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Yamareco

記録ID: 1878536
全員に公開
ハイキング
東海

【揖斐】大ダワ【緑の頂上台地】

2019年06月01日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
08:04
距離
8.8km
登り
736m
下り
734m
歩くペース
ゆっくり
1.51.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:37
休憩
1:28
合計
8:05
距離 8.8km 登り 740m 下り 740m
7:08
20
夜叉龍神社P
7:28
7:29
91
渡渉点
9:00
47
800m(ほぼ中間点)
9:47
9:55
46
モリアオガエルの池
10:41
11:00
51
11:51
12:40
46
1020m(大休止)
13:26
13:37
96
・788
15:13
夜叉龍神社P
ヤブ山歩きですので、CTは目安程度にお願いします。
天候 はじめ晴れ、のち曇りがち
過去天気図(気象庁) 2019年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
岐阜方面より国道303号で坂内方面へ。道の駅・夜叉ヶ池の里さかうちを過ぎてしばらくで、夜叉ヶ池の看板を見て町道川上〜池之又線へ。すぐに夜叉龍神社があり広い駐車スペースがあります。
コース状況/
危険箇所等
登山道ではありません。出かけられる際は自己責任でお願いします。
●登りの東尾根は、1000mまでは酷いヤブもなく、良い獣道がありました。1000mから頂上台地は獣道以外を歩くと結構なヤブコギとなります。三角点最短を狙った私はかなりヤブの中を迷走しました(^^ゞ
●下りの南東尾根(残雪期の定番ルート)は降り口が酷い藪でわかり辛いですが、入ってしまえば700m位までは良い獣道を使えました。尾根が東向きとなる700mからは踏み跡が灌木のヤブで覆われ、着地まで終始苦戦しました。ちなみに下部の植林では新しい熊の皮剥ぎが多数見られました。
その他周辺情報 道の駅 夜叉ケ池の里さかうち
http://www.cbr.mlit.go.jp/michinoeki/gifu/gifu41.html
「道の駅 星のふる里ふじはし」
http://www.ibikogen.com/michinoeki.html
道の駅敷地内に「いび川温泉・藤橋の湯」
http://ibigawafujihashisp.wixsite.com/987654321
残雪期の大ダワやトガス登山の際に利用される夜叉龍神社前の駐車場。雪がないとかなり広いです。今日は雪はないけど大ダワに登りに来ました。もちろん尾根で(笑)。
2019年06月01日 07:10撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6/1 7:10
残雪期の大ダワやトガス登山の際に利用される夜叉龍神社前の駐車場。雪がないとかなり広いです。今日は雪はないけど大ダワに登りに来ました。もちろん尾根で(笑)。
そして初夏の夜叉龍神社。自分自身、まさかこの時期にやって来るとは思っていませんでした(笑)。私のレコへいただいたコメントにそそのかされてしまいまして(^^ゞ
2019年06月01日 07:10撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6/1 7:10
そして初夏の夜叉龍神社。自分自身、まさかこの時期にやって来るとは思っていませんでした(笑)。私のレコへいただいたコメントにそそのかされてしまいまして(^^ゞ
町道川上〜池之又線を徒歩で北上、坂内川の渡渉予定の堰堤へ向かう河原の未舗装路へ入ります。
2019年06月01日 07:27撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6/1 7:27
町道川上〜池之又線を徒歩で北上、坂内川の渡渉予定の堰堤へ向かう河原の未舗装路へ入ります。
ここから渡渉します。堰堤沿いに降りていく踏み跡がありました。正面の尾根の左手植林を目指します。急な尾根ですが、大ダワへの最短ルートを取るためです。
2019年06月01日 07:29撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6/1 7:29
ここから渡渉します。堰堤沿いに降りていく踏み跡がありました。正面の尾根の左手植林を目指します。急な尾根ですが、大ダワへの最短ルートを取るためです。
こんな感じで全く問題なく渡渉できました。コンクリートブロックを飛び石にしたりします。対岸のコンクリート壁の段差はやや大きいですが、運動音痴なおっさんの私でも上がれました。
2019年06月01日 07:31撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6/1 7:31
こんな感じで全く問題なく渡渉できました。コンクリートブロックを飛び石にしたりします。対岸のコンクリート壁の段差はやや大きいですが、運動音痴なおっさんの私でも上がれました。
目の前の浅い谷に踏み跡があったので、正面から行きました。コメント主のkuehikoさんの情報には肝心のルートが書かれていませんでしたが、なんとなくコレのような気がして。
2019年06月01日 07:33撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6/1 7:33
目の前の浅い谷に踏み跡があったので、正面から行きました。コメント主のkuehikoさんの情報には肝心のルートが書かれていませんでしたが、なんとなくコレのような気がして。
この時期でも大ダワ、行けるという情報を信じて躊躇はありません(笑)。踏み跡は左手の植林へと導いてくれました。最初の150mほどは相当な急登です。
2019年06月01日 07:35撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6/1 7:35
この時期でも大ダワ、行けるという情報を信じて躊躇はありません(笑)。踏み跡は左手の植林へと導いてくれました。最初の150mほどは相当な急登です。
先週山を休んでいた間に、コアジサイが咲き始めてました。
2019年06月01日 07:42撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6/1 7:42
先週山を休んでいた間に、コアジサイが咲き始めてました。
写真では伝わりませんが、ひたすら急登。汗が吹き出します。
2019年06月01日 07:49撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6/1 7:49
写真では伝わりませんが、ひたすら急登。汗が吹き出します。
こんな倒木を利用して、ようやく休憩ができるほどです。この斜度ですから。
2019年06月01日 07:57撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
6/1 7:57
こんな倒木を利用して、ようやく休憩ができるほどです。この斜度ですから。
100mほどで植林は姿を消しましたが、急登は変わらず。木々はすっかり緑色を深めています。もう今日から6月ですもんねぇ。
2019年06月01日 08:01撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6/1 8:01
100mほどで植林は姿を消しましたが、急登は変わらず。木々はすっかり緑色を深めています。もう今日から6月ですもんねぇ。
600mで傾斜は一気に緩み、しかも立派な道が続いていました。成長した木々の葉が初夏の日差しを和らげてくれて、思いのほか涼しい。
2019年06月01日 08:25撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6/1 8:25
600mで傾斜は一気に緩み、しかも立派な道が続いていました。成長した木々の葉が初夏の日差しを和らげてくれて、思いのほか涼しい。
所によってはこんなにも快適な散歩道?が。このルートで合ってるかどうかはわかりませんが、ここまで情報通りの状況です。
2019年06月01日 08:37撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6/1 8:37
所によってはこんなにも快適な散歩道?が。このルートで合ってるかどうかはわかりませんが、ここまで情報通りの状況です。
尾根芯がヤブで歩けないようなところは、こんな立派な巻道がありました。
2019年06月01日 08:41撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6/1 8:41
尾根芯がヤブで歩けないようなところは、こんな立派な巻道がありました。
ちょっと笹がうっとおしくなってきたなと思うと…
2019年06月01日 08:44撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6/1 8:44
ちょっと笹がうっとおしくなってきたなと思うと…
ちゃんと北側にトラバースする獣道。っておい、なんで日がかげってくるかな?予報は晴れマーク一色だったハズでしょ?残念ながらこのあたりから曇りがちとなってしまいました。
2019年06月01日 08:56撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6/1 8:56
ちゃんと北側にトラバースする獣道。っておい、なんで日がかげってくるかな?予報は晴れマーク一色だったハズでしょ?残念ながらこのあたりから曇りがちとなってしまいました。
距離的にも標高差的にも中間点と言える800mあたりから、ブナ比率がぐんと上がり、立派なものも出てきました。
2019年06月01日 08:58撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6/1 8:58
距離的にも標高差的にも中間点と言える800mあたりから、ブナ比率がぐんと上がり、立派なものも出てきました。
野性味あふれる林相です。これがヤブ山の真骨頂ですよね。
2019年06月01日 09:02撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6/1 9:02
野性味あふれる林相です。これがヤブ山の真骨頂ですよね。
ここなんかは珍しく、カエデ類だけのエリアとなっていました。秋は凄そう?
2019年06月01日 09:06撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
6/1 9:06
ここなんかは珍しく、カエデ類だけのエリアとなっていました。秋は凄そう?
尾根幅が広ったことで、踏み跡は幾筋かに分かれてやや不明瞭になってきました。ただ酷いヤブもないので問題はありません。北側の崖マークには気を付けました。
2019年06月01日 09:09撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6/1 9:09
尾根幅が広ったことで、踏み跡は幾筋かに分かれてやや不明瞭になってきました。ただ酷いヤブもないので問題はありません。北側の崖マークには気を付けました。
950m過ぎましたが、ここまでヤブコギは無し。ネットでの記録のない尾根でしたが結果オーライです。倒木越しのブナ林というワイルドな光景。その倒木をくぐるため手を付いたところに…
2019年06月01日 09:36撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6/1 9:36
950m過ぎましたが、ここまでヤブコギは無し。ネットでの記録のない尾根でしたが結果オーライです。倒木越しのブナ林というワイルドな光景。その倒木をくぐるため手を付いたところに…
エビちゃんがいました。
2019年06月01日 09:37撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2
6/1 9:37
エビちゃんがいました。
そこからすぐ先、目の前の風景がこれまでとは一変しました。カレンフェルトの森。ラショウモンカズラ、クルマバソウ、コンロンソウなどの花たちが林床を飾っていました。
2019年06月01日 09:41撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6/1 9:41
そこからすぐ先、目の前の風景がこれまでとは一変しました。カレンフェルトの森。ラショウモンカズラ、クルマバソウ、コンロンソウなどの花たちが林床を飾っていました。
そのさ中、振り返るとすっかり緑色の烏帽子山。
2019年06月01日 09:48撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
6/1 9:48
そのさ中、振り返るとすっかり緑色の烏帽子山。
そして980〜990m棚の最奥に池?水たまり?。結構な大きさです。濁っていますが、雰囲気はあります。
2019年06月01日 09:52撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6/1 9:52
そして980〜990m棚の最奥に池?水たまり?。結構な大きさです。濁っていますが、雰囲気はあります。
池の周りの木々の枝には、モリアオガエルの卵がたくさんぶら下がっていました。
2019年06月01日 09:53撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
6/1 9:53
池の周りの木々の枝には、モリアオガエルの卵がたくさんぶら下がっていました。
そこから頂上台地に向けての50mほどの登りとなります。ここでおそらく私はルート選定ミスをしたようです。獣道は池の北側をまわって付いていたのに、私は南側をまわってしまいました。
2019年06月01日 09:57撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6/1 9:57
そこから頂上台地に向けての50mほどの登りとなります。ここでおそらく私はルート選定ミスをしたようです。獣道は池の北側をまわって付いていたのに、私は南側をまわってしまいました。
それでも初めのうちは問題なく進んで、花探しなんかしながら登っていましたが…
2019年06月01日 09:59撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6/1 9:59
それでも初めのうちは問題なく進んで、花探しなんかしながら登っていましたが…
ヤブとカレンフェルトの大岩の斜面に阻まれてしまい、右往左往。獣道は全く見当たりません。
2019年06月01日 10:04撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6/1 10:04
ヤブとカレンフェルトの大岩の斜面に阻まれてしまい、右往左往。獣道は全く見当たりません。
ぜひ歩いてみようと思っていたところは大きく外してしまっていて、でももうそんなことより早く台地に上がってしまいたいと、がむしゃらにヤブを漕ぎます。これは焦りました^^;
2019年06月01日 10:20撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6/1 10:20
ぜひ歩いてみようと思っていたところは大きく外してしまっていて、でももうそんなことより早く台地に上がってしまいたいと、がむしゃらにヤブを漕ぎます。これは焦りました^^;
春の花を探しに来たのですが、初夏の花・コンロンソウが今を盛りに咲き広がっていました。やはり台地北側をまわるべきでした。
2019年06月01日 10:20撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6/1 10:20
春の花を探しに来たのですが、初夏の花・コンロンソウが今を盛りに咲き広がっていました。やはり台地北側をまわるべきでした。
残雪期には一面の雪原となる大ダワ頂上台地は、湧き出すような緑で溢れています。自在に徘徊するなんてとんでもない話で、獣道以外は厳しいヤブコギを強いられることになります。
2019年06月01日 10:22撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6/1 10:22
残雪期には一面の雪原となる大ダワ頂上台地は、湧き出すような緑で溢れています。自在に徘徊するなんてとんでもない話で、獣道以外は厳しいヤブコギを強いられることになります。
冬の魔女からの呪縛が解けると、奥美濃の山々は我を取戻し、こんな豊かな表情を見せてくれるんですね。
2019年06月01日 10:22撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6/1 10:22
冬の魔女からの呪縛が解けると、奥美濃の山々は我を取戻し、こんな豊かな表情を見せてくれるんですね。
もう精神的にも頂上台地フリー徘徊は無理だよってことで、どこへ向かって行くのかもわからない獣道を時々離れてはヤブに突っ込み、三角点へ最短(のつもり)で進みます。結果疲労困憊。
2019年06月01日 10:27撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6/1 10:27
もう精神的にも頂上台地フリー徘徊は無理だよってことで、どこへ向かって行くのかもわからない獣道を時々離れてはヤブに突っ込み、三角点へ最短(のつもり)で進みます。結果疲労困憊。
ヤブの中、悲壮な気持ちで三角点を探し回ってます。でもここまできて諦めるわけにはいきません。
2019年06月01日 10:29撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6/1 10:29
ヤブの中、悲壮な気持ちで三角点を探し回ってます。でもここまできて諦めるわけにはいきません。
こんな池もあります。さすがは春遅くまで雪が残る大ダワ頂上台地です。
2019年06月01日 10:37撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6/1 10:37
こんな池もあります。さすがは春遅くまで雪が残る大ダワ頂上台地です。
そして、ついに大ダワ頂上、「二等・川上」を拝むことができました。ここで立ったままおにぎりを一つほうばり小休止。シートを広げて落着こうなんていう精神状態ではありませんでした。
2019年06月01日 10:46撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/1 10:46
そして、ついに大ダワ頂上、「二等・川上」を拝むことができました。ここで立ったままおにぎりを一つほうばり小休止。シートを広げて落着こうなんていう精神状態ではありませんでした。
後先考えずにヤブを漕ぎまわってきたので、ちゃんと帰れるのか自分?^^;と不安になりながら下山予定の尾根を目指していると、こんな立派な道に出合いました。これを見失ってたなんて!
2019年06月01日 11:03撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6/1 11:03
後先考えずにヤブを漕ぎまわってきたので、ちゃんと帰れるのか自分?^^;と不安になりながら下山予定の尾根を目指していると、こんな立派な道に出合いました。これを見失ってたなんて!
がしかし、そんないい道もしばらく進んでは消失。これの繰り返し。そのたびにヤブに突入し獣道を探ります。でも、それが谷を降り始めるとどうも信用できなくなってしまう(^^ゞ
2019年06月01日 11:16撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6/1 11:16
がしかし、そんないい道もしばらく進んでは消失。これの繰り返し。そのたびにヤブに突入し獣道を探ります。でも、それが谷を降り始めるとどうも信用できなくなってしまう(^^ゞ
結局、台地南端はまともに歩けないので台地中央寄りに出てしまいます。下山尾根を見失わないためには台地南端を伝った方がいいかと思ったんですが。
2019年06月01日 11:34撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6/1 11:34
結局、台地南端はまともに歩けないので台地中央寄りに出てしまいます。下山尾根を見失わないためには台地南端を伝った方がいいかと思ったんですが。
そして台地末端から、ヤブの中をトラバースしながら下山予定の南東尾根(残雪期のド定番ルート)へ向かいます。
2019年06月01日 11:44撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6/1 11:44
そして台地末端から、ヤブの中をトラバースしながら下山予定の南東尾根(残雪期のド定番ルート)へ向かいます。
尾根芯に乗ったと確信できたところで、美しいブナ林の中のスッキリした休憩適地に出合いました。ここでようやく安堵してシートを広げお昼にします。
2019年06月01日 11:53撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6/1 11:53
尾根芯に乗ったと確信できたところで、美しいブナ林の中のスッキリした休憩適地に出合いました。ここでようやく安堵してシートを広げお昼にします。
ゆっくり休憩したら下山開始。こちらの尾根も踏み跡は十分です。
2019年06月01日 12:40撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6/1 12:40
ゆっくり休憩したら下山開始。こちらの尾根も踏み跡は十分です。
そしてすぐにエビちゃんの群生に出合いました。頂上台地でも丹念に探れば、いろいろ見つかったのかなあと思うと心残りです。
2019年06月01日 12:44撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
6/1 12:44
そしてすぐにエビちゃんの群生に出合いました。頂上台地でも丹念に探れば、いろいろ見つかったのかなあと思うと心残りです。
今日はカレンフェルトの頂上台地を歩き、結構ヤブとも触れ合いましたが(笑)、不思議なことに一匹のヒルやダニにも取付かれませんでした。
2019年06月01日 12:45撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6/1 12:45
今日はカレンフェルトの頂上台地を歩き、結構ヤブとも触れ合いましたが(笑)、不思議なことに一匹のヒルやダニにも取付かれませんでした。
残雪期にはブナの疎林となっている尾根は、この時期でも快適に降りられました。
2019年06月01日 12:51撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6/1 12:51
残雪期にはブナの疎林となっている尾根は、この時期でも快適に降りられました。
初夏の奥美濃も意外に爽やかじゃないですか。大ダワはネットの記録のほぼ大半が残雪期のもので、わずかな無雪期の記録は全て沢登りのものです。でもこれなら尾根でも全然イケてますね。
2019年06月01日 12:53撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6/1 12:53
初夏の奥美濃も意外に爽やかじゃないですか。大ダワはネットの記録のほぼ大半が残雪期のもので、わずかな無雪期の記録は全て沢登りのものです。でもこれなら尾根でも全然イケてますね。
急坂を下りきって、920mの棚へ。ウソみたいにヤブがなく、木陰が気持ちいい。
2019年06月01日 12:57撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6/1 12:57
急坂を下りきって、920mの棚へ。ウソみたいにヤブがなく、木陰が気持ちいい。
いいブナも見られます。善良なハイカーだった頃に残雪期に登っている尾根なんですが、そのへんの記憶はほとんど失ってます^^;
2019年06月01日 12:59撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
6/1 12:59
いいブナも見られます。善良なハイカーだった頃に残雪期に登っている尾根なんですが、そのへんの記憶はほとんど失ってます^^;
そしてさらに下って、進路を南向きにとる850mのジャンクション。さすがに降り口は予想通りの結構なヤブでしたが、明瞭な踏み跡があり心配は杞憂でした。
2019年06月01日 13:16撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6/1 13:16
そしてさらに下って、進路を南向きにとる850mのジャンクション。さすがに降り口は予想通りの結構なヤブでしたが、明瞭な踏み跡があり心配は杞憂でした。
再び棚状となる・788。ここも実にスッキリとしたブナ林となっていて、涼しい風に吹かれながら小休止としました。
2019年06月01日 13:26撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6/1 13:26
再び棚状となる・788。ここも実にスッキリとしたブナ林となっていて、涼しい風に吹かれながら小休止としました。
その先で古いワイヤー。
2019年06月01日 13:42撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6/1 13:42
その先で古いワイヤー。
さらに下ると尾根が少し痩せて、日ざらしの灌木の道になりました。
2019年06月01日 13:47撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6/1 13:47
さらに下ると尾根が少し痩せて、日ざらしの灌木の道になりました。
そんなところですから当然、展望が広がります。南には金糞岳。GWに登った倉谷も見えているハズ。
2019年06月01日 13:48撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
6/1 13:48
そんなところですから当然、展望が広がります。南には金糞岳。GWに登った倉谷も見えているハズ。
北東には蕎麦粒山。冬とは別人の穏やかな表情です。でもこれが仮面の下の本当の素顔。ネット上では怖いと思っていた人が、実際に会ってみると気さくな優しい普通のおじさんだった、みたいな?
2019年06月01日 13:48撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2
6/1 13:48
北東には蕎麦粒山。冬とは別人の穏やかな表情です。でもこれが仮面の下の本当の素顔。ネット上では怖いと思っていた人が、実際に会ってみると気さくな優しい普通のおじさんだった、みたいな?
再び進路を東に取る730mジャンクションまで、おおむねヤブなしの快適な降りが続きました。でも、天国はここまででした。
2019年06月01日 13:54撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6/1 13:54
再び進路を東に取る730mジャンクションまで、おおむねヤブなしの快適な降りが続きました。でも、天国はここまででした。
踏み跡はあるにはあるんですが、屈強な灌木がそれを覆い隠しており、とてもまともに歩けません。それを避ける獣道へすがりますが、やがて尾根芯を外してしまい、またヤブコギで戻る。
2019年06月01日 14:12撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6/1 14:12
踏み跡はあるにはあるんですが、屈強な灌木がそれを覆い隠しており、とてもまともに歩けません。それを避ける獣道へすがりますが、やがて尾根芯を外してしまい、またヤブコギで戻る。
トラバースの獣道もヤブ。ひとつ前の写真とこの写真の景色が延々と繰り返されました。もううんざり。最後に来てこれはないんじゃないの。この区間、新しい熊の皮剥ぎがいくつもありました。
2019年06月01日 14:28撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6/1 14:28
トラバースの獣道もヤブ。ひとつ前の写真とこの写真の景色が延々と繰り返されました。もううんざり。最後に来てこれはないんじゃないの。この区間、新しい熊の皮剥ぎがいくつもありました。
ついには道も完全に見失い、最後は灌木にすがりながら後ろ向きで急斜面をズルズルと町道川上〜池之又線へと降り立ちました。
2019年06月01日 15:08撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6/1 15:08
ついには道も完全に見失い、最後は灌木にすがりながら後ろ向きで急斜面をズルズルと町道川上〜池之又線へと降り立ちました。
ここに出てきました。最後はちょっと酷かったものの、思っていた以上に快適な部分も多く、これまで考えてもみなかった初夏の大ダワを満喫できて大満足。情報に感謝です。
2019年06月01日 15:09撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6/1 15:09
ここに出てきました。最後はちょっと酷かったものの、思っていた以上に快適な部分も多く、これまで考えてもみなかった初夏の大ダワを満喫できて大満足。情報に感謝です。
撮影機器:

感想

ヤマレコはもちろん、ネットでの記録はほぼ大半が残雪期のもの。無雪期の記録はわずかで、その全ては沢登りでの記録。そんな揖斐の大ダワをこの時期に尾根で登ってきました。私のレコのコメントに、耳より情報を書き込んでくださったkuehikoさんに乗せられて(笑)。

コメントには肝心のルートが書かれていなかったのですが、おそらくこんな感じかな〜というルートで行きました。情報通り良い獣道を利用して、頂上台地周辺と下山の尾根下部以外ではヤブコギも軽く、この時期ならではの奥美濃のヤブ山歩きを楽しみました。
頂上台地では想像以上のヤブに飲まれ、ちょっと精神的に余裕がなく、思い描いていたとおりの周遊とはいかなかったのが心残りではありますが、残雪期には知りえない世界を垣間見ることはできました。

一気に暑い日が続くようになって、そろそろ奥美濃シーズンも終わりかな?と思いつつも、諸事情により冬場に山に行けてなかったので、もう少しだけ歩いておきたい。さりとていいネタもなかったところへ、グッドタイミングで貴重な情報をいただきまして、本当にありがとうございました。

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コメント

獣道
こんばんは、
大ダワ、無雪期にやりましたね、しかも周回とはすばらしいです。
自分も以前考えたことがあります、実行できてないですけど
獣道とヤブの繰り返し確かに不安になりますね、先が読めないので
ヤブ山いいですね
今は無事に下山されて充実感に包まれていることでしょう。
2019/6/5 21:16
Re: 獣道
hanamaruteさん、コメントありがとうございます。
私も以前から無雪期に行けないかなと思ってたんです。今回情報をいただいて実行できました。
緑の大ダワ、良かったですよ。次に行くならもっと上手に楽しめると思っています。
しっかりした獣道がいきなり消失すると途方にくれますよね。もっと獣の心を読めるように精進しなくては
それでも次は何が出てくるんだろうという期待感で頑張れるんですよね、ヤブ山は。
6月に入ったのにヤブ山歩いてるのは私的には大きな進化です(笑)。
2019/6/5 21:45
素晴らしい山行
私は北の林道から850m辺りで北東に分岐している尾根で往復しました。
下りではつい直進しそうになり登られたルートの方が明瞭でしたね、それにしても周回は凄い。
23/60付近は気持ちいい所でした。池の先の大岩は左から大きめに巻いてその後小刻みに方向を変え台地では北のほぼ等高線沿いの獣道で池の横を通過しました。
一度稜線に近づきましたが後悔、帰りには時々北の方へ入り込みましたが凹地では迷子感い襲われました。
そうそう立岩のレポ、ありがとうございました。山頂手前のほんの少しが笹薮だけでした昨年6月で。
ついでに大タワ、北のダムの尾根も良さそうですね、下部からタテガミ状態だし、うっふ。
2019/6/6 9:56
Re: 素晴らしい山行
惜しい!少し外れでしたか でもなるほどです。
私の登ったルートは確かに踏み跡明瞭で林相もよかったですよ。
頂上台地はやはり思うほど自由に歩き回れませんね。台地北東のV字の辺りが気になります。
立岩って…私の記録は残雪期ですが〜 でもまたまたいい情報です。
確かに北のダムの尾根はよさそうですよね。歩けなかった台地の北側も見てみたいです。
2019/6/6 19:14
Re[2]: 素晴らしい山行
こんにちわ。
最近山はお休みですか、☆☆☆で。
昨日好天に誘われてダムからの北尾根を往復してきましたよ。
先行者がいました、丹念に枝おりする人が。
東より20分余分にかかりましたがこちらがずーっと素敵です。
700m辺りからブナが始まり860mは最適なおやつ場所です。
山頂台地は緑が一段と増しまたまた彷徨、往路につけたマーカーを回収できませんでした。
以上プチ情報でした。
2019/6/26 11:58
Re[3]: 素晴らしい山行
誤解が深まる前に?言いますと、レイさんのブログにコメントしている☆☆☆で忙しい弟分は私ではありません。レイさんから見た次弟の方なんですよ。私はレイさんのすぐ下の長弟です(笑)。
私の場合、耐暑性が極端に低いために夏場の低山はお休みなだけです
なんと、さっそく北尾根を行かれましたか しかもずーっと素敵とな?
耳寄り情報ありがとうございます。秋がよさそうかな〜っと考えています。
2019/6/26 20:38
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