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記録ID: 1882898
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ハイキング
京都・北摂

三国岳遭難 掲示板回収と追悼登山

2019年06月04日(火) [日帰り]
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Ogi山 その他4人
GPS
--:--
距離
7.1km
登り
519m
下り
538m

コースタイム

日帰り
山行
4:31
休憩
0:00
合計
4:31
8:15
145
スタート地点
10:40
10:40
50
11:30
11:30
76
12:46
12:46
0
12:46
ゴール地点
三国岳は全国に沢山ありますが、ここの三国岳は目印も少ないのでハイキング気分で行くと危ないと思う、コースによりますが迷った時に地図コンパスだけでは木が茂っていて山が見渡せないので自分のいる場所が分かりずらいと思います。急登で参ったが久しぶりに山らしい所へ行きました。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
目印少ない、特に危険はないが急登 クマがいるので一人の時は熊鈴(駐在所で聞きました)
 銑Δ某劼与遊納板を設置しました
2
 銑Δ某劼与遊納板を設置しました
捜索が行われたが発見できず15日に捜索打ち切りとなりました。それで、友人を介して「インターネットに尋ね人広告をだして欲しい」との依頼が有りましたので、ヤマレコの質問箱・尋ね人欄に記事を掲載したところ反響が大きく解決に繋がる情報が寄せられました。更にそれを読んだ方々が独自捜索をして頂き27日発見29日収容となりました。(後で分かった事ですが警察関係者も、大学山岳部や京都府山岳連盟も、ヤマレコのこの情報を見て頂いた様でとても感謝しているところです) 前置きが長くなりましたが私には未踏の山だったので掲示板回収と追悼登山へ行きました。

2
捜索が行われたが発見できず15日に捜索打ち切りとなりました。それで、友人を介して「インターネットに尋ね人広告をだして欲しい」との依頼が有りましたので、ヤマレコの質問箱・尋ね人欄に記事を掲載したところ反響が大きく解決に繋がる情報が寄せられました。更にそれを読んだ方々が独自捜索をして頂き27日発見29日収容となりました。(後で分かった事ですが警察関係者も、大学山岳部や京都府山岳連盟も、ヤマレコのこの情報を見て頂いた様でとても感謝しているところです) 前置きが長くなりましたが私には未踏の山だったので掲示板回収と追悼登山へ行きました。

先ずは久多駐在所へ挨拶に寄りましたところ、警察と府立大学のメンバーによって掲示板は殆ど取り外したとの事。御礼を述べて登山口へ移動します。
先ずは久多駐在所へ挨拶に寄りましたところ、警察と府立大学のメンバーによって掲示板は殆ど取り外したとの事。御礼を述べて登山口へ移動します。
08:00岩屋谷(イヤダニ)と滝谷の分岐場所、路肩へ駐車
08:00岩屋谷(イヤダニ)と滝谷の分岐場所、路肩へ駐車
支度をして08:15登山開始
支度をして08:15登山開始
府立大学小屋迄は林道になっています(一般車侵入不可)暫く行くと右手に何か見えてきます
府立大学小屋迄は林道になっています(一般車侵入不可)暫く行くと右手に何か見えてきます
切株で作った演習林の地図でした


切株で作った演習林の地図でした


15分程で府立大小屋に到着です
15分程で府立大小屋に到着です
注意事項を読んで
2
注意事項を読んで
小屋の横から岩屋谷へ入ります
小屋の横から岩屋谷へ入ります
渡渉を繰り返しながら登っていきます
渡渉を繰り返しながら登っていきます
谷から一の岩屋へ登る斜面が崩れていて登りにくい
谷から一の岩屋へ登る斜面が崩れていて登りにくい
小屋から15分で到着
小屋から15分で到着
中は上手く写りませんでした、お不動さんと役行者が祀ってあるそうです
中は上手く写りませんでした、お不動さんと役行者が祀ってあるそうです
この後谷を高巻いて登っていくのです。当初の計画では全員で登って山少年が引き返して車を回送する予定でしたが帰りの安全を考えて山少年と遊華さんはここで下山、車で回ってもらう事とし残り3人で山頂を目指します。
この後谷を高巻いて登っていくのです。当初の計画では全員で登って山少年が引き返して車を回送する予定でしたが帰りの安全を考えて山少年と遊華さんはここで下山、車で回ってもらう事とし残り3人で山頂を目指します。
08:56二の岩屋標識、岩屋までは少し遠い様なので見物はキャンセル
08:56二の岩屋標識、岩屋までは少し遠い様なので見物はキャンセル
09:03三の岩屋の標識が見えてきました
09:03三の岩屋の標識が見えてきました
ここで暫しの休憩です。その後暫く行ったところで道がGPSの表示とズレてきたのでウロウロするが、谷から外れて登る道へ入ります(GPSを鵜呑みにしてはいけない、道が大きく巻いている事の方が多い)
ここで暫しの休憩です。その後暫く行ったところで道がGPSの表示とズレてきたのでウロウロするが、谷から外れて登る道へ入ります(GPSを鵜呑みにしてはいけない、道が大きく巻いている事の方が多い)
09:21やっと標識が出てきました 目印は少ないです
少し偵察しましたが三の岩屋へは行きませんでした
09:21やっと標識が出てきました 目印は少ないです
少し偵察しましたが三の岩屋へは行きませんでした
さあ、谷を離れて急登になります(写真では分かりません)
さあ、谷を離れて急登になります(写真では分かりません)
標識がでてくるとホッとしますね
標識がでてくるとホッとしますね
10:00大分登ってきました尾根分岐まであと少しですが急登で休み々登ります
10:00大分登ってきました尾根分岐まであと少しですが急登で休み々登ります
10:16巨大な芦生杉に遭遇、大杉ですね、何とグラマ〜な!
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10:16巨大な芦生杉に遭遇、大杉ですね、何とグラマ〜な!
屋久杉にはあまり感動しませんでしたが、この芦生杉にはとても感動しました
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屋久杉にはあまり感動しませんでしたが、この芦生杉にはとても感動しました
10:26尾根分岐にでましたヤレヤレです
10:26尾根分岐にでましたヤレヤレです
久多への標識は有りましたが天狗岳へは有りません、尾根筋にテープが有りました
久多への標識は有りましたが天狗岳へは有りません、尾根筋にテープが有りました
10:41三国岳登頂 二等三角点 点名:久多村一 があります。登山口から2時間26分でした(休憩含、急登で参った)倉橋さんのご冥福をお祈りしました。
10:41三国岳登頂 二等三角点 点名:久多村一 があります。登山口から2時間26分でした(休憩含、急登で参った)倉橋さんのご冥福をお祈りしました。
10:52高島トレール分岐、岩谷峠へ下ります
10:52高島トレール分岐、岩谷峠へ下ります
11:05ここを右(北)へ、尾根を下ります少し急です


11:05ここを右(北)へ、尾根を下ります少し急です


11:29岩谷峠着、掲示板は撤去されていて有りませんでした。暫し休憩、気温25℃だが風があって涼しい
11:29岩谷峠着、掲示板は撤去されていて有りませんでした。暫し休憩、気温25℃だが風があって涼しい
12:01 谷へ下山してきました
12:01 谷へ下山してきました
5〜6回の渡渉を繰り返します、道は広くなってきて昔の林道の様です
5〜6回の渡渉を繰り返します、道は広くなってきて昔の林道の様です
12:14左手に浄水場の様な物が見えてきました
12:14左手に浄水場の様な物が見えてきました
タンクが有ってポンプ室もあるようですね
タンクが有ってポンプ室もあるようですね
やっと古屋からの林道に合流、保谷川に沿って下ります
やっと古屋からの林道に合流、保谷川に沿って下ります
12:33山少年と遊華さんが迎えに来てくれた、嬉しいね!


12:33山少年と遊華さんが迎えに来てくれた、嬉しいね!


古屋の橋が見えてきました
古屋の橋が見えてきました
12:46三国岳・岩谷峠ルート入口に到着です


12:46三国岳・岩谷峠ルート入口に到着です


皆でノンアルで献杯・・・だれや、チューハイ持ってきたのは!!
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皆でノンアルで献杯・・・だれや、チューハイ持ってきたのは!!
昼食を済ませ記念撮影後全員で黙とうを捧げ帰途につきました。尚、掲示板の回収は地図きキΔ如↓´↓は回収されておりγ賄世2枚の掲示板が置かれていました、これで掲示板の回収は完了です。
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昼食を済ませ記念撮影後全員で黙とうを捧げ帰途につきました。尚、掲示板の回収は地図きキΔ如↓´↓は回収されておりγ賄世2枚の掲示板が置かれていました、これで掲示板の回収は完了です。
追記
この記事をUP後に家族からコメントが届きましたので追加いたします。
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追記
この記事をUP後に家族からコメントが届きましたので追加いたします。

感想

ひょんな事から「ヤマレコの質問箱尋ね人」に質問をUPする事になった。
https://www.yamareco.com/modules/plzXoo/index.php?action=detail&qid=5281
直ぐに反響があり沢山の皆さんにご協力を頂きました。倉橋さんは滑落してほぼ即死状態だったらしいです。頭や他の骨折は無かったようですが家族も判別できない状態でDNA鑑定で本人特定まで暫く時間がかかったようです。捜索して頂いた皆さんとても有難う御座いました、感謝しています。

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コメント

追悼登山に感謝
追悼登山、ご苦労様でした。これからも、山登りを楽しんで下さい。また、何処かの山で、お会い出来るのを、楽しみにしています。youtousha
2019/6/6 11:41
Re: 追悼登山に感謝
youtoushaさん、コメント有難うございます、まさに貴方の読み通りでしたね。ザイル等道具を持っての捜索とても有難う御座いました、追悼登山できたことで自分自身やっと区切りがついたと思います。
2019/6/6 12:03
Re[2]: 追悼登山に感謝
ogiyamaさん、遅くなりました。倉橋修さんの御家族からのお礼の手紙、本日(11/10) ogiyamaさんの三国岳登山の記録を再度拝見していて、気付きました。御家族より手紙の掲載、有難う御座いました。また、何処かの山で、お会いできることを楽しみにしています。
2019/11/10 9:54
Re[3]: 追悼登山に感謝
今晩は、コメント有難うございます。
ご家族からのお礼状が届いた時は、既に「質問箱・尋ね人」欄を閉じた後だったので他に掲載する場所が無くここへ掲載したものです、質問箱の掲示は暫く置いておく必要があるなと痛感しております。
youtousha様におかれましては、その後も三国&天狗岳方面のルート開拓整備をして頂いている御様子でとても凄い事だと感服して居る次第です、山からは遠ざかっている私ですが又の機会に何処かでお会いできるかもしれませんね。
ps:貴方のGPSの記事、興味深く読ませて貰っています。
2019/11/10 20:29
お疲れでした。
入山規制の有無、山道の整備、目印(リボン)など考えさせられました
鹿などによる樹勢の変化も顕著です。
保護林が害獣のサンクチュアリィになっているように思います。
学術的な保護と「マタギ」的な狩猟は共存出来ると思います。
山が健全である為に未開の地にしてはいけないように思いませんか?

思いを書ききれないので後日訂正します
2019/6/13 21:09
Re: お疲れでした。
tarbou3様 
”後日訂正・・・” と言う事で暫く返事の様子をみていました。
その節は色々情報を見て頂いて、芦生側からの入山路を模索して頂き、発見されたとの情報を一早く伝えて頂き大変感謝していたところです。
今回の貴方の思いは少し多岐にわたりますが、私には貴方が山を愛するが故の思いとして十分理解できました、場所が場所だけに誰でも入れる山域では無かったし、又未開に近い山が有っても、それこそが自然なのでしょう。人間の及ばない事は沢山あると思いますしそれと上手に付き合っていく事が大事だと思っています。どうもコメント有難う御座いました、感謝しています。
2019/6/15 22:26
プロフィール画像
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