横沢入から羽村浅間岳へ 〜 多摩百山踏破 〜

2019年08月15日(木) [日帰り]

• GPS: 05:38
• 距離: 14.8km
• 登り: 449m
• 下り: 494m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:46
• 休憩: 0:48
• 合計: 5:34

9:21 武蔵五日市駅
9:46 9:48 天竺山
10:39 10:39 唐松山
12:41 12:41 西多摩霊園(入口)
12:59 13:08 満地トンネル南口
13:18 13:22 羽村神社
13:23 13:47 浅間岳
13:48 13:52 羽村神社
14:37 14:38 羽村取水堰
14:50 14:54 羽村駅
14:55 ゴール地点

　全く違う2地点間を道路歩きで繋いだ、多摩百山踏破のための強引なルート。

天候

雨　→　晴れ　の　繰り返し（台風10号接近中）

アクセス

利用交通機関：

電車

JR五日市線　武蔵五日市駅下車
（山行）
JR青梅線　羽村駅乗車
（帰宅）

コース状況／危険箇所等

横沢入エリア：
　全体的に整備されているが、この日は雨で濡れていて滑りやすい箇所あり。そして人がいなくて蜘蛛の巣だらけ。
　下の川から横沢北尾根に乗り上げるところは、藪が少し濃くなってくる。そして唐松山ピークから直接下りる踏み跡があったので、試しに利用してみたら、途中から大藪道。息子と共に藪こぎしながら下りていくと、林道ミカン沢線に下りることができた。更に下りるとスポーツパーク・やすらぎとふれあいの丘。

奥多摩あきる野線〜滝山街道：
　道路歩きのため割愛。

満地トンネル手前〜浅間岳〜羽村郷土資料館
　出だしだけ藪っぽいが、良く整備されている。浅間岳から大澄山方面に100mほど進んだところに倒木あり。なんとかくぐれるが、かなり邪魔。

その他周辺情報

羽村駅前の喫茶店ドトールで、帰宅前に一息つける。この辺りで風呂に入るのなら河辺駅前の梅の湯かな？

写真

8/15 9:22

今日は、多摩百山を完全踏破する総仕上げの日。だが台風10号接近により、出だしから雨天。息子とレインウエアを着て山行スタート。

8/15 9:36

踏み切りを渡り、三内神社内を通らせていただく。

8/15 9:51

そして、この崩れた石段を上がれば、

8/15 9:52

天竺山ピーク。多摩百山、98座目。何度も来てるんだけどね。

8/15 9:52

天竺山からの眺め。悪天候だが、それなりに見えている。

8/15 10:03

そして、天竺山から雨で滑る道を気を付けて下りると、林道横沢・小机線。

8/15 10:05

ここで小休止。降りしきる雨、生暖かい気温に、息子も苦戦。レインウエアを脱いだり着たり・・・。

8/15 10:06

道中、ヒメキンミズヒキが多く咲いていた。あと、写真には無いがヤブミョウガも。

8/15 10:13

横沢入の中央湿地。いつ来ても最高のお気に入りの場所。

8/15 10:28

そして、下の川のところから道標に従い、横沢北尾根に乗り上げていく。

8/15 10:38

蜘蛛の巣を払いながら、展望地に到着。唐松山はここではなく、まだ先のようだ。ここからは日の出団地に下りられるようだ。さあ、先へ。

8/15 10:44

明瞭だが、雨で滑る道を進んでいくと、唐松山ピーク着。多摩百山、99座目。

8/15 10:44

この唐松山ピークから伸びる踏み跡を発見。これはバリルート？作業道？2人でチャレンジしてみることにする。最初は明瞭な道が続いていたが・・・、

8/15 10:54

途中から藪道、大藪道へ。しかも雨。息子を待たせ、先に行けるか確認に行く。息子、この状況、そんなに嫌いではないらしく、了承する。

8/15 11:16

この踏み跡は、しばらく藪こぎしていくと林道ミカン沢線に通じていた。息子のところまで戻り、息子と共に藪こぎ。逞しくなったものだ。

8/15 11:22

そして麓にあったスポーツパークにて、小休止と今後の最後の1座へのルートの確認。雨が酷いので、道路歩きで、満地トンネル方面に向かうことにする。

8/15 11:38

道路歩きが結構長く、我慢。途中でエイドタイムを入れ、黙々と歩く。この間、雨が降ったり、晴れたりで天気が変わり、とにかく蒸し暑くて嫌な疲れがたまった。

8/15 13:05

そして、やっと滝山街道の旧満地トンネルに到着。

8/15 13:06

何か不思議なトンネルなので近寄ってみた。心霊スポットらしい。新満地トンネルができてからは、このトンネルは歩行者、自転車専用らしい。

8/15 13:14

その満地トンネルには入らず、手前の右側の道を行く。ここも軽く藪道・・・。

8/15 13:15

道に溢れた沢水が流れていた。

8/15 13:16

コバギボウシ。

8/15 13:18

そして、丘陵の稜線ルートに合流。ここからは整備された道。

8/15 13:21

丘陵地帯でよくある、隣がゴルフ場。

8/15 13:24

そして、この階段を登れば、

8/15 13:25

いよいよ・・・、

8/15 13:26

多摩百山、100座目、浅間岳！　浅間・235m!だけ? とにかく我が地元の多摩百山を踏破できて嬉しい。

8/15 13:36

息子と共にこの100座目の場でささやかにランチ。

8/15 13:47

ちなみに大澄山方面のルートにランチ後、空身で散歩に行ったら、ゴルフ場の木が倒れ込んでいた。通れないこともないけど、かなり屈まないとダメなので邪魔。

8/15 13:54

そんな大澄山方面には今日は行かず、羽村郷土資料館の方に下りる。途中、羽村神社に立ち寄る。

8/15 13:55

羽村神社からは、多摩川の流れる様子が見渡せた。きっと玉川兄弟も、玉川上水開削にあたって、この丘陵に登って、川の流れや土地の様子を調べたに違いない。

8/15 14:09

羽村郷土資料館に下りてきた。

8/15 14:16

青空が広がり始めた。多摩川を渡る。

8/15 14:42

そして駅に行く前に、羽村の堰に立ち寄る。玉川兄弟像。兄・庄右衛門（しょうえもん）、弟・清右衛門（せいえもん）。

8/15 14:42

本日は、多摩川の水量が豊富。

8/15 14:45

ここが玉川上水の始まり。息子、小学校で習ったらしい。

8/15 14:55

そして羽村駅。武蔵五日市駅から羽村駅まで歩いて何やってんだか・・・。

8/15 15:06

駅前のドトールで夏限定メニューを味わい、電車で帰宅。台風接近のどさくさ紛れの多摩百山踏破山行、これにて終了。

撮影機器：

OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II オリンパス

感想

JiroDai

　大型台風10号接近は、関東地方にも影響を及ぼし、今日は大雨、ピーカン、雨・・・と、次々に変化する落ち着かない天気だった。基本レインウエアを着ていたが、蒸し暑いので脱ぐとすぐ降られ、参った参った。
　そして本日の核心部は、唐松山からのバリルート下山の、雨の中の大藪こぎ。久しぶりの参戦の息子も苦戦。でも息子も逞しくなったもので、この状況に文句も言わず落ち着いて父に負けじとついてくる。少しずつ頼もしくなってきたものだ。
　多摩百山を締めくくる山行は、3つとも低山で楽勝かと思ったら、なかなかどうして一筋縄ではいかず。台風による天候の急変や、歩かれなくなったルートの藪の繁茂など、大自然の奥深さを再確認できた学びの多い山行となった。遠くの山に行くことも増えてきたが、奥多摩の山々は自分の心のふるさとであり、これからも訪れていきたいと思う。