鳥海山 強風とガスガスならも小さな秋見つけた

2019年09月01日(日) [日帰り]

• GPS: 08:04
• 距離: 16.6km
• 登り: 1,398m
• 下り: 1,392m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:15
• 休憩: 1:44
• 合計: 7:59

距離 16.6km 登り 1,398m 下り 1,399m

4:32 鉾立
4:38 4:39 鉾立展望台
5:25 5:26 賽の河原
5:54 5:59 御浜小屋
6:11 御田ヶ原
6:20 6:21 御田ヶ原分岐
6:38 6:40 七五三掛
6:45 6:54 外輪山・千蛇谷分岐
8:00 8:30 御室
8:42 9:09 鳥海山
9:31 9:33 七高山
9:52 9:55 行者岳
10:01 10:02 伏拝岳
10:21 10:24 文珠岳
10:40 10:46 外輪山・千蛇谷分岐
10:52 10:55 七五三掛
11:07 御田ヶ原分岐
11:18 御田ヶ原
11:28 11:33 御浜小屋
11:49 11:50 賽の河原
12:23 12:25 鉾立展望台
12:28 12:30 鉾立
12:31 ゴール地点

天候

曇りのち雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

鉾立の駐車場は広く、トイレは夜間も使用可。

コース状況／危険箇所等

<鉾立〜七五三掛>　整備された石を敷き詰めたルート。雨でも滑りにくい。
<七五三掛〜千蛇谷コース>　谷に降りるまでが少し急だが、その後は歩きやすいルート。
<新山周辺>　大きな岩が積み重なった場所で、落石、滑落の恐れあり。
<外輪山コース>　北側は谷に切れ込んでおり、転落に注意。

写真

9/1 4:32

真っ暗+ガスガスでようやく見つけた登山口。4：30出発〜

9/1 4:54

歩き出して次第に明るくなった空は時折青空も覗くが・・・

9/1 4:59

僅かに赤く染まる雲も次の瞬間にはガスガス

9/1 5:16

まあ、足元はいいので快調に進んでいける。

9/1 5:24

賽の河原にて　やっぱりガスガス

9/1 5:28

一瞬の晴れ間の間にカメラを構えるも、シャッターを切るタイミングにはガスガス

9/1 6:15

リンドウの季節〜

9/1 6:20

御田ヶ原分岐まで来たが・・・

9/1 6:22

一向に晴れる気配なし。でもちらちら咲く花を見ながらなので、足取りは快調〜

9/1 6:22

おぁ〜　ちょっと見通しがよくなった。

9/1 6:32

ニッコウキスゲ？がまだ咲いていた。
このあたりも花が多いねぇ〜

9/1 6:33

一面の黄色い花？

9/1 6:35

と、思ったら、草紅葉だった。イワイチョウが早くも紅葉しているようだ。

9/1 6:36

こうしてみると花畑みたいだ。

9/1 6:37

秋雨前線の影響か、この付近では気温が低かったのだろう。
秋の訪れを体感した。

9/1 6:39

七五三掛けまで来たが、お楽しみの展望はダメだった。

9/1 6:52

千蛇ヶ谷へと降りていく。

9/1 6:54

谷には残雪が。

9/1 6:56

真夏ならば涼しくて気持ちいいんだろうけど。

9/1 6:57

今日は寒々と感じる。

9/1 6:58

この雪が解ける前に新雪が降ることだろうか。

9/1 7:01

今日一番の青空！

9/1 7:02

山頂が見える？　いやダメだ。

9/1 7:24

あともう少し

9/1 7:29

ここにも小さな秋が始まっている。

9/1 7:38

雌株のイワベンケイは赤色だ

9/1 7:50

このまま晴れてほしい〜

9/1 8:04

千蛇谷を見下ろす。

9/1 8:09

鳥海山大物井忌神社へ

9/1 8:37

新山へと向かう。今にも崩れそうな岩がごろごろと。

9/1 8:42

切り通しへと下っていく。

9/1 8:43

意外と大きな切れ込みだ。

9/1 8:50

真っ白な中、山頂へ。

9/1 8:50

なんにも見えません。

9/1 9:18

外輪山へのブリッジにも残雪が残る。

9/1 9:31

イワキキョウが咲いている。

9/1 9:32

七高山でもガスガス

9/1 10:27

文殊岳　爆風が吹き荒れていた。

9/1 10:33

一瞬のガスの晴れ間に見通せた景色。ここでも草紅葉が。

9/1 10:33

這松と草紅葉〜

9/1 10:44

七五三掛けへと戻ってきた。

9/1 10:44

天気が良ければここから大展望なんだが・・・・

9/1 11:03

ちょっと気分転換　ハクサンフウロ〜

9/1 11:11

晴れていればご機嫌ルートなんです。

9/1 11:15

この下には鳥海湖が見えるんだが・・・　

撮影機器：

Canon PowerShot G5 X Canon

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

tekapo

鳥海山は過去に3度登っているが、
それは晩秋、厳冬期、残雪期と、
まだ花の咲く時期には登ったことがなかった。
花の百名山でもある鳥海山を見頃をだいぶ外れたとはいえ、
まだ幾分かの花は見れるだろうと、車を走らせた。

天気予報は晴れ予想に期待をするが・・・・
薄明るくなった登山道から見える景色は見事なガスガス。
おまけに登るにつれて、風も強くなり、まるで展望は楽しめないようだ。

でも、足元に咲く花は、まだ夏の名残を残しており、
ハクサンイチゲ、ハクサンフウロ、イワキキョウなど
少ないながらも高山植物を眺めながらの歩きは楽しいもんだ。
その中にリンドウも目立つように咲いており、
季節は秋を感じさせる。

扇子森辺りで、一面が黄色い花が咲いていると一瞬思ったその光景は、
イワイチョウの草紅葉であった。
このところの秋雨前線による低温で、早くも紅葉が進んだのだろうか。

新山、外輪山では爆風に近い風が吹き荒れて、
おまけに雨も強くなったりともう諦めの境地だった。
それでも3年前に見た、秋の外輪山の景色を頭に描きながら、
瞑想登山を続けて、歩みを進めるのであった。

東北の山の中でも一番ともいえるほど好きな鳥海山。
今日は日本海に面する厳しい自然の一端を私に見せてくれたのだろう。
これでまた、この山へ来る理由が出来たのであった。
次への想いは、初夏の花に包まれる頃へ、また。