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Yamareco

記録ID: 194158
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

茅ヶ岳&金ヶ岳 / 観音峠ルートをリベンジ

2012年05月27日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
04:15
距離
5.7km
登り
748m
下り
746m

コースタイム

05:00 観音峠駐車スペース出発 (標高1370m)
06:15 尾根道(茅ヶ岳−金ヶ岳縦走路)合流
06:45 茅ヶ岳山頂 (標高1704m)  以上往路所要1時間45分(標高差334m)
(朝食・休憩15分)
07:00 茅ヶ岳山頂出発
07:30 観音峠への分岐点通過
07:40 金ヶ岳山頂 (標高1764m)  茅ヶ岳→金ヶ岳所要40分(標高差60m=下降100m+上昇160m)
(休憩10分)
07:50 金ヶ岳山頂出発
08:00 観音峠への分岐
08:40 船尾岩(勝手に命名)
08:50 船首岩
09:15 駐車場帰着 以上復路所要1時間25分(標高差394m)
  合計所要時間4時間15分
天候 天気 /曇り(AM5)→晴れ(AM7〜)
過去天気図(気象庁) 2012年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道20号線(甲府バイパス)の「竜王駅入口」交差点から竜王駅前を通って県道25号+101号線を北上。
(中央道からなら双葉SAで降り、敷島市街「中下条交差点」を左折でも良い。
韮崎ICからホッチ峠経由の方が近いが、深田公園の前を通るので、わざわざ観音峠に回るのがばかばかしくなるかも?)
上福沢で「県営林道観音峠大野山線」に入る。
国道から合計約40分で観音峠に到着する。
観音峠の林道分岐点の前後路肩に各数台分の駐車スペースがある。
コース状況/
危険箇所等
[観音峠−尾根道]
鎖場、ヤセ尾根、ガケトラバースなど危険箇所満載。
風の強い日や雨の後などは注意が必要かも知れない。
腕力(脚力ではない)に自信無い方は補助してもらえる同行者がいた方が良い。
急傾斜でもロープがない箇所も多いので、場合によっては自前ロープを持参すると楽だろう。
[茅ヶ岳−金ヶ岳尾根道]
一部傾斜が急な岩場があるが、全体的には整備されており、ロープ・鎖場などの箇所はないので初心者でも安心して歩ける。

[コンビニ・トイレ]
敷島市街の「上町交差点」角のセブンイレブンが最終。
または、韮崎IC出てすぐの道路左側のセブンイレブン。

[日帰り入浴]
甲斐市営志麻の湯(毎週月曜定休)
http://yamanashikotsu.co.jp/kai-onsen/shima.htm

[写真]
下の写真のうち番号がふってあるものは地図上に撮影ポイントが落としてあります。地図上の番号と合わせてご覧下さい。
なお、写真は巾1024pxあります。各写真クリック(巾800px)よりもスライドショーか「詳細ページ」でクリックして頂いた方が大画像になります。
01)観音峠の駐車スペース。
路肩に数台停めることができる。
1
01)観音峠の駐車スペース。
路肩に数台停めることができる。
02)05:00 峠の脇、木階段を登って茅ヶ岳登山口に入る。
02)05:00 峠の脇、木階段を登って茅ヶ岳登山口に入る。
03)05:05 NTT電波塔の横を通過する。
この後、道は下り坂になる。
03)05:05 NTT電波塔の横を通過する。
この後、道は下り坂になる。
ヤマツツジとミツバツツジの競演。
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ヤマツツジとミツバツツジの競演。
04)05:10 鞍部に到着。
ここからが登山開始みたいなもの。
先の方、足元にお地蔵様が見える。
04)05:10 鞍部に到着。
ここからが登山開始みたいなもの。
先の方、足元にお地蔵様が見える。
05)鞍部の道脇にお地蔵様らしき姿。
しかし、首がなくなっている。
05)鞍部の道脇にお地蔵様らしき姿。
しかし、首がなくなっている。
06)05:15 鞍部から上り始めてすぐに鎖場。
ここは一番左端を上下すると楽。
06)05:15 鞍部から上り始めてすぐに鎖場。
ここは一番左端を上下すると楽。
鎖を登ると正面に金ヶ岳の姿が。
まだ朝日が出る前の静かなたたずまいだ。
鎖を登ると正面に金ヶ岳の姿が。
まだ朝日が出る前の静かなたたずまいだ。
登山道の両側にはみごとなミツバツツジ満開!。
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登山道の両側にはみごとなミツバツツジ満開!。
地面もまるで花柄のじゅうたんのようになっている。
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地面もまるで花柄のじゅうたんのようになっている。
07)05:17 第一鎖場からわずか2分で第二の鎖場。
この辺、鎖の連続攻撃だ。
07)05:17 第一鎖場からわずか2分で第二の鎖場。
この辺、鎖の連続攻撃だ。
08)第二鎖を登ると前方に尾根が見えてくる。
08)第二鎖を登ると前方に尾根が見えてくる。
09)05:20 この尾根こそ「恐怖の平均台」だ。
右は約15m、左は30m位は切れ落ちている。
落ちるなら右がお勧めです。
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09)05:20 この尾根こそ「恐怖の平均台」だ。
右は約15m、左は30m位は切れ落ちている。
落ちるなら右がお勧めです。
左の絶壁を覗き込んで見るが、しょせん底までは見えない。
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左の絶壁を覗き込んで見るが、しょせん底までは見えない。
そんな絶壁にもミツバツツジが咲いている。
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そんな絶壁にもミツバツツジが咲いている。
10)05:21 「恐怖の平均台」を越えて先に進む。
岩に赤ペンキあり。
10)05:21 「恐怖の平均台」を越えて先に進む。
岩に赤ペンキあり。
11)05:22 目の前に大岩出現!!。赤ペンキの道標。
で、どこを登ればいいんだ??。
11)05:22 目の前に大岩出現!!。赤ペンキの道標。
で、どこを登ればいいんだ??。
正解はこの右の岩の隙間。
巾30cmくらい。スリムな私でもつかえてしまう。
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正解はこの右の岩の隙間。
巾30cmくらい。スリムな私でもつかえてしまう。
05:23 この大岩は実は「船首岩」の下部なのだ。
登った上に「←船首岩」の道標。
行ってみることに。
05:23 この大岩は実は「船首岩」の下部なのだ。
登った上に「←船首岩」の道標。
行ってみることに。
12)こんな岩だが、これはこちらから見えている一部分。断崖の下まで含めるとすごい大岩だ。
岩の先は「曲岳」。
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12)こんな岩だが、これはこちらから見えている一部分。断崖の下まで含めるとすごい大岩だ。
岩の先は「曲岳」。
05:25 岩に近寄ると、登って来た電波塔が見下ろせた。
朝日が昇ってきたらしい。
岩の先は絶壁。私はこれ以上先には進めなかった。
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05:25 岩に近寄ると、登って来た電波塔が見下ろせた。
朝日が昇ってきたらしい。
岩の先は絶壁。私はこれ以上先には進めなかった。
13)05:28 右に大きな屏風のような岩を見ながら進む。
その先は赤ペンキに従ってまた岩に登るのだ。
13)05:28 右に大きな屏風のような岩を見ながら進む。
その先は赤ペンキに従ってまた岩に登るのだ。
14)05:30 再度、右に屏風岩となる。
帰路、この岩の上が展望が良いということが判明。
写真30)参照。
14)05:30 再度、右に屏風岩となる。
帰路、この岩の上が展望が良いということが判明。
写真30)参照。
05:33 「足元注意」の標識の先、道が左折して鎖ばしごが出現。忍者屋敷か?。
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05:33 「足元注意」の標識の先、道が左折して鎖ばしごが出現。忍者屋敷か?。
15)鎖ばしごの先はそのまま長い鎖場(第三の鎖場)に続く。
二月にはここで難儀したなあ〜・・・。
15)鎖ばしごの先はそのまま長い鎖場(第三の鎖場)に続く。
二月にはここで難儀したなあ〜・・・。
05:36 鎖場をクリアしたと思ったら、今度は「恐怖のトラバースその1」だ。
ここは二月には怖すぎて、上の樹林の中を巻いたのだった。
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05:36 鎖場をクリアしたと思ったら、今度は「恐怖のトラバースその1」だ。
ここは二月には怖すぎて、上の樹林の中を巻いたのだった。
トラバースの谷を覗き込む。
手前の斜面がすぐ先で切れ落ちて見えなくなっている。
トラバースの谷を覗き込む。
手前の斜面がすぐ先で切れ落ちて見えなくなっている。
16)05:42 登山道には、まるでテレビゲームのように次々に敵が現れる。
下っ端をクリアしていくと、ついに最強の難所、「注」の岩に到達!!。
16)05:42 登山道には、まるでテレビゲームのように次々に敵が現れる。
下っ端をクリアしていくと、ついに最強の難所、「注」の岩に到達!!。
その岩の左にあるのは二月に間違って降下し、トラバースを余儀なくされたコース。
「恐怖のトラバースその2」だ。
この道も怖かった・・・。
その岩の左にあるのは二月に間違って降下し、トラバースを余儀なくされたコース。
「恐怖のトラバースその2」だ。
この道も怖かった・・・。
05:48 「注」岩は腕力でよじ登ってクリア!。
その先は針金を頼りに登る。
細いのでとても握りにくい。
05:48 「注」岩は腕力でよじ登ってクリア!。
その先は針金を頼りに登る。
細いのでとても握りにくい。
17)05:50 針金が途切れると後は自力登坂。
目の前に花が現れて天国のようだが、この左は30m以上はあろうかという断崖。非常に危険。
二月はここで撤退決定したのだった。さもあらん。
17)05:50 針金が途切れると後は自力登坂。
目の前に花が現れて天国のようだが、この左は30m以上はあろうかという断崖。非常に危険。
二月はここで撤退決定したのだった。さもあらん。
18)05:56 断崖花畑をクリアすると少し息がつける。
しばらく進み標高1660mほどのピーク手前に登山道分岐あり。
右は「谷ルート」だが、踏み跡少なく迷いやすい。
ここは左の「尾根ルート」へ。
18)05:56 断崖花畑をクリアすると少し息がつける。
しばらく進み標高1660mほどのピーク手前に登山道分岐あり。
右は「谷ルート」だが、踏み跡少なく迷いやすい。
ここは左の「尾根ルート」へ。
19)05:58 1660mピークの頂上に到着。
「茅ヶ岳まであと80分」の標識。
この先はいったん降下する。
19)05:58 1660mピークの頂上に到着。
「茅ヶ岳まであと80分」の標識。
この先はいったん降下する。
ピークを降下し始めたところでボケの群落。
深紅の花が美しい。
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ピークを降下し始めたところでボケの群落。
深紅の花が美しい。
06:01 南側に茅ヶ岳が見える。
朝日を浴びて明るくなり始めている。
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06:01 南側に茅ヶ岳が見える。
朝日を浴びて明るくなり始めている。
20)06:05 また大岩!。この先、左の尾根に出たくなるが我慢して右寄りに直進が正解。
20)06:05 また大岩!。この先、左の尾根に出たくなるが我慢して右寄りに直進が正解。
21)06:15 やっと茅ヶ岳−金ヶ岳尾根ルートに合流。
ここで左折して一路茅ヶ岳に向かう。
道標によると「茅ヶ岳まで40分」とのこと。
21)06:15 やっと茅ヶ岳−金ヶ岳尾根ルートに合流。
ここで左折して一路茅ヶ岳に向かう。
道標によると「茅ヶ岳まで40分」とのこと。
朝日を透かしてミツバツツジの花が輝く。
このルートにはミツバツツジがいっぱい。
太宰ではないが「茅ヶ岳にはミツバツツジがよく似合ふ。」
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朝日を透かしてミツバツツジの花が輝く。
このルートにはミツバツツジがいっぱい。
太宰ではないが「茅ヶ岳にはミツバツツジがよく似合ふ。」
22)前方の茅ヶ岳とミツバツツジのツーショットを狙う。
これ、危ない岩の上に立っての渾身のショット。
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22)前方の茅ヶ岳とミツバツツジのツーショットを狙う。
これ、危ない岩の上に立っての渾身のショット。
23)06:32 道は一旦かなり深い鞍部へと降下する。
そして最大のハイライトは、この岩門くぐりだ。
てか、岩自体もすごい。
23)06:32 道は一旦かなり深い鞍部へと降下する。
そして最大のハイライトは、この岩門くぐりだ。
てか、岩自体もすごい。
岩門から先を望む。なんかワクワク探検気分。
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岩門から先を望む。なんかワクワク探検気分。
通過後に岩門を振り返る。朝日に輝く森が美しい。
通過後に岩門を振り返る。朝日に輝く森が美しい。
青空に白樺。
ホウノキの若木?
ホウノキの若木?
24)06:45 茅ヶ岳山頂に到着。
振り返って金ヶ岳を望む。
左が北峰、右が南峰。
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24)06:45 茅ヶ岳山頂に到着。
振り返って金ヶ岳を望む。
左が北峰、右が南峰。
07:00 茅ヶ岳山頂から金ヶ岳に出発。
足元に「イワカガミ」発見、愛らしさに感激。
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07:00 茅ヶ岳山頂から金ヶ岳に出発。
足元に「イワカガミ」発見、愛らしさに感激。
25)07:06 こんどはミツバツツジと金ヶ岳のショット。
金ヶ岳の方が茅ヶ岳よりずっと高く見える。
25)07:06 こんどはミツバツツジと金ヶ岳のショット。
金ヶ岳の方が茅ヶ岳よりずっと高く見える。
26)07:30 観音峠への分岐を通過して金ヶ岳に接近。
左手に先日歩いた「須玉ルート」の尾根が現れた。
26)07:30 観音峠への分岐を通過して金ヶ岳に接近。
左手に先日歩いた「須玉ルート」の尾根が現れた。
足元には可憐なタチツボスミレ。
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足元には可憐なタチツボスミレ。
27)07:40 金ヶ岳(北峰)山頂に到着。
須玉ルートでの登頂時につけたリボンが健在だ。
ん?あんな所に山頂標識が・・・。
なぜか「1763m」て、1m違ってる。
27)07:40 金ヶ岳(北峰)山頂に到着。
須玉ルートでの登頂時につけたリボンが健在だ。
ん?あんな所に山頂標識が・・・。
なぜか「1763m」て、1m違ってる。
山頂で見つけた黄色い花。
「キンバイ」の一種?。
山頂で見つけた黄色い花。
「キンバイ」の一種?。
「フデリンドウ」。これは分かるようになった(^^)。
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「フデリンドウ」。これは分かるようになった(^^)。
28)08:00 金ヶ岳から尾根道を戻ってきた。
ここが観音峠への分岐。標識を見逃すとまた茅ヶ岳だ(^^)。
28)08:00 金ヶ岳から尾根道を戻ってきた。
ここが観音峠への分岐。標識を見逃すとまた茅ヶ岳だ(^^)。
29)1660mピーク手前の分岐標識。
上記のように、ここは「尾根ルート」をお勧めする。
29)1660mピーク手前の分岐標識。
上記のように、ここは「尾根ルート」をお勧めする。
08:40 下山中にふと気がついたこの岩が気になったので寄り道してみると・・・。
08:40 下山中にふと気がついたこの岩が気になったので寄り道してみると・・・。
30)なんとこんな絶景ポイント!。
ここを「船尾岩」と名付けよう。(いいのか?)
でも足元は断崖。自己責任で登ってみよう(^^)。
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30)なんとこんな絶景ポイント!。
ここを「船尾岩」と名付けよう。(いいのか?)
でも足元は断崖。自己責任で登ってみよう(^^)。

感想

天気予報では「晴れ」と予報された日曜日。そのあとの一週間はあまり天気良くなさそうです。
カミさんが外泊で不在、息子も昼前まで起きてこないってことで午前中だけの山へ行くことにしました。
そこで考えたのが、この「茅ヶ岳観音峠ルートのリベンジ」です。
しかし積雪の2月に敗退したものを新緑の5月になってリベンジでもなく、実はもっと前、去年の11月のリベンジなのでした。
この時はこのルートで金ヶ岳まで行ったものの、デジカメの電池切れで写真なし。
で、やはりこのルートの記録を残したい、という気持ちからのリベンジです。

カミさんが四駆に乗ってデジカメも持って行ってしまったのですが、この季節なのでゲタ代わりにしている軽自動車でも心配なし。デジカメもちょっと古いのでも大丈夫でしょう。
せっかくだから歩いたことのない茅ヶ岳と金ヶ岳の間も歩いてみたい、と思って早朝に家を出発、観音峠を目指します。

登山道は当然ながら前回歩いた2月とは打って変わって新緑美しく、あちらこちらにつつじの花さえ咲いており、同じ道とは思えないくらい穏でやかす。
それでも実質上の登山開始となる道標のある鞍部を越えてすぐに鎖場が現れると、「おっとぉ〜」となります。
歩き始めから鎖っていうルート、珍しいのではないでしょうか。
それどころか、鎖場を越えるとすぐに次の鎖場。それを登るとヤセ尾根の「平均台」。その先は鎖のない岩を木の根を頼りに登る。という次から次へとカウンターパンチの連続です。
冬場よりもこちらの歩行ペースが速いので、カウンターが飛んでくる速さも、前回以上と感じました。
この感じは、まるで昔遊んだテレビゲーム(ゼビウスとか)で、次々と襲ってくる敵をやっつけて進んでいくのに似ています。

冬に冷や汗ものだったガケトラバース地点も通過。今回見ればそれほどのガケではないように感じますが、あのときは怖かった・・・。
やがて前回冬場に撤退した針金場に到着。ここを上がってみるとすごいヤセ尾根で左側などは50mはあろうかと思えるほどの断崖です。
これは、この手前で撤退しておいてよかったなあ、としみじみ思いました。

この難所をクリアできてしまうと道は一挙に簡単なものに。
尾根筋手前の小ピークを越え、最後の急登を登れば茅ヶ岳に向かう尾根の上に出ました。
尾根筋との合流点は、ほとんど金ヶ岳南峰のそば。そこから茅ヶ岳には大きな鞍部を越えて行かなければなりません。

でも、この頃頭上の空はいつの間にか予報通りの青空に変わっており、青い空にピンク色のミツバツツジがよく映えること。実に気持ち良く歩くことができました。
写真を撮りまくっていたら、突然「もう撮影できません。」とのメッセージ!。
「やば、このカメラのメモリたったの64MBだった。」って、かなりなミス。
速攻で古い写真を一枚ずつ消去などして時間がつぶれます。
でもなんとか最後まで撮影できるまで削除。ここで写真撮れなかったらただのバカです。やれやれ。

鞍部の最下部近くでは、かねてこの目で見たいと思っていた「岩門」をくぐります。
自然の造形すごい!!。
その後は登り返ししてあっけなく茅ヶ岳の頂上へ出ました。
まだ7時前だったので、誰もいないだろうと思っていたらお一人の先客様が。
でも、その方もすぐに下山して、一人っきりの茅ヶ岳山頂です。
こんなん、めったにない!。
おそらく今日のお昼前後には、ここはほとんど立食パーティー会場のようなことになっているでしょう(^^)。

おにぎり一個を朝ご飯として、すぐに金ヶ岳方面にとって返します。
この二つのピークの間は一時間くらいかな、と踏んでいましたが、わずか40分で金ヶ岳北峰へ到着。こちらはわずか2週間ほど前に須玉ルートで登って来たばかりの山です。
こちらも人っ子一人いない山頂で、足元の花を眺めたり、野鳥の声に耳を傾けたりと静かな時間を過ごしました。

帰り道では見かけた大岩にちょっとした好奇心から登ってみたら思わぬ絶景に出会いました。
感激した私は、ここを「船首岩」に対して「船尾岩」と名付けることに。どうせ無名なんだろうからいいですよね。

そんな「ボーナスポイント」もゲットして9時15分に車に帰着。
「ふう、やっと全クリだぜ。」って、最後までゲームかい!!。

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コメント

新緑とツツジと眺望と断崖と
pasocomさん、おはようございます。

早朝と陽射しが出てからの色の変化がすてきです。
森閑とした雰囲気に癒されつつ油断ならぬ登山道。
茅ヶ岳はいつも候補に挙がる山ですが、MyTeamにこのコースは厳しそう。
きっと写真11の岩間でチ−ムメートを置き去りにすることになります(笑)。

でも、地形図と見合わせて再確認してpasocom新道で歩いてみたいです!
2012/5/29 9:43
ぜひ歩いてみて下さい
mmg様、おはようございます。
今回のレコでは各ポイントの写真に特に時刻を入れてみました。いかに「敵」が次々と襲ってくるか、そのテンポの速さを感じて頂きたかったので。
で、自分でも書いていて思ったのですが数分おきに難所が出てきてますね。

でも、そうご心配なく。
復路で60代とおぼしき男女数人のパーティーが登っていくのにすれ違いましたから。
一瞬「えっ、あの方々、このコース行けるかな・・・」と思いましたが。

11)の大岩(船首岩下部)は実は右から登り降りすることもできるのです。
写真を見て頂くと、右端側に木の根が数本水平に伸びているのが分かるでしょう。その段差は130〜150cmくらい。ちょっとした懸垂になりますが・・・。
また、岩の隙間も高さ1m位だったので、リュックがつかえるならいったんおろせば、腰から下で通り抜けられるのではないかと思います。

レコ内にも書きましたが、ロープを持参してこういういくつかのポイントで先行者がロープを垂らせば後続者も安全・簡単に登れるでしょう。

観音峠の標高が高いので全行程の標高差が小さく、案外登りごたえ小さいかなと心配するくらいです。
天気良く、風のない日を選んでぜひ歩いてみて下さい。
2012/5/29 10:24
プロフィール画像
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