Ben Narnain/The Cobbler(Scotland)
- GPS
- 04:12
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 1,252m
- 下り
- 1,269m
天候 | 概ね晴れるも下山時には雲が厚くなる。風非常に強し。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
所々手を着きながら登る岩場があるほか、数か所切り立った崖をトラバースする箇所がありますが、恐怖を覚えるほどではなく注意して通過すれば問題ないレベルです。 |
写真
感想
(※デジカメやGPSを繋ぐケーブルを置いてきてしまったので、恐らく帰国後に更新します)
本社のあるスコットランドはハイランドと呼ばれるイギリスの中でも山がちなエリアだとは聞いていたので、機会があれば登りたいと思っておりましたが、この度週末をひっくるめた出張の機会を頂けたので、山好きの同僚を紹介してもらい、まずは入門編の山登りをしてきました。
ちなみに、山登りを英訳しようとするとmountain climbingと言ってしまうのですが、この表現ではどうも岩登りに近いようで、今日行った程度ではHill walkingの範疇のようです。
朝の8時に空港前のホテルにピックアップに来てもらい、車で小一時間北へ。
目指す高みはわずか900m程ですが、海抜0mから登り始めるので、そこそこ
ボリュームがあります。
Ben Narnainの南側斜面を初めはそれほど高くない木立の中を北へ進みますが、
妙に直線的なので聞いてみると、どうも昔に牛を上部に放牧するため運んでいた
鉄道跡とのこと。
森林限界は標高300m程度であっという間に突破。
そこからは上はハイジでも出てきそうな風景が延々続きます。ってここは
スイスじゃなくスコットランドだけど。
岩とコケや芝生みたいな低い植物だけの中を歩いていると、なんだか3000m級の
日本の山に登っているかのような錯覚を覚えます。
日もしばしば顔を覗かせますが、風が強く気温も低いので寒い!
ちなみに今日のレイヤリングは、DryTシャツ+厚手の長T+TNFのフリースでしたが、
行動中はこれでちょうど良いくらい。止まると、もう一枚必要。
トレイルは比較的明瞭で土壌保護のためか小石が敷き詰められています。
しかしながら、しばらく雨は降っておらず、これだけ風も強いのに所々泥濘が。
あと、雲母というかすごく白い石が方々にあって、目を引きます。
所々岩場を超えつつ、登るにつれ山肌を登ってくる風も強くなってきますが、
ほどなくBen Narnainのピークに到着。
岩だらけですが、結構な広さを持ったフラットなピークでした。
軽く食事をしてから、いったん鞍部に下って次はThe Cobblerへ。
名前の通り、頂上付近のコブラ様の岩がその名前の由来とのこと。
登りの南側斜面に比べれば多少傾斜が緩いからでしょうか、踏み跡ははっきり
しているのですが、岩も少ないこともあって、同行者は好き勝手なところを
爆走で下っていきます。
鞍部より再び登り返し。飛ばしすぎたせいで、結構足に来てる。
登りもそうだったが、欧米人はとにかくペースが速い。ちょっと飛ばすと
登りでもみるみる遠ざかっていく・・・。
上部に近づくにつれやや岩がちのトレイルになる。それでもBen Narnainへの
登りに比べれば十分易しい。
The Cobblerのピークにて、最高地点の岩登りをさせられました(笑)
三方がスパッと100m程切れ落ちた岩山の頂上。ホールドが多いので慣れれば
なんてことないんでしょうが、高度感が半端ない。
一人だったら絶対登らないぞ。
まぁいい経験ができたということでOK。
The Cobblerのピークからは登ってきた道を東に少し戻ってから、南に折れて
スタート地点へ。
Ben NarnainよりThe Cobblerの方が人気のようで、このトレイルに入った
あたりから頻繁にすれ違うようになりました。
分岐直後はそこそこ傾斜があったのですが、徐々に緩やかなトレイルとなり
正面の入り江越えに見える、同様に美しい山並みを眺めながらの楽しい
下りとなりました。犬を連れて登る人もボチボチいます。
トレイル沿いの小川が徐々にその流れを大きくしていくのを眺めながら
モミの木の木立へと吸い込まれ、駐車場へと戻ってきました。
1000m以下と数字だけ見れば大した山には見えませんが、ハイランド特有の
地形が果てしなく広がる中を歩いた時間はとても楽しいものでした。
今度はイギリス最高峰ベンネビスを目指してみたい!
コメント
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気持ちよさそうな山だな
うらやましいー
笈ヶ岳はいい藪こぎ経験ができたよね
六甲も藪こぎなら 楽しいかも
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