北八ヶ岳 〜小屋巡り〜


- GPS
- 11:50
- 距離
- 23.3km
- 登り
- 1,834m
- 下り
- 1,531m
コースタイム
- 山行
- 5:57
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 7:15
- 山行
- 3:30
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 4:35
過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
バス
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予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
装備
個人装備 |
Sirio730(いきなり実戦投入)
ソルボバン
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感想
苔がきれい!
苔の森を歩いていると幸せな気分になる。将来縦走する際の情報収集のため、今回のテーマを北八ヶ岳の山小屋を巡る旅にしたが(結果バッジ10個)、ゆったりと苔の森を歩くのもよかったか。
先週の雨の高島トレイルで足にマメや靴擦れがたくさんできていたので、小屋泊にしておいてよかった。荷物が軽い。しかし、道は岩が多くて歩きにくかった。乾いていれば問題ないかもしれないが、濡れているので慎重に歩かざるえない。足を負傷しているし、1回でもミスしたら後の行程が全滅する可能性がある。標準コースタイム並みに時間かかってもよいので、ひたすら確実に歩く。それなのに、単純なミスで2回滑った。まだまだ甘い。
黒百合ヒュッテまでは、小雨が降るものの、特に問題なし。その後、天狗の奥庭、東/西天狗、根石岳あたりは風が強かった。特に東天狗から根石岳が強めで、時折雨。まあ問題になるほどではないが...天気は良い方がいい。
今回は天狗の奥庭でルートを間違えて岩群の反対側へ出てしまった。このルートひどすぎると思ってGPSを見てルートを外したことに気がついた。引き返すにも厳しい状況に見えたので、前方の低い所を超えることにした。ハイマツさんには申し訳ないが、踏み付けながら先へ進み、岩群を超えて正規ルートに復帰。それにしても、こんなところで怪我したら大惨事。ちょっとでも変だと思ったら、すぐにチェックする基本行動ができなかったことを改めて反省。とりあえず東天狗から西天狗へ往復して、根石岳山荘でラーメンを食べた。ここで、ほっと一息。ここからオーレン小屋へ向かう樹林帯は急に穏やかになる。それ以降はゆったりと森林浴の旅。残念ながら、ヒュッテ夏沢は休業中でバッジをゲットできず。
さて、しらびそ小屋で人生初めての小屋泊。雨の予報だったのでキャンセルがあったらしくゆったりしていた。小屋の常識がイマイチわからないので、親切な宿泊者さんに教えてもらいながら、なんとか片付け完了、感謝です!
餌付けしているので、小鳥(ウソ)やリスが頻繁に窓辺に来る。その先に見える東天狗岳も綺麗だった。人数が少なめなで騒がしくなく、前述の宿泊者さん達といろいろな話をすることができて、ゆったりと夕食後のひとときを過ごした。初めての小屋泊がここで良かった。
キャンセルにより朝食のトーストがOKになったのだが、しらびそ小屋からの登りは1.5時間かかるということで、麦草峠のピックアップ時間に間に合わせるため、普通の朝食を選択。とても残念。登りは高低差400m程度なので、それほどかからないとは思ったが、翌朝は予定より少し早めに出発。実際には50分ほどで峠に着いた。トーストは食べれなかったが、気持ちにゆとりができてよかった。
ハイクの終わりは名物三昧。昨夜の話で、周辺の小屋の美味しいもの情報を仕入れていたので、ここは確実にクリアしないといけない。高見石山荘では、あげパンと夏イチゴのソーダ(お薦めはこけももジュースだったがソーダが好き)、あげパンのチーズは絶品。白駒荘では、ほおずきのレアチーズケーキセット、これも美味しい。ついでに、お薦めとは関係ないが青苔荘で野沢菜入りのおやきもいただく。ゴールの麦草ヒュッテにはパウンドケーキがあったが、さすがにパス。
今回の靴は新品のSirio730。慣らし履きをしようと思っていたが、余裕無くいきなりの実戦投入。新品の靴は滑らず調子いいが、足首辺りが数カ所当たって、2日目はかなり痛かった。慣れるまでもう少し時間がかかりそうだ。靴擦れの足指や踵はソルボバンを使用。価格は高かったが、保護がしっかりしているし粘着力も高い。また、剥がす時も跡が残らないので、とても優秀。
今回は水が500ml/日、比較的寒かったのでほとんど汗をかかなかったことと、あちこちの小屋で出たお茶やセットの飲み物で十分だった。また、足をいたわるため今回もフルタイムでストックを使用。しかし、岩ばかりなので90%以上は持っているだけだった。主にバランス崩した時と、大きな段差で使っただけ。
もう一度、苔を見に行きたい。
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