北穂高岳
- GPS
- 30:45
- 距離
- 34.4km
- 登り
- 1,952m
- 下り
- 1,945m
コースタイム
- 山行
- 7:46
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 8:39
- 山行
- 5:09
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 5:49
天候 | 2日とも晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
・シャトルバスの始発は5時でした。(昨年は5時40分だったと思います。) 時刻表もとても見やすくなりました^^ 往復2050円。 https://www.alpico.co.jp/access/kamikochi/sawando/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
・河童橋〜横尾:ハイキングコースです。横尾手前、川沿いの工事車両用の道が開放されていました。ニリンソウが見頃でした。他にオオカメノキ、エンレイソウ、サンカヨウ、ハシリドコロ、スミレ、エンゴサク、キスミレ、ツバメオモト、タケシマラン、ミヤマカタバミ、ネコノメソウなどが咲いていました。 ・横尾〜本谷橋:何箇所か雪が残っています。アイゼンなどは不要です。 ・本谷橋〜涸沢:本谷橋はかかっていました。横尾本谷との分岐付近までは、雪と夏道が混ざっています。それ以降は残雪がつながっています。この区間、下りは楽ちんです。 ・涸沢〜北穂:下から上まで雪渓はつながっていました。もちろんピッケル・アイゼンは必須です。落石の危険もあるのでヘルメットもあったほうが良いです。インゼル〜南陵間のルンゼもまだ通れましたが、この暑さで日に日に状況は変わると思います。この区間は基本的に急登と激登しかありません。特に最上部は非常に急ですので十分注意してください。 ・北穂小屋は2食付きで10200円(少し値上がりしたかな)。食事はなかなか美味しいです。小さな小屋ですので、予約の電話を推奨します。 http://www.kitaho.co.jp ・上高地からのバスは結構並んでいて、一本待たされました。 |
その他周辺情報 | ・帰りの温泉は梓湖畔の湯に入りました。720円。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
着替え
靴
ザック
アイゼン
ピッケル
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
サングラス
ツェルト
カメラ
ヘルメット
ストック
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感想
今回で9回目、9年連続の北穂山行になります。この季節は上高地の新緑やニリンソウを始めとするいろいろな花も楽しみです。
以前は涸沢にテントを張り、翌日に北穂に登っていましたが、山頂での朝夕を楽しみたくて、この2年は北穂小屋を利用しています。何度も登っている山ですが、年々体力的な衰えを感じる上に、今年はあまりきつい山行をしていないのでちょっと不安です。5月としては記録的な暑さの予報が出ていることもあり、予約の際に「途中で力尽きて直前にキャンセルすることになったらごめんなさい」って弱気なことを言ってしまいました。
いつもは相乗りのタクシーで上高地に入ることが多いのですが、今年はバスの始発5時だったので(昨年のこの時期は5時40分でした)バスを使用しました。
新緑の上高地で、朝日が山肌を照らすのを待ってからスタートです。横尾までの長いアプローチも満開の二輪草が気を紛らせてくれました。横尾を過ぎ、さらに本谷橋(掛かっていました)を過ぎる辺りから本格的な雪道が現れます。暫くは夏道の露出もありますが、本谷と渓を分けるあたりからは雪が繋がります。昨年に比べると雪はだいぶ多いです。思っていたよりも雪は締まっていて、予定通りのペースで涸沢に到着。ちょっと長めの休憩を入れた後、涸沢ヒュッテに泊まりたくなる誘惑を振り切り、アイゼン・ピッケル・ヘルメットを装備して北穂沢に取り掛かりました。
昨年は下部で一部夏道を使う必要がありましたが、今年は雪がつながっていました。それにしても、毎回のことですがここの斜面はきついです。少し登っては後ろを振り返り、前を見上げては「まだまだだなぁ」と落胆します。数十歩進んでは息を整え、また数十歩進んでは息を整え、それを果てしなく繰り返して、漸く山頂にたどり着きました。ちなみに、涸沢から要した時間は昨年や一昨年よりも少し速くて、ちょっと安心しました。
小屋の前のテラスで絶景を楽しみながら飲むビールの美味いこと。昼寝をしたり、名物のコーヒーを頂いたり、十分に好天の山頂を満喫しました。
この季節は小屋も比較的空いていて快適に過ごせます。今年は宿泊者は15人ほど。昨年は7人、一昨年は確か5人だったと思いますので、少し多めでしたが、それでも2人分のスペースを一人で使用させていただきました。
残念ながら夕焼けも朝焼けも不発気味でしたが、好天に恵まれ、今年もいい山行でした。モルゲンロートに染まる槍は来年以降の宿題。まだ止められません。
うさたこさん、こんにちは。
今年も北穂ですか。確かに北穂小屋のテラスからの眺めは、何回訪れても飽きることはありませんね。
私の北穂は何も無雪期で、一度は雪の残る季節にと思ってはいるのですが、何せ体力と技術が伴わないので、うさたこさんの写真で行った気分にさせてもらいます。
…でも、やっぱ生で見たいなぁ。涸沢と北穂の二泊なら何とかなりそうですかね。
追)今年はサプライズはありませんでした?
papiban さん
こんばんは。
そうですよね〜。馬鹿の一つ覚えみたいに今年も北穂です
槍とか奥穂とか前穂とか、この近くだけでもいい山はたくさんあるけど
やっぱり山頂に小屋があるって素敵です。これだけ通っていても未だに
納得の行く朝景に会ってないので、まだ北穂通いは続きそうです
あまり無責任なことは言えませんが、papiban さんなら大丈夫じゃないでしょうか?
雪渓の時期は直登なので、しんどいけど時間的には速いです。
もしかしたら昨年のカップル が一周年記念で来てるんじゃないかと思いましたが
流石にいらっしゃいませんでした。。。
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