記録ID: 1865335
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無雪期ピークハント/縦走
奥秩父
登れない鶏冠山第3岩峰
2019年05月25日(土) [日帰り]
体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 12:51
- 距離
- 22.7km
- 登り
- 2,027m
- 下り
- 1,787m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 11:09
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 12:49
16:47
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
鶏冠山のコ-スの状況は各レコのとおりですが、少し補足します。 吊り橋〜出合…途中から河原に降りる道と巻き道がありますが、河原の道の方が楽なようです。どちらを選んでも、東沢の渡渉はあります。 出合〜岩稜トラバ-ス手前…ここは尾根筋で急なハイキングコース程度 岩稜トラバ-ス手前〜チンネのコル…道はやや不明瞭。テ-プを確認しながら腕力で登る。ここかよ(笑)というところが多いです。 チンネのコル〜第1岩峰…意外と歩きやすい区間。急な尾根筋という感じ。 第1岩峰〜第3岩峰(巻き道)…第1、第2は両方とも腕力要りますが鎖もあり通過可能。第3岩峰は中段にクラックとかもない大きな岩があり、手がかりがありません。素直に巻き道を行きましょう。 第3岩峰(巻き道)〜鶏冠山山頂〜2117m峰…道は明瞭ですがシャクナゲが鬱陶しいです。 2117m峰〜木賊山…シャクナゲは減ってきますが、倒木が多いです。2117m峰からの途中の下降では右の支尾根に迷う事もあるようです。尚、木賊山手前は道が入り乱れ、シャクナゲの藪に突入する可能性があります。 |
写真
撮影機器:
感想
山梨百名山で登るのが困難な山が2つ。
鋸岳と鶏冠山がその2つ。
そのうち、鶏冠山には登山道がない事になっているが、しっかりした登山道がある。唯、一般道ではなくかなりハードだった。
朝四時に道の駅みとみから出発。
東沢渓谷の出合で初っぱなから、洗礼を受けた。じゃぶじゃぶと渡る。その後は尾根の登るが、上に行くほど大変。岩場が出て来ると腕力といった感じ。
第1岩峰、第2岩峰は鎖もありクリア。第3岩峰は巻き道を行かずに登り出したものの、無理そう…。少し登ったものの途中で立ち往生。手がかりがない。断念して降りた(尚、降りる方が更に大変だった)。
後から来た4人の方も少し登りだして「無理〜」と言っていたのでやはり行かなくて正解のようだ。
巻道経由で鶏冠山山頂へ。
木賊山までは、石楠花が鬱陶しい箇所もあるあったが、道はしっかりついていた。
その後、2117m峰からは石楠花からは解放されたものの、倒木で歩きにくい。そして木賊山手前では再び石楠花に阻まれた。
なんとか、木賊山で正規の縦走路に着いた時はその歩きやすさに感激^ ^
帰りの時間の予定もあったので、甲武信小屋から巻道経由で三宝山経由で十文字峠に進む。
期待していた十文字小屋の石楠花は早すぎたようで、蕾のまま。
その後は梓山へと下って行った。
PS 因みに帰ってきたから他の方のレコを見るとやはり第3岩峰は迂回するのが正しいようで、強引に登って滑落しなくて良かったです!
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このコースを日帰りですか。
若い時でも絶対に設定しないと思います。
昔、東ナメをぺたぺた登って尾根に出たことがありますが、倒木だらけだった気がします。
昔はあの堰堤もなかったし、つり橋もありませんでした。
その代り現在の渡渉点に三角形の橋がありました。
昔と違って、ほぼ道と行っても良い踏み跡が続いています。
倒木やシャクナゲの小枝も多い事は多いのですが、事前に調べたら大体どの方も7時間ぐらいで木賊山に着いてますね。
もっと酷いかと覚悟して、朝4時に出発したのですが、テープや標識もあり、道迷いは一箇所だけでした。
唯、そうは言っても酷い道だとは思います(笑)。
もう歩きたくないコースです
momohiroさん
勧められていたとき図書館本も含めて10冊ばかり溜まっていてなかなか開くことができませんでしたが、やっと読み終わりました。
上巻の怠惰な生活、中巻の恋愛、下巻の終焉という構成でしたが、農奴制の地主階級では足を組むことがマナー違反でると書かれていて、あれ、アメリカの歴代大統領は皆氏を組んでいるよなーとか、プレツェルが出てきて実は当時はドイツ人が多かったと納得したり。
発表された当時と現在では社会状況が大きく違い、この作品に対する解釈も評価も違うと思います。しかし今も読み継がれるということはそこに普遍性があるからであり、実は世の中の本質も変わっていないのことに驚愕するのです。オブローモフシチナという言葉で片づけることのできない、とても深い良い作品でした。
momohiroさんが勧めてくれなかったら絶対知らずに終わった作品です。
ありがとうござました。
やや、読まれたんですね。
これだけ奇異な小説(主人公がベットから出ないとか)もなかなか他に類を見ない小説ですが、学生の頃、ロシア文学をどんどん手当たり次第に読んだ時にこの本に出会って当時のロシア貴族のあまりにも退廃的な生活にショックを受けた小説でした。
おっしゃるとおり、コレはあまりに極端な例ですが今の世の中に何か通ずるところがあると思います。
なかなかひとに勧めにくい本ですが、読んで頂いた事に大変嬉しく思います。
momohiro先輩、こんばんは。
第三岩峰で立ち往生
とはいえ、手掛かり足掛かりの無い場面でのトライ恐れ入ります。
とても肋骨にヒビ入った人だと思えません。
道の駅みとみから梓山BSまで、この難コース含め日帰りとは素晴らしすぎです
早くはないと思います
コ−スタイムも標準ですし。
第三岩峰は行くべき山と思い込んでいました。帰ってから他の方のレコをちゃんと読むと誰も登っていない。登って落ちなくてよかったです
ホントは十文字小屋に泊まりたかったのですが、翌日に急な予定が入り、泣く泣く下山でした
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