梅雨空の中☆吉田口より富士山
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- GPS
- 10:55
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 1,558m
- 下り
- 1,564m
コースタイム
- 山行
- 3:42
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 4:16
- 山行
- 4:37
- 休憩
- 1:53
- 合計
- 6:30
天候 | 7/20 小雨 7/21曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
帰りはなんと富士宮浅間大社経由の大回りでした。 観光ツアーの宿命ですね。 富士宮の日帰り温泉と契約しているのでしょう。 |
その他周辺情報 | 富士山の山小屋は聞きしに勝る最低ランクのサービスですね。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
シェラフ
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感想
1ヶ月ほど前に会社の知り合いに富士山登山を誘われた。6人で行く予定が1名欠員が出て誘いが来た。夏のハイシーズンに小屋止まりの富士山に一人では絶対に行かないだろうが、何気なくたまには会社の同僚(特段親しかったわけではないが)と行くのも良いかと安易に同意した。富士山ホテル(ホテルとは名ばかりのサービス劣悪の山小屋)に予約済みとのことだったので、そうそうに吉田五合目行きの路線バスを予約したが、すでに3週間前で9:35以降新宿発のバスしか空席がなかった。他の5人はすでに座席を確保していると思い1席のみを確保した。ところが、私以外は座席を確保しておらず、急遽サンシャインツアーの富士山フリー登山2日間に申し込む。路線バスの良いところは、キャンセル料が¥100しかかからない事で、一方ツアーの場合予定1週間を切ると30%のキャンセル負担金が発生する。そんなわけから、出発直前の天気いはだいぶ気をもんだ。山てん/SCWの予報とも、青空は期待できないもののそれほど雨足も強くならない様だったので今回のメンバー5人に伝えると、全員参加との返事が帰ってきた。
朝7:00に新宿集合7:30定時に出発。キャンセル客が一人もおらず、曇天の中満車での出発となった。富士吉田あたりより雨が振り出し、残念ながら5合目からは雨の中の出発となってしまったが、さほど強い雨でもないので助かる。
一応経験値が一番あり最年長でもあるので、トップを担って今日の宿泊地の8合目を目指す。出発は予定通り11:00、1時間弱で一本のペースで順調に高度を稼ぐが、3,000mを超える辺りから若干高度障害を感じつつ、8合目山小屋には予定より早く到着する。富士山の山小屋の対応の酷さについては、WEBのクチコ込で大体心得てはいたが、同行者はかなりがっかりしたようだ。確かにホテルなど名乗っていいるのに実態は完全に山小屋で、それも最低レベルの山小屋なのだから致し方ない。世界遺産となった富士山だが、この悪評高い山小屋はなんとかしない事には、今後観光立国として力を入れている割には情けない。
夜間もひっきりなしに登山客が下から上りそのため24時間営業で稼ぐような山小屋ではゆっくりと安眠もできない。まして隣の客人がトドの如く低周波のいびきを豪快にかくので睡眠もままならず、午前1過ぎには
、起床の掛け声で起こされてしまった。スムースに登れれば1時間程度の行程なのでが、渋滞に巻き込まれご来光に下手をすると間に合わないとの事。急ぎ支度を済ませ2時前の出発となる。案の定頂上まではヘッドライトの列がつづら折れで連なりすでに渋滞が始まっていた。ところどころで団体客が脇に逃げてくれるので助かるが、やはり途中何度も停滞する。
9合目を過ぎたあたりで、会話中、暗い中、先行者を交わす際に悪条件が重なり思わず転倒して、前から痛めていた左親指第二関節を岩の上に強打。上り下りに別段影響はなかったが、今でもその時の捻挫で関節が痛い。
ようやく吉田口頂上(実際の頂上は剣ヶ峰だが今回は全員の体調、そして帰りのバス時刻を考えパス)に4時前に到達した頃は、多くの登山者で埋め尽くされていたので下山口まで進みそこでご来光を待った。あいにく日の出は拝めなかったものの、曇り空を太陽が赤く照らし、この天気を考えれば上出来だ。頂上にて強風の中ガスをともし持参した6個のカップ麺をみんなにプレゼントしたが美味そうに食べてくれてありがたい。
下りはスキーほどではないが、砂走りの登山道なので時間が稼げる。割合ゆっくり下ったが5時過ぎに出発8時過ぎには到着してしまった。
初日は若干雨だったものの、梅雨のこの時期としては上出来な天気であった。
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