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Yamareco

記録ID: 195396
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無雪期ピークハント/縦走
積丹・ニセコ・羊蹄山

後方羊蹄山【入院・手術後の初山行は美しい円錐形の蝦夷富士】

2007年06月24日(日) ~ 2007年06月25日(月)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
12.6km
登り
1,561m
下り
1,547m

コースタイム

6月24日(日)
登山口12:20−17:40羊蹄山避難小屋
6月25日(月)
羊蹄山避難小屋−お鉢巡り−羊蹄山避難小屋9:30−12:30登山口
天候 6月24日(日) 晴れ
6月25日(月) 晴れ
過去天気図(気象庁) 2007年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 飛行機
6月24日(日)
羽 田→新千歳 = 飛行機
新千歳→登山口 = レンタカー
6月25日(月)
登山口→新千歳 = レンタカー
新千歳→羽 田 = 飛行機
コース状況/
危険箇所等
◆真狩コース
整備されていて危険と感じる箇所はなかった。アイゼンも必要ありません。
◆水場
この時期、雪渓から水をとることができる。要煮沸。
退院後初の登山は後方羊蹄山。へロへロで避難小屋に辿り着きました。emu44を先に行かせて受付手続き、さらに私の荷物をもってもらいました。
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退院後初の登山は後方羊蹄山。へロへロで避難小屋に辿り着きました。emu44を先に行かせて受付手続き、さらに私の荷物をもってもらいました。
雪渓がまだ残っています。ヒンヤリして気持ちがいいです。この時期、水はここから補給します。ただし、要煮沸です。
雪渓がまだ残っています。ヒンヤリして気持ちがいいです。この時期、水はここから補給します。ただし、要煮沸です。
二日目、お鉢巡りに出発します。天気も良くこの後の大絶景が楽しみです。ワクワクします。そろそろ山頂エリアです。
二日目、お鉢巡りに出発します。天気も良くこの後の大絶景が楽しみです。ワクワクします。そろそろ山頂エリアです。
エッチラオッチラ登っていきます。サブザックで大量の荷物は避難小屋に預けています。レインコートを着ていますが防風防寒対策です。
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エッチラオッチラ登っていきます。サブザックで大量の荷物は避難小屋に預けています。レインコートを着ていますが防風防寒対策です。
山頂エリアに着きました!火口が見えています。太古からの後方羊蹄山の活動の痕跡の一部を見させてもらいました。
山頂エリアに着きました!火口が見えています。太古からの後方羊蹄山の活動の痕跡の一部を見させてもらいました。
山頂に到達しました。ホントに良い天気です。北海道の山はあまり好天に恵まれていませんのでとても貴重です。
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山頂に到達しました。ホントに良い天気です。北海道の山はあまり好天に恵まれていませんのでとても貴重です。
お鉢巡りをします。感動しています。眼に入る光景がすべて新鮮で爽やかな気持ちにさせてくれます。
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お鉢巡りをします。感動しています。眼に入る光景がすべて新鮮で爽やかな気持ちにさせてくれます。
高山植物も咲いています。
高山植物も咲いています。
火口の雰囲気、いいですね。
火口の雰囲気、いいですね。
たおやかな気持ちのいい登山道です。
たおやかな気持ちのいい登山道です。
花の群落。
とにかくいい雰囲気です。
とにかくいい雰囲気です。
火口もいくつかあります。
火口もいくつかあります。
あっちもこっちも・・・
あっちもこっちも・・・
いつまでもいたい雰囲気です。踏み跡もしっかりしています。地元の方、全国の登山者から愛されているんですね。
いつまでもいたい雰囲気です。踏み跡もしっかりしています。地元の方、全国の登山者から愛されているんですね。
雲上の楽園です。山頂エリアなのか下界の日本庭園なのか分からなくなってしまいます。素晴らしい空中庭園です。
雲上の楽園です。山頂エリアなのか下界の日本庭園なのか分からなくなってしまいます。素晴らしい空中庭園です。
グルッと回って分岐です。あっという間にここまで来た感じです。飽きないですね。お鉢巡りは。休火山が好きになってしまいました。
グルッと回って分岐です。あっという間にここまで来た感じです。飽きないですね。お鉢巡りは。休火山が好きになってしまいました。
避難小屋に戻り荷物をまとめて下山です。昨日は5,6人の方が宿泊されていました。そろそろ建て替えが必要と管理人さんが言われていました。
避難小屋に戻り荷物をまとめて下山です。昨日は5,6人の方が宿泊されていました。そろそろ建て替えが必要と管理人さんが言われていました。

感想

北海道の百名山は2004年8月に行った利尻岳以来2座め。6月、梅雨入りした本州を離れて北海道の山に足を運び高山植物や地勢を堪能!!

この年の春に勤めていた会社を退職。そして6月3日(日)に高妻山に登った後、入院・手術。そして復活の登山がこの後方羊蹄山であった。
何故かというと、入院・手術までになるとは夢にも思わず、この時期に北海道一泊二日の山行を入れてしまっていたということであった。
サラリーマン時代、3週間振りの登山ということは仕事の兼ね合いで何回もあったが、さすがに今回は入院・手術後の体力の低下を痛感した。

初日は、飛行機で新千歳に入りレンタカーを借りて登山口駐車場まで。体力的にどうであろうか、荷物も重いし。。。という不安を抱えての出発であったがまんまと的中。とにかく足が前にでない。避難小屋まであと1時間ぐらいのところでemu44に先に行ってもらう。避難小屋で管理人さんにあとからもう一人来ることを伝えてもらうためである。それから荷物も持てる分だけ持ってもらった。情けないが仕方ない。このとき合わせて雪渓で水の補給を行った。雪渓の水なので要煮沸。そして自己責任でる。

もしかしてビバーク???と思いながらトボトボ歩いてなんとか到着。17:40であった。小屋の管理人さんは白髪白髭の方で神奈川県出身とのことで話しが盛り上がった。また、貸し毛布\300で持参したシュラフと抱き合わせで暖かく寝ることができた。

翌日早朝、簡素な食事を済ませ、山頂へ。お鉢巡りである。火口やその周辺の岩石、高山植物など見事な空中庭園が広がっていた。昨日は入院・手術後初の登山で体調ボロボロであったが、それが足馴らしになったようで二日目はけっこう快調であった。天然記念物の高山植物の群落を堪能した後、避難小屋に戻り荷物をまとめて下山。下山であったためか足は快調に動いてくれた。

北海道の山はこれまで(2012年6月現在)
2004年8月 利尻岳
2007年6月 後方羊蹄山
2007年9月 阿寒岳、羅臼岳、斜里岳
2007年9月 十勝岳
2008年7月 幌尻岳
2008年8月 大雪山、トムラウシ
2010年7月 二ぺソツ山

北海道の山は予定を組むのが難しい。2007年の9月は翌月に独立開業を控えてプレッシャーの真っ直中であった。その気分転換、より気持ちを前向きにさせるため道東の三山と十勝岳を別日程で登った。羅臼岳から下山したときに駐車場で出会った同じ神奈川県の単独男性の方は関越で新潟まで、そしてフェリーで小樽まで、朝に着くので一日の行動時間が多く確保できると言われていた。丸々一週間北海道各地の山を自家用車でアプローチし登られるとのこと。登山適期も短く、仕事の兼ね合いなどなどなかなか難しい。。。

北海道の山は麓の民宿・旅館を利用してなどの日帰りピストン(利尻岳、十勝岳、阿寒岳、羅臼岳、斜里岳二ぺソツ山)、避難小屋利用(後方羊蹄山、幌尻岳、大雪山、トムラウシ)と二種類である。十勝岳は大雪・トムラウシとセットにして縦走という話しもあるがさすがにそこまで体力がもたないだろうから組まなかった。羅臼岳も知床縦走という話しがあるがテント泊をしない我がチームにとっては不可能。まとめてということになるとこれが限界か。

(2012年5月)

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