記録ID: 195135
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無雪期ピークハント/縦走
中国山地西部
天上山を縦走する
2012年05月20日(日) [日帰り]
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- GPS
- --:--
- 距離
- 6.0km
- 登り
- 527m
- 下り
- 394m
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
天上山を縦走する 2012年5月20日(日) 天気 曇り時々晴れ 新市境シリーズ第3弾。天上山(972.6)を中心に小天上北東の林道三叉路から林道天上 山線の筒賀乗越までの市境尾根を東から西へ向かって縦走する。 今回は3人の参加、心配していたヤブも思っていたほどでもなく、 全く踏み跡が無いところもあったが全体として8割以上は踏み跡らしきものはあった。 クマザサもせいぜい膝位でブッシュのため前進不能と言った所はなかった。 出発点を9時7分に出発し、取っ付き点を少し行き過ぎて引き返したり、小天上からの 下りでルートを間違えたりしたものの、目的地に着いたのは14時39分。 休憩・昼食・ロスタイムを差し引くと実歩行時間は3時間40分前後。 林道が稜線にもっとも近づいた所から取っ付く(1分足らず)と最初の小ピークである810 mへの急登。桧の人工林(筒賀側)と自然林との境界を背丈の低いクマザサをかき分けな がら登ること16分。今コース中もっともきつい上り。その後アップダウンをいくつか 繰り返すと810mのピークから25分で927mのピークである小天上へ。 筒賀側はピークあたりまで伐採され、谷が明るい。ここから伐採されているところと されていないところを倒木を除けながら鞍部まで下り、杉や桧に囲まれたなだらかな小ピ ークに上る(小天上より10分)が、市境とは別の北西のピークに上っているのではない かと思ってSONYのNAV-Uで確認すると案の定であった。 小天上まで戻り、あらためてルートを探すと山頂からすぐ左手の自然林の中にビニール テープや境界杭それにかすかな踏み跡があった(このあたりが迷いやすいので要注意)。 小天上から10分ほど下ると鞍部(このあたりの筒賀側の自然林きれい)に達し、ここ から5分ばかり上ると湯来町の国原から上ってくる国体コースと合流し、「山頂まで10分」 の標識もあり、道もはっきりしてきたが背丈の低いクマザサで覆われていた。 この合流点から8分ばかり緩やかに上ると筒賀の龍頭峽からの登山道と出くわし、さら に1分足らずで天上山の山頂に達した(山頂は市境から少し外れている)。 山頂は切り開かれたためか平坦であるが、狭く5〜6人が座れる位。展望は北側の十方 山方面が見える程度で大きな山にしてはあまり良くない。 山頂から上ってきた道をわずかばかり引き返し、龍頭峽からの道を下る。山頂から7〜 8分下った所で一般登山道と分かれ左手のブッシュの中を下る。踏み跡が見あたらず、 地図と勘を頼りに下るが、斜面が広いのでコースを間違えやすい。どんどん下っていると 岩の上に出て、下は崖になっていたので左手の斜面をトラバースする。すると尾根のつな がりが見えたのでさらに下る。一般道と別れて15分ばかり下ると最初の鞍部に達し、こ こを3分ばかり上る(途中境界杭に出くわしほっとした)と871mのピークだった。 このピークから先は尾根も狭くなり、踏み跡らしきものも現れ歩きやすくなった。1m 大の岩と境界杭のある小ピークを越し小鞍部に達すると赤さびた大きな看板が倒れかかっ ていたりさらには「湯来町行分分収林」の石柱まであった。その後いくつかの小ピークを 越すとこの山稜にしては珍しく短いけれど岩尾根が現れ、展望も開けてきた。一般道から 別れて最初の鞍部から1時間足らずで900.4mのピークへ。 900.4mのピークから二つ目のピークで左に90度近く曲がっているので直進しないよう 気をつけようと注意しあったものの、踏み跡もかろうじて残っており心配するほどでもな かった。その後もいくつかのアップダウンを繰り返しているうちに900.4のピークから約 40分余りで877mのピーク(一つ手前の1m四方の小さな岩があるピークは間違い)へ。 ここからさらに所々残っている古い踏み跡を10分足らず下ると四等三角点のある813.2 mのピークに。この三角点、ヤブの中に隠れ分かりにくかったので鎌で周りの木を刈って すっきりさせた。その後3分ばかり下ると岩が現れ、ある者は右にある者は左に巻いて 10分足らず下ると目的の天上山林道の筒賀乗越に出た。ただ林道に出る手前はコンクリ ートの高い崖になっているので、これを避けてヤブの中を下ることである。 (参考タイム) スタート地点(小天上の北東方向、林道三叉路)(約3時間40分前後)ゴール地点 (林道天上山線の湯来町と安芸太田町筒賀との境) (コース状況) ほとんど踏み跡らしきものあり(部分的には全くないところもあった)。前進不能の ヤブはなかったが、クマザサが腰以上に伸びる(伸びるかどうかは不明)と結構難しくな るのではないか。ヤブ漕ぎより道に迷わないことが大切。例え地図があっても現在地が 掴めにくいのでGPSは必需品と言える。 |
ファイル |
(更新時刻:2012/05/29 19:54)
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