さっくりトレーニング・伊吹山
コースタイム
08:30 伊吹山登山口
09:37 三合目
09:56 五合目
10:57 山頂
11:50 五合目(休憩)
13:20 伊吹山登山口
天候 | 晴れ時々ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト 伊吹山登山口に有り |
写真
感想
花の宝庫で知られる伊吹山。今まで快晴の時しか登ったことがない。今回は天気予報は微妙だが、トレーニングがてらさっくり登ることにした。山らしい山に行くのは3週間ぶりだから楽しみで仕方ない。毎年GWには山頂付近までドライブウェイが開通するため、静かな伊吹を楽しめる最後なのだ。テント装備で登ろうかと思ったけど、前日あっさり諦める。やっぱり重いのは楽しくない。そんなに自分を追い込むこともあるまい。
登山口までのバスは2人。名古屋方面から電車とバスで来る人はいつもあまり見かけない。マイカーの人はもっと早くに着くだろうし、楽しげな関西電車組はもう少し遅い時間である。いつものとり、歩き出しは静かな林の中。一合目から上は遮るものもないスキー場を登る。歩けば歩くほど気分が良い。雪の無い時期に歩くのも久しぶりだ。
初めて伊吹山に登った時、眺めは素晴らしかったがしんどい思い出が残っている。どこまでもひたすら炎天下の登り道、富士山とはこういうものだろうか・・・。登ったことが無いのでなんとも想像がつかない。あぁ富士山・・・いつ登ろう?なんて考えながら黙々と標高を稼ぐ。三合目からは避難小屋くっきり、今回も頂上からの絶景が楽しめるに違いない・・・と思ったが、避難小屋を過ぎるとみるみる辺りは真っ白に。こんな伊吹は見たことがないから、ある意味新鮮。ぼんやり霞む木々が幻想的。ガスに巻かれると天と地ほども雰囲気が違うのは、低山もアルプスも同じだ。
冬の伊吹を想像しながらの登山道。あっという間に九合目、溶けかけた雪と泥でぐちゃぐちゃだ。こんなところでは絶対にこけたくない・・・。とりあえず慎重になる。そして山頂はガスと強風が吹き抜けていく世界。建物の陰も大した休憩所にならず、一通り雪渓で遊んだあとは、さっさと下ることにした。
しかしまぁ下りがかなり苦手になってしまった。岩の上を跳ね降りていた時もはるか昔、雪山の下りの適当さ加減に慣れたこともあり、久しぶりの夏靴の底が心もとない。もうスニーカーでは登れないな。伊吹ではよく見かけるのだけれど。バスの時刻の調整のため、五合目まで降りてのんびり休憩する。ここまでも薄着の人たちが続々と登ってくる。手ぶらの人も見かけるが、上はかなり寒いかも?
そんなこんなでさっくり下山完了。トレーニングといえばトレーニングではあるが、課題も見えたしやっぱり伊吹はいい山だ。もう少し近ければ言うことなしなのだが・・・。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する