筆捨山〜高畑山〜羽黒山（旧東海道 鈴鹿峠経由で）

2012年06月10日(日) [日帰り]

• GPS: 09:14
• 距離: 24.7km
• 登り: 1,414m
• 下り: 1,397m

コースタイム

関観光駐車場4:05―4:31筆捨山登山道入口―5:31筆捨山頂上―7:03鈴鹿峠―8:09高畑山頂上―9:04鈴鹿峠―10:39筆捨山頂上―10:58羽黒山分岐―11:59羽黒山頂上―13:03東海自然歩道出合―13:20関観光駐車場

天候

晴れ・・しかしながら標高500m以上は濃いガスの中でした。。
梅雨入りして蒸し暑いのを警戒しましたが、風があったおかげでそれ程でも無かったです・・2.5L用意した水は1L以上余りました

アクセス

利用交通機関：

自家用車

「道の駅 関」の駐車場を利用する予定でしたが、「長時間の駐車はご遠慮ください」との看板があったので、時間制限についての記載が無かった観光用駐車場に移動しました（ログのスタート地点）
同駐車場は無料で、24hr利用可のトイレあり

コース状況／危険箇所等

関市街地から筆捨山・鈴鹿峠にかけては東海自然歩道なので、舗装道路を含めよく整備された歩きやすい道です

鈴鹿峠から高畑山へも、時折笹が被りますが特に問題ありません

1ヶ所、マル危マークのヤセ尾根がありますが、トラロープが張ってあり、切れ落ち角度もかなり鈍角なので、本日の条件だと危険は感じませんでした

本日歩いたコースで、一番エグかった（かつ一番面白かった）のが羽黒山の登降路です

岩場にロープが掛けられているものの腐っていて全く使えなかったり、誤ったルートにシッカリと踏み跡やテープがついていたりして2度も道誤りし、少々手こずった感じです

羽黒山へのルートに入る場合は、少々身構えて慎重に進む必要があると思います

写真

6/10 4:20

立派な「関ロッジ」を過ぎ、新池にかかる聖橋を渡って東海自然歩道を進みます

6/10 4:42

展望台が現れました

6/10 4:44

奥の鈴鹿主稜線はガスの中のようです。。

6/10 4:47

ちょうどご来光です

6/10 4:54

太い虹の柱が立ちました

6/10 5:32

筆捨山頂上

6/10 5:43

頂上から少し北の展望地から、筆捨山〜寒風方面

6/10 6:13

旧東海道を鈴鹿峠へと進みます・・日本橋から53次の標柱が立っていました

6/10 6:54

鈴鹿峠手前・・”江戸時代の旅人気分”でのんびりいい雰囲気です

6/10 6:58

芭蕉の句碑・・「ほっしんの　初にこ（越）ゆる　鈴鹿山」

6/10 7:03

鈴鹿峠から高畑山へ

6/10 7:35

終わりかけのようですがアカヤシオ

6/10 7:47

マル危マークのヤセ尾根・・本日は問題ありませんでした

6/10 8:10

高畑山頂上は牛乳の中で縦走はお預け

6/10 9:04

下山後に再度鈴鹿峠・・ここが国境

6/10 9:50

下りは、京 三条大橋から日本橋へ

6/10 10:58

時間が早いので羽黒山へ・・平凡な山行になりそうだったのが、このルートで色々と”事件”がありました

6/10 11:08

羽黒山？のよう

6/10 11:11

踏み跡とテープを頼りにグイグイ進んでしまいましたが、恥ずかしながら、鉄塔が現れてサスガに道誤りに気付きました

6/10 11:15

こんな感じに完全に騙されました

6/10 11:17

この標識を良く見れば右折を指示してます・・明らかにウカツでした

6/10 11:18

こちらが正しいルート

6/10 11:21

岩場についているロープが腐っていて、”2mmの細引き”になっています・・信頼性ゼロ

6/10 11:36

この岩尾根も行けそうな感じでしたが、最後でツマって巻道を探しました

6/10 11:46

岩場を巻いてヤブっぽいルートを行きます

6/10 11:47

ザックを外さないと通り抜けることができない岩穴

6/10 11:51

シダの原をテープを信じて進みます

6/10 11:59

少々苦労して羽黒山頂上

6/10 12:00

錫状ヶ岳方面

6/10 12:01

那須ゲ原山方面・・主稜線もガスがかなり減ったよう

6/10 12:34

再び道迷い・・2往復目で何とか下山路を見つけることができました

6/10 13:20

観光駐車場・・「あいさつ1番」を山でも忘れないようにします！

撮影機器：

PENTAX Optio WG-1 PENTAX

感想

sht

本日は、三重県方面の天気予報に晴れマークがついていて、鈴鹿最南部の筆捨山〜高畑山〜羽黒山に登りました。鈴鹿最南部主稜線の尾根道が好展望だったら、鈴鹿峠から油日岳まで縦走して、JR柘植駅から関西線利用で関駅まで帰還することも視野に入れていました。

しかしながら、“360度の大展望”と聞いていた高畑山頂上は濃いガスの中で、縦走意欲は↓。またの機会に、油日岳方面から高畑山へ登るのが宿題となりました。

で、本日のレコで書きとめておかなくてはいけないのが羽黒山のルートについてです。
東海自然歩道から羽黒山に向かう分岐に、「山道けわしい」の表示がありましたが、実際やや難路でした。

岩場に掛けられているロープが腐っているとか、ザックを外さないと潜れない岩穴とかもありましたが、何より、誤っているルートに正しいルートよりハッキリした踏み跡やテープが堂々と着いていて、2度もルート誤りをしてしまいました。

バリ道ではないのでルート上には多くのテープマークがあり、私の不注意と言えばそれまでですが、いろんな意味でとても印象に残ったルートでした。

鈴鹿峠付近の旧東海道を、“江戸時代の旅人気分”でのんびり歩けたのも良かったですが、時間が余ったおまけで登った羽黒山では”行ったり・来たり”等があり、標高300mにも満たない超低山にもかかわらず、かなり濃密な山行を楽しめた1日でした。