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記録ID: 190553
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ハイキング
栗駒・早池峰

姫神山(城内コース) 

2012年05月13日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
03:23
距離
4.0km
登り
564m
下り
564m

コースタイム

  10:30  登山口駐車場
  10:44  たたら石
  10:53  清水(神)社
  11:07  小姫神
  11:38  水石
  11:45  傘石
  12:03  山頂
  13:00  下山開始
  13:15  傘石
  13:32  小姫神
  13:39  清水社
  13:44  たたら石
  13:53  登山口駐車場

天候 快晴 のち 晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 盛岡市内の国道4号と46号の合流点(NHK前)から国道455号を岩泉方面へ、途中県道16号を左に県道36号を右に見送ってから広域農道へ左折。広域農道入り口右側(国道の左側)に「サクラパーク姫神」の小さな案内板があるのでそれが目印です。ただし、広域農道に入ってからサクラパーク姫神への道は途中で分かれます。NHK前から広域農道入り口までは約9Km、車で13〜4分程度です。
 広域農道に入り5分ほどしてサクラパーク姫神への道を右に見送ると、ほどなく玉山トンネル。トンネルを出ると1〜2分で右側に「姫神山城内登山口1Km」の表示があるので、そこを右折。未舗装でやや急な作業道を4,5分進むと登山口駐車場です。10台程度は駐車可能です。国道455号分岐から登山口入り口までは10Km、10分ほどです。

 また、盛岡市内からの国道455号で、県道36号への分岐を過ぎ、県道16号への分岐までの間、右側にローソンがあります。城内登山口へは最後のコンビニとなります。
 
コース状況/
危険箇所等
【登山ポスト】
 見当たりませんでした。
【トイレ】
 登山口駐車場に仮設トイレ(イベント会場等に臨時に設置されているトイレ)が設置されていました。

【登山道】
 山頂直下の岩場を除き危険箇所や迷うところはありません。
 ぬかるみもありません。
 清水(神)社の上に杉の倒木が少なからずありましたが倒木を避けてトレースが続いており、問題はないと思います。
 清水(神)社まではなだらかな道が続きますが、清水(神)社から山頂までは標高差450Mほどあり、勾配率は30%を越える急登となります。

 傘石を過ぎ、山頂直下の岩場手前で直登コースと迂回コースとの分岐点がありますが、迂回コースへ誘導する標識が小さく見落としやすいと思います。
 岩場直登コースの最後、迂回コースとの合流点直前で、足の置き場(1歩分)に迷う箇所があります。大き目の岩をしっかりつかむ腕力と靴のフリクションが重要です。三点支持の徹底はいうまでもありません。


 1時間足らずで下山可能ですが、勾配が急な分膝や腿への負担は大きくなります。調子に乗って快調に降りてきたと思ったら、翌日筋肉痛になってしまいました。
姫神山とは・・・。 勉強になります。
2012年05月13日 10:26撮影 by  E7600, NIKON
5/13 10:26
姫神山とは・・・。 勉強になります。
後を振り返れば岩手山の雄姿。キレイです。
2012年05月14日 20:40撮影 by  E7600, NIKON
5/14 20:40
後を振り返れば岩手山の雄姿。キレイです。
駐車場はこんな感じ。仮設トイレがありました。
2012年05月13日 10:26撮影 by  E7600, NIKON
5/13 10:26
駐車場はこんな感じ。仮設トイレがありました。
頂上まで2,540m、標高差は570m。姫神山は見た目ほど緩やかな山ではありません。
2012年05月13日 10:27撮影 by  E7600, NIKON
5/13 10:27
頂上まで2,540m、標高差は570m。姫神山は見た目ほど緩やかな山ではありません。
でも、出だしはゆったり緩やか。「← 左 登山道」の表示も不要だと思います。
2012年05月13日 10:31撮影 by  E7600, NIKON
5/13 10:31
でも、出だしはゆったり緩やか。「← 左 登山道」の表示も不要だと思います。
15分も歩くと奇岩が現れ始めます。
2012年05月13日 10:40撮影 by  E7600, NIKON
5/13 10:40
15分も歩くと奇岩が現れ始めます。
2012年05月13日 10:41撮影 by  E7600, NIKON
5/13 10:41
たたら岩から10分ほどで清水(神)社。ここから急登が始まります。
2012年05月13日 10:49撮影 by  E7600, NIKON
5/13 10:49
たたら岩から10分ほどで清水(神)社。ここから急登が始まります。
この水は飲めるのか???(この表現を汲んでほしい。)
2012年05月13日 10:49撮影 by  E7600, NIKON
5/13 10:49
この水は飲めるのか???(この表現を汲んでほしい。)
ここから、水石まで標高差200m。結構きつい登りになります。
2012年05月13日 11:04撮影 by  E7600, NIKON
5/13 11:04
ここから、水石まで標高差200m。結構きつい登りになります。
標高が高くなるにつれカタクリが増えてきます。
2012年05月13日 11:22撮影 by  E7600, NIKON
1
5/13 11:22
標高が高くなるにつれカタクリが増えてきます。
ミヤマエンレイソウを初めて認識しました。
2012年05月13日 11:23撮影 by  E7600, NIKON
5/13 11:23
ミヤマエンレイソウを初めて認識しました。
水石。
2012年05月13日 11:35撮影 by  E7600, NIKON
5/13 11:35
水石。
やはり水があります。
2012年05月13日 11:35撮影 by  E7600, NIKON
5/13 11:35
やはり水があります。
まさに傘です。人工物でないとしたら、どのようにして出来たのでしょうか?
2012年05月13日 11:42撮影 by  E7600, NIKON
5/13 11:42
まさに傘です。人工物でないとしたら、どのようにして出来たのでしょうか?
傘石を過ぎると、"カタクリ祭り"大開催中。
2012年05月14日 20:40撮影 by  NIKON D80, NIKON CORPORATION
5/14 20:40
傘石を過ぎると、"カタクリ祭り"大開催中。
直進すれば岩場の直登コース、迂回コースは右の木の前を右に進みますが、少しわかりにくいかもしれません。
2012年05月14日 20:50撮影 by  E7600, NIKON
5/14 20:50
直進すれば岩場の直登コース、迂回コースは右の木の前を右に進みますが、少しわかりにくいかもしれません。
大きな岩場を三点支持で確実に登ります。下山時は迂回コースがお勧めです。
2012年05月14日 20:46撮影 by  E7600, NIKON
5/14 20:46
大きな岩場を三点支持で確実に登ります。下山時は迂回コースがお勧めです。
手前の岩(右側が斜めに下がっている)に一時的に両足を置くことになりますが、右足はかなり斜めに置きます。靴の底が滑りやすい場合は迂回コースへ。左側の岩の向こう側を右手でホールドします。
2012年05月13日 11:54撮影 by  E7600, NIKON
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5/13 11:54
手前の岩(右側が斜めに下がっている)に一時的に両足を置くことになりますが、右足はかなり斜めに置きます。靴の底が滑りやすい場合は迂回コースへ。左側の岩の向こう側を右手でホールドします。
難所を振り返ってみました。中央の岩を右手でホールドすることになります。
2012年05月14日 20:49撮影 by  E7600, NIKON
5/14 20:49
難所を振り返ってみました。中央の岩を右手でホールドすることになります。
迂回路との合流点を振り返ればこんな感じです。
2012年05月14日 20:47撮影 by  E7600, NIKON
5/14 20:47
迂回路との合流点を振り返ればこんな感じです。
岩登り数分で山頂。
2012年05月14日 20:45撮影 by  E7600, NIKON
5/14 20:45
岩登り数分で山頂。
2012年05月13日 12:12撮影 by  E7600, NIKON
5/13 12:12
好天の中大勢の登山者が寛ぎ中。
2012年05月13日 12:13撮影 by  E7600, NIKON
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5/13 12:13
好天の中大勢の登山者が寛ぎ中。
東北らしくない景色のone-shotか?
2012年05月13日 12:14撮影 by  E7600, NIKON
5/13 12:14
東北らしくない景色のone-shotか?
八幡平をバックに。
2012年05月14日 20:34撮影 by  NIKON D80, NIKON CORPORATION
5/14 20:34
八幡平をバックに。
みんなが同じ想い。岩手山を眺めるには格好の展望台です。
2012年05月14日 20:33撮影 by  NIKON D80, NIKON CORPORATION
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5/14 20:33
みんなが同じ想い。岩手山を眺めるには格好の展望台です。
天候にも恵まれ、この山の人気の高さがうかがわれます。
2012年05月14日 20:34撮影 by  NIKON D80, NIKON CORPORATION
5/14 20:34
天候にも恵まれ、この山の人気の高さがうかがわれます。
三角点は厳重に守られていました。
2012年05月13日 12:45撮影 by  E7600, NIKON
5/13 12:45
三角点は厳重に守られていました。
和賀山塊をバックに。姫神から見る岩手山が一番価値があるかもしれません。
2012年05月14日 20:37撮影 by  NIKON D80, NIKON CORPORATION
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5/14 20:37
和賀山塊をバックに。姫神から見る岩手山が一番価値があるかもしれません。
登山口(南)方向。北上川のダム湖も見えます。
2012年05月14日 20:38撮影 by  NIKON D80, NIKON CORPORATION
5/14 20:38
登山口(南)方向。北上川のダム湖も見えます。
下りも侮れません。靴底のフリクションを利かせて慎重に下山します。
2012年05月14日 20:46撮影 by  E7600, NIKON
5/14 20:46
下りも侮れません。靴底のフリクションを利かせて慎重に下山します。
結構やっかいな岩場でした。
2012年05月14日 20:49撮影 by  E7600, NIKON
5/14 20:49
結構やっかいな岩場でした。
写真的にはあっという間の下山ですが、ゆっくり下りないと筋肉痛になります。
2012年05月13日 13:48撮影 by  E7600, NIKON
5/13 13:48
写真的にはあっという間の下山ですが、ゆっくり下りないと筋肉痛になります。

感想

 この週末は日本海側の天気が良くないので鳥海山でのスキーはあきらめ、天気が良い岩手県へミニ遠征ということにしました。モンベルのシュラフを買いたいとも考えていたので、盛岡市周辺のあまりハードでない山ということで、城内から姫神山に登ってみました。
 ところが、イメージしていたよりは、少しきつかったというのが正直な印象です。距離的には60%である清水(神)社から山頂までが、標高差では8割近くを占め、清水社から山頂までの平均勾配率は30%です。小姫神から水石までは、傾斜が緩む部分がないため結構ハードでした。また、山頂直下の岩場も、初めてということもあって、ごく短いながらも緊張しつつ登りました。鳥海山の新山や昨秋登った甲斐駒の直登コースの方がはるかに危険度が高いはずですが、先入観のなせる業で、姫上山の方が印象に残ってしまいました。
 カーナビを使わない人にとっては、盛岡市内からのアプローチがわかりにくいと考え、登山口までの道路情報を記録してみました。
 盛岡市から近く初心者でも登りやすいことに加え、岩手山、早池峰、八幡平など360度の展望に恵まれているということで、人気の高さがうかがわれ、お昼時の山頂は50人前後の大勢の人で賑わっていました。
 あまり気負わずに楽しめる良い山です。

なおシュラフは、車中泊利用が主体なので取扱いの楽なスーパースパイラルバロウバック#5(11,800円)を購入しました。早速試寝(?)してみましたが、その伸縮性に感激!!  また、保温性も良好でした。  コストパフォーマンス重視の人にはお勧めです。

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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
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体力レベル
1/5

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