テン泊で行く雲取山
- GPS
- 23:00
- 距離
- 20.8km
- 登り
- 1,587m
- 下り
- 1,567m
コースタイム
天候 | 18日曇時々晴、19日快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全般的に登山道は整備されており、なだらかな斜面が多く、歩きやすい。道標もしっかりしており、道迷いの心配もなかったです。また、巻き道も多く、帰りは有効利用させてもらいました。水場も各山小屋近くにあり、テン泊の人達は大助かりです。私も皆さんのヤマレコ記録を参考にさせてもらってますので誰かの手助けになれば幸いです。 |
写真
感想
今年初のテン泊を思いつき、東京都の最高峰
雲取山に出掛けることになりました。去年の
蛭ヶ岳に続く、都道府県の最高峰を目指します。
天気予報が雷雨もあるということに躊躇し、
出足がくじかれて出発が遅れましたが、10時に
小袖駐車場に着くと3台しか止まってなく、
晴れ間も出てきてまずは順調にスタートしました。
歩き始めて間もなく、突然の雨にいやな感じが
漂いましたが、長くは続かず順調に進んで行きました。
七ッ石山に寄るため、急な登りを頑張り、開けた
石尾根縦走路に出ると気持ちの良いトレイルと風が
出迎えてくれました。七ッ石山山頂は、眺望は開けて
気持ち良く、少し下った所でその景色を眺めながら
お昼にしました。昼食後、雲取山に向け、今度は
急な下り坂を降りて行きます。帰路は、巻き道を
通ろうとこの時決めました。初心者のいるグループ
で雲取山に行く場合は、七ッ石山を避けるのも
良いかもしれません。結構しんどいです。
石尾根縦走路を進み、奥多摩小屋を通り、雲取山を
目指して進んで行きますが、ここからの登りは大変
です。久々にキャンプ道具を担いでの登山だった
ので5時間以上欠けての登頂です。頂上では、遠くの
眺望は、今一歩でしたが、富士山、南アルプス、
八ヶ岳も望める眺望は、出来の良い展望台になって
ます。明日、帰りに晴れたら登り返そうと思いましたが、
雲取山荘まで急な下り坂を一気に下って行く途中で
帰路は、巻き道を使うことに決めました。
雲取山荘でテントの受付、ナント300円です。美味しい
湧水は、使い放題で水洗トイレも非常に綺麗です。また、
山荘自体もログハウス風で快適そうでした。テントを
急いで張り、顔を洗って冷えたビール(500円)です。
夕暮れ前の疲れた身体にこのビールは、たまりません。
ベンチに座ってのんでいると後から来られた人が、
「ビール、ウマソーですねー!」と声を掛けて来られた
ので「めちゃくちゃ上手いです。たまりません。」と
更に羨ましがらせてしまいました。至極の瞬間です。
夕食は、簡単にカレーを作って食べ、あとはテントの
中では、バーボンを飲みながら持参した本を読んで過ごし
ました。しかし、雨は降りませんでしたが、風も強くなり
荒れ模様。気温はどんどん下がっていき、テントの中で
10℃以下になり、とても寒かったのでダウンを着10時前
には就寝しました。しかし、厳しい寒さと強風の音に
3時前には起こされ、まどろんでいました。4時前には
空が明るくなりだし、4時半過ぎに雲の中から御来光が
見られました。いつ見てもその美しい光景には感動します。
ドライフーズを戻した簡単な朝食を食べ、コーヒーで
のんびり過ごした後、サクッと撤収。3度目のテン泊なので
コツは掴めて来ました。5時半に出発し、疲労がたまって
いたので巻き道を駆使して帰路を行きました。天気も良く、
野鳥のさえずりを聞きながら、アップダウンが少ない巻き道
歩きは非常に気持ちが良く、癒されます。その甲斐あって、
最後までバテルことなく、膝が痛くなるようなこともなく、
安全に楽しくこの登山を終えることができました。
雲取山は、東京都最高峰ということもあり、人気の山です。
しかし、人気を支えているのは、歩きやすい整備された登山道
や野鳥巣箱を設置するなどの山を管理する人々や山小屋の人達
の努力ではないでしょうか?私は、大変気に入りました。
日帰りは、十分可能ですが、1泊2日が色々楽しめお勧めです。
新緑眩しく、花々も咲いている今の時期が、雲取山最高の
コンディション!あなたも出掛けてみませんか?
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する