南八甲田 赤倉岳・乗鞍岳
- GPS
- 08:42
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 745m
- 下り
- 745m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
約10台程度駐車可能、トイレあり。 「猿倉温泉の前には駐車しないようにしましょう」 |
コース状況/ 危険箇所等 |
一般的な登山道ではありません。 それなりの注意が必要ですし、覚悟も必要かと思われます。 |
その他周辺情報 | 登山口にある「猿倉温泉」で日帰り入浴は可能ですが 【営業時間】9時〜15時退館まで。 そして【土日祭日のみ】となっています。 【料金】大人500円 |
写真
装備
MYアイテム | |
---|---|
個人装備 |
スパイク長靴
雨具
防寒着
帽子・バンダナ
タオル・手拭い
手袋
ヘッドランプ
ナイフ・スコップ(小)
サバイバルブランケット
笛・鈴
カットバン・包帯・テーピング
トイレットペーパー・ティッシュ
身分証明書・保険証
ハンディー無線機
予備電池
地形図・コンパス
筆記用具
計画書
時計
デジカメ
携帯電話
コッヘル
ガスストーブ
ガスカートリッジ
水分
おやつ(非常食)
食事
ツェルト
GPS
スリング
カラビナ
|
感想
実は私、夏場の南八甲田の登山道歩きはそんなに歩いていません。
ホボ沢と、逆川岳から横沼、蔦周辺と赤沼周辺、それっぽいのは蔦から赤倉岳→赤沼→蔦くらいで、実は夏場の櫛ヶ峯には登ったことがないのでした。(^^ゞ
今回、会の山行で案がでたので、これはチャンスと思い参加させてもらいました。
赤倉岳への登山道はソコソコの状況だろう。
問題は赤倉岳から乗鞍岳、そして旧道までの間が薮かな?
と、それなりの覚悟で入山しましたが、歩きながら話を聞くと、状況が悪そうなのは乗鞍の山頂付近だけのようでした。
実際に歩いてみると、赤倉岳山頂まではスカッと爽快な登山道。
赤倉岳から乗鞍岳に向かうと、若干道幅が狭くなるものの、快適な登山道が赤倉岳と乗鞍岳の鞍部まで続いていました。
鞍部から乗鞍岳への登りは、刈り払いは完璧で道幅も十分ですが、とにかく直登で、私にはカナリ辛い45分でした(-.-;)
やっとの思いで登り切り、状況が悪そうだと言っていた分岐点までの道も、それまでの勢いで刈り払いがされており、スムーズに移動することができました。
分岐点で昼食を取り、さて下山開始。
冗談で黄瀬沼の方に下りようか?なんて話も出ましたが、そちらの方の道は深い薮で、普通では遠慮するレベルでした。
ま、メンバー的には行けるメンバーではありましたが、それをやって黄瀬沼まで下りたとしても、そこから戻る道も薮。それも根性で乗りきったとしても、かなり時間がかかるのは見え見えなので、今回はやめる事にしました。
まあ、この話にそこまで考えるような雰囲気の道でもありませんでしたが、冗談が本気になりそうなメンバーだったので、一応その先々までちゃんと考え、冗談話を終わらせたような形です(笑)。
と言うことで、下山は一ノ沢で下山を開始しましたが、こちらも近年刈り払いをした形跡は無く、足元には道を確認することはできても、その道の上に覆いかぶさる薮はソコソコ立派で、時には人の背丈以上の時もありました。
そんな状況が沢に入り込むまで少しの間続き、沢に入ると薮のトンネルになり、旧道の合流点付近まで続きました。
そして旧道をダラダラと下り、今回の山行を無事に終わらせる事ができたと言うのが、今回の山行の大筋です。
乗鞍への登りは辛いものがありましたが、実に貴重な山行だったと思います。
今回の企画が無ければ、はたして自分達だけで行ったか?
たぶん行かなかったでしょうね。
本当に今回の企画、そしてメンバーに感謝です。
ありがとうございました。
去年秋の初めての夏道南八甲田以来、となりました。
その時に横目で見ていた乗鞍岳への登山道入口。
いつか行ってみようと思いつつも、なかなか単独で踏み入れる勇気はなくそのまま冬を迎え、春になればなったで人事異動の関係で足が向きませんでした。
会の山行計画に乗せていただき、ビビリな私がこの稜線を歩くことが出来たのは嬉しいことです
なにせ、「くま」さん、絶対に住んでいる領域ですから、、
さらに、どれだけ藪なのかも未知数の部分が含まれていてかなりの覚悟はしていきました
格好は全て藪漕ぎ用を準備
唯一、車に置いておいたのはヘルメットだけ
あ、首に巻くタオルも忘れて、首から背中に笹の破片が入ってくすぐったかったのは反省点です
ロマンの幻の国道の石敷きが乱れて足元の邪魔をするなか、赤倉への分岐を沢へ下り、初めての経路へ
温泉の湧く沢、湿原を抜けての森の中の登山道
思いもかけず良好な状態でした
尾根を上がり、赤沼を雲海の下に垣間見て、山頂へ
まだまだ良い道が続きます
萢で大休止
雪どけから間もなく、チングルマもワタスゲも咲いていました
じっと眺めればモウセンゴケも、、、
決していい条件ではないこの場所で精一杯夏を過ごしていました
尾根上の道はしっかり開け、直登をひたすらこなします
山頂近くで急に平らになって稜線をすすむと山頂
残念ながら、三角点はわからずじまい
以前考えていた黄瀬沼への道へはピンクテープはあるものの、濃密な藪
下りなら何とかこなせるかもしれませんが、、、やはり複数人数は必須か?と
雲海上の乗鞍山頂は風も気持ちよく、昼ごはんを頬張るのに最適でした
ここからの下りは一気に藪道
足元が完全に藪になっているわけではないので道の判別に困ることはありませんが、掻き分けるのはやはり苦労がいります
嫌いではないけれど、気を使ってなかなかスピードは出ません
登山道に湿地の脇を通って合流すると、まだ雪の姿が
登山道はやはり整備されている分、歩きやすい
水場も十分な水量で涼むのには最適でした
矢櫃萢はキンコウカの開花準備が整いました
来週には、夏の花のクライマックスへ、ですね
帰りには神社の探訪(倒壊していたので、そばには寄りませんでしたが)もして
余裕のある時間での帰宅となりました
まさか、こんな風に歩けるとは思いもよらず、僥倖でした
本当にありがとうございました
今回、山を歩いていて『青森の山の匂い』がしました。
2週続けて県外の山を歩きましたが、そこでは感じることがなかった匂い。
甘く青臭く、鬱蒼とした緑の山の匂い。
赤倉・乗鞍岳は大変貴重な記録だと思います。お疲れさまでした。
赤倉−乗鞍岳は、私は初体験でしたのでドキドキワクワクでした。
主体となるメンバーさんが強力だったので、思わず参加しましたが、
参加して良かったです。
冬の櫛ケ峰は登った経験があります。でも夏場はなく、昨年刈り払いが進んだとの話も聞き、今年はぜひ行ってみたいと考えてます。
レコを読ませてもらったところ、刈り払いも問題ないようですが、登山道の目印も大丈夫でしょうか?おそらくソロ登山となりそうなので、ダメなら引き返すことも念頭に行ってみようかと思います。
コースはそれなりに時間も必要のようですし、地図と水分はしっかり持って行くつもりです。
また、レコ楽しみにしております
ご質問は櫛ヶ峯へのルートの事だと思いますが、違っていればごめんなさい。
櫛ヶ峯へはkomadoriも回答しているように、櫛ヶ峯の下の分岐までは問題無いようです。
(個人の感覚にもよりますが)
問題はそこからの藪だそうで、・・・・・だいぶ平泳ぎが要求されるようですよ。
去年の刈払い直後にkomadoriが櫛ヶ峯まで行っていますので、
↓下記の記録を参考にしてみて下さい。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1581982.html
藪こぎが不安ですね。平泳ぎですか・・笑 表現が良くて藪こぎが楽しく感じそうです とりあえず、「山の日」もあるので、今年の苅払いに期待します。
何か情報ありましたら、教えていただけたら嬉しいです
続きがありました、すみません。沢沿いが心配なところです。
今回は、乗鞍岳の分岐から下しか歩いていませんが、同行者が前週に歩いた情報では、去年の刈り払い地点まで(黄瀬萢)は問題なさそうです。
そのあとは藪道になっています。
今年の登山道は去年の秋とたぶん状況は変わらないかなと思います。その時で黄瀬萢から往復2時間かかりました。
道としてははっきりわかるので藪以外は問題はありません。
足元が水浸しだったりしますが、年中なので回避しようがないようですね。
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