雨降る前に羊蹄山
- GPS
- 09:00
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 1,557m
- 下り
- 1,554m
コースタイム
- 山行
- 7:46
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 9:00
天候 | 6/15 薄曇り 山頂はガスの中&強風 |
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過去天気図(気象庁) | 2019年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
えきねっと会員限定トクだ値スペシャル50 で新幹線半額 えきねっと+駅レンタカープランスペシャル でレンタカー40%off |
その他周辺情報 | 【宿泊】 蝦夷富士小屋 https://ezofujigoya.com/ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
携帯トイレ
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感想
6月の山はどこに行こうと考えてたところ、えきねっと会員限定トクだ値スペシャル50で新幹線はやぶやが半額というニュースを発見。期間最後の土日なら羊蹄山の避難小屋もあいているし、北海道は梅雨の影響も少ないはずだし、ということで北海道行きが決定しました。
しかし、予定が近づくにつれて天気予報が悪化していき、金曜には西日本は荒れ模様の天気で、だんだんと雨雲は東に移動して、早ければ土曜夕方には北海道も雨が降るかもという感じになっていきました。計画は避難小屋に泊まって翌朝に影羊蹄を見ようと思ったのですが、これは難しいということで、土曜の早朝から日帰りで登って早めに降りてくる計画に切り替えました。
前日は麓の蝦夷富士小屋さんに宿泊して、倶知安のマックスバリュで買ったお惣菜とサッポロクラシックで晩酌していたところ、その日に登ったという熊本からのご夫婦が戻ってきて、山頂からのきれいな眺めの写真を見せてくれました。とても羨ましかったです。
そして土曜日の登山当日。
夜明けの空が明るくなりはじめ、雲はそんなに厚くなさそう。天気は持ちそうな気配で、登山を開始しました。
最初はなだらかな山道でなんの問題もなさそうでしたが、のんびりした気分を砕くかのように、登山道をふさぐ倒木。たんに倒木というのではなく、枝が重なり合ってできたバリケードを乗り越えていかなければ進むことができません。これは想定外です。山開きだというのに、なんの整備もされていないというのはいかがなものか。いや、もしかするとこれが北海道スタンダード? まさに試される大地です。
1合目を過ぎると、羊蹄山の見た目通りの勾配をそのままに登っていき、どんどん高度をかせぎました。2合目、3合目、4合目、とそれぞれに標識があるので、どこまで登っているのかわかりやすくて良かったです。それにしても標高差1,500m以上はキツイ。1合1合が長くて遠くてなかなか先に進んでいるという実感が持てません。
それでも向こうに見えるニセコアンヌプリとの比較で、高くなっているということはわかり、頂上部がちらちら見えるようになって、周りの木々も低くなると9合目でした。でも頂上に近づき木々が低くなるにつれて、風も強くなっていきました。
そしてついに頂上部到着。とたんに風が強くなり、ガスに白く包まれ、このまま山頂までたどり着けるのかと恐ろしくなりました。風によろけることもありましたが、気を付けて進めば、それほどのことはありませんでした。
そして登山開始から約5時間、ついに頂上にたどり着きました。このガスだと何も見えないなと残念に思っていたのですが、ほんの一瞬だけガスの切れ間から遠くの洞爺湖を見ることができて、ちょっとだけご褒美のようで嬉しかったです。
登山口に戻ってきたのは13時。これなら函館に戻って東京行き最終の新幹線に登ることもできました。北海道は遠いところと思っていましたが、新幹線+前泊で土日で行って帰ってこれますね。
道の駅ニセコビュープラザから振り返って羊蹄山を見ると山頂は雲の中でしたが、山以外は薄曇りという感じで陽射しもあって、心配した雨にも降られずに無事に登ることができて、本当に良かったです。
印象的なのは、やはり前日に見た、麓のだだっ広い緑の大地と青空の間にきれいな裾をひく羊蹄山の姿。標高の数字以上に大きなスケールがあって、北海道の大きさを感じました。
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