両神山（八丁峠通行止で、尾ノ内沢ルート）

2019年08月17日(土) [日帰り]

• GPS: 10:48
• 距離: 12.0km
• 登り: 1,648m
• 下り: 1,640m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:57
• 休憩: 2:51
• 合計: 10:48

距離 12.0km 登り 1,648m 下り 1,658m

5:36 尾ノ内ふれあい館
6:05 山の神
7:21 7:27 油滝
9:12 9:48 龍頭神社奥宮
10:15 10:38 東岳
10:52 前東岳の岩場
11:01 11:46 両神山
11:55 前東岳の岩場
12:09 12:20 東岳
12:42 13:09 龍頭神社奥宮
14:18 14:35 油滝
15:49 15:53 山の神
16:21 16:23 尾ノ内ふれあい館
16:24 ゴール地点

・龍頭神社奥宮着(往)ログ時間は、写真撮影時間と異なります。
　最後の鎖スタートからGPSの移動が少ないためか？。
　写真撮影時間は 9:37（←9:12)
・龍頭神社奥宮発(復)ログ時間も同様、写真撮影時間は 12:47（←13:09）
・両神山もこんなに休んでない筈ですが省略。

天候

晴れ、曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

八丁トンネル駐車場から出発予定でしたが、R299からの入口が通行止。
尾の内渓谷駐車場から両神山を目指しました。
【後日確認】
・金山志賀坂線 / 一部区間通行止め / R299分岐点〜八丁峠駐車場
(志賀坂峠方面) / 当分の間 改良工事のため
　＜埼玉県 森林管理道（林道）の通行制限情報 サイトより＞

コース状況／危険箇所等

■尾ノ内ふれあい館〜龍頭神社奥宮（沢コース）
★危険個所多数
・トラバースで足元がかなり崩壊、補助となる鎖・ロープもない箇所が数か所。
・渡渉箇所多く湿った岩が滑る、また下り渡渉箇所がわかりにくい。
・踏跡が不鮮明。赤テに従えば問題ないですが、結構大変。
・基本ガレ場、下り注意。
・木橋が老朽化。（これ潰れたら通行不可が数ヵ所）
・西岳〜東岳合流直前は鎖場が標高差約100m続きます。
　岩は湿って滑り、足掛かり確保が難しい。
※非常に難しいコースです。迷わないための赤テや急登に鎖はありますが、
　それなりの危険個所に登山ルートとして整備されていません。
　整備された所（既にかなり朽ちている）も今後通行不可となりそうなので、
　入らないほうが賢明かと思いました。

■東岳~両神山
・3か所ほど間違えやすい箇所あり、はっきり誤った踏跡もあります。
　その先は危険個所。怪しいと思ったらすぐ引き返しましょう。

写真

8/17 5:37

[5:37] 尾の内渓谷入口。
（営業停止中なのか、下山時も店は営業していませんでした。）

8/17 5:38

[5:38] 左から東岳、西岳。今回はルート変更で西岳にはいきません。

8/17 5:39

ここを直進していきますが、両神山登山口を示す標記はありません。

8/17 5:39

かつての登山ポストだったようにも見えます。
この先のルートの手入れのなさを知ると、両神山登山口を放棄したかのようです。

8/17 5:41

[5:41] 吊り橋

8/17 5:41

からの渓流

8/17 5:42

[5:42] ちょっと脆そうな橋

8/17 5:52

[5:52] 第1渡渉地点。苔が好みそうなほどよく湿った渡木と、あれ絶対滑るよね..的な岩を超えていきます。

8/17 6:01

[6:01] 山の神

8/17 6:01

[6:01] 実線ルートとは思えない、なかなかのルート。

8/17 6:07

[6:07] 朽ちた木橋。これもほどよく湿って...

8/17 6:09

[6:09] 第2渡渉地点。渡った向こう側は正しいルートです。
手前の小さい赤テがそれを示しています。

8/17 6:14

[6:14] 第3渡渉地点。

8/17 6:25

[6:25] これには癒される。

8/17 6:50

[6:50] 最初の鎖場。岩は湿って足掛かりの確保が難しい。

8/17 7:10

[7:10] とことどころに癒しがあります。

8/17 7:21

[7:21] 油滝着。

8/17 7:22

これがそうですか

8/17 7:35

[7:35] だんだん登りがきつくなります。

8/17 8:06

[8:06] こんな名前もあるそうです。

8/17 8:21

[8:21] 尾根っぽいところにでました。

8/17 8:25

[8:25] 基本こんな感じのところを赤テを目安に進みます。

8/17 8:40

[8:40] ハリガネは初めての経験。ないよりはずっといい。

8/17 8:48

[8:48] 魔物封じのしめ縄でしょうか。私は通ることができました。

8/17 8:54

[8:54] こんなところにハリガネいるのかね？ と思っていたらここで転倒。想定外に岩が滑りました。ハリガネにしがみついてなんとかセーフ。擦り傷・打撲を負いましたが、この下への転落（思い出したくないくらい恐怖）を免れました。ハリガネ様様です。

8/17 9:13

[9:13] 鎖とハリガネ。ハリガネが意外と邪魔したりします。

8/17 9:31

[9:31] この辺りは鎖の連続。岩は湿って滑り足掛かりがつかめません。登りはいいですが、下りはきつい。

8/17 9:39

[9:39] 西岳〜東岳の合流地点。この標記は登り口に必要と思いました。

8/17 9:39

これって通行禁止の意味ですかね？
帰りもここを下るしかないんですが...

8/17 9:39

合流地点にて、ようやくこの実感。スタートから約4時間。予想外に時間がかかった。

8/17 10:20

[10:20] 東岳。

8/17 10:23

[10:23] これが歩いてきた沢ルートですか。

8/17 11:04

[11:04] 両神山への鎖場。

8/17 11:10

[11:10] 両神山着。

8/17 11:11

雲が厚く、富士山は見えません。

8/17 11:40

[11:40] 両神山からの下り。あの石碑の方に進んではいけません。その先に危険箇所あり。私は進んでしまいました orz

8/17 11:41

右を見ればこの標記があるので、これが示す方向に進むのが正解。

8/17 12:47

[12:47] 覚悟を決めて下ります。

8/17 13:07

[13:07] 何を撮りたかったのか思い出せません。

8/17 13:17

[13:17] 魔物封じまで戻りました。

8/17 15:39

[15:39] 渡渉地点。ここ渡ってきたんだよなぁ。どうやって渡るかしばし途方に...

8/17 15:49

[15:49] くずれかけているトラバース箇所。鎖、ロープの補助なしは恐怖です。

8/17 15:51

[15:51] ここも、まいったなぁ。

8/17 15:55

[15:55] 山の神

8/17 16:17

[16:17] スタート付近の看板。本当に「自己責任」ですね。

撮影機器：

RICOH WG-60 RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

感想

マサさん

岩登りトレーニングのため、八丁トンネル駐車場から西岳・東岳経由の
両神山を予定していましたが、R299からの入り口が通行止め。
モチベーションだだ下がりながら、家から3時間かけてここまで来た
こともあり、近場の代替のコースを検討。
沢登りの破線コースはロクなことはないと予想しましたが、他に良い案
も見つからなかったので、中途断念も想定してこのコースをスタート。

このコースは想定以上に、踏跡不鮮明、トラバース箇所の整備不備
（ロープ、鎖の補助なし）、渡渉箇所も難しく、木橋の老朽化、最後に
ハードな鎖場の連続（標高差約100M）といままでの経験上最大級の
難コースだったと思います。

※勝手ながら参考までに、ヤマプラの標準タイムと大きく異なったコース
　の推測標準タイムを今回の実績時間から換算（下名の他コースの短縮率
　84.3%として計算）してみました。
・油滝−龍頭神社奥宮(1554m地点) … 2:30 ← 1:40
・龍頭神社奥宮(1554m地点)−油滝 … 1:40 ← 1:25