湯の丸高原 池の平湿原ー涼を求めて花、花、花のハイキング

2019年08月03日(土) [日帰り]

• GPS: 02:43
• 距離: 3.3km
• 登り: 100m
• 下り: 114m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:44
• 休憩: 0:50
• 合計: 2:34

距離 3.3km 登り 119m 下り 114m

10:17 池の平駐車場
10:45 10:48 村界の丘
10:59 11:09 雷の丘
11:23 11:27 雲上の丘
11:41 11:55 見晴岳
12:09 12:28 池の平湿原
12:51 池の平駐車場

ゆっくり歩いても2時間で足りるところを2時間40分ほどかかったのは、花や蝶やトンボを見るたびに足が止まったため。
6月の尾瀬では5時間半歩いたので大丈夫かと思ったら、2時間ほどで家内は脚のエネルギー切れ＆心肺機能低下。長女は若いだけあって大丈夫のようだった。

天候

曇りがちな晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

関越道〜上信越道「小諸IC」〜国道18号「別府交差点」〜県道94号〜湯の丸高峰併用林道〜池の平湿原駐車場
・林道の通行時間は7：00〜17：00
・林道はビジターセンターを右折
　ー通り過ぎないよう注意
　ー通り過ぎて駐車場の角を右折するとゲレンデに行き詰る（これやったorz）

コース状況／危険箇所等

・危険箇所はないと思われます。
・湿原は木道で、湿原を見下ろす遊歩道（見晴歩道）はアップダウンの少ないよく整備された登山道
・駐車場から湿原に下りてもいいが、見晴歩道（下りずに右）のほうが花の道が続くのでお勧め。

その他周辺情報

湯の丸高原ホテル
・日帰り湯（￥650）
　−シャンプー、ボディシャンプーあり。
　−屋根つきの露天風呂あり。
　ー女湯のほうは虫がたくさん浮いていたらしいが男湯のほうは問題なし。
・隣接の食堂あり。
　−スキー場の食堂みたいな感じであまり期待していなかったが美味しかった
　−フライ類はカリ、サクと上手に揚がっていた（家内と僕の感想）
　−豚みそ焼丼（￥1,000）は美味でボリューム十分。（長女の感想）

真田まつり夏の陣「真田三代花火」
・車で1時間くらいのところ（上田市：旧真田町）でお祭り＆花火
・火縄銃の鉄砲隊の演武はなかなかの迫力

写真

8/3 10:18

出だしからお初のシュロソウ

8/3 10:20

ハクサンフロウは今が盛り

8/3 10:20

説明員の方の話では、このあたりのはヤマブキショウマらしいが、トリアシショウマとの区別がつかない。

8/3 10:21

このキレイでカワイイ蕾は、

8/3 10:22

シナノオトギリでした

8/3 10:22

このキッカイな蕾は、

8/3 10:24

マルバダケブキでした

8/3 10:25

もうちょっとだ、がんばれ！

8/3 10:26

ネバリノギランの成長したやつ？

8/3 10:27

ハクサンフロウにヒョウモンチョウ。蝶の知識はほとんどないが豹文様なので。

8/3 10:27

キレイな固体だったので思わずパチリ

8/3 10:29

分かりにくいけどミヤマホツツジ。これからか。

8/3 10:30

ぎゃん、奥にピントがあってしまったグンバイヅル

8/3 10:33

ナデシコは色鮮やか。エゾカワラナデシコではないのだろうか？

8/3 10:36

イタドリの雌花？

8/3 10:41

ワレモコウの群生って初めてかも

8/3 10:41

ノアザミがそこかしこにきれいに咲いており、今回印象に残った花のひとつ。

8/3 10:42

ミネウスユキソウもあちこちに

8/3 10:42

マツムシソウなんだけど、タカネマツムシソウとの違いは背丈と花の大きさだそうな。

8/3 10:43

ヤナギランの蕾かな

8/3 10:43

イブキジャコウソウ

8/3 10:52

これもお初のシャジクソウ（の蕾）。茎の周りをぐるりと葉っぱが付くのが名前のいわれだそうでクルマユリと一緒

8/3 10:56

オオヤマフスマ。今まで見逃していたのかもしれないけどお初が多い。

8/3 11:14

イタドリの雄花？

8/3 11:22

開花したシャジクソウ。きれいな色に誘われた？カミキリムシ。

8/3 11:23

グンナイフロウは終盤

8/3 11:24

カラマツソウの白が鮮やか

8/3 11:25

ヤマブキショウマとはちがうなぁ

8/3 11:27

アザミ、ナデシコ、ハクサンフロウのお花畑

8/3 11:30

ヤマブキショウマの雄花

8/3 11:30

丘の下に雲はなかった

8/3 11:31

同定盤をたよりに

8/3 11:31

奥の高山が四阿山でその隣で雲隠れしているのが根子岳、かな？

8/3 11:32

正面が湯の丸山。2月にBCでお世話になった。来年はBCの他にレンゲツツジ（日本一の群生地だそうです）も見に行こう。

8/3 11:32

あ、池の平湿原がみえた

8/3 11:37

クロマメノキ、であってるかな

8/3 11:40

イチヤクソウ、ではないかな

8/3 11:42

葉が細いのでホソバウスユキソウかと思ったが、単なる個体差と娘に一蹴される。

8/3 11:44

名前の由来が分からない

8/3 11:45

ヤマブキショウマが目立つけどいろんな花が咲いてる

8/3 11:45

たとえば、咲き始めのシモツケソウ、とか

8/3 11:47

ウツボグサのピンボケ

8/3 11:47

（キバナノ）ヤマオダマキ

8/3 11:47

ひと株だけ異様に目を引いたオレンジ色の花。アラゲハンゴンソウ？　→　コウリンカ

8/3 11:48

「カワラ」ナデシコだと思う

8/3 11:48

植え込みも悪くないけど、草むらに咲いているのがいいんだよなぁ。

8/3 11:50

頭が尖がっていないクガイソウ

8/3 11:50

クガイソウはこれからです

8/3 11:52

立派なヤマホタルブクロ

8/3 11:53

コキンレイカ。ハクサンオミナエシのほうで覚えてた。

8/3 11:54

シャジクソウとヤマホタルブクロのコラボ

8/3 11:55

見晴らしは良くなかった

8/3 11:55

マツムシソウ。「タカネ」が付くかもしれない。蕾がいっぱいあったのでこれからが本番。

8/3 11:56

デーンとシシウド

8/3 11:57

テガタチドリは終盤戦を迎えた

8/3 11:57

そのかわりと言うわけではないが、シモツケはこれから。

8/3 11:59

ヤナギランが咲いている

8/3 12:04

浅間山方面の雲が取れかかったがこれまで

8/3 12:06

これはアキノキリンソウの咲き始め？

8/3 12:09

このあたりで見かけるのはホソバノキソチドリらしいが、ヤマサギソウ、キソチドリとの区別が全くつかない。

コマクサがまだ残っていた

8/3 12:12

これはなんだ？　→　ショウジョウバカマの実らしい

8/3 12:13

見晴歩道はこんな感じの歩きやすい道

8/3 12:15

クルマユリ

8/3 12:15

覗いちゃいや〜よ

8/3 12:16

シャジクソウと一緒で葉っぱが茎の周りを一周している。コオニユリは互い違いに葉がついている、だったと思う。

8/3 12:19

これは何かの種かな？

8/3 12:19

あ、さっきのだ。これで開花状態なのか？名前を知りたい。→ショウジョウバカマが咲き終わった後の実だそうな

8/3 12:20

双子のクルマユリ

8/3 12:22

アヤメだと思う　→　ノハナショウブらしい

8/3 12:23

鏡池。この周りにアヤメだかカキツバタだかショウブだかが咲いていた形跡が。満開時はさぞや見事だったのだろう。

8/3 12:28

湿原にシュロソウやらネバリノギランやら

8/3 12:29

浅間山のほうからガスが上がって湿原を覆い隠しそうになった

8/3 12:29

ネバリノギランは触るとヌルッとしている

8/3 12:30

アザミが

8/3 12:30

いい感じ

8/3 12:31

これはカキツバタだと思うんだけどなぁ　→　カキツバタのすじは白から淡黄色。黄色がノハナショウブとのことなのでこれはノハナショウブ

8/3 12:31

マツムシソウvsヒョウモンチョウ

8/3 12:32

浅間山が見えていたらなぁ

8/3 12:32

国定忠治か？

8/3 12:46

アサギマダラとアザミ。おや？ほかの虫も。アザミは別嬪さんだからなぁ。

8/3 12:47

咲き終わりのこの花の名前を知りたい

8/3 12:48

ヤナギランの群生地

8/3 12:48

花はあらかた開花している

8/3 12:48

満開になったら壮観だろうなぁ。もうチョイ後だな。

8/3 12:49

ワレモコウにトンボ。未成熟のナツアカネかどうかは分からない。

8/3 12:49

ピンクのナデシコ

8/3 12:51

黄色のニッコウキスゲ

8/3 12:52

きれいな文様だ

8/3 12:55

ヤマオダマキ

8/3 13:09

ノギラン。ネバリノギランは蕾のまま花は咲かないが、ノギランはこんな花が咲く、と説明員の方に教わる。

8/3 13:12

これはホソバノキソチドリではなく、ヤマサギソウらしい。なんとなく違うような気がしてきたが判別不能。

8/3 13:14

ヤマブキショウマの雄花（左）と雌花

8/3 13:16

アカバナ、と教えられたが違うと思う。葉っぱや花の色が違う。

8/3 17:06

真田鉄砲隊の演武

8/3 20:36

夜は真田三代花火

撮影機器：

DSC-WX350 SONY

ILCE-7M3 SONY

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 飲料 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト カメラ

感想

レッズ

涼を求めて高い山を登るには我が家族は体力不足。
ある程度まで車で上がれてアップダウンが少なく、2，3時間で歩けるところ、そんな都合のいいところが池の平湿原。
もっと歩きたい向きには地蔵峠から足で上がってくることもできるし、さらに東篭の登山、西篭の登山の山頂を踏むこともできる。今度は一人で下から歩いてみよう。

池の平湿原については、BCの場所を探している時に、湯の丸山の対面にあってBCも可能ということを知っていたが、花がこんなにも（種類も数も）咲いているとは知らなかった。今までで一番花が豊富なんじゃないだろうか。
登山道というか遊歩道沿いには花が尽きることなく続いて咲いており、足が止まること止まること。今の時期は90種類ほどの花が咲いているらしいが、確認できたのは40数種類だった。今シーズンもう一回もっとゆっくり花探し山行してみようかな。
花が咲いている5月から9月まで毎月訪れたいところだ。来年はそうしよう。花好きの人はぜひ訪ねることをお勧めする。他にこんなに花が豊富なところはあるのかなぁ。

地蔵峠で1700m、池の平湿原が2000m程度で気温が25度〜27度だった。我が家のある埼玉では37度だったらしい。涼しくて家族は大喜びだった。
ハイキングの後は、車で1時間くらいのお隣の上田市へ移動。「真田まつり」が催されていて、火縄銃の鉄砲隊の演武や花火を楽しんできた。