中山〜近畿自然歩道〜日生中央

2012年05月08日(火) [日帰り]

• GPS: 07:58
• 距離: 31.1km
• 登り: 995m
• 下り: 947m

コースタイム

8:20阪急中山駅　→9:23中山山頂　→9:51県道33号、大峰山登山口(5分休憩)　→11:02切畑会館　→12:05ソエ谷峠(15分休憩)　→13:06金山彦神社　→14:20宮ノ前セブンイレブン　→15:04八坂神社　→15:32民田旧丹州街道分岐　→16:18日生中央駅

天候

晴/曇

アクセス

利用交通機関：

電車

阪急中山駅前〜能勢電鉄日生中央駅

コース状況／危険箇所等

特に危険な箇所はありませんが、車道歩行区間は要注意。歩道未整備区間が多く、見通しの悪い山間部の多い宝塚市域は交通量が比較的多く、危険を感じる事もありました。
対する川沿いや谷沿いの平地が多い猪名川町は歩道整備区間も多く交通量も少なめ。こちらは農村間の通学路として利用されている所が多いようで、比較的安心して歩けました。
宝塚市域は切畑地区に自動販売機程度ですが、猪名川町の北田原地区にはコンビニがあります。銀山地区、八坂神社には公衆トイレ有。

山間部については、中山山域は急坂もありますが整備されたハイキングコースレベル。ソエ谷峠〜宮ノ前地区に至る山間部、旧丹州街道区間共に歩き易い山道で要所に案内標識も設置されています。

写真

5/8 8:23

平日の朝、中山寺も静かな朝です。

5/8 8:30

地図のルートトレースを目指し、奥の院参道ルートを選択。

5/8 8:40

新緑に包まれた参道、7丁付近。

5/8 8:55

奥の院より山頂ルートへ分岐、程なく倒木…迂回路が出来ています。

5/8 9:26

中山山頂より猪名川方面。霞で視界はイマイチ。。

5/8 9:35

大峰山へ向かうルートも新緑に包まれ…利用者が少ない都合、蜘蛛の巣が多い。。

5/8 9:51

県道到着。気は進まないが今日は車道を十万辻峠へ向かう。

5/8 10:11

十万辻バス停、前方の十万辻トンネル内は歩道有。

5/8 10:20

県道33号と325号の合流点。33号方面へ進む。

5/8 10:32

車道より用水路沿いのルートへ迂回。地図ルートより若干外れるものの、歩き易いルートが続きます。

5/8 10:49

林道の雰囲気、用水路沿いに付き高低差は皆無。

5/8 10:54

切畑地区に近付くと農道へ。前方は古宝山。

5/8 11:07

切畑集落内、集落内が車道の迂回路となる。

5/8 11:15

切畑地区→玉瀬地区へ、この区間は市道ながら交通量は結構な量、迂回路もない。

5/8 11:38

近畿自然歩道区間に到着。約500m西の前田橋バス停が自然歩道のゴール。

5/8 11:44

遊歩道として整備されている良路。

5/8 11:44

同、説明図。整備地域の形が特徴的。

5/8 11:52

尾根コースの分岐、基本は未舗装ながら車も通行可能な良路が続く。

5/8 12:00

しかし、傾斜がきつい登りは轍が乱れ気味…四駆なら何とかOKか?

5/8 12:03

整備地区最高地点…ですがソエ谷峠はまだ先。この辺りは猪名川町との境界付近か?

5/8 12:05

ソエ谷峠。ベンチもなく、先のベンチでの休憩がお薦め☆

5/8 12:27

峠の猪名川町側は少々荒れ気味ですが…

5/8 12:37

程なく車通行可能な林道へ。

5/8 12:44

途中貯水池、休憩場所にもよさげ♪

5/8 13:04

銀山エリア…道路端に坑道の跡。埋まっているようですが。

5/8 13:06

近畿自然歩道と猪名川町の歴史街道が重なり、派手な案内標識が随所にw

5/8 13:15

放置された耕作地、古い石積みが農機具の出入りには不向き?

5/8 13:25

道の駅、猪名川への分岐。自然歩道は農道?から林道へと続きます。

5/8 13:40

古い石垣の支える道、路面状態は良好。

5/8 13:59

南田原集落内を通過。

5/8 14:10

川にかかる板の橋。

5/8 14:12

橋の周囲はアマゴ釣り場。この辺りから近畿自然歩道を一旦離れる。

5/8 14:27

北田原集落内、少し迷走。

5/8 14:30

近畿自然歩道ではないものの、ハイキングコースを示す手書き看板有。

5/8 14:31

猪名川国際カントリークラブ敷地内へ、よくある事ですが…

5/8 14:37

何度も周りを確認しましたがフェアウェイのど真ん中を突っ切るのが正規ルート。

5/8 14:41

敷地外へは電気柵有。極端に路面状況は悪化。

5/8 14:46

下阿古谷地区の農道へ。草生え放題w

5/8 14:56

再び近畿自然歩道へ合流。

5/8 15:01

寒天を天日干し…地元では有名だそうです。

5/8 15:04

近年作られた八坂神社前の公衆トイレ。水道完備はありがたい☆

5/8 15:15

上阿古谷地区の集落。県道603号線は交通量も少なく、歩道も完備。

5/8 15:23

上阿古谷地区〜民田地区への登り坂。普通の坂道ですが疲れた体にはキツイ。。

5/8 15:31

坂を上りきると、程なく旧丹州街道への分岐から山道へ。道標が壊れており、日生中央の案内表記がないので注意。

5/8 15:40

旧街道は馬を引いて歩ける程度の道幅。

5/8 15:46

ため池に咲く藤の花。

5/8 15:54

旧街道は、山道より農道へ。

5/8 16:04

内馬場集落付近の案内標識。矢印の指す方向が解り難いが南側が日生中央駅。

5/8 16:07

古い小さな道標。左池田・右銀山と書かれているようです。

5/8 16:18

無事、日生中央駅到着。

撮影機器：

EX-H20G CASIO COMPUTER CO.,LTD.

感想

inakabus

よく歩かれる中山〜大峰山へのルート。その途中県道33号線より十万辻峠、切畑地区を通り、近畿自然歩道『埋蔵金ロマン　多田銀山へのみち』、そして『猪名川渓谷　屏風岩を訪ねるみち』へと繋がるルート。。。
昭文社・山と高原地図『北摂・京都西山』(2011年版)に描かれた赤い実線ルート、以前より気になっていたルートを歩いてみました。

中山の北、十万辻峠より北側へ延々と延びるルート。地図上は一筆書きに描かれていますが、特に山頂を通過する訳でもなく、いくつかの峠道を越える程度。近畿自然歩道に沿ったもの思っていたら、猪名川町では一度大きくコースを外れゴルフコースの真中を横断するサプライズ…ww
ともかく、解釈によっては一本道にも見える地図上のルート、総延長30�勸幣紊魎以癲�8時間に近い長旅となりました。

車道部分の多くは迂回路があり、車道以外は歩き易い区間も多い好ルートではありますが、アクセスは2時間に1本以下のパス路線がある程度。難易度は一般向けですがハイキング道3ルートを一日で歩くようなルートに付き歩行距離は伸びますが、それなりの見所もあり結構楽しめます。

ともかく、自身にとって今までの人生で最も長い距離を歩いた一日となりました。
いつかは六甲縦走を夢見つつ…高低差は半分足らずですが、距離は2/3近くを歩いた計算。前日の山行を含め結構歩きましたが、翌日は少々足に張りを感じる程度、少しずつ長く歩く体力が付いてきた事が実感できました☆

コメント

tomuyan

す、す、すごい( ☉_☉) ﾊﾟﾁｸﾘ｡
こんにちはtomuyanです。 すごいですねー

こんな長い距離をあの時間で歩いちゃうなんてもうびっくり
六甲縦走の目標があるからなのね。

フェアウェイを横切って歩くって
熊の看板見るより怖いような

inakabus

コメントありがとうございます
tomuyanさんコメントありがとうございました。

このエリアはなだらかな里山が多く、道路状態が良ければ結構歩きやすいのですが、３０�劼魃曚┐討い觀覯未鮓�て驚きました^^::

後から航空写真を見ると、２コース横切ってましたw
プレーしている人はおらず、遠目に芝の手入れをされている方と目が合ったような気もしますが、特に驚かれた風でもなく…
２００ｍ程度ですが、妙に恥ずかしいといいますか、居心地の悪さは中々他では味わえないかとww

miccyan

超遅レスですが
初めまして。３０年ぐらい前に　当時、山陽自然歩道と呼ばれてた同区間を歩いてます。ソエ谷峠、阿古谷、南田原と懐かしい地名や風景をありがとうございます。

inakabus

コメントありがとうございます☆
miccyanさんコメントありがとうございます。
以前の記録をご覧頂いたことに感謝☆貴重な情報をお伝えいただきありがとうございます。
『山陽自然歩道』は近畿自然歩道に引継がれたようなのですが、中山（宝塚）山中でも看板の残骸を見掛けたりと、必ずしも近畿自然歩道と重複しないようですね〜。

随分前に歩かれたとのことですが、おそらくそれ程当時と変わっていないのではないでしょうか
ルートが後世に受け継がれて行く事を願っております