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Yamareco

記録ID: 1889163
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
東北

会津朝日岳開山まつり

2019年06月09日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:30
距離
11.7km
登り
1,370m
下り
1,359m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:46
休憩
0:37
合計
7:23
距離 11.7km 登り 1,370m 下り 1,373m
5:46
5
6:42
6:43
51
7:34
7:35
21
7:56
27
8:23
8:30
4
9:26
9:47
26
10:13
10:14
3
10:17
10:18
14
10:32
10:34
2
10:36
29
11:05
11:06
20
11:26
11:28
40
三吉ミチギの水場はとても冷たくて美味しい。人見の松は、にょきっと自己主張していてかわいい。避難小屋は、多少荒れていたが使用前にサッと掃除すればきれいに使えそうでした。山頂直下の雪渓は急なので、苦手な方や慣れていない人はアイゼン・ピッケルを必ず携行しましょう。私達は、大人数のイベント参加を予測し先発隊によって踏み固められたトレースに期待してチェーンスパイクとストックで。貧弱な装備だけど、軽くて済んだ。また、イベント関係者の方がステップを作ってくれたため非常に歩きやすくリスクを減らして安全に登れた。
山頂は混んでいたし、山頂手前の岩山のほうが眺めは良かったように思います。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
久川ふれあいキャンプ場を4:30頃に出て、5時少し前に黒谷川沿い臨時駐車場に到着。帰路は新潟県に一度出てから鎌倉まで高速で5〜6時間。
コース状況/
危険箇所等
橋あり、渡渉あり、急坂多く、岩場あり、山頂付近には雪渓あり、往復6〜8時間の上級者向けの山。他に登山道はなく、周回コースはない。
前日の雨で多少の増水はあったものの、渡渉できないほどではない。道もぬれているし落ち葉が多く滑りやすかったが、下山時にはすっかりこなれた道へと変貌していた。
その他周辺情報 登山後は、ご飯は帰りの駐車場へのバス待ち時にいわなの里で、イワナのからあげ、みそこんにゃく、ガラナドリンクを飲んで幸せ!
温泉は、バス待ち時におもてなしを受けた時にいただいた割引券で“深沢温泉むら湯”へ。源泉かけ流しで、空いていて最高!
晴れたのもあってか、早朝からたくさんの登山客でにぎわう只見町は黒谷川沿い臨時駐車場。
2019年06月09日 04:55撮影 by  KYV41, KYOCERA
6/9 4:55
晴れたのもあってか、早朝からたくさんの登山客でにぎわう只見町は黒谷川沿い臨時駐車場。
バスで、開山祭りの式典会場へ。小規模な駐車場と、いわなの里の建物がある登山口。早朝はさすがに寒い。
バスで、開山祭りの式典会場へ。小規模な駐車場と、いわなの里の建物がある登山口。早朝はさすがに寒い。
仮設トイレもあるのでしっかり準備。町長の挨拶後にバッジ、お神酒、小女子などをいただく。
仮設トイレもあるのでしっかり準備。町長の挨拶後にバッジ、お神酒、小女子などをいただく。
スタートダッシュ!ついていくのがやっとのペースで。
2019年06月09日 05:49撮影 by  KYV41, KYOCERA
6/9 5:49
スタートダッシュ!ついていくのがやっとのペースで。
すごく晴れていて気持ちいい!まだ6時台、始まったばかり。
1
すごく晴れていて気持ちいい!まだ6時台、始まったばかり。
タニウツギ真っ盛り。その谷は、桃源郷のようでした。
1
タニウツギ真っ盛り。その谷は、桃源郷のようでした。
結構しんどい渡渉が続く。登山靴をぬらさないように・・・したいけど、滑って転ぶよりはマシ。
結構しんどい渡渉が続く。登山靴をぬらさないように・・・したいけど、滑って転ぶよりはマシ。
下を向いている白い花。君は何て名前なの?ホウチャクソウ?
下を向いている白い花。君は何て名前なの?ホウチャクソウ?
ジグザグと、着実に登っていきます。もう、身体は温まって汗だく。
ジグザグと、着実に登っていきます。もう、身体は温まって汗だく。
少し、開けて見えたのは…
2
少し、開けて見えたのは…
昇り一辺倒といっても過言ではないほど、登り続ける。
昇り一辺倒といっても過言ではないほど、登り続ける。
疲れを少し、コイワカガミが癒してくれた。
疲れを少し、コイワカガミが癒してくれた。
山の生命力を感じる山深さ。
山の生命力を感じる山深さ。
小さな芽に、小さな花。新しい命。
小さな芽に、小さな花。新しい命。
叶の高手、というポイント。
叶の高手、というポイント。
倒木もけっこうあり。
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倒木もけっこうあり。
やっと、会津朝日の山頂が見えてきた。
2
やっと、会津朝日の山頂が見えてきた。
雪渓が出てきて、避難小屋も近い。
雪渓が出てきて、避難小屋も近い。
葉っぱの大きさに対して小さすぎる、可憐な花のツバメオモト。
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葉っぱの大きさに対して小さすぎる、可憐な花のツバメオモト。
ここからはチェーンスパイクで慎重に。昇りは良いんだけどね〜
ここからはチェーンスパイクで慎重に。昇りは良いんだけどね〜
先日も帝釈〜田代山で見たショウジョウバカマさん。
先日も帝釈〜田代山で見たショウジョウバカマさん。
カタクリが見守ってくれています。
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カタクリが見守ってくれています。
貧弱な装備でエッサ、ホイサ。役場のお兄さん的な人達がせっせと階段を作ってくれている。ありがたい
貧弱な装備でエッサ、ホイサ。役場のお兄さん的な人達がせっせと階段を作ってくれている。ありがたい
結構昇ってきた。
1
結構昇ってきた。
山頂直下は結構な急斜面。
山頂直下は結構な急斜面。
やったー、会津朝日岳登頂!二百名山がまた増えたぞー!
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やったー、会津朝日岳登頂!二百名山がまた増えたぞー!
少しずつ雲が出てきた。
少しずつ雲が出てきた。
良く見えないけど仲良く咲いているカタクリ。
良く見えないけど仲良く咲いているカタクリ。
雪渓の下りは怖かったなぁ〜!!
雪渓の下りは怖かったなぁ〜!!
会津朝日さんは深くて大変な良い山だった、ありがとう!
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会津朝日さんは深くて大変な良い山だった、ありがとう!
会津駒ヶ岳は雲に隠れてる。
会津駒ヶ岳は雲に隠れてる。
避難小屋の中はこんな感じ。
避難小屋の中はこんな感じ。
叶の高手まで戻ってきた。
叶の高手まで戻ってきた。
すごい疲れてきたけど、がんばって下る。登った分、降りなきゃいけないんだ。往復は精神的に来るなぁ。
すごい疲れてきたけど、がんばって下る。登った分、降りなきゃいけないんだ。往復は精神的に来るなぁ。
なんか、キノコみたいに生えててかわいいね。
なんか、キノコみたいに生えててかわいいね。
イワカガミちゃんが応援してくれる。
イワカガミちゃんが応援してくれる。
時間が経ったからか、渡渉する沢の水量が減っている。
時間が経ったからか、渡渉する沢の水量が減っている。
橋は新しく、最近設置されたもののようです。
橋は新しく、最近設置されたもののようです。
お疲れさまー!とおばちゃんたち。甘酒、麦茶、野菜の漬物をたくさんいただいた。
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お疲れさまー!とおばちゃんたち。甘酒、麦茶、野菜の漬物をたくさんいただいた。
ガラナドリンクでプシュー!!っとな。120円
2019年06月09日 13:22撮影 by  KYV41, KYOCERA
1
6/9 13:22
ガラナドリンクでプシュー!!っとな。120円
夢にまで見たこんにゃくみそ田楽♪200円
1
夢にまで見たこんにゃくみそ田楽♪200円
いわなのから揚げには、激うまのわらびのおひたしが。500円
2019年06月09日 13:34撮影 by  KYV41, KYOCERA
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6/9 13:34
いわなのから揚げには、激うまのわらびのおひたしが。500円
バス待ち。13〜16時まで運行してくれています。バッジも無料でバスも無料、おもてなしの甘酒、麦茶、野菜の漬物のおもてなしで感動しちゃった。少しくらいお金とってくれ〜!(笑)
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バス待ち。13〜16時まで運行してくれています。バッジも無料でバスも無料、おもてなしの甘酒、麦茶、野菜の漬物のおもてなしで感動しちゃった。少しくらいお金とってくれ〜!(笑)
毎年デザインが変わるという記念バッジ。カッコいい!
2019年06月12日 08:00撮影 by  KYV41, KYOCERA
6/12 8:00
毎年デザインが変わるという記念バッジ。カッコいい!
撮影機器:

装備

MYアイテム
satomin-
重量:-kg
個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター ネックウォーマー 着替え ザック ザックカバー アイゼン 昼ご飯 行動食 調理用食材 調味料 飲料 水筒(保温性) ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 針金 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト カメラ
共同装備
ファーストエイドキット エマージェンシーキット
備考 テルモスを持って行くべきだった。

感想

只見の秘峰、会津朝日岳の山開きイベントに参加して来ました。梅雨入りし雨予報で覚悟していましたが、まさかの晴れ。暑い気温と日射しの下の1日となりました。
麓からは見えない大きな大きな山に他の参加者や主催者さんの力を借りて登頂させて頂くことができました。
日本の中でも数少ない全く人の手が入っていない会津駒〜会津朝日の山域、その片鱗を少しだけ味会わせて頂いた上に素晴らしいおもてなしを受けました。それは開山祭の運営や下山後のふるまいだけでなく、登山道の整備やマイクロバスでの登山者の輸送管理、環境へのダメージを少しでも和らげつつ登山道を維持し、地元の素晴らしい山と自然を開かれたものにしていこうという姿勢でした。
久しぶりのきつい大満足の山行、整備をしイベントを開いてくれた只見町の皆様に感謝の想いが自分の中に溢れた素晴らしい1日。
また只見に来たくなるそんな経験をさせてもらいました。

登山道のバリエーション・状態、歩行速度・時間、どれをとっても前日に登った帝釈山・田代山とは比べものにならないくらいきつかった。しかし、ウォーミングアップ的な観点からは最適だったかも。早く下山して良い温泉で老廃物をすっかり出し切って、早くたくさん寝れて体力もばっちりで挑めたので。
荷物を極力減らし、機動力と体力を温存しながらの山行を目指した。さすがに猛者ばかりの登山者、スタートダッシュが早すぎる…!でも、遅くなりすぎると渡渉や山頂で行列になっちゃいそうだったので必死に歩いた。息が上がる寸前〜上がっちゃうくらいのペースで。避難小屋まで、そんな限界寸前の歩き方をしたため「もう無理」と思ったが、避難小屋からはそんなに時間はかからなかった。雪渓から上がってくる空気が火照った身体を冷やし、カッコイイ越後三山が私達を迎えてくれた。
必死に歩いている間は、キツイ、つらい、苦しいばかりが感情の中心になってしまうけど、終わったとたんに幸せな気持ちが込み上げてきます。これだから山はやめられない、のかな。

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