武奈ヶ岳、堂満岳 八の字縦走
- GPS
- --:--
- 距離
- 21.5km
- 登り
- 1,685m
- 下り
- 1,680m
コースタイム
- 山行
- 8:48
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 9:37
天候 | くもり 時々晴れ間 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険個所はない。 |
写真
装備
個人装備 |
雨具
日よけ帽子
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
---|
感想
一日をほぼ丸々使える貴重な休日。
いつもなら昼過ぎには下山するスケジュールだが、今回は久しぶりに比良を堪能しようと張り切って歩いた。
梅雨入りが遅れているとはいえ、今日も午後には降り出すとの予報。
雨とガスのリスクはあるとの前提でルートなど決めながら歩くことにする。
今日のように時間に余裕のある時は、琵琶湖の湖岸からスタートする。
できるだけ山の麓から歩くことで、アプローチのルートも含めて山を楽しみたい。
湖岸から見上げると比良の山はガスに隠れてもいず、しっかり全容を見せている。
振り返ると湖面に弱い光を落としながら、かろうじて赤い朝日も顔を出している。
山に向かいながら、頭の中で今日のルートを検討してみる。
武奈ヶ岳には登ろうと思うが、往路、復路でどこを経由するか・・・
雨が降り出した時に、足元の不安は避けたい。
谷沿いでガスに囲まれたくもない。
空の様子には気を付けながら歩くことにしよう。
とはいえ、山に入ると急いで歩く気にはならず、足に伝わる山の感触を楽しみながらのんびり歩いていた。
桜のコバからイン谷口へ、カードを書いてポストに入れたらそのまま青ガレから金糞峠に向かう。
足元のコアジサイの花が、しっとりした山の空気とよく合っている。
金糞峠から、今日は中峠を経てワサビ峠に向かうことにする。
日差しと湿気で汗が噴き出るが、わきを流れる沢の水は痺れるほど冷たくて気持ちいい。
何度足を止めて顔を洗ったことだろう。
西南陵を歩くのもしばらくぶりだ。
緑一色の尾根道がエネルギーをため込んでいるように見える。
茶色系の偏光サングラスをかけていると、植物の緑色が生命を吹き込まれたようにみずみずしく見える。
山頂までは天気も崩れずに来れた。
ただ周囲のガスは少しずつ山肌を上がってきているようで、琵琶湖方面の視界も遮られている。
せっかくの山頂だが長居はできないと、動くことにした。
細川越から広谷、イブルギノコバを経由して八雲ヶ原に下りる。
八雲ヶ原で食事休憩。
天気はまだ持ちそうだ。
北比良峠からシャクナゲ尾根を通り金糞峠、堂満岳から下山に決めた。
自分ではもう少し体力に余裕を持って歩けるつもりでいたが、普段のランニングとは使う筋肉も違うようで、最後の堂満岳からの急坂では足がもつれるように感じることが増えてしまった。
集中力も登りの時間帯と同じように保つわけにはいかず、どうにも不安定な体を抱えての下山路・・・。
それでも無事に歩き通せた満足感は大きかったし、一日空模様が怪しいながらも持ってくれたこともありがたかった。
また比良の山に、いい一日を用意してもてなしてもらったような気分。
ありがとう、また来ます。
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