羊蹄山☔お鉢巡りはまた今度🙂
- GPS
- 08:40
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 1,434m
- 下り
- 1,437m
コースタイム
天候 | 曇り のち 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス | |
その他周辺情報 | 宿泊:ニセコ宿 たびつむぎ https://tabi-tsumugi.net/ |
写真
感想
・北海道の地に降り立つまでの数日間でも、天気予報はよく変わった。何種類かの予報をかわるがわる見ながら、とにかく朝はできるだけ早く、夜明けと共に歩き出して、行けるところまで行ってみようということにした。
・真狩、倶知安、京極、喜茂別の4つのコースの中で、おそらく真狩は比較的穏やかなポピュラーな選択肢だと思った。実際に道は明瞭で、号標もわかりやすく、笹に覆われた道の脇を気をつけながら行けば、危ないところはなかった。
・4号目を過ぎたあたりから、ぱらぱらっと霧雨を感じ、どちらからとなく雨具を着ようと小休止。霧の向こうの眺めは見えるうちにと記録する。標高を上げると共に、お花の種類が増えていき、中でも見慣れない薄紫で細かい産毛がかわいらしいイワブクロは印象的、そのあたりから岩場も増えていった。
・樹林帯を抜けると共に、ものすごい風。その頃にはお花も勢ぞろいで、お花畑が美しいのに、中々落ち着いて写真が撮れないのがもったいないと思った。そのうちに気づけば9号目。約1400mの高度差は思いの外歩けたけれど、お鉢の淵にたどり着いた頃には冷たい突風が容赦無い。さすが、あの下から見上げた雄大な単独峰の頂上...遮るものは見事に何もなく、あっという間に体温を奪われるような危険を感じて、お鉢巡りを見送ることに決めた。
・思えば、記録が好きで負けず嫌いな自分には珍しいことなのだけど、一応”てっぺん”にはタッチしたし、ここまで来れてよかったと素直に思うのに、それほど時間はかからなかった。
・さて、本当に大変だった修羅場は、ここからの下り。ぬかるみとの格闘。どれだけ気をつけても滑る滑るし、集中力もそう持続しない。何だか緊張することに飽きてきて頭がぼんやりしてくるぞ!と自問自答しながらとにかく降る。降る体力を残しておくことは本当に大事だと思った。
・草むらの向こうに、今朝見覚えのある登山ポストを見つける。瑞々しい青のエゾアジサイが風に揺れる。キャンプ場の水洗い場で、泥だらけの靴やらスパッツやら洗い流して、連れのE子ちゃんと笑った。
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