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記録ID: 198957
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無雪期ピークハント/縦走
阿蘇・九重

九重山【ミヤマキリシマの最盛期に】

2006年06月11日(日) ~ 2006年06月12日(月)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
20.5km
登り
1,537m
下り
1,538m

コースタイム

◆6月11日
牧ノ戸峠-久住山-中岳-法華院温泉山荘
◆6月12日
法華院温泉山荘-平治岳-北千里浜-牧ノ戸峠
天候 6月11日 晴れ
6月12日 晴れ
過去天気図(気象庁) 2006年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 飛行機
6月11日 羽田 630 − 815福岡 JAL1703
6月12日 福岡19:25−2100羽田 JAL1734
※福岡空港でレンタカーを借りる
コース状況/
危険箇所等
全体的に道はしっかり整備されており危険を感じる箇所もほとんどありません。
牧ノ戸峠の登山口にレンタカーを停めて出発します。この日は日曜日ということもあり、駐車スペースはギリギリでした。
牧ノ戸峠の登山口にレンタカーを停めて出発します。この日は日曜日ということもあり、駐車スペースはギリギリでした。
沓掛山まで来ました。昨年の12月は大雪のためここまで1時間もかかり踏み跡もなかったので撤退を決意しました。苦い思い出です。
沓掛山まで来ました。昨年の12月は大雪のためここまで1時間もかかり踏み跡もなかったので撤退を決意しました。苦い思い出です。
今日これから歩いて行く登山道です。なだらかな稜線です。沓掛山からの眺めです。天気はまずまずでした。
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今日これから歩いて行く登山道です。なだらかな稜線です。沓掛山からの眺めです。天気はまずまずでした。
久住山の山頂に来ました。昨年12月は牧ノ戸峠からここまでを目標にしていましたが、今回は一泊なのでもっと奥まで行きます。
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久住山の山頂に来ました。昨年12月は牧ノ戸峠からここまでを目標にしていましたが、今回は一泊なのでもっと奥まで行きます。
久住山から下山して振り返って上を見ると凄い登山者の数です。数珠繋がりになって山頂を目指して登られています。
久住山から下山して振り返って上を見ると凄い登山者の数です。数珠繋がりになって山頂を目指して登られています。
久住山を後にして御池にやってきました。こういった池があるのも九重山の魅力だと思います。ここで小休止しました。
久住山を後にして御池にやってきました。こういった池があるのも九重山の魅力だと思います。ここで小休止しました。
御池を後にして九重山群最高峰で、九州本土最高峰の中岳に来ました。中岳登頂後は標高を下げて法華院温泉山荘を目指します。
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御池を後にして九重山群最高峰で、九州本土最高峰の中岳に来ました。中岳登頂後は標高を下げて法華院温泉山荘を目指します。
今日の宿、法華院温泉山荘に着きました。向かって左の2階角部屋をあてがってもらいました。温泉は向かって右手手前1階です。
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今日の宿、法華院温泉山荘に着きました。向かって左の2階角部屋をあてがってもらいました。温泉は向かって右手手前1階です。
法華院温泉山荘の2階の部屋から平治岳(左)と大船山(右)を眺めます。眺望抜群の部屋でもったいないくらいでした。
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法華院温泉山荘の2階の部屋から平治岳(左)と大船山(右)を眺めます。眺望抜群の部屋でもったいないくらいでした。
二日目、ミヤマキリシマの名所、平治岳を目指します。昨年12月、大雪で撤退し悔しい想いをしたがかえって良かった!
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二日目、ミヤマキリシマの名所、平治岳を目指します。昨年12月、大雪で撤退し悔しい想いをしたがかえって良かった!
実際に見ると山腹がピンク色に染まっていました。多くの方がこれを見に来られるわけですね。魅力的な光景です。
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実際に見ると山腹がピンク色に染まっていました。多くの方がこれを見に来られるわけですね。魅力的な光景です。
山頂を目指して登っているその横でミヤマキリシマが優しく激励してくれているようでした。疲れを感じることなく登れました。
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山頂を目指して登っているその横でミヤマキリシマが優しく激励してくれているようでした。疲れを感じることなく登れました。
山頂付近にかけてミヤマキリシマのピンク色がより一層鮮やかに感じられました。「お見事」としか言いようがないです。
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山頂付近にかけてミヤマキリシマのピンク色がより一層鮮やかに感じられました。「お見事」としか言いようがないです。
平治岳山頂に向かう道からは九重山群、三俣山もよく見えました。宿泊した法華院温泉山荘も見えました。
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平治岳山頂に向かう道からは九重山群、三俣山もよく見えました。宿泊した法華院温泉山荘も見えました。
平治岳山頂を辞し、来た道を戻り法華院温泉山荘でデポしていた荷物を拾って北千里まで来ました。また一風変わった景観です。
平治岳山頂を辞し、来た道を戻り法華院温泉山荘でデポしていた荷物を拾って北千里まで来ました。また一風変わった景観です。
北千里浜をこれから歩いて牧ノ戸峠を目指して戻ります。真っ平な道が続いています。九重山は飽きない山です。
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北千里浜をこれから歩いて牧ノ戸峠を目指して戻ります。真っ平な道が続いています。九重山は飽きない山です。
濃霧で視界が効かない時は危険です。リングワンデリングを起こしそうです。ただ、多数のケルン、ペンキがありました。
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濃霧で視界が効かない時は危険です。リングワンデリングを起こしそうです。ただ、多数のケルン、ペンキがありました。
進行方向右手噴煙が上がっています。怖かったので急ぎ足で抜けました。この日はとても暑かった記憶があります。
進行方向右手噴煙が上がっています。怖かったので急ぎ足で抜けました。この日はとても暑かった記憶があります。
久住分れまで戻ってきました。多種多様な景観を有する九重山ともこれでお別れです。名残惜しく振り返っています。
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久住分れまで戻ってきました。多種多様な景観を有する九重山ともこれでお別れです。名残惜しく振り返っています。
沓掛山から。牧ノ戸峠に戻りレンタカーで再び福岡空港を目指します。好天に恵まれた山行になり最高でした。
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沓掛山から。牧ノ戸峠に戻りレンタカーで再び福岡空港を目指します。好天に恵まれた山行になり最高でした。

感想

2005年12月中旬、二泊三日で「阿蘇山」「祖母山」「九重山」を計画。がしかし九州はドカ雪。
「阿蘇山」はブリザード状態のなかこの日唯一動いたロープウェイに乗り中岳、高岳を無理やり歩き仙酔尾根から下山。翌日、神原から「祖母山」に登るも最後九合目から上は膝ぐらいの新雪のなかをラッセル。やっと山頂に着くも曇天で何も見えず。三日目はさらに雪が積もった「九重山」。牧ノ戸峠の駐車場に着いたときは天気は回復し快晴になっていたが久住山、中岳を目指すも沓掛山まで25分のところを1時間かかる。踏み跡もなく断念し撤退を始める。引き返しているときに福岡から来られた5人組の大ベテランの方々とすれ違う。見ると装備が全然違うことに愕然とする。この方々の後ろについて行くことも考えたが分不相応を感じる。

登り残してしまった「九重山」をどうするか・・・。
やはりミヤマキリシマの最盛期に行くしかないということで2006年の6月上旬に設定する。しかも一泊二日、法華院温泉山荘泊まりにしてミヤマキリシマの名所、平治岳にも行くことにした。

飛行機で福岡に入り、レンタカーを使って牧ノ戸峠の駐車場に停める。この時期の日曜日なので駐車場はかなりの混みようだったがなんとかスペースを確保できた。
牧ノ戸峠から沓掛山間は一般観光客の方も含めて相当の混みようであった。沓掛山に立った時は感無量であった。前回はここで撤退を決意。今回はここから先に進むことができると思うと嬉しかった。

久住山、中岳と登り、法華院温泉山荘を目指す。法華院温泉山荘は事前に入れた予約が早かったのか2階の三方向が窓の鍵付きの大きな部屋になっていた。幸運である。

二日目はいよいよミヤマキリシマの大群落の中を突き抜けて平治岳に登った。九重連山をグルッと見ることができた。そして眼下には法華院温泉山荘やテン場も見えていた。登り上がってきたことを実感する。ミヤマキリシマも咲き競うようにピンクの花を咲かせていた。

平治岳を辞し、荷物をおいていた法華院温泉山荘に戻る。少し休んで帰路に着く。帰路は北千里ヶ浜を経由して牧ノ戸峠に戻る。北千里ヶ浜は平坦な場所であったが濃霧になると道迷いを起こす可能性もある。ただし、ケルンがそこかしこにありペンキも要所に打たれていた。

前年の12月に大雪により撤退したことがかえってこのような年に一度の時期に来ることができ、そして九重山のさまざまな顔も見ることができたのは幸運以外の何ものでもない。
(2012年6月)

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