shadow1100です。
コメント有難うございます。
kamehibaさんも、今シーズンは雪山を色々歩かれていたようですね。レコ拝見させて頂いておりました。
私も、来シーズンは、装備とスキルアップを図り、冬の八ヶ岳に挑戦したいと思います。
※雪山講習を受けてからの話しになりますが。
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