日本一の天狗面と和尚台からの展望を楽しむ迦葉山【弥勒寺ピストン】
- GPS
- 04:38
- 距離
- 2.8km
- 登り
- 451m
- 下り
- 455m
コースタイム
和尚台分岐(10:00)→和尚台てっぺん(10:30/10:40)→
和尚台分岐(10:55)→御嶽山大神の石碑(11:20)→
迦葉山山頂(11:25/13:00)→迦葉山弥勒寺駐車場(13:40)
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
弥勒寺の駐車場にたくさんとめられます。 駐車場へ向かう道は一方通行のようになってるので、 行きは途中で左に曲がって向かった方がよいみたい。 ■トイレ 弥勒寺の駐車場にあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■道の状況 ○迦葉山までの登山道 和尚台付近の土は滑りやすいので、下山時は滑らないように注意。 熊の生息地が近いようなので、熊鈴やラジオがあったほうが良いみたいです。 それ以外は特に危険箇所はありません。 ○和尚台てっぺんまでの往復 垂直に近い鎖場が続きます。 かなりの高度感があるので、十分な注意が必要です。 一部濡れている場所があり滑りやすいので、雨の日等は危険だと思います。 ■登山ポスト 見当たりませんでした。 ■温泉 白沢高原温泉初穂の湯(1000円) http://www.hatsuhocc.co.jp/25/#a04 ■携帯電波状況(docomo) 登山口から山頂まで、電波ありました。 |
写真
感想
夜は飲み会。なので始まる前に登って下りて温泉入って帰ってこれる近場の山に
行ってこようと思っていた週末。
1週間前から直前まで、群馬県内の週末の天気予報は曇りだったり雨だったり。
6月に入ったら、まだあまり行ってない金精峠あたりの山々を攻めようと思ってたけど
ずっと天気予報がよくなかったので、あまり調べず前日に。
前日夜の天気予報を見ると、県内全域、結構良い天気に変わってた。
結局前の日に山は決められず、朝7時に起きて準備して、分県登山ガイド「群馬県の山」を
ペラペラとめくり、まだ行ってない迦葉山に行くことにした。
沼田やみなかみの天気予報をみたら15時くらいまでは晴れマークだし、
時間と体力に余裕があったら迦葉山から頑張って歩いて尼ヶ禿山までピストンしたいなぁと
思いつつ出発。
沼田インターから下りて迦葉山へ車を走らせると、ふもとのお店で天狗の面がたくさん
売られていて、なんだか日本昔話の世界に入ったかのような不思議な光景。
山道を車で登っていくと9時頃、登山口の駐車場に到着。
駐車場から上を見上げると、岩の絶壁「和尚台」が木の上からのぞかせていた。
あの上にあがるのはかなりの高度感があるので、苦手な人はやめておいた方がよいと人から聞いていたり、
事前にヤマレコで調べたすごそうな写真を見たりしていたので、無理せず先を急いで
尼ヶ禿山まで歩く方を優先しよう!くらいに思って登山開始。
迦葉山の弥勒(みろく)寺には、大きな天狗の面があることは知っていたけど、
実際目の前にしてみると、確かにでかかった。
小さな天狗の面もたくさんあって、なんだかとっても不思議な世界だった。
登山口を探してうろうろしていても見当たらず、分県登山ガイドをコピーした
紙を読み返したら、渡り廊下をくぐって行くと書いてある。
渡り廊下をよくよく見たら、下に階段があって、先に進めるようになってた。
迦葉山から尼ヶ禿山のルートは熊の生息地らしいので、単独での入山はさけたいと
本に書いてあったので、ちょっと躊躇していたけど、お寺で立派な鈴が借りられたので
自前の鈴やipodと供にザックに付けて出発!
山に入るとあっというまに和尚台への分岐。
ここで単独のおじさんが追いついてきたので、初心者にはここの鎖場は厳しそうですねぇなどと
話をしていたら、いつの間にかグローブをはめて登り始めてた。
あのおじさんが行くなら、俺も行けるとこまでいってみようかと思い、
しばらく間をあけてから鎖場にチャレンジ。
胎内潜りのところの鎖場はチムニー状で、足をかけるところもあまり見当たらず
意外と苦戦。それでも岩の向こう側にでれた。
岩の向こう側からは戻るようにてっぺんを目指して登っていく。
おじさんの姿がないから、上までの行ったのかと関心しつつ後を追う。
てっぺんの直前まで行くと結構な高度感で、登ったのはいいものの
下りれなくなったらどうしようなどと弱気になってきた。
と思ったら、さっきのおじさんが、上から励ましの声。
おじさんと合流したら、写真まで撮ってくれて、元気がでた(笑)
和尚台の上からはちいさなとんがりの戸神山や、獅子岩のある子持山、
テーブルマウンテンの上州三峰山、そして残雪の谷川方面も山々も見えて爽快。
下を見下ろせば、さっき車をとめた駐車場が見えて、バスの脇にいる小さな人影も見えた。
てっぺんからの絶景を楽しんだあとは、鎖場を戻る。
確かに高度感はあるけど、意外とあっさり下りられた。
和尚台と迦葉山山頂に向かう分岐まで戻り、デポしておいたザックを背負って迦葉山山頂へ。
山頂まで思っていたよりか急なのと、鎖場で意外と疲れていたせいか大変だった。
山頂に到着すると、さっき励ましてくれたおじさんに再会。
おじさんは4年前に登山を開始して、ぐんま百名山も70座を超えたとか。
3年前に始めて50座を超えた自分となんだか似たような境遇だったので
山の話しでしばし盛り上がった。
和尚台に登った分、だいぶ時間がたっていたのと、
和尚台のてっぺんに立てた満足感で、尼ヶ禿山へ行くのはおあずけにして
のんびりご飯を楽しんで下りることにした。
山頂でごはんを食べていると、千葉からきたという団体さんと遭遇。
バスを先に移動させて、玉原ダムの方へ抜けるとか。
余ったおむすびまで頂き、ありがたやありがたや。
下山はあっという間で、最後にまた参拝して駐車場に戻った。
帰りの温泉は、白沢高原温泉に寄ることにした。
道の駅にある望郷の湯は一度行ったことあったので、
初穂カントリークラブの初穂の湯にしてみた。
ゴルフ場ということもあってか、お値段は1000円とお高いけど、
きれいな施設で、アルカリ泉の源泉掛け流しで、なかなかよかった。
今度は、この日おあずけにした尼ヶ禿山とセットで鹿俣山や玉原湿原を
楽しみに行きたい!
【迦葉山和尚台からの展望】
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