毛木平-甲武信岳-十文字峠【千曲川源流とシャクナゲと苔】
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,337m
- 下り
- 1,338m
コースタイム
-9:10/9:20三宝山-10:10尻岩-11:55/12:30十文字小屋-13:40毛木平駐車場
天候 | 小雨→大雨→晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・深夜3時時点で7台 ・下山時の14時には満車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
三宝山前後:若干アイスバーンが残っていたが、今週中に消えると思われる 尻岩→大山の岩場:初心者は下りでは使わない方がいいかも。しかも今日みたいな雨中・雨後は危険 温泉(?)はヘルシーパークかわかみ 安い! http://www.vill.kawakami.nagano.jp/shisetu/01_healthypark.html |
写真
感想
雨です。
晴れ男のためなかなか雨にあたる事がありませんでした。
普通の人は雨ともなると山歩きを敬遠する人がほとんどでしょうが、
雨の時こそ本当の山の姿を実感できます。
シェルを叩く雨音を聞きながら、雨にぬれて元気になった木々や花・苔を
ゆっくり楽しめるのに。。。みんなもったいない。
本日は午前中雨で午後から晴れる予報。
どこに行こうか自分の頭の中のヤマデータベースをフル稼働。
(仕事もそんな風にやれよという突っ込みが聞こえてくる)
「雨→苔→北八ツ」がまず思い浮かんだが、もう一つ、
今の時期に最盛期を迎えている「シャクナゲ」が見たい!
(これは言うまでもなくdoppo634さんに触発されたものです)
雨・苔・シャクナゲときたらもうこれしかない。
「毛木平からの甲武信岳周遊」
おまけにこのコースには千曲川の水源地もある!
3時に毛木平に着いたがその時点で7台。
シャクナゲの時期の日曜日としては考えられない。
やっぱり雨の日は避けるものなのでしょうか。
毛木平〜甲武信岳周回は、時計回りと反時計回りが考えられるが、
日差しの降り注ぐ中でシャクナゲが見たかったから、反時計回りを選択。
源流コースは整備されていて迷う箇所は無し。
増水が懸念されたが全く問題なかった。
よく考えてみると、ここは最上流。
降った直後に水かさは減り始めると考えてよい?
甲武信岳までは、恐らく甲武信小屋前泊の数グループとすれ違っただけで、誰にも出逢わなかった。
途中猛スピードで下ってくる方がいたが、よくよく見ると甲武信小屋のチーフ、北爪さんであった。
大きな荷物を背負われて、自ら歩荷でしょうか。本当に頭が下がります。
千曲川源流辺りから雨の勢いがかなり凄い事に。甲武信山頂は暴風雨。
雨も好きだけど、山頂からはやっぱり景色が見たいものです。
三宝山〜武信白岩山〜大山は結構なハードコース。
特に今日のような雨上がりは、下りでは使うべきではないでしょう。
何度かヒヤっとさせられた。
この辺りのシャクナゲはまだ完全な蕾状態。7月上旬から中旬くらいでしょうか。
十文字小屋はシャクナゲに埋め尽くされていた。
この時期は大混雑のはずなのに、小屋前には3グループのみ。
静かなシャクナゲ観賞を満喫。
水滴を身にまとったシャクナゲはいつも以上に綺麗に感じられた。
雨の山、おススメですよ。
〜インプレ〜
今回、雨を楽しみにしていた理由はもう一つあった。
最近購入した、finetrackのエバーブレスフォトン。こいつを試してみたかった。
素直に感想を書かせてもらう。
・一番売りにしているストレッチ性:
130%延びるらしいが、そんなに延ばす場面にはまず遭遇しないだろう。
110%でいいからあと15,000円安くしてほしい。
・透湿性:
同社のドライレイヤーとベースレイヤーを併用したが、やはり透湿性には限界が。
どのメーカーも謳っている「内部はサラサラ」、が本当に存在するならば、
是非教えて下さい。着心地としては今までのどんなレインウェアよりも良かった。
・パンツ:
サイドのファスナーが途中までしか下がらない。
メーカーは「ストレッチ性があるから登山靴を履いたままでもスムーズに着脱できる」、
といってるが、泥だらけの登山靴でやろうとしたら大変なことに。
裾まで下ろしてほしい。
・耐久性:
帰ってから確認したが、擦れて毛羽だっている箇所が1ヶ所。
黒ずんでいて洗っても取れない箇所が2ヶ所。
どちらもシャクナゲのトンネルをくぐる時に出来たものだろうけど、
生地の耐久性には疑問を感じた。
コメント
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Kazu405さん こんばんわ
晴れ男のKazu405さんが雨用のコースをお持ちとは意外です
森も苔もシャクナゲも とても綺麗です
雨が似合ういいコースですね
自分は雨との付き合いが苦手なのですが、前回のハイクで少し見直しました。
雨中のハイクは素敵なルートもありますが、ヒドいルートは苦行になり〜
コース設定が晴れの日以上に重要ですね
Kazu405さんにインスパイアされたハイクが続いていたので、
今回逆に私が少し触発できたことはとても嬉しく思います
でわ、また
doppo634さん、こんばんは。
良いアイデアをありがとうございました。
雨の山は本当の自然の美しさを感じられてすごく好きです。
2400m級の頂上は暴風雨でかなりヤバイ状況でしたが・・・
装備の大切さも改めて感じた一日でした。
次は雨のブナ林を歩きたいと思っています
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