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Yamareco

記録ID: 186563
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ハイキング
奥多摩・高尾

御前山 「境橋BS→栃寄沢→御前山→奥多摩湖」

2012年05月01日(火) [日帰り]
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おーちく その他3人
GPS
--:--
距離
9.3km
登り
1,067m
下り
895m

コースタイム

8:40 境橋BS -
9:00 栃寄沢 登山口 -
10:00 体験の森 トチノキ広場 -
(体験の森 カラマツ広場で休憩15分) -
11:10 避難小屋 -
11:25 御前山 12:00 -
12:15 惣岳山 -
13:10 サス沢山 -
14:10 奥多摩湖・小河内ダム (End)
天候 曇り 時々 雨
過去天気図(気象庁) 2012年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
駐車場 ; 奥多摩湖・小河内ダム駐車場 (無料) 駐車スペース多数
バス ; 奥多摩湖BS (8:26発) → 境橋BS
コース状況/
危険箇所等
○栃寄沢
数箇所、小さく崩落している場所があるが問題はなかった。

○体験の森 トチノキ広場〜御前山
体験の森では散策路と何度も交差し、分岐がややわかりづらいので注意が必要。「登山道 御前山」の表示に進めばよい。

○御前山〜奥多摩湖 (大ブナ尾根)
雨が降っていたため、滑りやすい箇所がいくつかあった。サス沢山から下にはロープ付きの急坂あり。
スタートの境橋バス停は橋の上。下を覗きこむと多摩川の渓流の新緑がきれいでした。
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スタートの境橋バス停は橋の上。下を覗きこむと多摩川の渓流の新緑がきれいでした。
今回の山行の楽しみは新緑と花。林道を歩きはじめると、まずはヤマブキに出会いました。
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今回の山行の楽しみは新緑と花。林道を歩きはじめると、まずはヤマブキに出会いました。
林道を離れて登山道へ。
林道を離れて登山道へ。
栃寄沢に沿って登りはじめると、すぐに新緑の中に。
栃寄沢に沿って登りはじめると、すぐに新緑の中に。
みずみずしい透き通った緑色が降り注ぎます。
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みずみずしい透き通った緑色が降り注ぎます。
ニリンソウです。小さくて可憐で、大好きな花です。
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ニリンソウです。小さくて可憐で、大好きな花です。
誰かが「もののけの世界」と言ってました。
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誰かが「もののけの世界」と言ってました。
沢音も心地良い山歩きです。
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沢音も心地良い山歩きです。
ひとりずつ渡りましょう。結構ドキドキします。
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ひとりずつ渡りましょう。結構ドキドキします。
ちょっと珍しい構造の滝。手前に並んだ岩で流れは少ししか見えません。
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ちょっと珍しい構造の滝。手前に並んだ岩で流れは少ししか見えません。
新緑色に溢れています。
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新緑色に溢れています。
ふと森が開けて、巨木が現れました。トチノキ? 独特の雰囲気と風格があって、この森の守り神のように感じました。
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ふと森が開けて、巨木が現れました。トチノキ? 独特の雰囲気と風格があって、この森の守り神のように感じました。
どこまでも続く新緑の森。
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どこまでも続く新緑の森。
葉っぱを透かして見れば。
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葉っぱを透かして見れば。
カツラかな? これも立派な木でした。
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カツラかな? これも立派な木でした。
ゴハンギョウの滝? 栃寄の大滝? 地図によって表記が違うので…
ゴハンギョウの滝? 栃寄の大滝? 地図によって表記が違うので…
体験の森のトチノキ広場を越えたところで、最初のカタクリを発見。
体験の森のトチノキ広場を越えたところで、最初のカタクリを発見。
体験の森の散策路との分岐点にあるカツラ。このあたりまで登ってくると、まだ芽吹いたばかりといった感じでした。
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体験の森の散策路との分岐点にあるカツラ。このあたりまで登ってくると、まだ芽吹いたばかりといった感じでした。
天気が良くないので、ほとんどのカタクリは閉じたまま。そんな中、がんばって少しだけ開いてくれていた花。
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天気が良くないので、ほとんどのカタクリは閉じたまま。そんな中、がんばって少しだけ開いてくれていた花。
バイケイソウの葉っぱ。
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バイケイソウの葉っぱ。
スミレも。
ガスガスの御前山山頂に到着です。
ガスガスの御前山山頂に到着です。
山頂付近にはカタクリが多いですが、今日はこれで精一杯。
山頂付近にはカタクリが多いですが、今日はこれで精一杯。
でも、雨粒を乗せた姿も可愛くて好きです。
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でも、雨粒を乗せた姿も可愛くて好きです。
身を寄せ合うように。
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身を寄せ合うように。
御前山から惣岳山への急な下り。本格的に雨が降ってきました・・・
御前山から惣岳山への急な下り。本格的に雨が降ってきました・・・
惣岳山を通過。
奥多摩湖へ下る大ブナ尾根。
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奥多摩湖へ下る大ブナ尾根。
雨に煙る開けた尾根道を行きます。
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雨に煙る開けた尾根道を行きます。
雨に濡れる芽吹き。
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雨に濡れる芽吹き。
サス沢山から眼下に広がる奥多摩湖。このあたりで雨が上がりました。
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サス沢山から眼下に広がる奥多摩湖。このあたりで雨が上がりました。
ヤマツツジと新緑。
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ヤマツツジと新緑。
最後の下りはロープ付きの急坂。疲れた足にはかなり堪えました…
最後の下りはロープ付きの急坂。疲れた足にはかなり堪えました…
折れそうな心を元気づけてくれたスミレ。
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折れそうな心を元気づけてくれたスミレ。
最後はダムの上を歩いてゴール。
最後はダムの上を歩いてゴール。

感想

ゴールデンウィークの中日、会社の「ちょい山の会」メンバーで奥多摩の御前山へ。お目当ては新緑とカタクリの花です。カタクリは例年だとGWは終盤ですが、今年は遅れているようなので、ちょうどいい時期かなと期待を持って出掛けました。

クルマは小河内ダム湖畔の駐車場に止めました。天気はどんより曇りで、雨が降ったりやんだり。コースは奥多摩湖から登って、奥多摩都民の森(体験の森)経由で境橋のバス停に下る場合が多いようですが、僕たちは逆ルートで。

誰も乗っていない上りのバス(奥多摩駅行き)で境橋BSへ。バス停は橋の上で、覗き込むと新緑が綺麗でした。ここから体験の森に向かって林道を登って行きます。雨はとりあえず大丈夫そう。

林道がヘアピンカーブで大きく登っていくところから栃寄沢沿いの登山道がはじまります。わさび田を横目にしばらく歩くと、道は新緑の中に入って行きます。沢音も心地良い山歩きです。ところどころに巨木があって、頭の上にみずみずしい新緑の透き通った緑色が降り注ぎます。雨上がりで、いっそう輝いて見えるのかも知れません。

そんな巨木の根本を見れば、小さく可憐なニリンソウも。

ひと際、存在感のある巨木にも出会いました。雑木林を歩いていくと、ふと森が開けて、真ん中に根を下ろす大きな木。トチノキだと思うのですが、上の方の幹が枝分かれしていて、独特の雰囲気というか、風格がありました。この森の守り神なのかなぁ。

どこまでも続く新緑の森。ここを歩けただけで幸せな気持ちになりました。

さて、体験の森のトチノキ広場を過ぎたところで、最初のカタクリを発見。この天気ではやはり花は閉じていました。登って行くと、だんだん花の数が増えていきますが、やっぱり完全に開いている花はありませんでした。

登りはそこそこ急で、それなりに疲れを感じながら御前山山頂に到着。晴れていれば富士山も見えるようですが、当然ガスガスで何も見えません。ここで昼食としました。

山頂付近はカタクリの数も多いですが、結局、しっかりと花が開いている姿は見られず。この天気では仕方ありませんね。でも、雨粒に濡れてもけな気に咲く姿、なんだか愛おしく感じてしまいます。

奥多摩湖に向けて下山をはじめると、しっかりとした雨に…。大ブナ尾根の上部は広くなだらかな下りでしたが、徐々に険しい道に。雨は嫌いだけど、霧に煙る風景や雨粒を抱える木々の芽吹き、これは嫌いじゃありません。サス沢山では奥多摩湖の眺望が得られたので、山の上の方だけ雲を被っていたのですね。

最後の下りはロープ付きの急坂。疲れた足にはかなり堪え、一気に膝にきました…。最後はダムの上を通って、無事にゴール。

栃寄沢の新緑は一番いい時期に歩けたかも知れません。個性的な巨木もたくさんあり、オススメのコースです。カタクリはちょっと残念でしたが、首をもたげるように咲く姿は、やっぱり可愛い。ちなみに、避難小屋でお会いした方の話だと、今年は花自体の数が少なく、ちょっとハズレのようですね。

※ ブログもぜひ↓
https://ridgeline-wind.hatenablog.com/entry/26403058

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コメント

新緑いいですね。
o-chikuさんはじめまして。
栃寄沢の新緑、すごくきれいですね!
苔と新緑がたまらないです

私は先月の二十日に御前山から栃寄沢に下りましたが、新緑にはまだまだ早かったです。
苔と大木の感じがすごく良かったので、新緑の頃はさぞかしキレイだろうなと妄想していました
できるなら生で見たかったですが、o-chikuさんのレコでその素晴らしさを知れたので満足しました。
ありがとうごさいます!
2012/5/3 9:41
はじめまして
momomappuさん、
コメントありがとうございます。

栃寄沢の新緑は想像以上にきれいでした。
それほど有名ではないと思いますが、
素敵な場所はたくさんあるんですね〜

momomappuさんも機会があったら、
新緑の頃に、ぜひ歩いてみてくださいね。
2012/5/3 16:07
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