GW荒れ荒れ穂高

2012年05月03日(木) ~ 2012年05月06日(日)

• GPS: 57:44
• 距離: 37.9km
• 登り: 2,548m
• 下り: 2,536m

コースタイム

5/4(金)
　 6:10 上高地発
　 7:40 徳沢着
　 8:35 横尾着
　12:15 涸沢着
5/5(土)
　 5:20 涸沢発
　 9:00 北穂高岳着
　 9:30 北穂高岳小屋発〜涸沢岳方面へ
　11:30 北穂 松波岩(戻り)
　12:00 涸沢
5/6(日)
　 5:00 涸沢発
　 7:45 穂高岳山荘着
　 9:15 涸沢着
　10:00 涸沢発
　11:45 横尾着
　14:20 小梨平
　　　(入浴)
　15:30 上高地　

天候

5/3(木)東京雨・曇り
5/4(金)上高地晴れ・曇り→涸沢曇り
5/5(土)涸沢曇り→北穂高岳曇り→涸沢あられ降ったり止んだり
5/6(日)涸沢一瞬晴れ→あられ→穂高岳山荘吹雪→涸沢雨→上高地曇り

今年は天候が不安定でGW後半の天気がヨメませんでした。
5/4-5/6は間違いなく「晴れ!」とのことでしたが、実際は
雨が降ったり少し晴れたり、あられや雨が降ったり・・・。
朝ちょっと晴れて「このまま行けるぞ!」と思ってもなかなか長続きせず
荒れてきました。
最終日も山荘まではどうにか行かれましたが、吹雪いて視界利かず奥穂までは行かれませんでした。結局、涸沢でテントをたたんで下山する間までずっと雨が降り続き、内側まで濡れてしまいました(^^ゞ。

アクセス

利用交通機関：

バス

往復とも「さわやか信州号」を利用
天候が読めず予約するべきかどうか悩みました。
結局、往復とも予約して行きました。

コース状況／危険箇所等

今回の春山は天気が不安定で、好天も長続きせず事故も続いたようです。
2日目は北穂から涸沢岳へ向かいましたが、視界が利かずルートが判断つかなくなり途中で引き返しました。3日目は奥穂を目指しましたが、吹雪で目の前の奥穂高岳山荘すら見失うほど(@_@。山頂まではあきらめました。
下山時はずっと雨に降られ通しでしたが、小梨平でお風呂に入ってようやく生き返りました。

写真

出発前の新宿バスターミナル。雪のある時期ですが、山ガールも多くいました。

上高地に着いて出発の支度。天気はまずまず。

徳澤。雪が少し残ってます。

横尾。まだまだ疲れちゃいけないのですが、トレーニング不足と荷物重すぎで疲れました(^^ゞ。涸沢方面と槍方面でお別れです。

本谷橋でまた休憩。アイゼンなしで涸沢まで行っちゃおうかとも思いましたが着用。ここまで雨が降ったり止んだり。

ようやく涸沢。ここまでもみぞれが降ったり止んだり。荷物を降ろしてテントを立てて一息いれます(^^)。

翌朝、北穂を目指します。涸沢小屋の手前でテント村を振り返る。

休憩していると後からどんどんやってきました。ここまで天気は良いのですが、だんだん曇ってきます。

インゼル付近。最近の雨・雪で雪崩の危険があります。私は左側の岩稜を目指して来ましたが、ここから不安なトラバース。

雪が積もったおかげでみんなでルートを作り直してようやく山頂へ。せっかく山頂まで来ましたが、残念ながら視界ゼロ。北穂小屋で休憩しました。

北穂から涸沢岳を目指しました。岩雪ミックスを楽しんでいましたが、視界が利かず途中でルート不明になってしまいました。結局、単独でもあり無理せず引き返しました。松波岩脇は念のためロープ出して降ります。

上では視界がなかったのに、涸沢へ降りてくるとたまに晴れ間も出てきました。テントでゴロ寝してくつろぎます。これが楽しくて春山に来ているような・・・(^^ゞ。

その晩、雨が降ってると思っていたら雪でした。そういえば昼間もアラレが降ったり、雷ゴロゴロ落ちたりと不安定でした。

翌朝は早起きして奥穂を目指します。朝焼けの中、一人登っていきました。天気はどうにか行けそうな気がしましたが・・・。

途中から吹雪になり、視界もなくなってしまいました。そろそろ小屋に着くはずなのに・・・と不安になりましたが、ヘリポートを見つけどうにか小屋まで辿りつきました。

上に上がるのは無理と判断し、穂高岳山荘で休憩させてもらいました。下りも全く視界が利かずおっかなびっくり、途中から尻セードを楽しむ。涸沢は雨でテント激減！

雨に濡れながらテント撤収し下山。今回の下りは残念ながら楽しめず。小梨平で風呂に入って温まり、ようやく人心地に(^^ゞ。