後方羊蹄山【入院・手術後の初山行は美しい円錐形の蝦夷富士】
- GPS
- 32:00
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 1,561m
- 下り
- 1,547m
コースタイム
登山口12:20−17:40羊蹄山避難小屋
6月25日(月)
羊蹄山避難小屋−お鉢巡り−羊蹄山避難小屋9:30−12:30登山口
天候 | 6月24日(日) 晴れ 6月25日(月) 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2007年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
飛行機
羽 田→新千歳 = 飛行機 新千歳→登山口 = レンタカー 6月25日(月) 登山口→新千歳 = レンタカー 新千歳→羽 田 = 飛行機 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆真狩コース 整備されていて危険と感じる箇所はなかった。アイゼンも必要ありません。 ◆水場 この時期、雪渓から水をとることができる。要煮沸。 |
写真
感想
北海道の百名山は2004年8月に行った利尻岳以来2座め。6月、梅雨入りした本州を離れて北海道の山に足を運び高山植物や地勢を堪能!!
この年の春に勤めていた会社を退職。そして6月3日(日)に高妻山に登った後、入院・手術。そして復活の登山がこの後方羊蹄山であった。
何故かというと、入院・手術までになるとは夢にも思わず、この時期に北海道一泊二日の山行を入れてしまっていたということであった。
サラリーマン時代、3週間振りの登山ということは仕事の兼ね合いで何回もあったが、さすがに今回は入院・手術後の体力の低下を痛感した。
初日は、飛行機で新千歳に入りレンタカーを借りて登山口駐車場まで。体力的にどうであろうか、荷物も重いし。。。という不安を抱えての出発であったがまんまと的中。とにかく足が前にでない。避難小屋まであと1時間ぐらいのところでemu44に先に行ってもらう。避難小屋で管理人さんにあとからもう一人来ることを伝えてもらうためである。それから荷物も持てる分だけ持ってもらった。情けないが仕方ない。このとき合わせて雪渓で水の補給を行った。雪渓の水なので要煮沸。そして自己責任でる。
もしかしてビバーク???と思いながらトボトボ歩いてなんとか到着。17:40であった。小屋の管理人さんは白髪白髭の方で神奈川県出身とのことで話しが盛り上がった。また、貸し毛布\300で持参したシュラフと抱き合わせで暖かく寝ることができた。
翌日早朝、簡素な食事を済ませ、山頂へ。お鉢巡りである。火口やその周辺の岩石、高山植物など見事な空中庭園が広がっていた。昨日は入院・手術後初の登山で体調ボロボロであったが、それが足馴らしになったようで二日目はけっこう快調であった。天然記念物の高山植物の群落を堪能した後、避難小屋に戻り荷物をまとめて下山。下山であったためか足は快調に動いてくれた。
北海道の山はこれまで(2012年6月現在)
2004年8月 利尻岳
2007年6月 後方羊蹄山
2007年9月 阿寒岳、羅臼岳、斜里岳
2007年9月 十勝岳
2008年7月 幌尻岳
2008年8月 大雪山、トムラウシ
2010年7月 二ぺソツ山
北海道の山は予定を組むのが難しい。2007年の9月は翌月に独立開業を控えてプレッシャーの真っ直中であった。その気分転換、より気持ちを前向きにさせるため道東の三山と十勝岳を別日程で登った。羅臼岳から下山したときに駐車場で出会った同じ神奈川県の単独男性の方は関越で新潟まで、そしてフェリーで小樽まで、朝に着くので一日の行動時間が多く確保できると言われていた。丸々一週間北海道各地の山を自家用車でアプローチし登られるとのこと。登山適期も短く、仕事の兼ね合いなどなどなかなか難しい。。。
北海道の山は麓の民宿・旅館を利用してなどの日帰りピストン(利尻岳、十勝岳、阿寒岳、羅臼岳、斜里岳二ぺソツ山)、避難小屋利用(後方羊蹄山、幌尻岳、大雪山、トムラウシ)と二種類である。十勝岳は大雪・トムラウシとセットにして縦走という話しもあるがさすがにそこまで体力がもたないだろうから組まなかった。羅臼岳も知床縦走という話しがあるがテント泊をしない我がチームにとっては不可能。まとめてということになるとこれが限界か。
(2012年5月)
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