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Yamareco

記録ID: 1983169
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

大キレットに行ってみよう♪(南岳-北穂高岳-涸沢岳縦走)

2019年08月17日(土) ~ 2019年08月18日(日)
 - 拍手
体力度
8
2~3泊以上が適当
GPS
19:12
距離
43.9km
登り
2,531m
下り
2,531m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:16
休憩
0:40
合計
8:56
5:21
5:21
9
6:04
6:12
4
6:16
6:16
37
6:53
6:55
2
6:57
6:58
13
7:52
8:05
32
8:37
8:38
10
8:48
8:57
6
9:03
9:03
23
9:26
9:31
20
10:24
10:24
38
11:02
11:03
67
12:10
12:10
99
13:49
13:49
18
14:07
14:07
6
14:13
2日目
山行
9:08
休憩
0:39
合計
9:47
5:23
63
6:26
6:45
70
7:55
7:56
2
7:58
8:02
85
9:27
9:35
10
9:45
9:46
33
10:19
10:19
14
10:33
10:35
13
10:48
10:49
4
10:53
10:53
51
11:44
11:44
36
12:20
12:20
30
12:50
12:50
14
13:04
13:07
38
13:54
13:54
35
14:29
14:29
4
14:33
14:33
27
15:06
15:06
4
天候 1日目 晴れ。ただしガス多し
2日目 快晴!!
過去天気図(気象庁) 2019年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
【駐車場について】
さわんどバスターミナルの駐車場を利用しました。
(600円/日)
AM3:40ころに入庫。
バス停から徒歩5分ほどの第2駐車場を利用しました。
空きは5割くらい。
バス停に近い第3駐車場はこの時点でほぼ満車。
(お盆連休などで、前日以前からの継続駐車も多かったと思われます)


【上高地への往路 タクシー相乗り】
当初は始発バスに乗るつもりでしたが、相乗りができるようだったのでタクシーを利用。
(タクシー片道4200円。5人乗りなら840円/人)
5時ちょっと前に上高地BSに到着。
始発よりも30分ほど早く到着できました。
運賃もバスより安く済み、良いことづくめでした。

【さわんどへの復路 シャトルバス】
バスターミナルのチケット券売機で乗車券を購入(片道1250円)。
この日は長い長い行列ができていましたが、バス増発のおかげで、30〜40分ほどの待ち時間で乗車できました。
第2駐車場を利用した場合は、さわんどバスターミナルの手前の、足湯温泉で降りると良いです。
コース状況/
危険箇所等
【南岳−北穂高岳(大キレット)】
大キレットはおおまかに3つのパートに分解できると思います。
(1)南岳からの下り
(2)長谷川ピーク
(3)飛騨泣き
それぞれのパートの間には、ザックを下ろして休憩できる場所もあるので、水の補給などを確実に。

(1)南岳からの下り
垂直に落ちていくような高度感がありますが、要所にハシゴやクサリがついているし、しっかりと注意して降りれば大丈夫と思います。
格別に難しいポイントはないように思います。


(2)長谷川ピーク
飛騨側と稜線上を交互に登っていくようなイメージでした。
ときに岩壁のトラバース、ときに細い細いヤセた岩稜の上を通過したり。
危険箇所が続きますが、登りに関しては、○マークを外さずにじっくりと進めば大丈夫と思います。
問題は長谷川ピークからの下り。
大キレット全体を通じて、長谷川ピークからの下りが最も危険度が高く、緊張を強いられたところです。
下り始めは、ナイフリッジ状になっている岩場を下ります。
場所によっては足場プレート、クサリ、金属ピンなどがついているので、それらを使いながら慎重に。
飛騨側についたり、信州側についたりしながら進んでいき、最後にナイフリッジからの絶壁を一気に下降。
1000m以上下の谷底にまっすぐに落ちていく凶悪な岩壁です。
ルンゼ状になっているわけでもなく、のっぺりとした平面状の岩を降りていく緊張感は、大キレット中、最大最恐でした。
3点支持の基本を守り、一手一足を丁寧に。
次のホールドまでが長めのところがいくつかあり、小柄な方や女性はちょっと苦労するかもしれません。
下りが終わるとA沢のコル。
次の難所、飛騨泣きの前に、補給などを確実に。

(3)飛騨泣き
○と矢印を絶対に外さないように、体の安定を確保しつつルートの先をよく観察しながら登ります。
信州側に出たり、飛騨側に出たり、と登っていくと、大きな岩が現れます。
ここは渋滞の名所だそうですが、今回は朝が早かったためすれ違いもなく、たっぷりと時間をかけて登ることができました。
○と矢印に従い、飛騨側に巻くようにしてクリア。
基本通り、ステップを外さないように慎重に登っていけば大丈夫だと思います。
その後道は信州側に戻り、岩の斜面をトラバースして先へ進むと、展望台に出ます。
展望台までくれば、多少気を抜くことが出来ます。
あとは北穂高山荘までもうひと登りですが、難しい箇所はありません。


【北穂高岳−涸沢岳】
大キレットのような、大きく下って大きく登る、というのとは違い、登りと下りを繰り返しながら進みます。
周囲の小屋や涸沢から上がってくる人も多いため、すれ違いが多くなりますが、声を掛け合い、安全第一で。
高度感は相変わらずで、緊張を切らすことはできませんが、丁寧に進めば大丈夫だと思います。
ただし、クサリやピンがないところで垂直に下降しなければならない場面が2,3箇所ありました。
ここは要注意です。
しっかり手がかり足がかりを確認しながら、慌てずに降りましょう。
慌てないためにも、対向者との声がけをしっかりし、時間を作りましょう。
大キレットでも言えることですが、スラブ状の岩が多く滑りやすいです。
登り下りでは岩面のフリクションで体勢維持しようとせず、登山靴をしっかりスタンスに置くよう心がけましょう。
その他周辺情報 下山後、小梨平にある「小梨の湯」で汗を流してからバスに乗って帰る登山者をたくさん見かけました。
私は利用していませんが、下山後もっとも早く入浴する方法と思います。
毎度おなじみの上高地BS。
タクシー相乗りで、始発バスよりも30分以上早く到着。
トイレを済ませ、登山届を提出。
身支度をととのえて出発!
2019年08月17日 05:17撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
8/17 5:17
毎度おなじみの上高地BS。
タクシー相乗りで、始発バスよりも30分以上早く到着。
トイレを済ませ、登山届を提出。
身支度をととのえて出発!
良い天気♪
今日は南岳小屋まで行くから、長い長い行程を歩かなくてはならない(約20Km)
早い時間に出発できたのはラッキーだ。
2019年08月17日 07:32撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
8/17 7:32
良い天気♪
今日は南岳小屋まで行くから、長い長い行程を歩かなくてはならない(約20Km)
早い時間に出発できたのはラッキーだ。
横尾。
ここまではほとんど散歩に近いが、ここから先は登山道。

ってなこと考えてたら、間違えて涸沢のほうに行こうとしちゃった(笑)
500メートルほど歩いて気がついて、あわてて引き返す。
2019年08月17日 07:56撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
8/17 7:56
横尾。
ここまではほとんど散歩に近いが、ここから先は登山道。

ってなこと考えてたら、間違えて涸沢のほうに行こうとしちゃった(笑)
500メートルほど歩いて気がついて、あわてて引き返す。
槍沢方面へ向かう。
5月の槍ヶ岳のとき以来だ。
2019年08月17日 08:18撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
8/17 8:18
槍沢方面へ向かう。
5月の槍ヶ岳のとき以来だ。
槍沢ロッヂ。
ここでプラティパスを取り出し、水を2L確保。
ショルダーにつけたナルゲンボトル(0.5L)も満たしておく。
2019年08月17日 09:27撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
8/17 9:27
槍沢ロッヂ。
ここでプラティパスを取り出し、水を2L確保。
ショルダーにつけたナルゲンボトル(0.5L)も満たしておく。
ババ平のキャンプ場。
テントは7割ほどかな?
ここからは槍が見えない。

青空が広がり気持ちが良い。
2019年08月17日 10:00撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
1
8/17 10:00
ババ平のキャンプ場。
テントは7割ほどかな?
ここからは槍が見えない。

青空が広がり気持ちが良い。
槍沢を登っていき、そろそろ槍ヶ岳が見えるかな?、、、というところでガスってきちゃった。
残念!!
(^_^;)ゞ
2019年08月17日 10:27撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
1
8/17 10:27
槍沢を登っていき、そろそろ槍ヶ岳が見えるかな?、、、というところでガスってきちゃった。
残念!!
(^_^;)ゞ
来た道を振り返る。
真ん中の一番高いのが西岳。
左手奥の白っぽいのは、大天井岳。
2019年08月17日 11:57撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
2
8/17 11:57
来た道を振り返る。
真ん中の一番高いのが西岳。
左手奥の白っぽいのは、大天井岳。
天狗原の分岐で南に折れて、天狗池。
2019年08月17日 12:07撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
1
8/17 12:07
天狗原の分岐で南に折れて、天狗池。
天狗原の、ガラガラとした巨岩のゴーロ帯を登っていく。
石から石へ飛び移ったりして、なんだかアスレチック気分♪
2019年08月17日 12:13撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
8/17 12:13
天狗原の、ガラガラとした巨岩のゴーロ帯を登っていく。
石から石へ飛び移ったりして、なんだかアスレチック気分♪
適当な岩を腰掛けにして、ちと休憩。
西岳方面を眺める。
西岳はまだ未踏。テント背負って行ってみたい。
青い空と白い雲。夏山の稜線は爽快だなぁ
2019年08月17日 12:24撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
8/17 12:24
適当な岩を腰掛けにして、ちと休憩。
西岳方面を眺める。
西岳はまだ未踏。テント背負って行ってみたい。
青い空と白い雲。夏山の稜線は爽快だなぁ
一方その頃、こちら穂高連峰は、、、
ガスに包まれました(笑)
2019年08月17日 13:49撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
8/17 13:49
一方その頃、こちら穂高連峰は、、、
ガスに包まれました(笑)
南岳に到着。
だーれもいない。
真っ白(笑)
2019年08月17日 14:07撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
8/17 14:07
南岳に到着。
だーれもいない。
真っ白(笑)
南岳小屋。
テント受付(1,000円/泊)をすませ、テント設営。
この日のテン場は空いていて、後着の人を含めても6割くらいかな?
2019年08月17日 14:14撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
1
8/17 14:14
南岳小屋。
テント受付(1,000円/泊)をすませ、テント設営。
この日のテン場は空いていて、後着の人を含めても6割くらいかな?
日没前に、未練たらしくもう一回南岳に来てみた(笑)
(このピストンはGPSログに残ってません)
あいかわらず真っ白。

明日は晴れてくれるよな?
2019年08月17日 18:38撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
1
8/17 18:38
日没前に、未練たらしくもう一回南岳に来てみた(笑)
(このピストンはGPSログに残ってません)
あいかわらず真っ白。

明日は晴れてくれるよな?
2日目。
晴れたーー!!
テント場からすこし上がった獅子鼻岩から、ご来光を拝む。
はるか彼方にすこし雲の層があるせいか、ご来光は5時10分ころでした。
2019年08月18日 05:09撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
1
8/18 5:09
2日目。
晴れたーー!!
テント場からすこし上がった獅子鼻岩から、ご来光を拝む。
はるか彼方にすこし雲の層があるせいか、ご来光は5時10分ころでした。
朝日を浴びる大キレット。
これからあそこに行くんだ。
うへー、大丈夫かな?
ドキドキしてきたわ。
2019年08月18日 05:11撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
4
8/18 5:11
朝日を浴びる大キレット。
これからあそこに行くんだ。
うへー、大丈夫かな?
ドキドキしてきたわ。
槍ヶ岳方面。
その左手奥には、双六・三俣蓮華・鷲羽の連なりや、黒部五郎岳。
写真真ん中の一番奥は、薬師岳かな。
2019年08月18日 05:24撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
8/18 5:24
槍ヶ岳方面。
その左手奥には、双六・三俣蓮華・鷲羽の連なりや、黒部五郎岳。
写真真ん中の一番奥は、薬師岳かな。
計画では5:00出発だったのだが、ご来光だのなんだの楽しんでたら、5:30になってしまった(汗)
計画より30分ほど遅れてスタート。
2019年08月18日 05:30撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
2
8/18 5:30
計画では5:00出発だったのだが、ご来光だのなんだの楽しんでたら、5:30になってしまった(汗)
計画より30分ほど遅れてスタート。
まずは下り。
こんな感じで垂直に落っこちていくような下りだが、要所にハシゴやクサリがついている。
しっかりと注意して降りれば大丈夫。
格別に難しいポイントもなく、無事に下りきる。
2019年08月18日 05:40撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
8/18 5:40
まずは下り。
こんな感じで垂直に落っこちていくような下りだが、要所にハシゴやクサリがついている。
しっかりと注意して降りれば大丈夫。
格別に難しいポイントもなく、無事に下りきる。
これから向かう北穂。
屹立した岩がえんえんと続く。
両側ともに険しいが、右の滝谷側(飛騨側)の切れ落ち具合が特にすごい。
2019年08月18日 05:55撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
1
8/18 5:55
これから向かう北穂。
屹立した岩がえんえんと続く。
両側ともに険しいが、右の滝谷側(飛騨側)の切れ落ち具合が特にすごい。
さっき降りてきた、南岳からの下り。
こうしてみると、すごいところを降りてきたもんだ。
2019年08月18日 05:55撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
1
8/18 5:55
さっき降りてきた、南岳からの下り。
こうしてみると、すごいところを降りてきたもんだ。
さて、次なるポイントは長谷川ピーク。
写真真ん中あたりに写っている、盛り上がっているのがそれ。
2019年08月18日 06:20撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
1
8/18 6:20
さて、次なるポイントは長谷川ピーク。
写真真ん中あたりに写っている、盛り上がっているのがそれ。
常念方面。
いい天気だねぇ。
今日は、友人のS嬢が日帰りで蝶ヶ岳に登っているはず。
でもまだ朝6時だからさすがに登頂してないか(笑)
2019年08月18日 06:23撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
8/18 6:23
常念方面。
いい天気だねぇ。
今日は、友人のS嬢が日帰りで蝶ヶ岳に登っているはず。
でもまだ朝6時だからさすがに登頂してないか(笑)
こうやって見ると怖いけどね、
実際には、、、、やっぱり怖い(笑)
2019年08月18日 06:31撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
1
8/18 6:31
こうやって見ると怖いけどね、
実際には、、、、やっぱり怖い(笑)
ヤセたところを通過する場面も多い。
今日は微風程度の風。
体が風にあおられることもなく、進むことができる。
本当に好条件の天気だ。
2019年08月18日 06:32撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
1
8/18 6:32
ヤセたところを通過する場面も多い。
今日は微風程度の風。
体が風にあおられることもなく、進むことができる。
本当に好条件の天気だ。
長谷川ピーク。
長谷川と聞くと長谷川恒男のことかと思うが、そうでないらしい。
昔ここから滑落して奇跡的に助かった登山者の名前だとか。

写真に残ってないけど、ここからA沢のコルまでの下りが、大キレット中最も恐ろしい区間だった。
(なので写真を取る余裕もありませんでしたとさ。笑)
2019年08月18日 06:34撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
3
8/18 6:34
長谷川ピーク。
長谷川と聞くと長谷川恒男のことかと思うが、そうでないらしい。
昔ここから滑落して奇跡的に助かった登山者の名前だとか。

写真に残ってないけど、ここからA沢のコルまでの下りが、大キレット中最も恐ろしい区間だった。
(なので写真を取る余裕もありませんでしたとさ。笑)
さあて、のこる難所は飛騨泣きのみ!
2019年08月18日 06:44撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
1
8/18 6:44
さあて、のこる難所は飛騨泣きのみ!
○と矢印を絶対に外さないように、ルートの先をよく観察しながら登る。
当然、体の安定を確保しつつ。
2019年08月18日 07:02撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
8/18 7:02
○と矢印を絶対に外さないように、ルートの先をよく観察しながら登る。
当然、体の安定を確保しつつ。
来た道を振り返る。
いやぁ、よくまぁここまで来たもんだ(笑)
左側のこんもりしたのが長谷川ピーク。
2019年08月18日 07:08撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
2
8/18 7:08
来た道を振り返る。
いやぁ、よくまぁここまで来たもんだ(笑)
左側のこんもりしたのが長谷川ピーク。
北穂高がだんだん近づいてくる。
もう少しのような気がするのに、なかなか近づかない。
2019年08月18日 07:16撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
2
8/18 7:16
北穂高がだんだん近づいてくる。
もう少しのような気がするのに、なかなか近づかない。
最後に、信州側のトラバースルートに出て、展望台。
ここまでくればひと区切り。あとは北穂まで最後の登りのみ。
油断は禁物だが、緊張感が解けていく。
やれやれ、なかなかしんどいぜ。
2019年08月18日 07:33撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
1
8/18 7:33
最後に、信州側のトラバースルートに出て、展望台。
ここまでくればひと区切り。あとは北穂まで最後の登りのみ。
油断は禁物だが、緊張感が解けていく。
やれやれ、なかなかしんどいぜ。
無事に北穂高小屋に到着。
小屋の展望台から、槍ヶ岳方面。
すばらしい絶景!!
達成感もひとしおだ。
2019年08月18日 07:54撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
3
8/18 7:54
無事に北穂高小屋に到着。
小屋の展望台から、槍ヶ岳方面。
すばらしい絶景!!
達成感もひとしおだ。
笠ヶ岳方面。
笠ヶ岳特有のシマ模様は、かつて笠ヶ岳が火山だった頃に、噴火した際の堆積物が溜まってできた模様だそうである。
2019年08月18日 07:54撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
1
8/18 7:54
笠ヶ岳方面。
笠ヶ岳特有のシマ模様は、かつて笠ヶ岳が火山だった頃に、噴火した際の堆積物が溜まってできた模様だそうである。
ひさしぶりに来た、北穂高山頂。
凄まじい絶景!!
2019年08月18日 07:59撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
3
8/18 7:59
ひさしぶりに来た、北穂高山頂。
凄まじい絶景!!
北穂高山頂から、奥穂高方面。
真ん中が奥穂高。
右手前にこれから行く涸沢岳。
奥穂高と吊尾根でつながっている左側のが前穂高岳。
2019年08月18日 08:00撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
4
8/18 8:00
北穂高山頂から、奥穂高方面。
真ん中が奥穂高。
右手前にこれから行く涸沢岳。
奥穂高と吊尾根でつながっている左側のが前穂高岳。
大キレットを終えてホッとしたのもつかの間、今度は涸沢岳を目指す。
こっちもグレーディングは大キレットと同じ、最高難度のEとされております(汗)
2019年08月18日 08:18撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
2
8/18 8:18
大キレットを終えてホッとしたのもつかの間、今度は涸沢岳を目指す。
こっちもグレーディングは大キレットと同じ、最高難度のEとされております(汗)
奥壁バンドのトラバース。
天気がよくて風もなく、岩がしっかり乾いていたおかげで、落ち着いて通過することが出来た。
2019年08月18日 08:35撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
2
8/18 8:35
奥壁バンドのトラバース。
天気がよくて風もなく、岩がしっかり乾いていたおかげで、落ち着いて通過することが出来た。
来た道を振り返る。
左手奥に見える槍が美しい。

対向者がほとんどいなかった大キレットと違い、このエリアは登山者が多い。
反対方向からもどんどん来るので、声がけをしながら進む。
2019年08月18日 08:52撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
2
8/18 8:52
来た道を振り返る。
左手奥に見える槍が美しい。

対向者がほとんどいなかった大キレットと違い、このエリアは登山者が多い。
反対方向からもどんどん来るので、声がけをしながら進む。
涸沢槍直下。
見上げる岩峰と、夏の青い空。
おら幸せだー
2019年08月18日 08:56撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
8/18 8:56
涸沢槍直下。
見上げる岩峰と、夏の青い空。
おら幸せだー
来た道を振り返る。

右手、北穂高岳。
左手奥、槍ヶ岳。
2019年08月18日 09:20撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
1
8/18 9:20
来た道を振り返る。

右手、北穂高岳。
左手奥、槍ヶ岳。
涸沢を見下ろす。
思ったほどテントがない。
まぁ、お盆連休の最終日だしね。
もうみんな下山しちゃったかな。
2019年08月18日 09:26撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
8/18 9:26
涸沢を見下ろす。
思ったほどテントがない。
まぁ、お盆連休の最終日だしね。
もうみんな下山しちゃったかな。
涸沢岳に到着!
2019年08月18日 09:33撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
3
8/18 9:33
涸沢岳に到着!
涸沢岳山頂から奥穂高方面。
うー、行きたい!
でも時間ないから我慢我慢(笑)
2019年08月18日 09:34撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
1
8/18 9:34
涸沢岳山頂から奥穂高方面。
うー、行きたい!
でも時間ないから我慢我慢(笑)
穂高岳山荘前。
奥穂を見ると行きたくなってしまうので、なるべく目を合わさないようにしながら(笑)、
そそくさと下山開始。
2019年08月18日 09:46撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
8/18 9:46
穂高岳山荘前。
奥穂を見ると行きたくなってしまうので、なるべく目を合わさないようにしながら(笑)、
そそくさと下山開始。
ザイテングラートを降りていきます。

ザイテンは、下り始め(上部)はザレ気味で、後半(下部)はガレ。
難しいところはないが、後半はガレてたり浮き石が多かったりするので、落石を起こさないことを第一に、ゆっくりと降りる。
2019年08月18日 09:48撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
8/18 9:48
ザイテングラートを降りていきます。

ザイテンは、下り始め(上部)はザレ気味で、後半(下部)はガレ。
難しいところはないが、後半はガレてたり浮き石が多かったりするので、落石を起こさないことを第一に、ゆっくりと降りる。
涸沢のテント場。
ここから下ってしまうと景色を見れなくなってしまうので、ここで悪あがきの休憩。
見納めの景色。ちょっと雲が出てきたかな?
右、北穂高。
左、涸沢岳。
2019年08月18日 11:11撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
8/18 11:11
涸沢のテント場。
ここから下ってしまうと景色を見れなくなってしまうので、ここで悪あがきの休憩。
見納めの景色。ちょっと雲が出てきたかな?
右、北穂高。
左、涸沢岳。
さあて、いつまでもここにいたいがそういうわけにもいかないので、出発しますかね。

ヘルメットを愛用のブッシュハットに変更。
ストックを出して下山に備える。
2019年08月18日 11:14撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
8/18 11:14
さあて、いつまでもここにいたいがそういうわけにもいかないので、出発しますかね。

ヘルメットを愛用のブッシュハットに変更。
ストックを出して下山に備える。
横尾から上高地BSまでは、毎度おなじみのお散歩コース。
ニホンザルの親子がいたり、ツキノワグマの子熊がいたり。
2019年08月18日 14:16撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
8/18 14:16
横尾から上高地BSまでは、毎度おなじみのお散歩コース。
ニホンザルの親子がいたり、ツキノワグマの子熊がいたり。
上高地BSに無事到着。
お疲れ様でした~
2019年08月18日 15:11撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
8/18 15:11
上高地BSに無事到着。
お疲れ様でした~

装備

備考 ヘルメット必須です。

感想

今夏はジャンダルムをやる予定でしたが、滑落事故が発生してしまいました。
事故が起きた場合、そのルートに事故直後に行くのはなるべく避けるようにしているため、予定を大キレットに変更しました。

事故が起きたルートに行かないからといって、実質的な意味があるわけではありません。
行かずにいれば、ルートの難易度が下がるというものでもありません。(当たり前ですが)
事故で亡くなった方への哀悼として、そのルートにはしばらく立ち入らないようにしています。

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