横谷(極楽谷)雪渓から荒島岳
- GPS
- 03:48
- 距離
- 2.7km
- 登り
- 719m
- 下り
- 419m
コースタイム
※
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
●佐開(さびらき)道分岐から先の記録は一般向きではないので注意。ロープ、ハーネス必携の沢登りスタイルは当然のこと、この時期はピッケルが必要。また雪渓の状態によってはかなり時間がかかる。 ●GPSログは、主要な部分しか取得なし。 |
写真
感想
ここんとこずっといい天気が続いているので、ちょっと出かけてみた。
「荒島岳」は地元の山。年に一回はなんだかんだで登ってる、そんな手頃な山。ちなみに登山口まで車で1時間。
この時期ということもあるので、今回はちょっと変則的な、お得意の遡行を計画。
一度稜線へ登り、そこから今度は裏の谷へ下降。そして再び登り返して稜線を目指すという具合。こういうサディスティックな山行がたまらん。また今年は雪が多いのでその状態が内心心配だったのだが、このあたりのことは行ってみなきゃわからんってことで。
「佐開道分岐」からしばらく登山道を下り、目星を付けて藪中下降。飛び出した「ワサビ谷」の水が切れるように冷たく、思わずからだが凍りついてしまったが、ここは我慢で下降を続行。初めて滝上に立つワサビ谷大滝も、問題なく通過。今日のメインイベントの「横谷」にすんなりと降り立つことができた。
「横谷」の雪渓は、下流域が不安定でおまけにブロック化していたので右往左往したが、上部に行くにつれてだんだん安定してきた。しかしピッケルはあるものの(知ってはいるが)、ウェディングシューズでの雪渓歩きはやっぱり怖い。とくに1200mからは傾斜が一段と上がって、びくびくの四つん這い状態に。幸いに気温が上がって雪渓表面の雪がずいぶん緩んでくれたので助かったが…。
さてと、雪が消えていよいよ藪に突入。
荒島の藪は太いネマガリが繁茂していて、藪漕ぎ3級の強烈さ。おまけにザックに刺したピッケルをネマガリが持ってこうとするので、クモの巣に引っかかった虫のようになる。
やっとの思いで稜線に飛び出すが、手元のGPSで確認すると、山頂までは直線距離300m…。GPSを恨みます…。ここからは完全に野生化して黙々と突き進みました…。
山頂はパーティーも少なく静かなものだった。「しゃくなげ平」からの下りでは、誰一人とも会わなかった。平日LOVE…
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