一切経山〜東吾妻山→西吾妻山 クルマ移動で両山制覇
- GPS
- 08:59
- 距離
- 28.2km
- 登り
- 1,236m
- 下り
- 994m
コースタイム
5:29浄土平駐車場 -6:05酸ヶ平 -6:37一切経山 -7:07酸ヶ平 -<鎌沼経由> -7:26姥ヶ原登山口 -7:54東吾妻山山頂 -8:23姥ヶ原登山口 -<東へ下山> -9:01浄土平駐車場
2.クルマで移動 所要時間 約1時間30分
磐梯吾妻スカイラインで土湯峠、磐梯吾妻レークラインで秋元湖・小野川湖を経由して檜原湖へ。そこから米沢猪苗代線を北上し白布温泉へ
3.西吾妻山 <総所要時間 4時間45分、歩行時間 3時間2分>
10:40ロープウェイ湯元駅 -<3つのリフトを乗り継ぐ> -11:27登山口 - 11:48かもしか/人形石分岐 - 12:24天狗岩/吾妻神社 -12:36西吾妻小屋(無人・避難小屋) -12:47西吾妻山山頂 -13:02天狗岩/吾妻神社 -13:32大凹で休憩 13:44 -13:54かもしか/人形石分岐 -14:01人形石 -14:29登山口 -<リフト・ロープウェイ> -15:25ロープウェイ湯元駅
天候 | 晴れ (雲多い) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
<東吾妻> 浄土平駐車場 舗装されており大きい 現在無料 天文台裏の未舗装の駐車場に止めている方もいた (こちらのほうが登山口近くまで行ける) <西吾妻> 天元台ロープウェイ駐車場 無料 ロープウェイ乗り場の奥と手前にある ロープウェイは毎時0/20/40分発 リフトは随時運行 |
コース状況/ 危険箇所等 |
1.一切経山+東吾妻山 <危険個所> ・酸ヶ平から一切経山までの尾根は途中からさえぎるものがなくなり、西からの強い風に吹きさらしになり、途中での着衣は難しい。注意! ・東吾妻山の登山道は開始早々、雪解けのためか?登山道ならぬ登山川のようになっている 危険というより濡れます ・また、そのため滑りやすいところが多い ・途中から残雪が増え、溶け始めているせいか、ところどころ踏みぬきます ・姥ヶ原登山口から直接 浄土平に下山する道。途中までは木道だが、後半、急でぬかるんだ土の滑りやすい道になる <登山ポスト> 浄土平ビジターセンター前 および 登山口に入ってすぐにももう一つ 2.クルマでの移動 特別注意するようなところはないが、カーブが連続する山道をひたすら走るので、疲れて集中力が途切れると危ない個所は多い が、迷うようなところはほとんどない 3.西吾妻山 <危険個所> ・全体の2-3割が残雪歩きですが、アイゼンは必要ない(と思います。登山中、アイゼンを使用していたのはみたとこ約30人中1人だけでした) ・私が個人的に迷ったのは、天狗石/吾妻神社から山頂と小屋への分岐。地図で見ると3つに分岐しているようだが、梵天岩から開けた天狗石に出ると正面に神社を見て左にUターンするように山頂への登山道が続く ・人形石から登山口(リフト最終駅)の間、ロープウェイに同乗した3組が全員、ちょうど中間くらいで道を見失い迷った。。。。と盛り上がった われわれ3組の話をまとめると、リボンに従って歩いてきて、ちょうど中間くらいまで来たところでちょっと開ける。太い木があってリボンが付いているのだが、その先の踏み跡がない。。というか、悩んだ跡がたくさんある 結局はその木のせいで見えないが、真下のほうに正しいルートと踏み跡があった。。というのが正解のよう <登山ルート> ロープウェイのチケット売り場の方は、他のところへの下山ルートはまだまだ雪が多く、厳しいようで、向かった方もかなり戻ってこられている。。とのこと チケット販売のための営業トークか?本当か? <登山ポスト> 気がつきませんでしたが、ロープウェイのアナウンスでは登山届を出してくださいと放送していましたので、ロープウェイ駅付近にあるものと思います |
写真
感想
先日、磐梯山と安達太良山を登り、福島の山の穏やかさと険しさの両面を見て、すっかり魅力に取りつかれた。もちろん山麓の温泉の良さも特筆!
今回の計画のはじめ、一切経山+東吾妻山+吾妻小富士 → 西吾妻 が一日でできないか?と考えてみた。
ちょっと無理なようだ。。
やはり東側と西側で別々に一日ずつか。。
そこに、前泊というアイディアがわいた!
吾妻小富士だけでも周っておけばできないか?
(この前泊にともなう日曜日の行動は別途ログあり)
浄土平には吾妻小屋という山小屋があることに福島県に入る直前で気付いた!
さっそく電話してみたのだが、代わりの方が、オーナーの方と連絡がつかないので、今日営業しているか?わからない。。とのこと
無人小屋としては素泊まりならできるといわれ、とりあえず、食事がない状況を考え、夕飯と朝食を買い込んで突撃してみた。。。
が、残念ながら状況は最悪。
小屋はオーナー不在で無人。かぎもかかっており、素泊まりも×
テントの方だろうか?クルマが2台入ってきている。。うらやましい。。
というわけで約45分かけて激しいカーブの続くスカイラインを福島市街まで下り、宿泊。翌朝、また上がることとなった
<計画>
あまり慌ただしくならないように、朝を早めに5:30スタートを予定
遅くなって6時になったとしても10時には東吾妻山から下山
クルマでの移動に2時間かかったとしても12時にはロープウェイ着
そうすれば、コースタイムでいうと西吾妻の最終リフトの下山時刻16時には間に合う。最悪16時に遅れてもスキー場を歩くだけなら19時の日没までなら十分平気
というのが、今回の計画
<感想>
1.一切経山
素晴らしい五色沼の眺望だった
前日に非情にも見れなかった蔵王のお釜を彷彿とさせる素敵な形
そしてその先に続いていく吾妻山の山々
今回、縦走はできないが、いずれ挑戦したい
とはいえ、とにかく朝一番だけに風も冷たい上に遮るものが何もない
吹き飛ばされそうになりながら、沼を見下ろしたのだった
2.東吾妻山
前日にお会いした方に、「東吾妻は川だった」という話を聞いたのだが、まさに川を歩いているような登山道
靴が3分の1くらいもぐってしまうので、岩を選んで歩くのが続く。。と、そこに今度は雪と赤土。。
いろいろと苦労しているうちにふと木々を抜け、視界が開けるとあっという間に山頂
残念ながら 安達太良方面、磐梯山方面は見えなかった
前回の安達太良も霧の中。昨日も今日も特にその方面は雲がかかっている。
智恵子さんのほんとうの空。。はいつのことになるのか。。
が!これから目指そうという西吾妻の山頂(ちょっと雲がかかった)とその直下の雪渓はよく見え、否応なしに行く気満々!
東吾妻山より一切経山のほうが印象に強く残った
3.西吾妻山
一番驚いたのは山頂には全く眺望がないこと
人形石や梵天岩が一番のビューポイントだろう!
次に驚いたのは 山の高さ約2000mのちょっと上に雲があり、ギリギリ吾妻山連峰(っていうのか?)が美しく見渡せたこと
そして、移動したせいでスタートが遅かったのが幸いし、下山を開始した大凹あたりで青空がどんどん増えてきたこと
リフトを降りて話した最初に話した下山済みの方は「霧が濃くて何も見えませんでした。。」と言っていたので、遅出でちょっと得して申し訳ないような気が。。
右手前に中吾妻、奥の東吾妻から一切経山。そしてひだりに東大巓とつづく峰々
ロープウェイでちょっと来ただけでこんな運上の世界に出会えて得した気分でした
福島の山
絶対、また近いうちに来たいとおもいます!
ありがとうございました
初めてコメントさせていただきます。
レコ拝見させていただきました。
というか先日の安達太良山のレコ大いに参考にさせていただき似たようなルートを無事歩いてきました。
それに、今回の東+西吾妻は、私は丁度この間を歩いた恰好になるので、自分が歩けなかった両横綱をそれも快晴の日に歩かれるレコに眼が釘付けになりました。
福島の山はいいですよね。私も今回が初めてでしたがとても印象に残るいい山行ができました。
また素晴らしいアイデアとレコを読ませてください。
はじめまして
ちょうど私が歩いた両端とShuMaeさんの中央部
足したらぴったり吾妻山全部ですね
今回、いずれ縦走もしたいと思ったので、今回のShuMaeさんのログも参考にさせていただきます
他のログも見せていただき、楽しく山歩きをしたいと思います
コメントありがとうございました
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