ULTRA-TRAIL Mt.FUJI


- GPS
- --:--
- 距離
- 147km
- 登り
- 6,873m
- 下り
- 6,876m
コースタイム
河口湖大池公園15:00〜17:03富士吉田市工業団地17:11〜19:44二十曲峠19:56〜20:52山中湖きらら21:03〜23:49道の駅すばしり
【5月19日】
道の駅すばしり00:06〜01:36富士山御殿場口太郎坊01:52〜02:44水ヶ塚公園03:06〜04:43富士山こどもの国05:22〜09:21西富士中学校10:33〜20:25本栖湖スポーツセンター20:50〜23:06鳴沢氷穴23:18〜
【5月20日】
〜02:43河口湖大池公園
天候 | 【5月18日】 14:58 河口湖大池公園 晴れ 27℃ 【5月19日】 01:43 太郎坊 晴れ 5℃ 10:25 西富士中学校 晴れ 23℃ 17:06 毛無山 曇り時々雨 7℃ |
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過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【コースのポイント】 UTMFコース前半一番苦労したのは三国山〜A4すばしり〜A5御殿場口太郎坊の区間だった。砂地の道は結構体力を使う。砂が靴の中に入るので何度も立ち止まって砂を取り除いた。 A7〜A8は下り基調だがアップダウンが大きい。送電線巡視路を上がったり下がったり。当初予定していた区間タイムは3時間位を見込んでいたが4時間かかった。 A8〜A9の天子山塊を日没前に抜けられるかどうかは安全面において重要だと思った。粘土質の地面はかなり滑りやすく気を付けていたにも関わらず三回ほど転倒した。雨ヶ岳の下りは特に注意を要する。 仮眠をとらないのであれば各関門の制限時間は短いようには思わなかった。 【エイドステーション】 エイドステーションは11箇所。給食内容は充実していてアメやチョコ、バナナやオレンジなどの定番に加えて、うどん、マリモ汁、なめこ汁、カップヌードル、ハンバーガー、水餃子、おにぎり、やきそば、カレーライスなどの食事があった。 給水はW1北山では水だけ、W2鳴沢氷穴は水と缶ジュース、他のエイドは水、アクエリアス、コーラ、MUSASHIが準備されていた。 A8西富士中学校とW2鳴沢氷穴では整体、マッサージを受けられる。 【今大会の出走者数・完走率】 UTMF男子 777人 72.3% UTMF女子 75人 65.3% UTMF合計 852人 71.7% STY男子 1011人 83.2% STY女子 166人 90.4% STY合計 1177人 84.1% ULTRA-TRAIL Mt. FUJIの詳細については下記ホームページ参照 http://www.ultratrailmtfuji.com/ |
写真
感想
【感想】
ケガとの戦いでした。20km過ぎで左膝を痛めて得意の下りを走れなくなり、竜ヶ岳の下り以後は急斜面や階段をまともに歩いて下りられない状況。それでも登りと平坦地を歩くことはできたのでエイドステーション以外では休まず歩き続けて35時間43分でフィニッシュしました。
初めてリタイアすることを考えた。ストックを持っていなければ、A4道の駅すばしりで山友の応援がなければ完走しない選択をしてたかもしれません。
A8の西富士中学校からフィニッシュまで約54km。16時間歩ければゴールにたどり着けることが分かった
【準備】
大会案内によるとエイドの食事は基本的に一人一人分とあるが量が分からないので携帯食料は多めにした。
ドロップバックは縦68センチ、横50センチ。容量は大きく使うかもしれないというものは詰め込む。着替えや防寒用のダウンジャケットとレインパンツ、予備のヘッドライト、ハイドレーション、天子山塊に備えてジェルを含めた多くの食料を入れる。
普段のレースや山行では貼らないが念のため両膝にニューハレVテープを貼る。怪我が完治していない左足は二枚貼り。靴擦れを起こす可能性のある親指とかかとにはあらかじめ絆創膏を貼り、足の指と指の間にはワセリンを塗りこんでおいた。
ストックは杓子山まで使用禁止。その後もA4まで禁止区間が不連続に続く。前半は使える区間が少ないためドロップバックに入れてしまうかスタートから携行するか悩んだが最終的に携行することにした。
【装備】
●服装
キャップ 速乾性Tシャツ ランニングパンツ サポートタイツ(CW−Xスタビライクスモデル) トレイルランニングシューズ(モントレイルハードロック08) ザック(グレゴリー10ℓ)
●携行品
レインウェア トレランポール ウィンドブレーカー アームウォーマー フラッドラッシュスキンメッシュ トレッキンググローブ ヘッドライト ハンドライト(GENTOS閃) 単4電池×4
2ℓハイドレーション(MUSASHI REPLENISH 1ℓ) 500mlペットボトル(アミノバイタルボディリフレッシュ)
コンパス ホイッスル 熊鈴 山と高原地図 コースマップ(START〜A7) カップ 携帯電話 デジタルカメラ 温度計 GPSロガー 筆記具
サバイバルプランケット ファーストエイドキット テーピング用テープ(白色) 携帯トイレ ティッシュ 保険証 現金
ジャムパン・あんパン・コッペパン×1 アミノバイタルマルチエネルギー×1 アミノバイタルプロ×6 アミノバイタル×2 アミノバリュー×1 マルチビタミン 飴玉多数
●ドロップバッグ
速乾性Tシャツ 靴下 インソール トレイルランニングシューズ(BROOKS GRAVITY-GR)
ダウンジャケット(ユニクロウルトラライトジャケット) レインパンツ 予備ヘッドライト 予備2ℓハイドレーション 単4電池×9 ワセリン コースマップ(A7〜FINISH) テーピング用テープ(白色・キネシオ) ニューハレVテープ 絆創膏
パワーバー×3 パワージェル×6 アミノバイタルSUPER SPORTS×1 アミノバイタルプロ×12 MUSASHI REPLENISH×6 あんパン×1 レーズンバターロール5個入り×1 黒糖ふかし×1 飴玉
●装備について良かった点、改善すべき点
ストックは最初から携行して良かった。なければ完走は難しかった。
A7でドロップバックを受け取りシャツと靴下を着替え、靴のインソールを取り替えた。改めてワセリンを足の指に塗りこむ。結果A7以後靴擦れなし。予防のために有効だったと思う。
三国山〜すばしり〜太郎坊の砂地区間に備えてゲーターを用意したほうが良い。
必携ライト二個はヘッドライト一つとハンドライト一つにしたが終始ストックを使用していたため両手は使えず。ハンドライトは最後までザックの中だった。今回のように走ることができない状況ではヘッドライト二個とした方が良かった。
エイドステーションの給食が充分だったため携行食料はコッペパン×1、あんぱん×1、飴玉を除いてほとんど使用せず。携行食料は半分程度でよさそう。
食欲不振になったときのためにパワージェルを用意したが最後まで食欲は落ちなかったので使用せず。ジェル系を持っていくかは再検討。
携帯する水は今大会の気温の下ではA8〜A9の天子山塊区間を除き1ℓあれば次のエイドまで十分足りた。A8をを出る時にハイドレーションとペットボトルを合わせて2ℓ所持。以後ハイドレーションに補給を受けることなくフィニッシュまで行けた。なお、熊森山で500mℓの水を受け取ったが使わず。
ainuです。
UTMFお疲れでした。
タイムもさることながら壮絶ですね。
気迫すら感じられます。
これを読むと自分のスタイルは甘すぎるような気すらします。
超特急の旅、お疲れ様でした。
リスペクト!
ainuさん、こんばんは。
UTMFお疲れでした。
今回は身体的にはハードでした。
でも直接間接問わずサポートしてくれる人がいることは力になりますね。本当に実感した大会でした
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