11日の夕方に現地着。
恋ノ岐川橋の下で野営し、翌日遡行する事とした。
流木多くて焚火には良かったが、周囲はアブが多い。
夜になれば静まったが、日中は大変だった。
2
8/11 18:48
11日の夕方に現地着。
恋ノ岐川橋の下で野営し、翌日遡行する事とした。
流木多くて焚火には良かったが、周囲はアブが多い。
夜になれば静まったが、日中は大変だった。
翌日の12日朝。
まずは、鷹ノ巣登山口へ行き、車をデポ。
自転車で恋ノ岐川橋へ戻る。
2
8/12 6:34
翌日の12日朝。
まずは、鷹ノ巣登山口へ行き、車をデポ。
自転車で恋ノ岐川橋へ戻る。
鷹ノ巣登山口〜恋ノ岐川橋は約12
全体的に下りが多いが、一部で長い登りも有るのでそれなりに辛い。
2
8/12 6:48
鷹ノ巣登山口〜恋ノ岐川橋は約12
全体的に下りが多いが、一部で長い登りも有るのでそれなりに辛い。
恋ノ岐川橋へ帰って来た。
河原には昨日張ったテントが見える。
重荷で自転車を漕ぐのは辛いので、テントは河原に張ったまま、その他荷物も河原にデポしている。
1
8/12 7:25
恋ノ岐川橋へ帰って来た。
河原には昨日張ったテントが見える。
重荷で自転車を漕ぐのは辛いので、テントは河原に張ったまま、その他荷物も河原にデポしている。
恋ノ岐川橋の駐車場。
この日の駐車は5台程度で、数パーティ入渓しているようだった。
0
8/12 7:28
恋ノ岐川橋の駐車場。
この日の駐車は5台程度で、数パーティ入渓しているようだった。
この看板から沢へ降りる。
明瞭な下降路あり。
1
8/12 7:29
この看板から沢へ降りる。
明瞭な下降路あり。
テント撤収、荷物を回収し、遡行開始。
1
8/12 8:04
テント撤収、荷物を回収し、遡行開始。
最初の滝。
見るからに容易。
3
8/12 8:14
最初の滝。
見るからに容易。
沢に陽射しが入って来た。
グリーンの水が印象的な綺麗な渓流だ。
1
8/12 8:29
沢に陽射しが入って来た。
グリーンの水が印象的な綺麗な渓流だ。
2つ目の滝だったかな?
この滝には左岸にロープが設置されていた。
2
8/12 8:48
2つ目の滝だったかな?
この滝には左岸にロープが設置されていた。
小ゴルジュ
右岸をへつって、大岩の所で対岸へ飛び移る。
泳いでも良さそう。
0
8/12 9:02
小ゴルジュ
右岸をへつって、大岩の所で対岸へ飛び移る。
泳いでも良さそう。
河原状の開けた場所。
溪内は大体こんな感じで、全体的に明るい沢だ。
0
8/12 9:06
河原状の開けた場所。
溪内は大体こんな感じで、全体的に明るい沢だ。
大釜の小滝。
これは右岸をへつったんだったかな?
1
8/12 9:10
大釜の小滝。
これは右岸をへつったんだったかな?
2条の小滝。
右岸をへつって近づき、水流左を登る。
1
8/12 9:21
2条の小滝。
右岸をへつって近づき、水流左を登る。
見事な倒木。
沢幅ジャストサイズ、て感じ。
1
8/12 9:27
見事な倒木。
沢幅ジャストサイズ、て感じ。
2段10m滝
ガイド本には美滝、と記載されている。
確かに美しい滝で、恋ノ岐川のシンボル的な滝のようだ。
右から容易に登れる。
3
8/12 9:37
2段10m滝
ガイド本には美滝、と記載されている。
確かに美しい滝で、恋ノ岐川のシンボル的な滝のようだ。
右から容易に登れる。
美滝を越えるとナメが続く。
1
8/12 9:58
美滝を越えるとナメが続く。
ポットホールの滝。
1
8/12 10:20
ポットホールの滝。
何故、このような穴が出来るのだろうか?
不思議である。
1
8/12 10:20
何故、このような穴が出来るのだろうか?
不思議である。
ポットホールの滝はウォータースライダーで遊ぶのに良さそうな滝だ。
一人で遊ぶのは虚しいのでやらないが、仲間と訪れた際は是非。
1
8/12 10:21
ポットホールの滝はウォータースライダーで遊ぶのに良さそうな滝だ。
一人で遊ぶのは虚しいのでやらないが、仲間と訪れた際は是非。
庭園風
1
8/12 10:45
庭園風
再び小ゴルジュ。
泳いでも良さそうだが、右岸に巻き道有り。
最後まで巻き道を辿れば、懸垂下降無しで沢に降りられる。
3
8/12 11:00
再び小ゴルジュ。
泳いでも良さそうだが、右岸に巻き道有り。
最後まで巻き道を辿れば、懸垂下降無しで沢に降りられる。
記憶に無い滝。
たぶん、右岸から越えたと思う。
1
8/12 11:25
記憶に無い滝。
たぶん、右岸から越えたと思う。
狭まった沢の奥に巨岩滝が見える。
1
8/12 11:55
狭まった沢の奥に巨岩滝が見える。
右岸をへつって巨岩滝へ近づく。
滝を登るのは容易だが、近づくまでの過程で少し難しい箇所があった。
3
8/12 11:57
右岸をへつって巨岩滝へ近づく。
滝を登るのは容易だが、近づくまでの過程で少し難しい箇所があった。
沢幅広い多段ナメ滝。
なかなか雰囲気の良い場所で、ここでしばし休憩した。
2
8/12 12:14
沢幅広い多段ナメ滝。
なかなか雰囲気の良い場所で、ここでしばし休憩した。
この辺から、魚影が見られるようになってきた。
1
8/12 13:37
この辺から、魚影が見られるようになってきた。
標高1285m地点で良さそうな野営地を発見。
ちょっと早いがここで幕。
今夜の宿とした。
ここを拠点に釣りに出かける。
3
8/12 14:42
標高1285m地点で良さそうな野営地を発見。
ちょっと早いがここで幕。
今夜の宿とした。
ここを拠点に釣りに出かける。
野営地から少し遡行すると、良さげなスポット発見。
毛鉤を投げてみると…
1
8/12 15:09
野営地から少し遡行すると、良さげなスポット発見。
毛鉤を投げてみると…
釣れた!
今年、初の当たりに喜ぶ我。
12
8/12 15:15
釣れた!
今年、初の当たりに喜ぶ我。
大きさは26〜27cmかな。
尺には届かなかったけど、中々の良サイズ。
今夜の夕食が豊かになった。
6
8/12 15:56
大きさは26〜27cmかな。
尺には届かなかったけど、中々の良サイズ。
今夜の夕食が豊かになった。
2匹目を狙って更に遡行。
2段10m滝を越え、その先で毛鉤を投げてみたが…
残念、2匹目は得られず。
3
8/12 15:47
2匹目を狙って更に遡行。
2段10m滝を越え、その先で毛鉤を投げてみたが…
残念、2匹目は得られず。
まぁ、1匹だけでも十分な釣果である。
今回も魚は塩焼きにして食べ、残した骨で骨酒を嗜む。
6
8/12 19:11
まぁ、1匹だけでも十分な釣果である。
今回も魚は塩焼きにして食べ、残した骨で骨酒を嗜む。
野営地周辺は流木多く、良く乾いている。
炎は高く、楽しい焚火が出来た。
2
8/12 19:50
野営地周辺は流木多く、良く乾いている。
炎は高く、楽しい焚火が出来た。
翌日、13日の朝。
沢の朝は寒く、3時に寒さで目が覚めた。
早出するのは辛いので、しばし焚火で暖を取る。
暖かくなってから出発する事にした。
3
8/13 5:21
翌日、13日の朝。
沢の朝は寒く、3時に寒さで目が覚めた。
早出するのは辛いので、しばし焚火で暖を取る。
暖かくなってから出発する事にした。
7時を過ぎると暖かく感じるようになったので、出発。
今日の行程は短いので、もっとゆっくりしても良かったが。
2
8/13 7:23
7時を過ぎると暖かく感じるようになったので、出発。
今日の行程は短いので、もっとゆっくりしても良かったが。
今日は先行者は居ないようである。
沢を眺めると、随所で魚影が見られた。
1
8/13 7:48
今日は先行者は居ないようである。
沢を眺めると、随所で魚影が見られた。
4匹位、魚影が見える。
竿を投げようかと思ったが、まだ早い。
荷物が増えるのも何なので、釣りは控え、後回しとした。
2
8/13 7:49
4匹位、魚影が見える。
竿を投げようかと思ったが、まだ早い。
荷物が増えるのも何なので、釣りは控え、後回しとした。
やがて、沢はゴルジュとなった。
早朝であまり濡れたくなく、ここはへつりで通過。
左岸をへつったような気がするが、詳細は忘れた。
1
8/13 7:51
やがて、沢はゴルジュとなった。
早朝であまり濡れたくなく、ここはへつりで通過。
左岸をへつったような気がするが、詳細は忘れた。
ゴルジュ内には幾つか滝がある。
2
8/13 8:00
ゴルジュ内には幾つか滝がある。
ゴルジュ2つ目の滝。
右岸側からへつって通過。
2
8/13 8:02
ゴルジュ2つ目の滝。
右岸側からへつって通過。
3つ目、大釜の滝
2
8/13 8:06
3つ目、大釜の滝
この滝は、左岸の草付き側から巻いて通過した。
0
8/13 8:11
この滝は、左岸の草付き側から巻いて通過した。
3mCS滝
右岸をへつって近づく。
1
8/13 8:21
3mCS滝
右岸をへつって近づく。
この滝のへつりは少し難しく、最後、腕力で体を持ち上げなければならない箇所があった。
空身だと容易だが、重い荷物を背負った状態だと少し辛い箇所だ。
1
8/13 8:23
この滝のへつりは少し難しく、最後、腕力で体を持ち上げなければならない箇所があった。
空身だと容易だが、重い荷物を背負った状態だと少し辛い箇所だ。
3mCS滝を越えて少し進むと、オホコ沢出合。
(水量比2:3)
このオホコ沢はエスケープルートとして使える。
恋ノ岐川は長いので、この沢利用のショートカットで1泊2日の遡行計画も多いらしい。
2
8/13 8:25
3mCS滝を越えて少し進むと、オホコ沢出合。
(水量比2:3)
このオホコ沢はエスケープルートとして使える。
恋ノ岐川は長いので、この沢利用のショートカットで1泊2日の遡行計画も多いらしい。
オホコ沢出合の右岸側には良い野営地があった。
2
8/13 8:25
オホコ沢出合の右岸側には良い野営地があった。
オホコ沢出合を後にし、本流を進む。
0
8/13 9:23
オホコ沢出合を後にし、本流を進む。
水流が、少し落ち着いて来た。
時折、沢音が静まり、心地よい静寂が訪れる。
1
8/13 9:30
水流が、少し落ち着いて来た。
時折、沢音が静まり、心地よい静寂が訪れる。
オホコ沢から先も滝は多い。
滝の難度は上がり、中には難所と言えそうな滝も現れるようになった。
(この滝は別に難所ではないが…)
1
8/13 9:36
オホコ沢から先も滝は多い。
滝の難度は上がり、中には難所と言えそうな滝も現れるようになった。
(この滝は別に難所ではないが…)
沢景色が変わり、左岸側に小さな草原が現れる。
0
8/13 10:03
沢景色が変わり、左岸側に小さな草原が現れる。
草原の端には良質な水が流れる小沢があった。
冷たくて、とても旨い水。
浄水器を通した沢水よりずっと美味しく、携帯水はここで総入れ替え。
今夜の分を含めた十分量の水を調達した。
4
8/13 10:04
草原の端には良質な水が流れる小沢があった。
冷たくて、とても旨い水。
浄水器を通した沢水よりずっと美味しく、携帯水はここで総入れ替え。
今夜の分を含めた十分量の水を調達した。
草原端には整地されたスペースがあり、最近、ここで野営をした跡が有った。
小規模ながらもお花が咲いた雰囲気の良い草原で、近くに良い水場もある。
なるほど、確かに良い野営地だ。
1
8/13 10:05
草原端には整地されたスペースがあり、最近、ここで野営をした跡が有った。
小規模ながらもお花が咲いた雰囲気の良い草原で、近くに良い水場もある。
なるほど、確かに良い野営地だ。
草原を後にし、少し進むと倒木が架かった滝。
倒木の上を渡って通過。
通過途中で倒木がたわみ、少し焦った。
体重が重い人が渡ると折れるかもね。
1
8/13 10:24
草原を後にし、少し進むと倒木が架かった滝。
倒木の上を渡って通過。
通過途中で倒木がたわみ、少し焦った。
体重が重い人が渡ると折れるかもね。
両岸狭まり、ゴルジュ風になる。
この先にあるのは…
2
8/13 10:37
両岸狭まり、ゴルジュ風になる。
この先にあるのは…
7m中ボス滝。
今回の遡行で最も難しかったのがこの滝だった。
50m大滝をラスボスとした上での中ボス設定だが、実際はラスボスよりも手強い。
1
8/13 10:40
7m中ボス滝。
今回の遡行で最も難しかったのがこの滝だった。
50m大滝をラスボスとした上での中ボス設定だが、実際はラスボスよりも手強い。
この滝は左壁を斜上して登るが、ホールドが細かく、スタンスも不安定。
釜が深いので、まず壁に取り付く時点で難しい。
2
8/13 10:41
この滝は左壁を斜上して登るが、ホールドが細かく、スタンスも不安定。
釜が深いので、まず壁に取り付く時点で難しい。
壁に取り付いた後は、ホールドを探しながら斜上。
一部、ホールドが草で隠れていて見つけにくい場所が有った。
ホールドは細かく、指先程度しかかからない箇所があるので、重心移動の際は注意を要する。
0
8/13 10:44
壁に取り付いた後は、ホールドを探しながら斜上。
一部、ホールドが草で隠れていて見つけにくい場所が有った。
ホールドは細かく、指先程度しかかからない箇所があるので、重心移動の際は注意を要する。
中ボス滝を越えた先にはナメ5m滝
ボスクラスのプレッシャーは無く、容易に通過。
0
8/13 11:07
中ボス滝を越えた先にはナメ5m滝
ボスクラスのプレッシャーは無く、容易に通過。
一旦、沢は癒し渓となるが、再度、沢幅狭まり廊下状となる。
右岸をへつって先へ進むと、
0
8/13 11:32
一旦、沢は癒し渓となるが、再度、沢幅狭まり廊下状となる。
右岸をへつって先へ進むと、
その先には5m滝
この滝は、中ボス滝と同じように左壁を斜上して登る。
1
8/13 11:35
その先には5m滝
この滝は、中ボス滝と同じように左壁を斜上して登る。
ちょっと難しい滝だが、中ボス滝に比べれば、ホールド、スタンスは明瞭。
あれに比べれば余裕である。
1
8/13 11:36
ちょっと難しい滝だが、中ボス滝に比べれば、ホールド、スタンスは明瞭。
あれに比べれば余裕である。
5m滝の後には7m滝。
これを登れば廊下は終わる。
1
8/13 12:44
5m滝の後には7m滝。
これを登れば廊下は終わる。
廊下を抜けると、野営適地が幾つか現れた。
一つ目の野営適地はスルーし、2つ目で幕。
(標高1660m付近)
時間は早いが、事前調査した結果によると、ここから先に野営適地は無いようなので、ここを最終キャンプ地とした。
3
8/13 13:49
廊下を抜けると、野営適地が幾つか現れた。
一つ目の野営適地はスルーし、2つ目で幕。
(標高1660m付近)
時間は早いが、事前調査した結果によると、ここから先に野営適地は無いようなので、ここを最終キャンプ地とした。
さて、まだ日は高い。
昨日と同じく釣りに行こう。
0
8/13 14:47
さて、まだ日は高い。
昨日と同じく釣りに行こう。
少し上流へ進むと、倒木がある滝が現れた。
以前は簡単な滝だったのだろうが、倒木の御蔭で少し通過が難しくなっている。
空身なら容易に越えられるので、とりあえず登り、ロープをかけておいた。
明日、重荷背負って越える際は、ロープを頼って登る事にしよう。
0
8/13 15:11
少し上流へ進むと、倒木がある滝が現れた。
以前は簡単な滝だったのだろうが、倒木の御蔭で少し通過が難しくなっている。
空身なら容易に越えられるので、とりあえず登り、ロープをかけておいた。
明日、重荷背負って越える際は、ロープを頼って登る事にしよう。
倒木の滝の先には釜を持った小滝があった。
ここで竿を振るが、沢幅狭く、振るうのは難しい。
う〜ん、釣りするならもっと下流、
沢幅広い所でやった方がよかったかねぇ…
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8/13 15:53
倒木の滝の先には釜を持った小滝があった。
ここで竿を振るが、沢幅狭く、振るうのは難しい。
う〜ん、釣りするならもっと下流、
沢幅広い所でやった方がよかったかねぇ…
結局、一匹も釣れず。
釣果無しで野営地に帰る。
それにしても、トンボ多すぎ。
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8/13 17:25
結局、一匹も釣れず。
釣果無しで野営地に帰る。
それにしても、トンボ多すぎ。
夕方、少し雨が降り焦った。
が、すぐに雨は止み、この夜も焚火が出来た。
魚が無いのが寂しいところだが、焚火が出来れば満足である。
6
8/13 18:35
夕方、少し雨が降り焦った。
が、すぐに雨は止み、この夜も焚火が出来た。
魚が無いのが寂しいところだが、焚火が出来れば満足である。
翌日の朝、14日最終日。
この日も快晴。
0
8/14 7:30
翌日の朝、14日最終日。
この日も快晴。
最終キャンプ地を出発し、30分程度遡行すると、8m滝に遭遇。
1
8/14 7:51
最終キャンプ地を出発し、30分程度遡行すると、8m滝に遭遇。
この滝は全面滑っており、嫌な感じだ。
5m程登ってみたが、ヌメリが怖くてその先に踏み出せず。
クライムダウンし戻り、右岸の藪を巻いて通過した。
ルートを見切れば懸垂無しで落口へ降りられるので、巻きの方がオススメ。
1
8/14 7:52
この滝は全面滑っており、嫌な感じだ。
5m程登ってみたが、ヌメリが怖くてその先に踏み出せず。
クライムダウンし戻り、右岸の藪を巻いて通過した。
ルートを見切れば懸垂無しで落口へ降りられるので、巻きの方がオススメ。
8m滝を通過し、少し進むと3段10m滝が現れる。
その先には50m大滝の姿も垣間見られる。
核心、とも言える連瀑帯の始まり。
十分、体調を整えてから挑もう。
0
8/14 8:10
8m滝を通過し、少し進むと3段10m滝が現れる。
その先には50m大滝の姿も垣間見られる。
核心、とも言える連瀑帯の始まり。
十分、体調を整えてから挑もう。
3段10m滝から50m大滝はほぼ繋がっており、連戦となる。
50m大滝は大きく分けて、下段、中段、最上段の3パートから成り、これはその下段部。
中段、最上段はここからでは見えない。
2
8/14 8:19
3段10m滝から50m大滝はほぼ繋がっており、連戦となる。
50m大滝は大きく分けて、下段、中段、最上段の3パートから成り、これはその下段部。
中段、最上段はここからでは見えない。
下段部の登攀開始。
左端を登る。
傾斜は付いているが、スタンスが悪く、岩は乾燥していてもフリクションだけでは厳しい。
が、左端に藪が生えているので、それを使えば安定して登れる。
0
8/14 8:21
下段部の登攀開始。
左端を登る。
傾斜は付いているが、スタンスが悪く、岩は乾燥していてもフリクションだけでは厳しい。
が、左端に藪が生えているので、それを使えば安定して登れる。
下段を突破し中段に到達すると、傾斜は和らぎ足場は安定。
平坦な個所もあるので、ここで後続をフォローする事も可。
尚、ここにはハーケンが1つ打ってあった。
0
8/14 8:23
下段を突破し中段に到達すると、傾斜は和らぎ足場は安定。
平坦な個所もあるので、ここで後続をフォローする事も可。
尚、ここにはハーケンが1つ打ってあった。
続いて中段。
ここは、下段に比べるとかなり傾斜が付いているので容易。
右・左、どちらでも良さそうだが、今回は右を選択。
左から右へと移り、先へと進む。
0
8/14 8:24
続いて中段。
ここは、下段に比べるとかなり傾斜が付いているので容易。
右・左、どちらでも良さそうだが、今回は右を選択。
左から右へと移り、先へと進む。
中段の右側を進んで行くと、最奥に最上段が見えてくる。
0
8/14 8:25
中段の右側を進んで行くと、最奥に最上段が見えてくる。
50m大滝、最上段部に到達。
ここが、核心的な個所だろうか。
2
8/14 8:27
50m大滝、最上段部に到達。
ここが、核心的な個所だろうか。
登る前に、ちょっと周辺リサーチ。
すると、右岸側に巻き道発見。
最上段だけ巻きが可能っぽい。
0
8/14 8:29
登る前に、ちょっと周辺リサーチ。
すると、右岸側に巻き道発見。
最上段だけ巻きが可能っぽい。
が、ラスボス、という事も有り、最後は登攀で決めたいものだ。
巻きはせず、水流右側を登る。
難しくは無いが、高さがあるので慎重に。
1
8/14 8:28
が、ラスボス、という事も有り、最後は登攀で決めたいものだ。
巻きはせず、水流右側を登る。
難しくは無いが、高さがあるので慎重に。
最上段部を登り詰め、50m大滝、そして連瀑帯は終了。
今回の遡行で最も楽しく感じたのが、この連瀑帯の通過であった。
大滝上部は眺め良く、しばしここで休息した。
3
8/14 8:34
最上段部を登り詰め、50m大滝、そして連瀑帯は終了。
今回の遡行で最も楽しく感じたのが、この連瀑帯の通過であった。
大滝上部は眺め良く、しばしここで休息した。
50m大滝を越えると、沢は源頭の雰囲気に包まれる。
遡行の終わりは近い。
0
8/14 8:59
50m大滝を越えると、沢は源頭の雰囲気に包まれる。
遡行の終わりは近い。
が、まだ滝は現れる。
容易な小滝が殆どだが、連瀑で消耗した後では辛いかも。
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8/14 9:09
が、まだ滝は現れる。
容易な小滝が殆どだが、連瀑で消耗した後では辛いかも。
やや難しい滝が一つだけあった。
上部のホールドが乏しく、最後の一手に悩まされた。
この滝は右岸側の藪から巻けそうなので、面倒に感じたらそちらから巻くのが良いだろう。
1
8/14 9:10
やや難しい滝が一つだけあった。
上部のホールドが乏しく、最後の一手に悩まされた。
この滝は右岸側の藪から巻けそうなので、面倒に感じたらそちらから巻くのが良いだろう。
小滝群を越え、進んで行くと、前方に池ノ岳が見えてきた。
2
8/14 9:17
小滝群を越え、進んで行くと、前方に池ノ岳が見えてきた。
池ノ岳、拡大。
1
8/14 9:17
池ノ岳、拡大。
水流は細くなり藪沢になると、細かい分岐が幾つか現れる。
この藪沢分岐では、今回は1つめを左、2つめは右を選択。
とりあえず、水流が太い方、藪が薄そうな方、という観点で選択した。
1
8/14 10:09
水流は細くなり藪沢になると、細かい分岐が幾つか現れる。
この藪沢分岐では、今回は1つめを左、2つめは右を選択。
とりあえず、水流が太い方、藪が薄そうな方、という観点で選択した。
標高1980m付近で沢型消失。
以降、曲竹の藪漕ぎとなった。
0
8/14 10:12
標高1980m付近で沢型消失。
以降、曲竹の藪漕ぎとなった。
薮を漕ぎつつ高度を上げる。
気が付くと、背後の視界が開けており、奥只見湖が見えた。
3
8/14 10:20
薮を漕ぎつつ高度を上げる。
気が付くと、背後の視界が開けており、奥只見湖が見えた。
奥只見湖、拡大。
0
8/14 10:20
奥只見湖、拡大。
3日間歩いた恋ノ岐川。
もうすぐ遡行が終わるのか、と思うと少し切ない。
4
8/14 10:42
3日間歩いた恋ノ岐川。
もうすぐ遡行が終わるのか、と思うと少し切ない。
下方に鷹ノ巣コースの登山道が見える。
今回は最後まで沢型を辿っているが、ショートカットすれば、あの辺に出る事も可能だろうね。
0
8/14 10:42
下方に鷹ノ巣コースの登山道が見える。
今回は最後まで沢型を辿っているが、ショートカットすれば、あの辺に出る事も可能だろうね。
更に藪を漕いで行くと、突然、廃道のような場所に出た。
廃道は、池ノ岳東面の草原へと続いているので、そちらへ行ってみた。
0
8/14 10:45
更に藪を漕いで行くと、突然、廃道のような場所に出た。
廃道は、池ノ岳東面の草原へと続いているので、そちらへ行ってみた。
池ノ岳東面の草原。
草原はずっと下から続いており、私が藪を漕いだルートと並行していたようだ。
この草原を辿れば早かったのになぁ、と思わず苦笑い。
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8/14 10:48
池ノ岳東面の草原。
草原はずっと下から続いており、私が藪を漕いだルートと並行していたようだ。
この草原を辿れば早かったのになぁ、と思わず苦笑い。
草原の端には廃道がある。
入口が藪で隠れて少し判りにくいが、これを辿れば正規登山道へと抜ける。
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8/14 10:48
草原の端には廃道がある。
入口が藪で隠れて少し判りにくいが、これを辿れば正規登山道へと抜ける。
廃道を進む。
道は少し危うい感じだが、藪は無く、沢に比べれば、なんてこと無い。
脱渓ルートとしてオススメ出来る。
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8/14 10:52
廃道を進む。
道は少し危うい感じだが、藪は無く、沢に比べれば、なんてこと無い。
脱渓ルートとしてオススメ出来る。
最後は、少し下って、右の藪を抜ける。
道がザレているので、灌木掴んで慎重に降りる。
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8/14 10:53
最後は、少し下って、右の藪を抜ける。
道がザレているので、灌木掴んで慎重に降りる。
登山道、鷹ノ巣コースに抜けた。
これにて、遡行終了。
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8/14 10:54
登山道、鷹ノ巣コースに抜けた。
これにて、遡行終了。
平ヶ岳が見える。
台風接近の影響か、やや風が強い。
が、天気としては悪くなく、登らない手は無い。
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8/14 10:55
平ヶ岳が見える。
台風接近の影響か、やや風が強い。
が、天気としては悪くなく、登らない手は無い。
沢装備は解除し、重い荷物は近くの草むらにデポ。
身軽な状態で山頂を目指す。
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8/14 11:05
沢装備は解除し、重い荷物は近くの草むらにデポ。
身軽な状態で山頂を目指す。
少し進むと木道になった。
沢を歩いた後だと、あまりの歩きやすさに感動する。
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8/14 11:25
少し進むと木道になった。
沢を歩いた後だと、あまりの歩きやすさに感動する。
池ノ岳、姫池に到着。
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8/14 11:26
池ノ岳、姫池に到着。
姫池周辺には豊かな湿原が広がっていた。
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8/14 11:28
姫池周辺には豊かな湿原が広がっていた。
姫池にはウッドデッキが設置されている。
かつて、キャンプ指定地として使用されていた物だそうだ。
が、現在は非常時の利用以外は認められないとの事。
このような素晴らしい景色の中での幕営は、さぞ楽しいかろうに。
環境保護の為、と言われれば仕方ないが、実に残念。
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8/14 11:27
姫池にはウッドデッキが設置されている。
かつて、キャンプ指定地として使用されていた物だそうだ。
が、現在は非常時の利用以外は認められないとの事。
このような素晴らしい景色の中での幕営は、さぞ楽しいかろうに。
環境保護の為、と言われれば仕方ないが、実に残念。
姫池を後にし、平ヶ岳へ向かう。
盆休み中にも関わらず登山者は少なく、途中では2名様しかお会いしなかった。
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8/14 11:29
姫池を後にし、平ヶ岳へ向かう。
盆休み中にも関わらず登山者は少なく、途中では2名様しかお会いしなかった。
平ヶ岳三角点。
ようやく登頂。
初登頂なだけに、感慨深い。
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8/14 11:50
平ヶ岳三角点。
ようやく登頂。
初登頂なだけに、感慨深い。
山頂から眺める燧ヶ岳。
最後に登ったのは、10年以上前だろうか。
また登る日は・・・あるかな?
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8/14 11:51
山頂から眺める燧ヶ岳。
最後に登ったのは、10年以上前だろうか。
また登る日は・・・あるかな?
なるほど。
確かに、この辺の山って草原・湿原がやけに多いもんな。
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8/14 11:55
なるほど。
確かに、この辺の山って草原・湿原がやけに多いもんな。
平ヶ岳を後にする。
玉子石というスポットがあるらしいので、そちらも行ってみる事にした。
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8/14 12:21
平ヶ岳を後にする。
玉子石というスポットがあるらしいので、そちらも行ってみる事にした。
玉子石へ向かう途中に水場あり。
細いけど、水は出ていた。
下山路は長い。
他の水場は当てにならないので、ここで十分確保していこう。
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8/14 12:25
玉子石へ向かう途中に水場あり。
細いけど、水は出ていた。
下山路は長い。
他の水場は当てにならないので、ここで十分確保していこう。
平ヶ岳の山肌。
幾つもの草原が見られる。
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8/14 12:41
平ヶ岳の山肌。
幾つもの草原が見られる。
玉子石に到着。
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8/14 12:49
玉子石に到着。
確かに、玉子っぽい形状だ。
突っついたら倒れそう。
面白い形の岩だけど、あまり近づかない方が良いかもね
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8/14 12:50
確かに、玉子っぽい形状だ。
突っついたら倒れそう。
面白い形の岩だけど、あまり近づかない方が良いかもね
西方の景色
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8/14 12:54
西方の景色
目立つピークが2つ見える。
あの山は、何という山なのだろうか。
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8/14 12:54
目立つピークが2つ見える。
あの山は、何という山なのだろうか。
玉子石を後にし、池ノ岳へ帰る。
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8/14 13:06
玉子石を後にし、池ノ岳へ帰る。
そして、下山開始。
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8/14 13:27
そして、下山開始。
振り返り、平ヶ岳を眺める。
名前の如し、素晴らしく平らな山だった。
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8/14 13:32
振り返り、平ヶ岳を眺める。
名前の如し、素晴らしく平らな山だった。
白沢清水と呼ばれる水場。
水は出ておらず、水溜まりがあるだけだった。
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8/14 14:09
白沢清水と呼ばれる水場。
水は出ておらず、水溜まりがあるだけだった。
麓を眺める。
結構、山深い。
1
8/14 15:00
麓を眺める。
結構、山深い。
台倉山
山名板は無いけど、三角点のコン柱があった。
この山、読み方としては、「ダイグラヤマ」で良いのだろうか?
ダイグラ…
嫌な予感がする。
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8/14 15:03
台倉山
山名板は無いけど、三角点のコン柱があった。
この山、読み方としては、「ダイグラヤマ」で良いのだろうか?
ダイグラ…
嫌な予感がする。
ここまでは容易に下れる登山道だったが、下台倉山を過ぎてから一気に険しくなってきた。
ロープのある急斜が増えて、結構しんどい。
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8/14 16:44
ここまでは容易に下れる登山道だったが、下台倉山を過ぎてから一気に険しくなってきた。
ロープのある急斜が増えて、結構しんどい。
両岸切れており、足場はザレている。
スリップ注意。
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8/14 16:50
両岸切れており、足場はザレている。
スリップ注意。
冬は見事なナイフリッジになりそう。
なかなかハードな登山道だ。
飯豊山のダイグラ尾根を思い起こさせる。
嫌な予感が当たったよ^^;
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8/14 16:55
冬は見事なナイフリッジになりそう。
なかなかハードな登山道だ。
飯豊山のダイグラ尾根を思い起こさせる。
嫌な予感が当たったよ^^;
ようやく林道に出た。
下るだけでも大変な登山道、
よくこんな登山道を真夏日に登れるものだと感心した。
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8/14 17:07
ようやく林道に出た。
下るだけでも大変な登山道、
よくこんな登山道を真夏日に登れるものだと感心した。
鷹ノ巣登山口に帰還。
これにて、山行終了。
では、帰ろう。
…何か忘れてない?
0
8/14 17:18
鷹ノ巣登山口に帰還。
これにて、山行終了。
では、帰ろう。
…何か忘れてない?
危うく、自転車を忘れて帰る所だった。
途中で気付いてUターン。
恋ノ岐川橋の自転車回収して帰る。
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8/14 17:53
危うく、自転車を忘れて帰る所だった。
途中で気付いてUターン。
恋ノ岐川橋の自転車回収して帰る。
Luskeさんはじめまして。コメント失礼いたします。
恋ノ岐、自分も沢を始めた頃から行ってみたいと思いつつ今年も行くことができませんでした。来年こそはと思いながらこのレコを発見し楽しく拝見させていただきました。イワナちょうど美味しそうな大きさですね!!
入渓地にアブが多いと書かれていましたが遡行中のアブやブヨはどうでしたか?自分も来年この時期に行きたいと考えているので参考にさせてくださいー
kr
恋ノ岐川、最高の沢でした。是非、来年訪れて下さい
アブですが、入渓点では酷く纏わりつかれましたが、遡行するにつれて数は減り、
行動中は殆ど気になりませんでした。
沢の上流はトンボ天国、と言った状況でしたので、トンボ勢がアブを食べてくれたのかもしれません。
ただ、行動停止中はさすがに寄ってきますね。
休憩中や野営地で寛いでいると、1〜2匹は纏わりついてくるので、
それなりにうっとおしいです。
特に、黄色の大きいアブ(ウシアブっていう種かな?)が稀に寄って来るので、
そいつには悩まされました。
今回、虫除けネットを忘れてしまったので、首周りは結構刺されてしまいました
虫対策はお忘れなきよう、楽しき遡行となるよう願っております。
Luske さん情報詳しくありがとうございます。ウシアブ刺されるといたいですよね!首周りですか〜去年メジロアブにたくさん刺されたのを思い出しました
ぜひ来年の参考にさせていただきます。
これからも素晴らしい遡行続けてください
ありがとうございました kr
真夏の沢は心地好い事この上ないのですが、アブが多いのが困るところです
krkdxさんも、アブには気を付けて、楽しい遡行を送られますよう、お祈りいたします。
今は、暫し休養の時機かもしれませんが、来年は是非!
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