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Yamareco

記録ID: 7509029
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

荷継沢から涸沢岳 ~新穂高より~

2024年11月21日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
11:41
距離
22.4km
登り
2,319m
下り
2,357m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:40
休憩
1:01
合計
11:41
距離 22.4km 登り 2,319m 下り 2,357m
4:05
13
4:18
29
4:47
37
5:24
5:28
49
6:17
6:20
9
6:29
6:45
16
7:01
7:07
210
10:37
10:45
12
10:57
11:12
112
13:04
28
13:32
13:33
9
13:42
13:49
35
14:24
30
14:54
27
15:21
15:22
11
15:33
4
15:42
ゴール地点
GPSログ乱れあり。
距離と標高も1、2割増しのように思う
天候 朝方は快晴!、昼過ぎから曇り
過去天気図(気象庁) 2024年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
新穂高第3駐車場(登山者用駐車場)
https://maps.app.goo.gl/Uj93e8soBWJAsKXW9
今時期はガラガラ
コース状況/
危険箇所等
・重太郎橋は撤去されてるか渡渉は簡単、その後の鎖場区間は登山道が一部氷結していた
・荷継沢はガレ場の登り、雪が付いてた幸いした?のかそんなに崩れることはなかった。最後は少しだけ背の低いハイマツ区間を抜け西尾根に合流。ベストルートを行けば藪漕ぎは無い。
・白出沢の雪が付いており夏道が分からない部分あり、チェーンアイゼンで慎重に降りた
・雪は2000mあたりから、穂高山荘で10~15センチくらい

もう完全に冬山なのでアイゼン、ピッケル(私はウィペット)は必需、あとチェーンアイゼンもあった方が良い。ゴーグルやバラクラバなども必要です。
久しぶりのハード山行!(私的には)
前日は武者震いがした
2024年11月21日 05:26撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/21 5:26
久しぶりのハード山行!(私的には)
前日は武者震いがした
重太郎橋あたりの危険個所をパスして荷継小屋跡へ到着
2024年11月21日 07:04撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/21 7:04
重太郎橋あたりの危険個所をパスして荷継小屋跡へ到着
これが荷継沢
2024年11月21日 07:07撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
11/21 7:07
これが荷継沢
周りは樹氷だらけだが
余裕がなかった
2024年11月21日 08:32撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
11/21 8:32
周りは樹氷だらけだが
余裕がなかった
穂高が白い
2024年11月21日 08:40撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
11/21 8:40
穂高が白い
傾斜は緩いので不安になることはなかった
2024年11月21日 08:41撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/21 8:41
傾斜は緩いので不安になることはなかった
やっと日が差してきた
2024年11月21日 08:43撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
2
11/21 8:43
やっと日が差してきた
振り返ると大木場の辻と錫杖岳
こちらから見ると主役は大木場の辻
2024年11月21日 09:02撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
11/21 9:02
振り返ると大木場の辻と錫杖岳
こちらから見ると主役は大木場の辻
その奥に白山
2024年11月21日 09:02撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
11/21 9:02
その奥に白山
あれが蒲田富士かな
冬季に行ってみたい
2024年11月21日 09:06撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
11/21 9:06
あれが蒲田富士かな
冬季に行ってみたい
涸沢岳西尾根の奥に笠ヶ岳
2024年11月21日 09:41撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
11/21 9:41
涸沢岳西尾根の奥に笠ヶ岳
笠ヶ岳
殆ど雪がない
2024年11月21日 09:38撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/21 9:38
笠ヶ岳
殆ど雪がない
こちらは南岳と中岳
中岳の山頂の上に槍の穂先が出てるような?
2024年11月21日 09:42撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
3
11/21 9:42
こちらは南岳と中岳
中岳の山頂の上に槍の穂先が出てるような?
滝谷
これが見たかった!
2024年11月21日 09:49撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
5
11/21 9:49
滝谷
これが見たかった!
南岳の右奥に大天井岳
あちら側の山も雪がない
2024年11月21日 09:50撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
11/21 9:50
南岳の右奥に大天井岳
あちら側の山も雪がない
双六や三俣蓮華、鷲羽、水晶
左奥の薬師と立山は雪が多そうだ
2024年11月21日 09:50撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
11/21 9:50
双六や三俣蓮華、鷲羽、水晶
左奥の薬師と立山は雪が多そうだ
完全に冬山
ここまで登ればもうラッキーと思えることだらけ
2024年11月21日 09:46撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
11/21 9:46
完全に冬山
ここまで登ればもうラッキーと思えることだらけ
西尾根は歩きやすい
ほぼ登山道があると言ってよいレベル
2024年11月21日 09:50撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
2
11/21 9:50
西尾根は歩きやすい
ほぼ登山道があると言ってよいレベル
滝谷と記念撮影
2024年11月21日 10:05撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
6
11/21 10:05
滝谷と記念撮影
何度見ても飽きない
2024年11月21日 10:08撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
3
11/21 10:08
何度見ても飽きない
涸沢岳へ
意外と遠い
2024年11月21日 10:31撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
11/21 10:31
涸沢岳へ
意外と遠い
穂高とジャン
2024年11月21日 10:31撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
3
11/21 10:31
穂高とジャン
三角点側ピーク
2024年11月21日 10:41撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/21 10:41
三角点側ピーク
槍さま
2024年11月21日 10:41撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
2
11/21 10:41
槍さま
本峰側で記念撮影
2024年11月21日 10:48撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
3
11/21 10:48
本峰側で記念撮影
奥穂行けるんかいな?
とりあえず山荘へ
2024年11月21日 10:49撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4
11/21 10:49
奥穂行けるんかいな?
とりあえず山荘へ
足跡なし。
2024年11月21日 11:01撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
3
11/21 11:01
足跡なし。
無理に決まってるやろ!
命が3つないと突っ込めない
2024年11月21日 11:08撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
3
11/21 11:08
無理に決まってるやろ!
命が3つないと突っ込めない
常念岳
2024年11月21日 11:02撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
11/21 11:02
常念岳
テントが一張りもない涸沢カールは初めて見た
2024年11月21日 11:10撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/21 11:10
テントが一張りもない涸沢カールは初めて見た
ジャンにも人はいないだろう
2024年11月21日 11:12撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/21 11:12
ジャンにも人はいないだろう
バイバーイ!!
2024年11月21日 11:14撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/21 11:14
バイバーイ!!
白出沢上部
ここを下りるよりありません
2024年11月21日 11:13撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
11/21 11:13
白出沢上部
ここを下りるよりありません
休憩して樹氷みながらゆっくりと下山
2024年11月21日 12:45撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/21 12:45
休憩して樹氷みながらゆっくりと下山
荷継沢まで戻りました
すっかり雪が融けてる
2024年11月21日 13:06撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/21 13:06
荷継沢まで戻りました
すっかり雪が融けてる
おっ、だれか来てる!と思ったら往路の私の足跡だった(笑)
2024年11月21日 13:07撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
11/21 13:07
おっ、だれか来てる!と思ったら往路の私の足跡だった(笑)
ユウジバシゴありがとさん
これ無かったら登れない
2024年11月21日 13:37撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
11/21 13:37
ユウジバシゴありがとさん
これ無かったら登れない
まだ凍結してた
朝方は慎重に登った
2024年11月21日 13:43撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/21 13:43
まだ凍結してた
朝方は慎重に登った
白出沢でチェーンアイゼンを洗う
後は消化試合
2024年11月21日 13:50撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/21 13:50
白出沢でチェーンアイゼンを洗う
後は消化試合
スッカスカの駐車場戻ってゴール!!
2024年11月21日 15:47撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
11/21 15:47
スッカスカの駐車場戻ってゴール!!
奥穂の山頂で飲もうと思ってザックに忍ばせていたのですがお持ち帰り。もちろん帰宅後に飲みました!

おしまい
2024年11月21日 15:57撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
2
11/21 15:57
奥穂の山頂で飲もうと思ってザックに忍ばせていたのですがお持ち帰り。もちろん帰宅後に飲みました!

おしまい
撮影機器:

感想

最近里山しか登ってない。
11月はナメコ狩りもあるし紅葉目当てでも標高低い山になりがち。里山も悪くはないが胸が熱くなるような山にも登りたい!
最初の候補は剱、雪付きの状況にもよるが今の自分でも登れなくはない。しかし以前にもこの時期登ったことあるし予報も悪かったので却下。南側の方が天気良さそうのもあり「穂高はまだ行けるのかな?」と思い調べた。直近のレコはあの超有名ユーザーさん、VR経由で登っておられた。体力、技量ともレベルが違い過ぎるのでパクれる訳がないと思いながら拝見。直感的に「んっ、これなら私でも行ける?」と思ってしまった。←身の程知らず!
もちろんこの直感だけで突っ込むほど馬鹿ではないのでVRである荷継沢を調べると、どうやらYSHRさんが開拓されたコースのようだ。涸沢岳西尾根に合流した場所から見える滝谷(北穂の西壁)が素晴らしいよう。その写真のキャプションに「この尾根しかこの景色は見られない」と書いてありトドメを刺された。私はこの言葉に弱い。

当日は4時出発、かなり遅出だと思うが前日の仕事終わりも遅く徹夜で上るのは危険すぎるので致し方なし。そもそも白出沢を歩くのが数年振りなので重太郎橋(橋はない)あたりを真っ暗で歩ける自信もなかった。天気も良く満天の星空を見ながら林道歩き、しかし正面に見える山々がやけに白い。下山後に表銀座を縦走されて来た方に聞いたら前日に標高高い場所だけ降ったよう。重太郎橋の渡渉は水量は少ないが岩が氷結していて場所を選んだ。その後の鎖場区間もつららが沢山、ここら辺は不安しかなかったが明らかに無理と判断出来る場所まで撤退するつもりはなかった。
なんとか荷継沢まで到着。もうこの辺りでは登山道に雪があり足跡なし、さてどうするか?。荷継沢に突っ込むのは簡単だけどある程度登ったら撤退は無理だろう、ここは安全策でこのまま白出沢を登ろうか?。結局荷継沢に突っ込んだ、やっぱ滝谷が見たい!。
登ってみると雪が付いていたのが幸い?したのかさほど足元は崩れなかった。石と石との間に雪が挟まっているので安定していたのかも?。降雪直後なのもあり周りは樹氷天国、ある程度登って振り返ると大木場の辻と錫杖岳の奥にクッキリ白山が見える。テンション爆上がり♪
休憩がてら何度もGPSを確認、しっかりYSHRさんのをダウンロードしてきた。この方のログは何度も拝借したことあるがコース取りが完璧で美しい。そのお陰もありほぼノーミスで西尾根に合流、早速お目当ての滝谷を拝む。ほぼ直角に近い壁だと思うがしっかり雪が付いて真っ白、筆活に尽くしがたい景色だった。西尾根はほぼ登山道があり歩きやすい、ヤリホのを見ながら無事涸沢岳に登頂して穂高山荘に下りる。山荘に下りても全く足跡なし。
時刻は11時を回ったくらい、一応12時を目安にしていたので奥穂に行くつもりはあった。‥がどう見ても私レベルでは命がけになる雪付き、携帯電話を取り出したら一瞬で電源が落ち嫌な予感がした。結局少しだけ山頂に向け歩き出したが直ぐ辞めた。天気は良いままだったし風も殆どなし、装備もあったので行かない理由は無いのだけど正直怖かった。無事戻ってこれる自信がなかった。

雪付きの白出沢を下山、上部は神経使ったが時間もあったのでとにかく慎重に下りた。荷継沢小屋跡にもどって少しだけ安堵したがまだ気は抜けない。重太郎橋がある白出沢に出て無傷で帰れることがほぼ確定。あとは消化試合。
林道歩きでこの日初めて登山者とスライド、お話すると穂高に向かわれるようで涸沢西尾根から登るか、夏道のある白出沢を登るか迷われていた。その白出沢から降りてきたこと伝えススメておいた。

奥穂は残念だったけど涸沢岳は登れたし第一目的だった滝谷が見れたので良しとしたい。登山中よくよく考えたら夏時期以外にヤリホに登ったことすらないことに気づいた。よく帰ってこれたわ~(笑)

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