新緑と小川状態の八千穂→八柱山→雨池→麦草峠→白駒池→八千穂高原周回
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 720m
- 下り
- 716m
コースタイム
天候 | 雨(8:30頃まで)→曇り→晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ルート上の要所要所に木道があるが、濡れていて滑りやすい。雨上がりのため、全体的に滑りやすかった。 雨池〜麦草峠間は、ほぼ小川状態となっており、1か所凄い渡渉箇所になっていた。 |
写真
感想
会社から晴れた空を恨めし気に眺めていた木・金。
なんで週末になると雨なのか・・・。
しかし土曜は雨ながらプレ父の日でもあったため、実家と妻の実家の両方へ行く。
日曜日に雨は上がって晴れてくるとの予報に、それじゃ、どこか八ツでも歩こうと出かける。
妻が「八千穂高原のレンゲツツジが咲いているんじゃない?八千穂に駐めて、八柱山、雨池から麦草回って剣が峰経由で下りてこようよ。八千穂から登るの久しぶりだし。」と提案し、そうすることに。
しかし、高速は土砂降り・・・・。
八千穂高原に7時前に到着。雨は少し小止みになったものの、妻が「虫が多くて車から出たくない」と難色を示していたため、それじゃあ麦草峠に移動し、そこからニュウ経由天狗かどこかを歩くか、と麦草峠まで移動。
しかし、ここでカッパ来ていざ歩きだそうとしたところ、横殴りの土砂降りの大雨。妻が、「下の八千穂の方がこんなに酷くなかった。歩いているうちに止むでしょう」と言い出し、またもや八千穂に逆戻り。
と右往左往しているうちに、出だしの林道が見つからないなあ〜と呑気に500m程国道を下ってしまい、戻るハメに。八千穂に停めたのは9年ぶりだから仕方ないかとも思うが出発前にドタバタし過ぎ。
ということで、到着から2時間後の8:50にようやく歩きだす。うーん、こんな時間からでは帰りの渋滞が心配。。。
不幸中の幸いで、ドタバタしている間に雨はすっかり止みましたが。
さて、気を取り直して出発。大石川林道は前より幅が広くなった気がする。気のせいか?途中、単独男性の方が二方向に分かれた分岐で立ち止まっており、「どっちですかね?」と聞かれたが、前はこんな分岐無かったよなあ??と思う。
その方と妻がおしゃべりしながら歩いていたら本当の登山口がありました。
ここから八柱山まで、前回は、「全然人は歩いていません」という感じの笹がすごいルートだったように記憶しているが、すっかり笹は刈り払われていて歩きやすくなっていた。登山者も増えているようだ。
八柱山とにゅうは、北ヤツで冨士山が見えるスポットであるが今日は勿論見えず。
新緑が綺麗であった。ここから雨池に下りる道は苔むした森のプロムナード。
雨池はいつ来ても好きなところ。雪原で凍っていても、水不足で干上がっていても、水量並々で道にまで溢れているときも、いつもそれなりに味がある。
でも、一番思い出に残っているのは、水辺でおにぎり食べていた時に突如現れた可愛いオコジョ!あろうことかストックをかじられたのである。
と、思い出に浸っているうちに晴れ間も出てきた。
ここから麦草はそれこそ何度となく歩いているルートであるが、さすがに昨日からの雨続きで木道は滑る滑る。まだ、坪庭から来る人も少ないので木道には苔も生えていて本当に滑る。
そして、木道が終わると麦草まではほぼ「小川と化した道」をずっーと歩くことになった。暑いけどカッパ履いたままで正解。
途中、いつも何てことなく通り過ぎている箇所がものすごい渡渉箇所になっていた!水量もあるし、岩が苔苔状態で、いかにも「滑ってください」と言わんばかり。
妻は早速滑って片足を見事にドボン!!
しかし、「冷たくないから大丈夫!」と元気に這いあがってきました。
何とか渡渉を終えるもその後も麦草までずっと「小川とともに」は続く。
最後はもう妻もドボンして自棄になったのか「春の小川はさらさら行くよ〜♪」と歌いまくっていた。
麦草ヒュッテはなぜか会員になっており、冬の定宿?にしているところ。しかし、この冬は妻の怪我により冬山一切断念していたため寄れなかった。
しかし、ヒュッテのトクちゃんさんは憶えていて下さったのでとても嬉しかった。
美味しい山菜ソバとおでんを食べて、すっかりのんびりしてしまったが、八千穂まで下りなきゃならない。
車道を歩いた方が早いような気もしたが、やはり車道は好きではないので、白駒池経由の登山道を進む。
そして、それまで殆ど人に遭わなかったのに、白駒池には大量の観光客がいたのでビックリ!!
すっかり雨も上がって日も差しているので、「カッパ履いたまま、ザックカバーつけたまま、スパッツドロドロ」の敗残兵みたいなスタイルで通過するのは気恥ずかしかった。
青苔荘の先から再度人のいない「信濃路自然歩道」に入ってホッとする。
剣が峰から先は実に気持ちのよい新緑と左手の崖から吹きあがる風が心地よい。迷いやすかったところも目印が多く付いていて迷うところなし。最後はスキー場のゲレンデを下るが、このゲレンデがお花畑になっていた。
お花を踏まないよう気をつけて歩いていたが、そのうち本当にお花だらけになってしまって足の踏み場が無い状態に。
車道に出て橋を渡れば駐車場に戻る。
レンゲツツジはまだ咲き始め、という感じであったが、結果として(雨が降っているときに右往左往していたため)歩いている間は雨に降られることはなく、新緑も堪能できて楽しかった。
(妻が横から覗きこんで「八千穂のレンゲツツジの写真が無いよ!」とのたまう。確かに出だしで撮ったのですが、載せ忘れました・・・。)
コメント
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八千穂高原、周遊お疲れ様でした。
前半は色々あったようですが?後半は晴れて良かったですね。爽やかな高原です。雨池は北横岳から見た事があるだけなので行ってみたいです。麦草ヒュッテの会員なのですか?さすが常連さん。
なんか週末になると雨で、私は少しくらいの雨なら出掛けたいのですが隊員が「晴れの日でないと行かない」と言うわがままな(自称、晴れ女…って当たり前やん!)人なので全然どこにも行けてません。
本当に週末になると雨で困りますね
(今日は平日ですが台風きてますけど・・・)
隊員さんの「晴れ女」ってイイですね
晴れの日しか行かなければ確かに晴天率100%!!
小生も雨は好きではありません。
どちらかというと妻の方が「雨でも行こう」と言い出します
八千穂のレンゲツツジ、いいですね、いつか見に行きたいと思ってます。
でも、取り合えず今はガシガシ歩く方を優先してみます。
このところ、中々皆さんのレコを拝見できなかったのですが、
すっかり夏用バージョンで虫対策も完璧ですね。
私、先週の講習会は別として雪山ばかり追いかけまわしていたので
これからいきなり夏バージョンに転換できるかちょっと不安です、なんだかオーバーヒートしそうで。
そう云えば、大天荘の小屋明けが近くなりましたね。
6月30日は余程の天気にならない限り、大天荘に宿泊予定です。
今のところ、ヤマレコユーザーさん3人ほど一緒に登る予定です。
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