52年振りの登山はゆったり矢倉岳♪ −初親子登山−
- GPS
- 03:55
- 距離
- 5.6km
- 登り
- 414m
- 下り
- 427m
コースタイム
天候 | 薄曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
付近にトイレあり |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険な箇所はありません |
写真
感想
ついに実現した親子登山!(大袈裟だ・・・)子どもを連れて行くの
ではなく親と行くのです。パートナーの両親は若かりし頃、ハイキング
やスケート等々、その時代で言うところのレクリエーションを楽しむ
世代でした。特にお父さんの山歴最高峰は大雪渓を経ての白馬岳登頂。
昭和30年代の話ですから、アクセスや装備などもさぞかし大変だった
のではないかと想像できます。
実はパートナーは歩くのとか、ましてや登山などありえない世界でした。
若い頃から母親に「山とか登ってみなさい」と言われていたそうですが、
近年「山」にハマったことで今回の山行の実現となったわけです。
お父さんは週に2回はユニフォームに袖を通し、草野球をしています。
そんな元気たっぷりな感じとはいえ山は50年も前の話、しかも御年76才。
無理はさせられません。
どのくらい歩けるか様子見でパートナーがチョイスした山は「矢倉岳」。
それも地蔵堂から上がるのではなく足柄万葉公園からスタートする、
ゆる〜りハイキングコース。標高は低くても山頂からは富士山、相模湾
が一望。金時山や明神ヶ岳、大湧谷まで見渡せるので達成感も問題ない
でしょう。あと「山メシ」を食べたいというリクエストがあったので
ゆっくりできる広い山頂というのも理由のひとつです。
万葉公園に到着時、駐車スペースは2台空き。路肩等も含め駐車可能
台数は少なく、遅めの時間だと停められないことも多いので注意が必要
です。支度を済ませ出発です。お父さんは何となく緊張しているよう
でした。山伏平まではゆるいアップダウンで山腹を巻くように進むので、
本当にゆったりと歩けます。ヒノキやスギに囲まれた樹林帯や日に照ら
された新緑の中をワイワイと話しながらゆっくり目に進みます。
ボクのトレッキングポールを使ってもらったのですが「これはいいな〜」
とお気に入りのようでした。楽しく話しながら歩いているうちに
すっかり緊張感はなくなったようです。支度中から思っていたのですが
見た目が、よく山で見かける地元のおじさんとか林業系の方とカブり、
いい意味で山に馴染んでいるんです。これで長靴だったら完璧です。
山伏平で一息入れ、山頂を目指します。ここからも新緑の中を気持ち良く
歩くのですが、段々と傾斜が増してきます。ほんの少し急な部分もある
ので、とにかくゆっくり登ってもらいます。写真を撮るのに先に少し
走って登ったりしているうちに、いつもの自分のペースで登ってしまって
いたのですが、あまり遅れずについてきていました(ん〜、オヤジやるなぁ〜)
このちょっとの急な部分があると、やはり登った達成感も違うと思います。
途中視界が開けたところからはフジビュー♪ テンション上がっていました。
というわけでこのテンションのまま山頂到着! 52年振り、76才の山行
復活です。早速リクエストにお応えして食事の支度。ランチには早いですが
そんなの関係ありません。おにぎり&パンやらパスタやらカレーピラフに
コーヒー付き。結局全部は食べていませんが、満足してもらえたようです。
元気いっぱいの若者集団の写真を撮ってあげたりなどしながら、の〜んびり
過ごしたあと下山します。
下山時はしんがりで下りたのですが、後ろから見ていてお父さんの下り方も
問題なしです。帰りはちょうどお昼ということもあり、登ってこられる
たくさんの方々と挨拶を交わしながら、涼しい風の吹き抜ける樹林帯を
進みます。5月に矢倉岳に来たのは初めてだったのですが、新緑の眩しさ
花の可憐さなど、妙に新鮮さを感じることができました。
駐車場に到着後、時間も早いので車で地蔵堂へ移動します。地蔵堂Pに
車を停めて夕日の滝見学に行きます。車で入って行けるのですが、
往復2kmなので歩くことにします。夕日の滝のキャンプ場ではBBQの
方で賑わっていました。滝見学の後はこれまたリクエストにお応えして
万葉うどんに直行します。さすがにそれほどお腹も空いていないので
シンプルな「湯うどん」をいただいた後、帰途につきました。
どうやら、お父さんは今どきのハイキングがとても気に入ったようです。
可能なら月イチくらいでは行きたいような・・・そのうちお母さんも
参加してくるかな??(笑)
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