シダクラ沢
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- GPS
- 05:42
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 1,079m
- 下り
- 976m
コースタイム
- 山行
- 5:10
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 5:22
天候 | 曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・奥多摩駅から億多摩湖方面行きのバスで「惣岳」(境橋から2つ目)下車。バス停すぐ後ろの小径を下るとすぐに「奥多摩むかしみち」の不動明王前にでるので、そこから上流側へ5分歩いた吊り橋(しだくら橋)を渡り、先に続く歩道を辿って、取水施設より入渓。 ・”沢登り”というよりは、沢歩きかハイキングの延長といった感じで、未経験者でなければ登攀用具は不要かも(但し自己責任でお願いします)。 ・詰めは735m二股を右へと入り、出合の9m滝(というよりも急流?)を登ってすぐに右から入る枯沢との中間尾根を登り、大ブナ尾根登山道の標高1040m付近にでた。 尾根はところどころ踏み跡があり、途中に大きな岩がでてくるが右を巻ける。脱渓から登山道まで45分。 ・下山は小河内峠から陣馬尾根を藤倉バス停へと下った。陣馬尾根下り口には土砂崩れ注意の古い表示があったが、特に支障なく通行可能。 ・藤倉の最終人家から車道までの急坂の歩道は、キャタピラー台車通行のため?コンクリートで固められているが、苔むしているところが雨で濡れて滑りやすくなっており、コワかった。 |
写真
感想
惣岳山と御前山の北面を多摩川へと流れるシダクラ沢は、高難度の場所が全くないため初心者向けの沢としていくつかのガイドブックで紹介されているが、行ったという話を聞かなくなって久しい。
中級者向けの沢の遡行情報が行き渡り、しばしば遡行者を目にするようになった昨今、もしかすると静かに役割を終えたのだろうか。
雨続きで遠出をして空振るリスクがあるこの時期に、体力作りを兼ねて行ってみよう。
バスを降りたのは自分だけだったので、やはり誰も入っていないのかと思いながら遡行していると、終盤の最後の小滝で学生のパーティーと出会った。
先を譲られたので、待ってるからいいよと言うと、沢登りがはじめてのメンバーにロープを使うから時間がかかるのでということなので、お先に失礼させていただくことにした。
山ガールブームが終わって5年。最近はメジャーな山以外では若者の歓声がめっきり聞こえなくなってしまったように感じるが、目立たないところで地道な努力は続けられていた。
この日新たにスタートを切ったうちの何名かには、卒業までに是非全国の茗渓と呼ばれるいくつかを、自分自身の目で見て欲しい。
今日よりも大きな感動を得るために。そして暗く湿っぽい小渓を登り、雨に濡れながら不愉快な思いで帰ったこの日の価値を再評価するために。
さて、その後初級者向けの沢をもう一本登ろうと藤倉バス停まで下り、シンナソーの入渓点前まで来たら雨脚が強くなってきた。
スマホでSCWを見ると、奥多摩駅を出発した時と予報がずいぶん変わっており、天候の悪化がかなり前倒しとなっていたので、ここで帰ることとした。
今年は全然当たらないなぁ…
詳しくはこちら↓
https://tsuyunoharema.blogspot.com/2019/07/blog-post.html
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