赤岳


- GPS
- --:--
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 1,233m
- 下り
- 1,230m
コースタイム
天候 | 晴れ〜曇り〜雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
真教寺尾根は残雪少なく問題なし 県界尾根は山頂直下から残雪多く危険。 出来れば使わないほうが良い |
写真
感想
3日は赤岳開山祭の日。
数日前からの予報は雨。
天候回復を祈りつつ当日4時に起きたら晴れてました
友人2人に連絡し、登山決定
友人Kに迎えにきてもらい、清里のスキー場へ
今回のメンバーは十二ヶ岳に行ったKと、富士山に一緒したAさん。2人とも大工さんで体力もそこそこ。
6時45分に着いて6時55分出発1600m
先ずはゲレンデを直登し300m標高を上げます
昨年は10分でパスしたけど、今年は25分かけてリフト山頂へ。1900m
ここから真教寺尾根に合流
タチツボスミレが咲き乱れています
写真を撮りまくりながら進みます
濡れて歩きづらい登山道を進み、7時30分賽の河原到着。ちょっと休憩。
Aさん相当苦しいらしく、『帰りたい』とか泣き言を吐いてますた
少しペースを落としてあげて進みます
私は全く息切れしないで登りますが、2人とも肩で息をしてました。
日頃のテニスとランニングで鍛えてると登山も楽々ですね
8時30分に牛首山到着コースタイムを上回るペースで良い感じAさんも頑張ってくれてます。
写真を撮って出発
だんだん傾斜がキツくなり唐松林の隙間から県界尾根がチラチラ見え、野鳥の声に癒やされながらどんどん登ります
Aさんも根性で付いてきます。
ここらで残雪登場
割と締まってて、踏み抜く事もなく良かったですよ
下山パーティーに出会い、登山道状況を情報収集
『鎖が埋もれ、嫌らしいポイントが一カ所有る』とのこと。
9時20分 6/10の看板通過。
10時鎖場登場
最初の取り付きが短い雪面トラバース。
残留フィックスロープを頼りにトラバース、鎖を掴み岩場を登ります。
私がトップで岩場の通過方法を教えながら登ります。
斜傾は75°ほど
私の大好きな鎖場を気を付けつつ、楽しみながら高度を上げます
隣は天狗尾根。今年はチャレンジしようかな〜。
2人とも巧く岩場を登ってくれて良かったです
11時鎖場終了し、稜線にでもした
キレット小屋方面からも登山者が来ます。
11時10分赤岳登頂
が、残念な知らせが貼ってありました
『3日の開山祭は悪天候の為に行者小屋にて行います』との事
開山祭を目当てに登って来たのに〜
追い討ちをかけるかのように霰がバチバチ
登頂写真だけ撮って、頂上小屋に避難
幸いして小屋で開山祭バッチが売っていたので600円で購入今年は『ミヤマダイコンソウ』でした。
毎年楽しみにしている山バッチなのでゲット出来て良かったです
11時20分に小屋に避難して、ここで昼食をとる事に
カップヌードルを購入して、コーヒーとリゾットを作りますかぼちゃサラダと鶏肉の蒸した物も。
外は雪に変わりガスの中で展望は無し
それでも持ってきたビールで乾杯してゆっくりご飯を食べます。
Aさんがヌカミソ漬けを持ってきてくれました。
塩分が旨い
続々と小屋に避難してくる人が。
休憩室がいっぱい。賑やかな昼食になりました。
隣のテーブルは男女3人グループ。『阿弥陀岳に登ってきた』と言ってました。
食べ終わっても外は雨
仕方ないから昼寝
起きたら、小屋は静かになってました。
小雨が降るけど合羽着て出発
13時15分小雨を出て、県界尾根を下ります
いきなり雪面を下ります。踵から足を出し滑らないようにして降りました。
直ぐに隣のテーブルに居た3人組に追いつき『この直ぐ下が雪面トラバースが長く、嫌らしい箇所が幾つか有る』と聞きました
先に行かせて貰います。
直ぐトラバース箇所に。
私がトップで渡り方を説明して実践して慎重に進みます
ここは毎年死者を出すポイント
2人にも話して慎重にと言いました。
Aさんかなりビビりながらも無事通過
何カ所かの雪面トラバースを越えて鎖場へ
まだまだ気は抜けません。鎖場の下り方も教え、降りてもらいます。
鎖場終了して県界尾根の難所は無事終了
後は危険箇所な無いでしょう
14時15分大天狗到着。
一息入れて出発
まだまだ残雪が多く、私は靴をスキーに見立て滑りながら下りました
いつもやるけど、楽しいね〜
2人は慎重に下ってきます
相変わらずガスで展望はなし。
赤岳山頂も雲の中
どんどん下って14時45分小天狗到着。
急坂を下っている途中、めちゃめちゃ獣臭が
なんとなく獣の気配も感じます。
15時10分登山道入口
車に戻る林道に鹿の食べられたばかりの骨が転がってました
15時35分駐車場到着
2人とも頑張って歩いてくれて、無事に下山出来て良かったです
車に乗った瞬間に土砂降りの雨
タイミングの良い事にも感謝感激
大泉の『パノラマの湯』で疲れを癒やし帰宅しました
今回は登り4時間10分
下り2時間20分とゆっくりな登山でした。
今まで赤岳に4回登って、快晴はゼロ。
いつも展望はお預けです
次こそは赤岳で最高の展望を楽しみたいです
来週は消防団の希望で、みんなを引き連れ茅ヶ岳に登ります
さてさて、消防団のみんなは歩けるかな〜
コメント
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はじめまして、honsamaと申します。
真教寺尾根の嫌な残雪箇所にフィックスロープを残置したものです
前の週に行った時は真教寺尾根ピストンでしたが、予定では県界尾根を下るはずでした。
「嫌なトラバース」の箇所はホントに嫌な感じですねえ
AさんもKさんもご無事で何よりでした
コメントありがとうございます。
写真じゃ伝わらないけど、滑ったら一貫の終わりですね。
6月の県界は本当に危険なんですよ〜
開山祭に参加できなくて残念でしたね。
おつかれさまでした。
さすがに子連れでは無理なコースですね。
そろそろ梅雨の気配がして、子連れ登山はいつになる事やら。
快晴なら子供達も連れて行く予定だったんですよ。
美濃戸からなら雪が無いから余裕なんですがね〜
gryffon様はじめまして突然のコメント失礼します。
もし良ければ教えて頂きたいのですが、
自分も今週末、天気が良ければ同じコースで行きたいなと考えていて、地図で調べたのですが、スキー場を歩くルートが載っていないのですが、ここは現地に行けば踏み跡等で確認可能なのでしょうか
結構おっかなそうな所多いいですね
スキー場を目指し、入口を通り過ぎて上にのぼって車道終点に車を置きます。
そこから西のゲレンデ方面に行き、リフト山頂に歩きます。
山頂から真教寺尾根に合流出来ます。
鹿避けの電柵があるので気を付けて下さい。
スキー場の係員に見つかると『ゲレンデ立ち入り禁止』と言われるらしいです。
早めにの出発をおすすめします。
真教寺、県界とも道迷いの心配はありませんが、県界の下りは細心の注意をはらって下さいね。
お気をつけて
解りやすい御説明ありがとうございます
今週末、天気が心配ですが条件が良ければ行ってみようと思います
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