富士山(吉田口)
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- GPS
- 09:47
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 1,665m
- 下り
- 1,647m
コースタイム
- 山行
- 5:42
- 休憩
- 4:02
- 合計
- 9:44
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
吉田コースは岩登りをするところが多いので、怪我にご注意ください。 |
写真
感想
2年振り通算11回目の富士山。
私にとって富士山は特別に緊張する山です。他の山ではほとんど経験しないのですが、富士山では下山時に大きな割合で頭痛がメインの体調不良に見舞われます。
「気象病」というらしく、気圧の変化に敏感な体質のようです。
さて、今回は・・・
今回は初心に戻ってメジャーな吉田口五合目からの往復。
東富士五湖道路で日の出を見ながら富士吉田I.C.で降り料金所を通過し右折。「富士山駐車場」の案内板がありますので間違えることはないでしょう。
そこからシャトルバスに乗って吉田口五合目に向かいます。バスは定員になり次第随時出発していました。
五合目から見る富士山は空に雲一つなく素晴らしい眺めでした。
到着から1時間弱低い気圧に体を慣らしながら登山の準備。
7時半前に五合目を出発。何頭もの馬を横目に見ながら、彼らの落とし物に気を受けつつ六合目に向かいます。
途中回送中の彼らに抜かれましたが、その際初めて本物の「パカパカ」という音を聞き小さな感動を覚えました。「アハ」ってやつでしょうか。
六合目では富士山保全協力金を支払い、木片で作られた記念品をいただきました。結構気に入っています。多くの人がこれをザックにぶら下げて登っていました。
これを見せると山梨県全域で優待を受けることができるようです。
因みに静岡県側では缶バッチをいただけます。
また、安全指導センター前では吉田登山道の地図を配布していました。
http://www.fujisan-climb.jp/trails/yoshida/index.html
この頃になると、日の出を山頂で迎えた方が続々下りてきます。
六合目辺りは上り・下りが同じ道なので狭い個所では譲り合いましょう。
さて、ここから山頂に向けて黙々と登ります。
七合目までは山小屋がなく休むポイントが見つけにくいですが、そこを過ぎると山小屋が数多くあり、歩く目安になります。吉田ルートの良いところですね。
本八合目で須走ルートと合流し登山者が増え、この先は途絶えることなく登山者の列が続きました。
九合目を過ぎると渋滞となりました。この辺りになるとかなり疲れている人が多いので、休み休み上るにはちょうど良かったかもしれません。雲がなく暑かったですから。
山頂直下の鳥居付近は、山開き当初は斜面が崩れ通行止めになっていましたが、7/9に仮復旧し開通しました。道幅は狭くなっていましたが、狛犬も二体とも元の位置に戻って出迎えてくれました。
6時間半をかけて山頂に到着した際、何となく風景が変わっていました。
以前あった「富士山山頂浅間大社奥宮」の碑が無くなっていました。これも斜面崩壊の影響なのでしょうか?
遅い昼食を取り、山頂に1時間ほど滞在したのち、下山道を降り始めました。
下山道は砂埃が舞います。タオルで鼻口を覆うと、タオルが真っ黒になります。
ここではタオルやマスクを用意した方が良いです。
八合目下江戸屋を過ぎるとしばらくトイレや給水ポイントがありませんので、ご注意ください。
今回七合目トイレまでは順調でした。が、その後軽い頭痛が起き、五合目までにさらに痛みが増しました。頭痛以外の症状は起きませんでしたが、その後入浴するまで頭痛は治まりませんでした。1400mを一気に下ったためでしょう。仕方なしです。
全体としてよい登山だったと思います。
所で今回は天候に恵まれて、日差しの強い中を登りました。雨が降るよりは良いですが、紫外線対策はしっかり行った方が良いです。
また、下山時七合目辺りで「もう水がない」との声を多く聞きました。ここからまだ1時間以上給水ポイントはありませんので、山頂で残りの水を確認した方が良いです。
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