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記録ID: 190622
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ハイキング
日光・那須・筑波

袈裟丸山(アカヤシオも震える雪雲の中に迷い込む)#138

2012年05月14日(月) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 栃木県 群馬県
 - 拍手
GPS
06:50
距離
10.3km
登り
931m
下り
912m

コースタイム

7:00折場登山口→8:00賽の河原→8:20雨量計→9:05小丸山→9:20避難小屋
→10:25(前)袈裟丸山10:40→避難小屋→12:10小丸山→雨量計→
13:10賽の河原→13:50折場登山口
天候 青空は見えるも雪(氷の粒)混じりの冷たい風
後に快晴へ
過去天気図(気象庁) 2012年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
コース状況/
危険箇所等
折場登山口からの登りは、健脚コースは通行止め、一般コースを登る。
アカヤシオは未だ咲き始め(多くの木がまだまだ冬の眠り?)
前袈裟丸山頂の先は、雪雲から降った雪で真っ白(枝には雪の花が咲く)
折場登山口からスタート
2012年05月13日 12:11撮影 by  Canon IXY DIGITAL 920 IS, Canon
5/13 12:11
折場登山口からスタート
健脚コースは通行止め
一般コースを登る
2012年05月13日 12:11撮影 by  Canon IXY DIGITAL 920 IS, Canon
5/13 12:11
健脚コースは通行止め
一般コースを登る
賽の河原が見えてきた
2012年05月13日 12:11撮影 by  Canon IXY DIGITAL 920 IS, Canon
5/13 12:11
賽の河原が見えてきた
賽の河原に到着
2012年05月12日 07:59撮影 by  DSC-HX5V, SONY
5/12 7:59
賽の河原に到着
やっとアカヤシオが咲いているのを見つけパチリ
2012年05月12日 07:59撮影 by  DMC-FZ7, Panasonic
5/12 7:59
やっとアカヤシオが咲いているのを見つけパチリ
未だ冬支度のカラマツ林
2012年05月13日 12:13撮影 by  Canon IXY DIGITAL 920 IS, Canon
5/13 12:13
未だ冬支度のカラマツ林
カラマツの小枝を良く見ると可愛い芽吹きが…
2012年05月12日 08:05撮影 by  DMC-FZ7, Panasonic
5/12 8:05
カラマツの小枝を良く見ると可愛い芽吹きが…
小丸山に到着
2012年05月12日 09:09撮影 by  DSC-HX5V, SONY
5/12 9:09
小丸山に到着
避難小屋のある鞍部に到着
2012年05月13日 12:12撮影 by  Canon IXY DIGITAL 920 IS, Canon
5/13 12:12
避難小屋のある鞍部に到着
何か山頂には雪のようなものが!
2012年05月12日 09:55撮影 by  DMC-FZ7, Panasonic
5/12 9:55
何か山頂には雪のようなものが!
皇海山方向が見えるも寒そう!
2012年05月13日 12:12撮影 by  Canon IXY DIGITAL 920 IS, Canon
5/13 12:12
皇海山方向が見えるも寒そう!
急登だが山頂はもうすぐのはず…
2012年05月13日 12:12撮影 by  Canon IXY DIGITAL 920 IS, Canon
5/13 12:12
急登だが山頂はもうすぐのはず…
深いササを掻き分けひたすら登る
2012年05月12日 10:19撮影 by  DSC-HX5V, SONY
5/12 10:19
深いササを掻き分けひたすら登る
やっと(前)袈裟丸山の山頂へ着いた
北風が吹き付けとても寒い
2012年05月12日 10:30撮影 by  DSC-HX5V, SONY
5/12 10:30
やっと(前)袈裟丸山の山頂へ着いた
北風が吹き付けとても寒い
前袈裟丸山頂の北側に足を伸ばすと…
雪がうっすらと積もっていた
2012年05月12日 10:30撮影 by  DSC-HX5V, SONY
5/12 10:30
前袈裟丸山頂の北側に足を伸ばすと…
雪がうっすらと積もっていた
周りの木々も雪(樹氷)
2012年05月13日 12:13撮影 by  Canon IXY DIGITAL 920 IS, Canon
5/13 12:13
周りの木々も雪(樹氷)
枝には樹氷が…
2012年05月12日 10:32撮影 by  DSC-HX5V, SONY
5/12 10:32
枝には樹氷が…
樹氷!!!
寒くてシャッターを切る指が痛い!!
2012年05月12日 10:34撮影 by  DMC-FZ7, Panasonic
5/12 10:34
樹氷!!!
寒くてシャッターを切る指が痛い!!
さらに寒そうな北方の山々
後袈裟とノコギリ十一峰
皇海山は雲に隠れて見えず
2012年05月12日 10:35撮影 by  DSC-HX5V, SONY
5/12 10:35
さらに寒そうな北方の山々
後袈裟とノコギリ十一峰
皇海山は雲に隠れて見えず
樹氷
早々に下山することとする
2012年05月12日 10:40撮影 by  Canon PowerShot S5 IS, Canon
5/12 10:40
樹氷
早々に下山することとする
 風のない鞍部までたどり着くとカマボコ型の避難小屋がある
 この広場で昼食としたが、またも強風が吹き始める
2012年05月12日 11:40撮影 by  COOLPIX S60 , NIKON
5/12 11:40
 風のない鞍部までたどり着くとカマボコ型の避難小屋がある
 この広場で昼食としたが、またも強風が吹き始める
小丸山から振り返る袈裟丸山
2012年05月12日 12:07撮影 by  COOLPIX S60 , NIKON
5/12 12:07
小丸山から振り返る袈裟丸山
足尾の皇海山が見えた!
2012年05月12日 12:08撮影 by  COOLPIX S60 , NIKON
5/12 12:08
足尾の皇海山が見えた!
日光の男体山、手前は社山
2012年05月13日 07:32撮影 by  DSC-HX5V, SONY
5/13 7:32
日光の男体山、手前は社山
やっと陽射しが出て暖かくなった
青空にアカヤシオが映える
2012年05月12日 12:57撮影 by  DMC-FZ7, Panasonic
5/12 12:57
やっと陽射しが出て暖かくなった
青空にアカヤシオが映える
青と白とアカヤシオ
2012年05月13日 16:40撮影 by  DSC-HX5V, SONY
2
5/13 16:40
青と白とアカヤシオ
アカヤシオのアップ
2012年05月12日 13:03撮影 by  Canon PowerShot S5 IS, Canon
3
5/12 13:03
アカヤシオのアップ
青空が気持ち良い
2012年05月12日 13:07撮影 by  DMC-FZ7, Panasonic
5/12 13:07
青空が気持ち良い
袈裟丸山に別れを告げる
2012年05月12日 13:15撮影 by  DMC-FZ7, Panasonic
3
5/12 13:15
袈裟丸山に別れを告げる
長いササ尾根の向こうに赤城山が見える
2012年05月12日 13:29撮影 by  DMC-FZ7, Panasonic
5/12 13:29
長いササ尾根の向こうに赤城山が見える
右の沢には小さな滝が懸かっていた
2012年05月12日 13:33撮影 by  DMC-FZ7, Panasonic
5/12 13:33
右の沢には小さな滝が懸かっていた
足元にフデリンドウ
2012年05月13日 12:14撮影 by  Canon IXY DIGITAL 920 IS, Canon
1
5/13 12:14
足元にフデリンドウ
この階段を下れば、折場登山口はもう直ぐ
2012年05月12日 13:48撮影 by  DMC-FZ7, Panasonic
5/12 13:48
この階段を下れば、折場登山口はもう直ぐ

感想

今回の袈裟丸山では、折登山口から賽の河原までは、弓の手コースを採った。
アカヤシオの満開を期待して来たが、まだチラリホラリの状態でカメラを向ける気にもなれない。
それに加え、雪まじりの冷たい北風が吹き付けてきた。
 しかし、空の真上は雲間から青空が見えていたので、これ以上の天候悪化はないと判断し登り続けた。
 青空の割合と、冷たい雪雲の割合が、シーソーゲームのように目まぐるしく変化し、その度に、ヤッケのファスナーを上げたり下げたりした。
 雲は氷の粒でできていると聞いてはいたが、これを実際に体感した感じで、小さな氷の粒が顔や手に直接当たり、予想外の寒さに皆震えた。
 賽の河原から先は、アカヤシオのピンクが目立ち始めたが、それでも寂しい感じは否めない。
 小丸山の登りでも袈裟丸山の急登でも寒さのため、汗もかかずに主峰「前袈裟」山頂へ達した。
 当初、お昼の予定であった山頂は、氷混じりの北風が待ち受けていて、直ぐにでも降りたい衝動に駆られたが、山頂奥の樹林をくぐり、後袈裟が見えるところまで足を伸ばすと、足元は雪に覆われ、思いがけず樹氷の花々を観ることができた。
 寒さでシャッターを押す指が痛くなるのを我慢して写真を数枚撮ると、早々に下山を開始した。
 カマボコ型避難小屋のある鞍部まで下りると、さすがに北風も弱くなったので、ここでお昼を摂ることとした。
 食事中もいじわるな風が時々、渦を巻いて手や体が寒さに震えた。こんな状態が続くと「低体温症」の危険も考える必要があるだろう。
 再び、下山を開始しツツジ平のあたりまで来ると、風も収まり空の大部分が青一色となり、暖かい陽射しとともに早朝は縮んでいたアカヤシオの花やカラマツの芽などが、心なしか大きくなっているような気がした。
登りでは良く見えなかった弓の手コースの北側の沢に滝が連続して懸かっているのが見え、赤城山が大きく裾野を引いているのが見えた。
 今回の袈裟丸山は、アカヤシオにはかろうじて会えたが、予想に反し、寒さに震えた山行であった。

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