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Yamareco

記録ID: 1976291
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

甲斐駒ヶ岳〜アサヨ峰(黒戸尾根〜早川尾根)

2019年08月14日(水) ~ 2019年08月15日(木)
 - 拍手
体力度
8
2~3泊以上が適当
GPS
16:37
距離
26.1km
登り
3,481m
下り
2,762m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
11:16
休憩
2:57
合計
14:13
3:47
3:50
88
5:18
5:20
86
6:46
6:46
10
6:56
6:58
37
7:35
7:40
1
7:41
7:44
33
8:17
9:05
39
9:44
9:53
37
10:30
10:36
2
10:38
10:48
1
10:49
10:52
22
11:14
11:24
19
11:43
11:48
23
12:11
12:15
53
13:08
13:23
60
14:23
15:01
54
15:55
16:02
34
16:36
16:43
72
2日目
山行
2:11
休憩
0:08
合計
2:19
7:25
19
7:44
7:50
97
9:27
9:29
4
9:33
9:33
8
9:44
ゴール地点
天候 ずっと雨
過去天気図(気象庁) 2019年08月の天気図
アクセス
予約できる山小屋
七丈小屋
まだ暗いが、準備完了したのでスタート
2019年08月14日 03:48撮影 by  iPhone SE, Apple
8/14 3:48
まだ暗いが、準備完了したのでスタート
CMで使われたこともあるという橋
2019年08月14日 03:51撮影 by  iPhone SE, Apple
8/14 3:51
CMで使われたこともあるという橋
ここから長い黒戸尾根の始まり
2019年08月14日 03:52撮影 by  iPhone SE, Apple
8/14 3:52
ここから長い黒戸尾根の始まり
信仰の山らしく道中には祠等がよく現れる
2019年08月14日 05:42撮影 by  iPhone SE, Apple
8/14 5:42
信仰の山らしく道中には祠等がよく現れる
馬の背近辺はこんな感じ。特に恐怖感はない。
2019年08月14日 06:52撮影 by  iPhone SE, Apple
8/14 6:52
馬の背近辺はこんな感じ。特に恐怖感はない。
相変わらず天気は微妙。
2019年08月14日 07:39撮影 by  iPhone SE, Apple
8/14 7:39
相変わらず天気は微妙。
突然光が差し込み祠が現れる。この後からは岩の登りが次々出現。
2019年08月14日 07:41撮影 by  iPhone SE, Apple
8/14 7:41
突然光が差し込み祠が現れる。この後からは岩の登りが次々出現。
途中からはずっと雨が降り続けた。
2019年08月14日 09:42撮影 by  iPhone SE, Apple
8/14 9:42
途中からはずっと雨が降り続けた。
この辺りまでくるとストックは仕舞わないと危ない
2019年08月14日 09:51撮影 by  iPhone SE, Apple
8/14 9:51
この辺りまでくるとストックは仕舞わないと危ない
伝説の剣(嘘)
2019年08月14日 10:08撮影 by  iPhone SE, Apple
8/14 10:08
伝説の剣(嘘)
ここまで来れば山頂はすぐそこ
2019年08月14日 10:35撮影 by  iPhone SE, Apple
8/14 10:35
ここまで来れば山頂はすぐそこ
山頂着案の定なにも見えず
2019年08月14日 10:39撮影 by  iPhone SE, Apple
8/14 10:39
山頂着案の定なにも見えず
悪天候の中頑張ったけど寒い。
2019年08月14日 10:40撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/14 10:40
悪天候の中頑張ったけど寒い。
鋸岳方面には注意書きが。いつか挑戦するときは来るのだろうか。
2019年08月14日 10:41撮影 by  iPhone SE, Apple
8/14 10:41
鋸岳方面には注意書きが。いつか挑戦するときは来るのだろうか。
摩利支天へのトラバース道。
2019年08月14日 11:11撮影 by  iPhone SE, Apple
8/14 11:11
摩利支天へのトラバース道。
摩利支天。意外な方向から到着した。
2019年08月14日 11:19撮影 by  iPhone SE, Apple
8/14 11:19
摩利支天。意外な方向から到着した。
摩利支天2
2019年08月14日 11:20撮影 by  iPhone SE, Apple
8/14 11:20
摩利支天2
駒津峰。駒ヶ岳六合目と書いてあるが、百高山らしい。
2019年08月14日 12:13撮影 by  iPhone SE, Apple
8/14 12:13
駒津峰。駒ヶ岳六合目と書いてあるが、百高山らしい。
大分消耗しながらも、栗沢山到着。こちらは百高山に含まれない模様。なぜだ。
2019年08月14日 14:45撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/14 14:45
大分消耗しながらも、栗沢山到着。こちらは百高山に含まれない模様。なぜだ。
ガスに向こうにうっすらと甲斐駒。
2019年08月14日 14:48撮影 by  iPhone SE, Apple
8/14 14:48
ガスに向こうにうっすらと甲斐駒。
一瞬のガスが消えた隙に現れた甲斐駒。かっこいい。
2019年08月14日 14:50撮影 by  iPhone SE, Apple
8/14 14:50
一瞬のガスが消えた隙に現れた甲斐駒。かっこいい。
同じく千丈方向。
2019年08月14日 14:50撮影 by  iPhone SE, Apple
8/14 14:50
同じく千丈方向。
早川尾根はハイマツ帯が続く。脚に触れることを避けられないので、ハイマツに着いた雨水が脚を伝って靴に流れ込んでくる。
2019年08月14日 15:32撮影 by  iPhone SE, Apple
8/14 15:32
早川尾根はハイマツ帯が続く。脚に触れることを避けられないので、ハイマツに着いた雨水が脚を伝って靴に流れ込んでくる。
アサヨ峰かと思ったら違った。こんな展開が何度かつづく。
2019年08月14日 15:32撮影 by  iPhone SE, Apple
8/14 15:32
アサヨ峰かと思ったら違った。こんな展開が何度かつづく。
地味に初三百名山(百・二百に含まれる山を除く)アサヨ峰。この天候では展望ないし、疲労でペースもあがらないので先を急ぐ。
2019年08月14日 15:56撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/14 15:56
地味に初三百名山(百・二百に含まれる山を除く)アサヨ峰。この天候では展望ないし、疲労でペースもあがらないので先を急ぐ。
早川尾根小屋に到着。誰もいませんでした。
2019年08月14日 18:02撮影 by  iPhone SE, Apple
2
8/14 18:02
早川尾根小屋に到着。誰もいませんでした。
撮影機器:

感想

甲斐駒に登るなら黒戸尾根ということで意気揚々とスタートしたものの、夜行バスではほとんど眠れず、昼寝もしていなかったので、直ぐに眠気に襲われる。少し広いところがあったので20分ほどゴロ寝。これでもちゃんと眠気はとれる。
途中からは予報通り雨が降り始めたので雨具を着る。この後下山まで小屋内を除いて着っぱなし。
空腹感が出てきたので七丈小屋前のベンチでカップ麺を作り食べる、水の補給とトイレも済ませる。ここまで下山者7人ほどとすれ違った。静かな道中である。
山頂が近づくにつれ、岩の急登や鎖場が増えてくる。雨で鎖が滑りやすいので、グローブを装着。
樹林帯を抜けると台風の影響もあり、強風も吹くようになるが、特に恐怖感はなし。

山頂着。当然何も見えず。今年は本当に天候に恵まれない。行動食をつまんだら出発。

当然ながらここから下りが増えるのだが、先日のゼロフジで痛みがでた右脚の
腸脛靭帯炎が再発。ここからは脚の具合を気にしながらの歩行で明らかにペースダウンとなった。

摩利支天へは甲斐駒らしい花崗岩の白が映えるトラバース。天気が良ければ空の青や、山々の緑とのコントラストがさぞや美しかろうが、残念ながらガスの白とじゃそんな景色は望めなかった。

苦戦しながら仙水峠まで下り、いよいよ早川尾根へと入っていく。
まず栗沢山へと登っていくがなかなか急登が続く、登りでは膝の痛みがない分マシだが、若干ガス欠気味なのかやはりペースはあまり上がらず。ハイマツが脚に触れると、付着した水が一気に靴に流れ込み、浸水する。
栗沢山山頂へ到着。時計とスマホの充電もしたいので岩陰で風を避けて休憩。到着時は相変わらずのガスだったが、しばらくすると一瞬ガスが消えて見事な甲斐駒の姿が現れた。ここぞとばかりに写真を撮る。

アサヨ峰へ向けて早川尾根を往く。ゴロゴロと転がる岩を渡り、ハイマツを掻き分け、登り、下り、雷がなったらどうしようかと考えたりしながら到着。
体力的にきつくなってきているので、とにかく早く稜線から樹林帯へと入りたいのですぐに歩を進める。

ここからも下り一本というわけではなく、アップダウンを繰り返しながら徐々に下っていく。ハイマツ帯を越え樹林帯になると体に浴びる風雨も弱まりホッとした。

早川尾根小屋に到着。結局早川尾根では誰一人遭遇することはなかった。
遅い時間の到着となったので、先客に白い目で見られないかと心配したが、誰もおらず。ストックシェルターを持っていたが、外は荒天でせっかくの貸し切りなので小屋に宿泊することに決めた。
雨具、グローブ、靴下を干し、お湯を沸かしてミルクティーで暖をとった。
翌日の計画を再考し、鳳凰三山には行かず、広河原へ下山することにした。
行動時間は短い、貸し切りの小屋でのんびりして出発することに決めた。

翌朝、のんびりと準備をし、7時20分ごろ出発。やはり下りだと膝の調子は厳しく感じてはいたが、コースタイムとの比較では意外とスピードは出ている。昨日は長丁場での疲労もやはりあったか。
誰とも遭遇することなく、広河原へ到着。結局早川尾根では誰とも会わなかった。真夏のアルプスとは思えない。

到着後、まずはバスのチケットを購入。次発の11時まで1時間以上あるが、荷物の整理とスマホのチェックであっという間に時間は過ぎるだろう。
この日は台風の影響で、甲府行きのバスは14時を最後に運休となるとのことだった。
鳳凰三山へ行っていたら、夜叉神峠からのバスに間に合わなかったかもしれないので、広河原へ降りたのは結果論だがいい判断だった。

総論 今年は本当に天候に恵まれない。悪天候での長時間行動はやはりペースがあがらない。

不完全燃焼。まだ夏は続くので山には行きたい。

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甲斐駒ヶ岳〜黒戸尾根
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5

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