エセ「Sea To Summit」と18きっぷの旅 (^^;)

2019年09月03日(火) ~ 2019年09月07日(土)

• GPS: 104:00
• 距離: 34.7km
• 登り: 3,805m
• 下り: 2,418m

天候

9/3：曇り
9/4：曇→豪雨→曇
9/5：曇→晴→曇
9/6：快晴
9/7：快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

■栂海新道登山口の最寄り駅はえちごトキめき鉄道の親不知駅
　親不知駅から徒歩で約1:30。タクシーで約0:15(約2,200円/深夜)
・[最終便1] 糸魚川発22:44→親不知着22:56
・[最終便2] 泊発23:26→親不知着23:38
・[タクシー]糸魚川タクシー：025-552-0818

コース状況／危険箇所等

有名な登山道なのでよく踏まれており、夜中でも迷うことはありません。
危険箇所もなし。

写真

9/3 5:39

先日閲覧した日記に「ザックの重量」の記載が有り、頑張って軽量化してみた。
水無しで19.5kgまで落とせた！
3泊/4日分で水込み22.5kgなら上出来だと思う(^o^)

9/3 5:44

最寄り駅にて始発待ち

9/3 8:29

なごや駅に到着！
中央本線に乗り換えます。

9/3 9:48

中津川駅で乗り換えます。

9/3 9:49

9/3 12:39

松本駅です。
駅ナカにあるコンビニで普通の弁当購入後、駅弁売場を発見！
少し悲しくなりました…(T_T)

9/3 12:39

買わないけど次回の備忘録用に一応メニューを撮影

9/3 12:40

9/3 12:42

松本駅7番のりばの松本電鉄 新島々行きです。

9/3 12:43

9/3 12:47

大糸線に乗る為6番のりばへ移動すると、お蕎麦屋さんが有ります。
あいにく臨時休業で今日はお休み。

9/3 12:47

これも次回の備忘録用に撮影。

9/3 12:48

こんな感じです(^^)

9/3 15:38

南小谷行きの車内運賃モニターです。
なぜ撮影したかと云うと、17番が欠番になっていることに気づき、もしや滅多に停車しない幻の駅かも…と憶測して。。。
目を凝らして車窓から覗いていると「ヤナバスキー場前」駅というのを見つけました！

9/3 16:16

南小谷駅に到着！
今度はこの電車で糸魚川まで進みます。
ここまでに7回乗換え、JRではこれが最後の乗換えです。
あぁ〜シンド〜(@_@)

9/3 16:16

ありゃりゃ待機位置を通り越していきました。
皆さん移動します。
大糸線は電化されているようですが、走っている列車はディーゼルのようです。

9/3 17:21

糸魚川駅に到着。
時刻はもう17:20です。

9/3 17:22

9/3 17:26

糸魚川からはえちごトキめき鉄道(旧北陸本線)に乗りふたつ先にある親不知駅で降車です。

9/3 17:26

この時間に親不知に着いても何も有りませんので、決行時間がくるまで、糸魚川にて夕食と休憩します。

9/3 17:37

駅舎はまだ新しいです。
多分新幹線導入後に建替えたのでしょうね〜
新幹線改札口側に7・11が有りますが小さいうえにPM8時で閉店です。

9/3 17:56

糸魚川駅のアルプス口(南口)です。
新しい駅舎前にレンガ壁が建っています。
多分、旧駅舎の外壁入口だったのでしょうね。
モニュメントとして残しているようです。

9/3 18:52

糸魚川駅から日本海へ歩いて行けるようなので行ってみます。
R8号大町交差点を渡ると展望台があるようです。

9/3 18:54

横断地下道に掲示されていた観光看板です。
展望台からは灯台ぐらいしか視認できませんでした。

9/3 20:59

最終便の1本前の泊行きに乗ります。

9/3 21:13

親不知に到着。
電車が走り去って行きました。。。。

9/3 21:13

駅にひとりぽつねん…。
寂しさと不安だけが残ります。

9/3 21:13

9/3 21:14

9/3 21:14

駅舎

9/3 21:15

駅舎と駅名看板

9/3 21:16

駅舎入口
かっこいい駅名なので看板文字も武田双雲作ぐらいのモノにして欲しい(^_-)

9/3 21:55

当初は親不知駅より徒歩で登山口まで向かうつもりでしたが、R8号のトラック交通量が案外多いので危険回避のためタクシーにしました。

9/3 21:55

R8号の途中までは歩道がついていますが、後半は有りません。
一番怖いところはスノーシェルターのところです。
路側帯が狭くしかも蛇行しているので、お昼でも危なそうです。

9/3 21:56

出発までまだ時間があるので、周辺を撮影します。

9/3 21:57

ボケてますが、登山口前に立つ親不知観光ホテルです。
ホテル横にはWC付の駐車場が有り、その奥に海岸へ下る階段がついています。

9/3 21:58

ひと通り撮影後、ホテル前を通過してウェストン像の建つ休憩舎で休みます。

9/3 23:38

休憩舎は真っ暗闇の中にあり、海からの風が強く、時折泣くような風の唸りが聞こえます。隣には像も立っていてヒジョ〜に怖いです。
少し早いですが、登山口前まで戻ってきました。

9/3 23:40

R8号前の登山口付近でヘッデン点けたオヤジが一定範囲をウロついていると変態不審者として通報されそうなので、そろそろ出発します。。。

9/3 23:40

鉄階段を上がって、早速間違い右側へ進んでしまいます。^^;
この看板の裏側を通過するように、階段通過後は左へ折れます。

9/3 23:51

途中の標識柱。

9/4 1:28

入道山とかいう山みたいです。

9/4 1:42

約2時間ゆっくり進んで、二本松峠に出ました。

9/4 1:42

9/4 1:42

栂海新道に交差するように山道がついています。

9/4 2:15

次の峠(林道出合)まできました。

9/4 2:16

この峠の名称は不明です。
疲れたので、舗装路に寝転がって休みます。
ヘッデンOFFにすると真っ暗闇でコワいです。

9/4 2:16

対面には赤い鉄階段がついています。
これを登って行きます。

9/4 2:41

約30分休憩し、再スタートします。

9/4 3:37

約1時間後、尻高山に到達。
この辺りから空がゴロゴロ言いだし、ポツポツ降り出してきた〜！

9/4 3:37

約1時間後、尻高山に到達。
この辺りから空がゴロゴロ言いだし、ポツポツ降り出してきた〜！

9/4 4:43

酒田峠付近ではいよいよ本降りに近づいてきたので、カッパを着る。

9/4 4:44

9/4 6:12

カッパを着てる意味すらないような豪雨に遭い、前進ビチョビチョ…(-_-;)
靴の内部や前掛けバッグ(防水型)の内部にまで浸透している。

9/4 6:12

金時の頭手前辺りでようやく小康状態に…。
水場が濁水になってないか心配…。

9/4 6:28

持参水は1.5ℓで、もう枯渇状態。
シキ割りの水場で給水するが、案の定濁水になっていた…。
でもこれを補給しないと先へは進めないので、3.0ℓ補給する。

9/4 7:47

9/4 8:43

9/4 8:43

9/4 8:43

9/4 9:06

9/4 9:12

9:15頃、白鳥小屋に到着。
取りあえずここで濡れた衣服を着替え休憩する。
翌日の行程も長いので、栂海山荘まで到達しておきたい。

9/4 13:15

…のはずが、相当疲れていたようで爆睡してしまう！
起きたら13:00を廻っていた！！　ど〜しょう〜(汗)
栂海山荘まで約3〜4hかかる。
14時スタートしても17〜18時着なので、仕方なくここで泊する。

9/4 18:16

白鳥小屋の上手(かみて)に白鳥山の看板あり。
小屋は山頂に建ってる訳やね。

9/5 4:24

夜中1:00に白鳥小屋を発つが体調がすぐれない…。
お腹を壊して力が入らず、疲労蓄積のためか足取りも重い。

9/5 5:19

それでも牛歩の如くノロい足取りでも、少しでも前に進めていく。

9/5 5:20

あ！！　正面遠くに栂海山荘が目視できる！
まだ遠いけど、取りあえずあそこまでがんばろ〜！

9/5 6:42

ほんの少しだけど近づいたかな…。

9/5 7:16

栂海山荘到着ぅ〜〜
ちょっと休憩させて貰います。
2:30程休憩し、ご飯も食べたら回復してきましたので、更に進んでみます。

9/5 10:13

栂海山荘から少し進むと「栂海新道」開拓者の碑が建っています。

9/5 10:15

栂海新道のシンドイところは登山口から吹上のコルまで完全に稜線をトレースしている事です。

9/5 10:15

ですから何度も小ピークを昇降して、乗り越えていかないとダメなんですね…。

9/5 10:18

犬ヶ岳に到着しました。
もう10時を廻っています。

9/5 11:02

11:00北又の水場まで進みました。
ここで給水しないと前進も後退もできません。

9/5 11:02

3.0ℓ給水します。
またザックが重たくなって肩に食い込みます。

9/5 11:10

美味しいお水です。
タオルに冷たい水を吸水させて、それで頭を冷やします。

山と高原地図に掲載されている場所少しズレています。
ちょうど画像の鞍部に看板があり、西へ下った先にあります。

9/5 13:16

さわがに山です。
おとぎ話に出てきそうな、かわいい山名で癒やされます。

9/5 13:16

頭上ではまた雨雲が張り出してきています。
もう豪雨は勘弁して欲しい。。。

9/5 13:16

頭上ではまた雨雲が張り出してきています。
もう豪雨は勘弁して欲しい。。。

9/5 14:43

鞍部にある文子ノ池。
なぜか看板は反転している。

9/5 14:43

9/5 14:44

池の際に僅かなスペースがありました。
ツェルト1張りならいけそうですが、池からの流出溝の横手にあるので雨の日は注意。

9/5 15:34

黒岩山です。

9/5 15:34

明るいうちに朝日小屋まで到達は到底ムリです。
早朝に朝日岳へ到着するつもりで長休憩を取りながら、夜通し歩きます。

9/5 17:10

黒岩平到着。
看板前に大きなベンチが2脚。
ここで長休憩します。

9/5 17:10

ベンチは体を横にすることができるので、助かります。
疲労回復する度合いが着座姿勢と伏臥姿勢とでは雲泥の差です。

9/6 3:08

アヤメ平と言うところです。
黒岩平付近から大きな高山植物帯が拡がっており、夏場はたくさんの花が咲き乱れていたのでしょうねぇ〜

9/6 4:24

長栂山の際辺りだと思うのですが、日本海側が拓けて海岸線と街の灯がきれいに見えます。

9/6 4:38

東の空が白み始めてきました。

9/6 4:53

赤く染まりだし、山のシルエットがきれいです。

9/6 4:53

赤く染まりだし、山のシルエットがきれいです。

9/6 4:54

9/6 5:06

9/6 5:06

夕焼けモード撮影したため白飛びしてます。

9/6 5:28

イイ時間帯に到着できました〜〜(^_^)v

9/6 5:28

さてと…今後どうするか思案します。。。
この時間から朝日小屋に向かっても仕方ないし、ほとんど寝てないので白馬岳まで行く体力も気力もありません。。。

9/6 6:26

とりあえず、空身で朝日岳へ登りながらどっちへ向かうか思案。

9/6 6:27

9/6 6:28

そうや！蓮華温泉へ下るルートって歩いた事無いし、そっち方面へいってみよう！

9/6 9:31

…と、下ったもののこのコース意外に長距離でシンドイ
(>_<)

9/6 11:45

正午前にやっとこさ「白高地沢橋」まで辿り着くが、ヘロヘロです〜。

9/6 11:46

荷を降ろして休憩。
まだだいぶあるので、気力を回復させる。

9/6 11:55

水の残量が少ないので、チビリチビリ飲む。
蓮華温泉まで補給できないので注意せねば…

9/6 11:56

白高地沢を通過後、もうひとつ瀬戸川を越えて行くのですが、そこから蓮華温泉までは地獄のルートでした(*_*)
詳細は日記で…

撮影機器：

DMC-TZ40 Panasonic

iPhone X Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ×2 ソフトシェル ズボン×2 登山靴下×3 グローブ 防寒着 ダウンジャケット 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え(パンツ×3 Ｔシャツ×2) 登山靴 サンダル ザック ザックカバー 行動食(400g) ドライフーズ(4食) サッポロ一番味噌ラーメン×2 ペットボトル(500cc×2) ハイドレーション(2000cc) ガスカートリッジ×2 コンロ コッヘル クッカー 風よけ ライター 地図(地形図) ヘッドランプ 予備電池(ヘッデン用×1 デジカメ用×2 スマホ･タブ用×2 カム用×4 単3×3 単4×3) 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 時計 サングラス 老眼鏡 タオル×5 ツェルト マット ストック ナイフ デジカメ ポール テントマット 携帯トイレ ウェットティッシュ お菓子 飴ちゃん アクションカム(一式)

備考

親不知側から栂海新道を往くのはホントしんどいです。。。
荷がそれなりに重いので夜中から出発し、余裕を持たせたつもりが、途中体調不良でピッチダウン。
それでも何とか朝日岳までは行きたいので頑張ってみました。(笑)

朝日岳以降は蓮華温泉へ下るも、このルートがまた超変態系サディスティックルートで、蓮華温泉到達時には思わず嗚咽が漏れちゃいました(^^;)

コメント

陰陽師

追記
なぜ「エセSeaToSummit」と云うと…
正式には親不知海岸まで下降して正規の海抜0mから始めないといけないのに、栂海新道登山口から始めたため厳密にはSeaになりません。
つまりニセモノSea To Summit って事です(^_^;)