御池から歩いて入る尾瀬 温泉小屋で時間切れ

2012年06月17日(日) [日帰り]

• GPS: 07:58
• 距離: 14.6km
• 登り: 488m
• 下り: 489m

コースタイム

8:35 御池駐車場 - 10:26 天神田代 - 10:40 うらひうちはし - 13:12 元湯山荘 - 14:58 うらひうちはし - 15:15 天神田代 - 16:40 御池駐車場
撮影枚数：421枚

天候

朝のうち雨で9:00過ぎまで降ったりやんだりしていました。
その後、日中くもり時々晴れ。
気温は最高20℃くらいで、夕方に冷え込んで15℃前後。
さらに少し風が出て来て寒いくらいでした。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

ミズバショウの季節が終わりかけている上に前日からの雨とあって、駐車場はガラガラでした。

コース状況／危険箇所等

【危険箇所】
雨によって木道がかなり滑りやすい状況になっていました。
場所によっては横に傾斜しているため、余計に転倒しやすくなっていて本当に危険でした。
（私も1年ぶりくらいにコケました(^^;）

【登山ポスト】
今回のルートにはありませんでした。

【トイレ】
御池と温泉小屋にあります。
御池はウォシュレット付きの水洗です。
温泉小屋も水洗です。

【下山後のお楽しみ】
本当は檜枝岐で蕎麦を食べるつもりでしたが、下山が遅くなったので地元近くの壬生SAでイチゴミックスソフトを頂きました。

写真

6/19 0:59

この辺りの木道はバリアフリー化されています。左から来るスロープは駐車場に続いています。

6/19 0:59

雨の中、レインウェアを着て歩くのは久しぶり。やっぱり蒸し暑いですねー

6/19 0:59

木道の行き着く先はこの湿原（御池田代）。雨が降っていて先が見通せませんがすでに尾瀬の雰囲気です。

6/19 0:59

湿原に入ってすぐに出迎えてくれたのはリュウキンカです。鮮やかな黄色が目を惹きます。

6/19 0:59

雨が降るとサンカヨウの花びらは水を吸って？透明になってしまう。なんとも儚い雰囲気があります。

6/19 0:59

オオカメノキはアジサイに似ているので雨が似合うような！？

6/19 0:59

毎回、白い花を付けるミヤマエンレイソウを探しているんですが、いつも見つけるのは普通のエンレイソウのみです。

6/19 1:02

雨がずいぶん小降りになってきました。止むのはもうすぐ！？

6/19 0:59

ムラサキヤシオはちょうど見頃でした。ツボミに付いた水滴を通して、別のツボミが写っているのが面白くてこの写真をアップしてみました。

6/19 0:59

タムシバです。
（豆しば〜♪というCMを思い出すのは私だけ？）

6/19 0:59

燧ヶ岳の山頂が見えるようになってきました。もう天気は回復です。

6/19 0:59

遠くにはまだ雪が残った山々が見えます。何という山だろう？

6/19 0:59

小さな池塘に小さめのミズバショウが映っていました。この日見た最小のミズバショウは包の大きさが4cmくらいでした。

6/19 0:59

タテヤマリンドウが開き始めました。もう今日は天気の崩れはないでしょう。

6/19 1:00

さっそくレインウェアを脱ぎました。

6/19 0:59

ここまで2時間弱。けっこうかかりました(^^;

6/19 0:59

ゴゼンタチバナはまだまだ。あと数日はかかりますね。

6/19 0:59

うらひうちはし。平仮名だけで書くとどこで区切ったら良いのやら？（笑）

6/19 0:59

この日は木道が滑りまくりでかなり苦労させられました。すれ違う人に泥まみれの人もかなり多かったです。

6/19 0:59

尾瀬のユキザサは3種類あるそうです。ブナ林の中で見られるのはこの普通のユキザサです。

6/19 0:59

やっとトガクシショウマの咲く場所までやってきました。全体を撮るとこんな感じです。

6/19 0:59

花を下からアップしてみました。斜面に咲いているので下から覗きやすいです。

6/19 0:59

この日、数回しか日差しが無かったんですが、トガクシショウマを撮り始めたらタイミング良く光が射してきました。

6/19 1:00

ちょっと引いてみるとこんな感じです。

6/19 1:00

ツバメオモトも初めて見た花です。
白く小さめの花ですが、ブナ林ではよく目立ちます。

6/19 0:59

まだマイヅルソウの季節には早いらしく、こんな感じの花しか見つけることが出来ませんでした。

6/19 0:59

そうこうしてるうちに元湯山荘が見えて来ました。予定より遅れ気味なので、ここで昼食にして元来た道を戻ることにしました。

6/19 1:00

元湯山荘のすぐ近くに鹿が現れました。尾瀬でも駆除対象になっているはずですが、意外とのんびりしています。

6/19 1:02

温泉小屋の前に広がる湿原で記念撮影です。鹿がいたので嫁さんは鹿のポーズ？！

6/19 1:00

カントウタンポポかな？元湯山荘のすぐそばで見つけました。というか、たくさん咲いてました。

6/19 0:59

ツボスミレは普通に見られる種ですね。

6/19 0:59

オオバキスミレも初めて見た花です。

6/19 0:59

木の幹にたくさんのコブが出来ていました。

6/19 0:59

小さなツクバネソウがたくさん咲いていて、尾瀬では小さいのが普通なのかな？と、思っていたら、ちょっと奥に普通のサイズのものがありました。

6/19 0:59

ツルリンドウの実です。今が実の季節だったんでしたっけ？

6/19 0:59

沢を渡る場所があります。足場が滑るので注意しないとずぶ濡れですね。

6/19 0:59

ノウゴウイチゴの花が咲いていました。さらによーく見ると葉の下にイチゴが実っているのが見えます。

6/19 0:59

野鳥発見！
・・・なんだ。カラスか(-_-)

6/19 0:59

枯れ木の先から小さな木が生えてきていました。生命力を感じますね。

6/19 0:59

今度こそ野鳥発見！
キビタキです。黒とオレンジのカラフルな鳥なんですが、森の中で声しか聞こえないんですよねー

6/19 1:00

ミヤマカタバミもたくさん咲いていました。

6/19 0:59

登山道とムラサキヤシオです。この下をくぐって・・・というほど、枝が大きくないのが残念です。

6/19 0:59

普通のモウセンゴケです。ナガバノモウセンゴケは尾瀬ヶ原まで行かないと見られないのかな？

6/19 0:59

イワナシも咲いていましたが、沼山峠からのルートより数はありませんでした。

6/19 0:59

ヒメシャクナゲも見頃まであと数日。といっても小さ過ぎて目立ちませんが。

6/19 0:59

ショウジョウバカマもそろそろ終わりですね。

6/19 0:59

チングルマはこれから。ツボミもたくさんあったので、しばらく楽しませてくれそうです。

6/19 1:00

尾瀬のイワカガミは他の山地と比べてとても背が低いし花の付き方も違うように感じます。
もしかしたら別種？と、思っていたらコイワカガミでした。

6/19 1:00

ミネザクラも最後の1枝でした。

6/19 1:20

サンカヨウの群生です。こんなにたくさん咲いているなんて！

6/19 1:00

ミツバオウレンも負けじとたくさん咲いていました。面白い花の形なのでけっこう好きです。

6/19 1:00

朝はまだ花開いていなかったコバイケイソウも帰りには1本だけ咲いていました。

6/19 1:04

御池の到着。本当に1日楽しませてもらいました。

6/19 0:58

帰りがけに壬生ハイウェイパークで苺ミックスソフトを頂きました。苺の果汁がしっかり入っているのに\250とリーズナブルで、しかもずっしりと重いなんて、とてもお得です。
もちろん、かなり美味しいです。

撮影機器：

COOLPIX S9100 NIKON

GR DIGITAL 3 RICOH

NIKON D200 NIKON CORPORATION

NIKON D5000 NIKON CORPORATION

感想

tszk

朝まで雨が残るけれど、9時以降はあがるという予報を信じて尾瀬に行って来ました。
結果は天気予報どおり。
普段当たらない天気予報ですが、今回ばかりは当たって本当に良かった！
もし、雨の中をずーっとレインウェア着て歩いていたらと思うと・・・全く楽しめない1日になっていたことでしょうね。

今回採ったルートですが、御池から燧裏林道を通って温泉小屋、見晴まで行ければと思ったのですが、いろいろあって温泉小屋まででUターンしました。
やっぱり濡れた木道だったり、珍しい花がたくさん咲いていたりすると進みが遅くてダメですね（笑）

で、その花ですが、いくつか初めて見ることの出来た花があります。
燧裏林道ということで、知っている方はアレか〜と、思い当たるんじゃないでしょうか。

そうです。幻の花といわれるトガクシショウマです。
環境省レッドデータ―ブック絶滅危惧�粁爐忙慊蠅気譟¬樵阿陵獲茲箸覆辰晋猶�山ではすでにほとんど見ることが出来なくなってしまったそうです。
それがこの季節に尾瀬で見ることが出来ると聞いたら雨でも行かざるを得ないでしょうね〜
と、いいつつ、この日がダメだったら諦めて来年にしようと思ってましたが(^^;

そんな感じでトガクシショウマ以外にも、ツバメオモト、サンカヨウなどもたくさん見られ、満足度が高い1日となったのでした。