籾糠山〜メジャーな岐阜百山

2019年06月18日(火) [日帰り]

• GPS: 04:11
• 距離: 8.3km
• 登り: 561m
• 下り: 542m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:26
• 休憩: 0:40
• 合計: 4:06

距離 8.3km 登り 561m 下り 560m

7:41 天生峠
8:09 天生湿原北側分岐
8:11 8:16 天生湿原
8:24 8:25 天生湿原南側分岐
8:28 8:32 カラ谷分岐
9:04 9:06 木平分岐
9:22 9:27 籾糠分岐
9:54 10:11 籾糠山
10:29 10:35 籾糠分岐
11:13 カラ谷分岐
11:17 天生湿原南側分岐
11:23 天生湿原
11:46 天生峠
11:47 ゴール地点

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

白川郷から国道360号で天生峠へ。峠に大きな駐車場、トイレがありそこが登山口。
峠から飛騨市方面は通行止め。

コース状況／危険箇所等

危険なところはありません。行きはカラ谷登山道、帰りはブナ探勝路を通りましたが（登山口にある森林環境整備推進協力金を納めるところのオジサンのおススメで）、きれいに整備されています。
ある程度の傾斜があるところ、平坦なところでも足下がぬかるんでいるところはしっかり木の階段や木道があります。登山口から山頂手前まで、ずーっと。
ある意味自然を守るためでもあると思いますが、この道を造るのも維持していくのも大変だろうなあと思い、本当に感謝です。
おかげで道に迷うことはありません。表示も各所にしっかりあります。
ただ、濡れている木は滑るので注意です。滑ってもう少しで転倒、ということが2回ありました。
山頂、けっこう虫がいました。

その他周辺情報

ここまできたら世界遺産白川郷。

写真

6/18 7:07

白川郷から天生峠へ向かう国道沿い、普通に合掌造りの家が建っているのに感激！民宿のようでした。

6/18 7:40

天生峠に到着。広い駐車場。トイレの前に駐車。

6/18 7:43

大きな案内板。

6/18 7:48

では出発。登山口入口で天生県立自然公園森林環境整備推進協力金500円を支払って、案内図の入ったパンフレットをいただきました。

6/18 7:51

歩き始めてすぐ、こんな看板。登山道には音を出すための缶がいっぱいありました。

6/18 8:03

少し進むと本日初めての眺望。飛騨方面に広がる雲海。雲海の向こうに残雪の北アルプス。

6/18 8:06

登山道は山頂までずーっとこうした木の階段や木道が続きます。よく整備されていて危険なところはまったく無し。

6/18 8:11

獣除けの扉を過ぎると、

6/18 8:14

天生湿原に到着。ここは一方通行らしい。

6/18 8:16

いいところだなあ。

6/18 8:20

湿原の中にあるお社に登山の無事を祈願。

6/18 8:21

東濃の屏風山にある黒の田湿地に感じが似ている。あそこもいいところ。

6/18 8:23

いい感じ。

6/18 8:27

周りに人はいない。写真だけ見ると静かなように見えますが、春ゼミとカエルの大合唱がすごい。「しずけさや...」という芭蕉の句の世界ってこんな感じなのかあ、と思ったりしていました。

6/18 8:28

湿原が終わって籾糠山に向かいます。

6/18 8:32

と思ったら小さいけど雰囲気のある湿原が。

6/18 8:34

小川を渡り、

6/18 8:36

カラ谷コースとブナ探勝路の分岐点へ。協力金の係のオジサンのおススメに従い行きは左のカラ谷コースへ。

6/18 8:54

大きな木。

6/18 8:58

緑がきれい。自然公園内だから植林がまったくない。

6/18 8:59

ツツジの一種かな？

6/18 9:09

木平分岐。籾糠山に向かいます。

6/18 9:13

ここから本日はじめてのちょっとした急登。このとき、とてもいい匂いがしてきました。お茶やさんの前を通ったときにふわっと匂ってくる茶葉を煎ったような甘い匂い。植物の匂いだと思うけど何の匂いなんだろう。山頂付近までけっこう匂ってました。

6/18 9:32

籾糠分岐。

6/18 9:33

同じく。山頂は狭いから混雑時は山頂で食事をしないようにって書いてある。土日祭日はすごい人なんだろうな。
では山頂に向かいましょう。

6/18 9:42

急登を登って、

6/18 9:45

見えた！山頂！

6/18 10:00

到着、岐阜百山65座目。

6/18 10:01

記念に。

6/18 10:01

山頂からの眺め。

6/18 10:01

同じく。

6/18 10:01

眺望のいい山頂だけど、雲が多くて遠望がきかない。アルプスは見えない。少し休憩して帰ります。

6/18 10:38

籾糠分岐まで戻ってきました。ブナ探勝路を通って帰ります。

6/18 11:04

立派なブナ林。

6/18 11:07

ブナ。

6/18 11:15

ブナ。

6/18 11:16

ブナ。

6/18 11:17

花も。

6/18 11:24

湿原まで戻ってきました。一方通行、西回りで帰ります。

6/18 11:50

登山口到着。火曜日だけどたくさんの車。行きも帰りも大勢の人とすれ違いました。日曜でもこれだけの人と出会う岐阜百山はあまりなかったから、籾糠山はすごいメジャーな山なんだということが実際に登ってみてわかりました。

6/18 11:50

協力金を納めたtテントのオジサンに挨拶をして本日の登山終了。

6/18 12:13

峠から360号を下る途中に見えた三方岩岳と野谷荘司山。近いうちに登りたい。写ってないけど妙法山も。

6/18 12:28

もう一回、国道360号沿いの合掌造りの家。

撮影機器：

Canon IXY 10S Canon

装備

個人装備

虫よけスプレー 長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

myhome

平日なのに大勢の登山者とすれ違った籾糠山。きれいな自然林や湿原や眺望のいい山頂よりも、なんだかその印象が強く残っています。人のいない岐阜百山を登ることが多いので...。
でも本当にきれいな自然林でした。山頂まで行かなくても湿原からもう少し先まで足をのばすだけでもきれいな自然の森がとても楽しめるところだと思います。実際、山は登らずにブナの巨木を見て帰る、という方もいらっしゃいました。
岐阜百山に登るようになってから、50数年岐阜県で暮らしてきて今まで知らなかった素晴らしい発見にたくさん出会えました。
山登りは本当にいいです。