5歳児とゆく水いっぱい高尾山6号路
- GPS
- 04:23
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 484m
- 下り
- 482m
コースタイム
天候 | 曇りときどき晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道自体はあんまり濡れていなかったけど凄い勢いで山肌から水が |
その他周辺情報 | 高尾山ときたら極楽湯 |
写真
感想
毎週どこかの山に登ろうと思っていても、梅雨どきは難しい。前回の大菩薩嶺からずいぶんと時間があいてしまった。体がなまる、これでは困る……
いや待てよ、毎週山にいないと弱るような、いわゆる山男ではないはずなんだけれど!
前日までの雨が、この日は奇跡的にあがっていた。予報が外れてうすい晴れ、でも次の日からまた雨らしい。
出かける準備をしていなかったけど、せっかくだから山に行こう。多少遅くても大丈夫なところ、山梨の高川山がいい。ここなら富士急に乗ったり温泉に入れたりする。妻と息子に声をかけてさあ出発……
と思いきや、家でのんびりしていた息子のエンジンがかからない。着替えに45分くらいかかる。そうこうしているうちに10:30、最寄駅まで来たけれど山梨に着いたら昼を過ぎてしまう。高川山は無理だ。
ダラダラしてたから山行けなくなった! といって妻と息子が駅前でケンカしている。そのうちこっちにもとばっちりが飛んでくる。夜中こっそりカップ麺を食べたことを何も今責めなくても……
そんなわけで行き先を高尾山に。コンクリートの登山道(1号路)はやめよう、稲荷山コースは前に行ったから今回は6号路かな。
高尾山口駅で降りて、ケーブルカーわきの道を進む。病院の手前から登山道が始まる。
尾根道を進む稲荷山コースと対照的に、6号路は沢づたいの登山道。もともとうっそうとしているうえに、前日までの雨でかなり湿度が高い。
道の表面は滑るほどではないけれど濡れていて、ときどき山肌から湧き出した水で小川ができている。息子が踏み込まないことを強く祈りながら進む。
ピーク時には満員電車状態になる、常に人の多い1号路と違い、こちらの路はわりあい空いている。10メートルおきに1グループ、といった感じ。
沢と平行して登るうちは傾斜がとてもなだらかなので、息子はつねに早足。ほかの方をどんどん追い抜かすが、必ず石や植物にひっかかって遊びはじめるので、さっき抜いた方が先に行く。また抜かす息子、またひっかかり追い越される息子。
これはほかの方からするとかなりうっとうしい……人をあまり抜かさないように注意するとともに、「おとなとおなじくらいはやくのぼれるかな?」とチャレンジを仕掛ける。発奮する息子、ガンガン進んでゆく。道端にはこれでもかというくらいたくさんのヘビイチゴがゆれていた。
「君が産まれる前にママとここを登ったことがあるんだよ」「へー、あっまたへびいちご!」
そして、6号路名物の「飛び石」へ。沢の中を飛び石づたいに登る区間なのだけれど……水が! 多い!! まさしく沢登りといった様相である。靴を濡らしてくれるなよ、と願う親を尻目にぴょんぴょん渡ってゆく息子、たまにズルッ。軽度の濡れで済んだのは高尾山がくれた奇跡だったと思う。
沢をぬけて少し急な階段を登れば、山頂手前の休憩スペース。山頂は人が多いだろうから、今日のうめおにぎりタイムはここにしよう。冷えたきゅうりもあるよ。
ケーブル清滝駅からここまでの登山タイム、約1時間20分。なかなかのスピードだぞ5歳児。
あとは5分程度歩いて山頂へ。梅雨の合間の晴れ、なかなか暑い。ミントチョコソフトを買い求め、持ってきたナタデココゼリー(なたでここはあげないよ)をいただいて有頂天な息子、走り回ったあげく誰がが落とした納豆巻きの納豆を手につけてしまい微妙な顔をしていた。
帰りは1号路、薬王院を通って(きらきらおみくじぜったいやる!という息子をなだめて)ケーブル高尾山駅へ。ここでおやつにざるそばとだんご、引き続き1号路で下山。
登山道の最後のところ、カメラで何かを撮影している方がいたので、彼が離れたあと見てみたら一輪のギンリョウソウであった。
高尾山口駅に戻り、(男湯だけめちゃ混みの)極楽湯につかって夕ごはんをいただき本日の山登りは終了。珍しく妻がハイボールを買ってくれたのでどうしたのかたずねたら「父の日のプレゼント」ということだった。うわーうれしいなー。
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