燧ヶ岳 この日は尾瀬を選んで正解でした!
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- GPS
- 06:13
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 899m
- 下り
- 1,100m
コースタイム
歩行時間 4時間43分、行動時間 6時間5分
標準コースタイム 7時間0分
天候 | 晴れ 周辺の山々には雲も |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
最寄りの西那須野塩原ICから一般道を100km |
コース状況/ 危険箇所等 |
●沼山峠〜尾瀬沼東岸 全て木道。危険箇所なし。 ●尾瀬沼東岸〜ミノブチ岳 最後のみやや急坂だが危険箇所はなし。何箇所か雪渓歩きますが、斜度ないので問題なし。 ●ミノブチ岳〜俎 若干の岩登り。 ●俎堯措念濁 残雪期は雪渓が残っていて、芝安瑤悗療个蠅牢躙韻任后この日僕が見た人は全員途中で引き返していました。登るならやや薮をかき分け気味に行った方がいいと思います。 ●俎堯膳沢田代 8割形雪渓の上を歩きます。グリセードで下りましたが、結構急なのでやや危険かと思います。 ●熊沢田代〜尾瀬御池 一部木道。危険箇所はないと思います。 |
写真
感想
さて梅雨の合間を狙って尾瀬の燧ヶ岳へ。
前日の21時から寝始めて1時半まで4時間半の睡眠を取ろうとしますが、暑くて中々寝付けず結局2時間睡眠で午前2時半に出発。
尾瀬御池までは240km。うち110kmが一般道と詰んでいました。
西那須野塩原ICで降りてからの一般道100kmは大変でした。途中でコンビニに寄ろうと思っていたのですが、西那須野塩原IC付近を過ぎた後は結局御池まで一つも24時間営業のコンビニがありませんでした。
結局ノーストップで運転して3時間少々で御池に到着。コンビニに寄れなかったので朝食も昼食もありません。完全に準備不足でしたが、この程度の距離なら非常食で何とか乗り切れるだろうと妄想して朝食はカロリーメイト半箱分で済ませました。
御池で6時発のシャトルバスに乗り込みましたが、乗客が僕以外にいなかったので20分間待つことになりました。その後続々御池に車が到着し、乗客も10人くらいとなったところで出発。沼山峠には6時40分に到着しました。
沼山峠から尾瀬沼まではサクサク。早朝は雲がかかっているように見えましたが、僕が歩き始めた頃には尾瀬もよく晴れてきていました。
当初はナデツ窪ルートで燧ヶ岳に登る予定でいましたが、大江湿原から燧ヶ岳を見てやめました。ナデツ窪ルートには大部分で雪渓が残っていそうです。この日の僕の装備では登れそうにありません。
そんなわけで長く緩やかな長英新道で燧ヶ岳に登ることとしました。しかし、これは長いw 結構登ってきたつもりでも標高200mくらいしか稼げていなかったりしました。
そんな長英新道も次第に傾斜を増していくとまもなくミノブチ岳へ至ります。ミノブチ岳からは尾瀬沼と日光連山がよく見えました。尾瀬は至仏山までよく晴れています。
ミノブチ岳から俎瑤泙任麓禊海隆篥个蝓P撕瑤砲4人の登山者がいましたが、そのうちおじさん2人組は倉敷から来たといっていて驚きました。彼らは今日で山行3日目らしく、やはり今日来て正解だよ!と言われました。本当にそう思います。俎瑤ら間近に見る会津駒ヶ岳は威厳がありました。
さて、目指す芝安瑤悗賄个衒屬靴任寮齋未療个蠅大変そうです。実際苦戦しました。おじさん2人組も付いて来ましたが、やはり途中で引き返しているようでした。それで正解だと思います。
芝安瑤砲楼貎佑療仍骸圓いました。彼は僕がミノブチ岳にいたときからずっと山頂で景色を楽しんでいました。
芝安瑤らは眼下に尾瀬ヶ原と至仏山、そして上越国境の山々がよく見えました。ただ平ヶ岳を除いては上越国境の山々の山頂は概ね雲に覆われているように見えました。やはりこの日は燧ヶ岳を選んで正解でした。
芝安瑤らの下りは登りより更に危険でした。登りでは利用した雪渓も下りでは極力利用しないで行きました。
俎瑤ら熊沢田代までは8割形雪渓が残っていましたのでグリセードして下りました。ただし、ここも危険箇所がいくつかあるので要注意です。
しかし、熊沢田代までは右膝も違和感程度で済んでいたのですが、熊沢田代辺りで完全に痛み始めました。ここからは完全にコースタイム通りでしか下れませんでした。
尾瀬御池には13時前に戻ってきました。取り敢えずお腹が空いたので食堂で昼食です。結局この日下山するまでにはカロリーメイト一箱とゼリー300g、水300mL程度しか消費しませんでした。謎の燃費です。
帰りも運転が大変でしたが、深夜でなければやっているコンビニは多数あったので休み休みしながら西那須野塩原ICまでの一般道100kmを運転しました。
コメント
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Evergreenさん、こんにちは、
尾瀬、やっぱり良いですね。天気も良くって何よりです
ところで断念した人ばかりとの事ですが、どの位の装備なんでしょうか?皆さんピッケル無、アイゼン無とか?持っても軽アイゼンだけとかでしょうか?
もう今年、この残雪期に尾瀬に行く事は有りませんが、皆さん、どの位の装備なのかな〜と思いまして。来年の参考にしたいと思います。
Futaroさん
膝は全然ですね。丹沢のときほど痛むようなことはありませんが、やはり下り始めるとすぐに死にます。
ピッケルはおろか軽アイゼンもいらないと思いますよ。勿論この雪渓を直登するつもりならあった方がいいでしょうが、その必要はありませんので。
燧ケ岳の日帰り山行大変でしたね
でも、自分もそうですが行く価値は十分にあった思います
雪もこの1ヶ月でかなり無くなったようですが、まだ柴安瑤砲
しつこく残っているんですね
無事に登れてなによりでしたが、ここは尾瀬なので特に柴安瑤寮磴
外れて植生があるところへのルート取りは控えた方が良いと思います。
ちょっと写真を拝見していて気になったのでコメントさせて頂きました。
お気を悪くなされたらすいませんm( _ _ )m
takamoさん
そうですね。どうでもいいところで積極的に避けるのはまずいかと思います。僕は核心部5m程度のみ、植生があるところに入らせて頂きました。この間草木を踏んづけたりはしていないので、いいのかなと思っていたのですが、それでもできれば入らない方がいいですよね。
しかし、そこまで危険を冒して自然へのダメージに危険に見合っただけの差のないルートを取ることに意味があるのかと思っているので、個人的にこの部分はこのルート取りでよかったと考えております。
というよりはこの5m間のためだけに前爪のあるアイゼンとピッケルを持ち歩く人がいるでしょうか。もし持ち歩くのが常識なのでしたら申し訳ないのですが、やはりこのように雪が微妙に残っている時期が装備に一番困る時期ですよね・・。
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